パーソナルトルーパー

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パーソナルトルーパーは、テレビゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する、本ゲームで独自に設定されたリアルロボットスーパーロボット型軍用ロボットの架空の兵種呼称の一部。略称はPT

目次

[編集] 概要

プレイヤーの感情移入や、ストーリー上の矛盾点を解消するなどの目的で登場するが、このPT自体のメカとしての設定も練り込まれており、近年ではこのPTのほか「特機」と呼ばれるメカやAM(アーマードモジュール)などのオリジナルメカが一堂に会し、このメカのみでストーリーを構築した『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』シリーズも人気を博している。

デザイン的には、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するモビルスーツに近い(一部のPTはガンダムシリーズでモビルスーツのデザインを行なった大河原邦男カトキハジメによってデザインされている)。

元がゲームキャラクターの一部であるがために、ゲーム性に伴う機能が多く設定されているのが特徴。汎用量産型に相当するPTには特に特徴はないが、作品中のメインキャラクターが搭乗するプロトタイプ的なPTには様々なオプションが設定されている。「念動フィールド」「グラビティ・テリトリー」などの特殊防御エネルギー力場を備えた物や、重力兵器、架空の絶大なパワーソースを持つ兵器など、様々な設定でプレイヤーを楽しませてくれている。

『OG』世界におけるPTとは、異星人が保有すると思われる、10m以上の多脚型機動兵器や人型機動兵に対抗するための対異星人用人型機動兵器に、連邦軍が与えたコードネームのことを指す。

人型である理由としては、異星人が人型兵器を保有しているという理由のほか、手持ちの武器を換装することによりあらゆる事態に対応できる人型こそ究極の汎用性を有した形状であり、量より質を追求することで人的物的損失を抑える、という理由付けが成されている。

新西暦179年におけるメテオ3の落下から年内のうちに、連邦軍はマオ・インダストリー社を含む複数の重機メーカーにPTの開発を打診し、必要なスペックを提示した。その水準は以下の通り厳しいものとなっている。

  1. 人型であり四肢を持つ。マニピュレーターによる武装の換装が可能。
  2. 人型に近い挙動と反応速度。
  3. 外部からの供給に頼らず、内部動力のみで長時間の作戦行動が可能。
  4. 被弾後も作戦行動を継続できるだけの機体耐久性をもつ。
  5. 全長20メートル前後および総重量80トン以下。

これはメテオ3より得られた異星人の兵器を基準としたものであり、互角以上に渡り合う上で最低限必須とされた性能であった。このスペックの実現のため、軍から各社へEOTが極秘扱いで提供されており、結果、マオ・インダストリーのゲシュペンストが各社との競作に勝利した。このことからもわかる通り、PTとはマオ社がつけた名称ではなく、競作を経て勝ち取った名称といえる。

PTの試作機はLとRの2機、または3機製造される例が多い。特に3機製造される場合、末機はテスト仕様の機体となるのが通例。

なお、詳細は不明だが、『OG』にてタスク・シングウジ、リオ・メイロン、クスハ・ミズハは、PTパイロットに転向した際に伍長から曹長へ昇進(クスハのみ元階級は不明)したことから、PTパイロットは曹長以上の階級でなければならないようである。

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注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 採用技術

[編集] TC-OS

PTの標準装備であるOSの略称。正式名称は「戦術的動作思考型OS」(Tactical Cybernetics Operating System)。最小の操作で、OSがあらかじめ登録されているモーションから適切なものを選択し動作に移すようになっており、操作の簡易性が増しパイロットの負担が大きく軽減された。カーク・ハミルの発案により開発され、基本的なモーションをマオ社スタッフが、より多種多様な実戦的モーションが特殊戦技教導隊でそれぞれ作成された。

[編集] 核融合ジェネレーター

標準的なPTに搭載されている小型の核融合式動力炉。PT開発当時から既に核融合発電発電所や艦船の動力として用いられていたが、PTに搭載可能なサイズが存在しなかったため、マオ社による試行錯誤の末に小型化に成功した。

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[編集] 主なパーソナルトルーパー

[編集] ゲシュペンストシリーズ

詳細は「ゲシュペンスト」を参照

  • PTX-001 ゲシュペンスト・タイプR
  • PTX-002 ゲシュペンスト・タイプS
  • PTX-003 ゲシュペンスト・タイプT
  • PTX-007 ゲシュペンストMk-II
  • RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
  • ゲシュペンストMk-III
  • ゲシュペンスト・ハーケン

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[編集] ヒュッケバインシリーズ

詳細は「ヒュッケバイン」を参照

  • PTX-005 ビルトシュバイン
  • RTX-008 ヒュッケバイン
  • RTX-009 ヒュッケバイン
  • RTX-010 ヒュッケバインMk-II
  • RPT-010 量産型ヒュッケバインMk-II
  • ベルゲルミル
  • RTX-011 ヒュッケバインMk-III

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[編集] ATX計画

詳細は「ATX計画」を参照

  • PTX-003C アルトアイゼン
    • PTX-003-SP1 アルトアイゼン・リーゼ
  • PTX-007-03C ヴァイスリッター
    • PTX-007-UN ライン・ヴァイスリッター
  • PTX-015L/R ビルトビルガー
  • PTX-016L/R ビルトファルケン

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[編集] SRX計画

詳細は「SRX計画」を参照

  • R-1
    • R-1改
  • R-2
    • R-2パワード
  • R-3
    • R-3パワード
  • SRX
    • DiSRX ディスアールエックス
    • バンプレイオス
  • R-GUN
    • R-GUNパワード

[編集] RXR計画

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[編集] ART-1

諸元
ART-1
ADVANCED REAL PERSONAL TROOPER TEST TYPE-1
形式番号 ART-1
分類 人型
所属 地球連邦軍極東支部SRXチーム
開発 ロバート・H・オオミヤ
カーク・ハミル
製造 地球連邦軍極東支部
生産形態 試作機
全高 19.8 m
重量 52.8 t
装甲材質 ゾル・オリハルコニウム
武装 バルカン
コールドメタルブレード
ブーステッド・ライフルH
HG・リボルヴァー
チェンソートンファー
シールド
必殺技 T-LINKブレードナックル
T-LINKクラッシュソード
天上天下念動連撃拳
MMI T-LINKシステム
乗員人数 1人
搭乗者 リュウセイ・ダテ
マイ・コバヤシ
ART-ウイング
ART-WING
分類 戦闘機
ホーミングミサイル
HG・リボルヴァーキャノン
ART-1(ADVANCED REAL PERSONAL TROOPER TEST TYPE-1)
『OGS』から登場。「アートワン」と読む。レイオスプランの一つ「RXR計画」で開発された試作型PT。R-1のみでなく、ヒュッケバインMk-IIIのデータも基にされているため、外見はヒュッケバインタイプに近い。R-1の後継機的な機体であるが試作機のさらなる試作機という扱いであり、合体機能は持っていない。ART-ウィングに変形可能。
搭乗可能なパイロットはリュウセイ・マイ・ヴィレッタの3人だがヴィレッタは念動力がないためT-LINKブレードナックル、T-LINKクラッシュソードが使用不能になる。また、『OG外伝』ではマイ専用の合体攻撃「天上天下念動連撃拳」が追加された。マイは本機への搭乗が決まったときリュウセイのR-1と「おそろいだ」と喜んでいた。

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[編集] 試作機

[編集] ビルトラプター

【Wild Raubtier = 独語で「野生の猛禽」「野生の小型肉食恐竜」】

諸元
ビルトラプター
WILDRAUBTIER
形式番号 PTX-006L / R
分類 人型
所属 地球連邦軍
開発 カーク・ハミル
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 17.9m
重量 55.1t
武装 コールドメタルナイフ
ハイパー・ビームライフル
乗員人数 1人
搭乗者 キョウスケ・ナンブ
リュウセイ・ダテ
ラトゥーニ・スゥボータ
フライヤーモード
空対空ホーミングミサイル
空対地ホーミングミサイル
低空垂直爆弾
アンダー・キャノン
OG / OG2……初の可変型PT。高い空戦能力を有するが、開発時には変形に耐えられない欠陥があった。にもかかわらず、タイプLは極東基地でハンスの陰謀によりキョウスケをパイロットとして空中変形を敢行。失敗し大破したため、マオ社に戻されタイプRのパーツを流用して修理・改善された。そのため、タイプRは登録抹消されゲームには登場しない。変形機構のノウハウはR-1に引き継がれた。修復時には頭部にR-1用高性能センサーのプロトタイプが搭載されたほか、腕部と腰部にセンサーが増設されている。ちなみに、ゲームではゲシュペンストMk-II・TT(リュウセイ機)の改造を引き継ぐ。ゲームシステムの都合上、PT時にハイパー・ビームライフルを装備してなくてもフライヤー形態でアンダー・キャノンが使用可能。
『OG2』ではED間際に会話の中で登場するのみだが、『OGS』では、OG2編でも途中で使用可能となり、またハイパー・ビームライフルは固定武装となった(『OG外伝』ではさらに改造が共通となっている)。


[編集] シュッツバルト

【Schutz Wald = 独語で「保安林防風林、防護林」】

諸元
シュッツバルト
SCHUTZWALD
形式番号 PTX-004-01 / 02 / 03
分類 人型
所属 地球連邦軍
開発 カーク・ハミル
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 20.4 m
重量 86.1 t
動力源 核融合ジェネレーター
武装 バルカン
マシンキャノン
ツイン・ビームカノン
M950マシンガン(DW)
乗員人数 1人
搭乗者 ラーダ・バイラバン
ライディース・F・ブランシュタイン
機体概要
OG / OG2……ゲシュペンストの弱点として連邦軍より指摘された装甲の薄さと固定武装の貧弱さを克服するため、ゲシュペンストをベースとして開発された砲撃戦用PT。重装甲を施され、両肩に固定武装としてツイン・ビームカノンをもつ。支援機としての有効性こそ認められたものの、生産性・整備性が悪い上、操縦も難しい欠点があった。連邦軍が求めるのは汎用性の高いPTであったため、3機の試作機のみで生産は打ち止めとなったが、設計思想はR-2に受け継がれた。L5戦役では、1号機(カラーは黄色)はSRXチームに送られてライが運用し、2号機(カラーは白色)はラーダによって運用された。その後、1号機はマオ社がインスペクターに襲撃された際に破棄されそうになったが、ラーダによって輸送機脱出の時間稼ぎをするために運用され、無事にマオ社から引き上げられた。なお3号機やOG2以降における2号機の所在は不明である。

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[編集] アルブレード

[編集] アルブレード

【R Blade = 英語で「Rの刃」】
諸元
アルブレード
ARBLADE
形式番号 PTX-014-01 / 02 / 03
分類 人型
所属 地球連邦軍極東支部SRXチーム
開発 カーク・ハミル
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 量産試作機
全高 18.2 m
重量 45.8 t
武装 バルカン
G・リボルヴァー
G・レールガン
ブレード・トンファー(3号機)
乗員人数 1人
搭乗者 リュウセイ・ダテ
ライディース・F・ブランシュタイン
アラド・バランガ
機体概要
スーパーヒーロー作戦……ジャミラパンドンのバトルでライが2回乗る。また、地球防衛軍極東基地がETFの総攻撃を受けて陥落した際にリョウト達が脱出に使用したと語っている。
OG2……R-1の量産試作機。リュウセイが乗っているのは3号機のタイプTで、格闘戦向けにチューンされている。R-1をマオ社に取りに行くまではリュウセイがこの機体のテストを行い、R-1登場以降はリュウセイやキョウスケ、カチーナらの意見により、機体のなかったアラドが暫定的に運用した。アラド自身もブレード・トンファー使用時には「俺向きの武器」と発言する。なお、アラドに譲る形になったもののカチーナもこの機体を気に入っていたらしく、赤く塗ってやろうと考えていたらしい。『OG2』では数少ない連続攻撃ができる機体のひとつ。


[編集] アルブレード・カスタム

諸元
アルブレード・カスタム
ARBLADE CUSTOM
形式番号 PTX-014-03C
分類 人型
所属 地球連邦軍極東支部SRXチーム
開発 カーク・ハミル
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 改良機
全高 22.9 m
重量 56.8 t
武装 バルカン
G・リボルヴァー
G・レールガン
スプリット・ビームキャノン
ブレード・トンファー
乗員人数 1人
搭乗者 リュウセイ・ダテ
ライディース・F・ブランシュタイン
機体概要
第3次α……アルブレードにビルトビルガーのジャケットアーマー、テスラ・ドライブ、ビームキャノンを追加して改造した機体。R-1を失ったリュウセイが搭乗する。初起動時はOSが未完成であったことから、フォローのためにライも同乗している。結果的に下記のエルシュナイデ(エルアインス)と同等の武装となったことから、そのデータが何らかの形で転用されているものと思われる。翼状のパーツはテスラ・ドライブを内蔵したウィング・バインダーであり、フレキシブル・アームによって背部から接続されている。またブレイク・フィールドによるシールド効果も期待できる。当初はART-1を出す予定だったが、ART-1は『OGS』への登場が決定したため、その代替として当機体を登場させることになった[1]。なお、改造前のアルブレードはグレーの塗装だったが、改造後のアルブレード・カスタムはビルトビルガーに合わせたのか白と青の鮮やかな塗装が施されている。そのため、コトブキヤから発売されたプラモデルでは、パーツを外して元のアルブレードを組む場合、塗装の必要がある。
武装
G・リボルヴァー
R-1のものと同等。
G・レールガン
R-1のブーステッド・ライフルの廉価版ともいえる武装だが、性能的には引けを取らない。カスタムが携行するものは改良型であり、従来型の砲身をロングバレルに、マガジンをドラムタイプにそれぞれ換装し、射程距離と装弾数が向上している。
スプリット・ビームキャノン
背部のジャケット・アーマーに収納されているビーム砲。集束モードとバースト(散弾)モードの2種で使用可能だが、作中ではバーストモードのみ使用できる。
ブレード・トンファー
ゾル・オリハルコニウム製。リュウセイの戦闘スタイルに合わせて開発されている。


[編集] エルシュナイデ

【R Schneider = 独語で「Rの刃」】
OG2……アルブレードの正式量産機。アルブレードにテスラ・ドライブとビームキャノンを持たせる計画らしい。まだ、マオ社で骨組みを作っている最中である。エルアインス登場時にイルムもしくはリュウセイがこの機体の存在を明かし、そして「まだ存在していない機体」であるという事実も同時に明かされる。マオ社にいるリョウトによると、この機体の設計データが漏洩したことは無いはずとのこと。

[編集] エルアインス

【R Eins = 独語で そのまま「R-1」 あるいは「Rと同じ一つの存在」】

諸元
エルアインス
ER EINS
形式番号 RPT-014
分類 人型
所属 ノイエDC
シャドウミラー
製造 シャドウミラー
生産形態 量産機
全高 19.2 m
重量 50,9 t
武装 バルカン砲
G・リボルヴァー
G・レールガン
ツイン・ビームカノン
グラビトン・ランチャー(アーチボルド機のみ)
乗員人数 1人
搭乗者 アーチボルド・グリムズ
オウカ・ナギサ
ユウキ・ジェグナン
リルカーラ・ボーグナイン
OG2……「こちら側の世界」では存在しないはずのエルシュナイデに極めて酷似した機体。その正体はシャドウミラーによって「あちら側の世界」から持ち込まれた、アルブレードの正式量産機である。「あちら側の世界」では暴走事故の影響で、ヒュッケバインの後継機開発が数機の試作機に留まっているため、量産型ゲシュペンストMk-IIに次ぐ量産機として正式採用された。極めて高い運動性と長射程、テスラ・ドライブによる飛行機能をもつ優秀な兵器として完成しており、現状ではPT-X構想の到達点に最も近い機体である。なお、両肩のツイン・ビームカノンはビーム属性ではない。また、アーチボルド搭乗機のみグラビトン・ランチャーを所持している。なお、『OGクロニクル』では「エル・アインス」と中点が付けられている(下記のかちこみ鉄砲玉カスタムは『OGクロニクル』の解説の名称に従う)。
エル・アインスかちこみ鉄砲玉カスタム
OGクロニクル……SRXを捕獲するためにエキドナ・イーサッキが用意したエルアインスを改造した機体。主な変更点としては、四肢を重機用の鉤爪型のものに換装し、全身の装甲を可能な限り排除している。これらの改造は、合体シークエンス中(ヴァリアブル・フォーメーション発動中)のSRXに取り付き自爆するためだけに施されており、その状態のSRXに追随出来るだけの機動性を誇る。しかし、その代償としてパイロットはGに耐えられずに圧死してしまうため、ドーピングした洗脳兵を搭乗させていた。腹部にコンピュータウイルスを仕込んだスプレッドニードルが内蔵されており、自爆時に敵機に突き刺さるようになっている。

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[編集] その他

詳細は「グルンガスト#グルンガスト弐式」を参照

  • グルンガスト弐式



[編集] 脚注

  1. ^ 「電撃スパロボ! Vol.5」78頁