グルンガスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グルンガストとは、バンプレストのコンピュータゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する、バンプレストオリジナルの架空のスーパーロボットである。
目次 |
[編集] 概要
『第4次スーパーロボット大戦』にてスーパー系主人公機として初登場した。
テスラ・ライヒ研究所にて対異星人用に開発された特殊人型機動兵器。Gシリーズとも呼ばれる。重装甲、火力重視(胸部の光線など)と、ゲシュペンスト(Mk-II)・タイプSのコンセプトや技術が生かされている。各機専用の剣による斬撃と、変形による汎用性の高さが特徴。変形機構との兼ね合いから、胴体が小さく脚部が大きい体型も独特である。パーソナルトルーパーでは対処できない強大な敵機との戦闘を想定して設計されており、破格の出力と攻撃力を誇る。
名前の由来は「グルンと回ってガスッと変形」から[1]。グルンガストの「ガスト」は「突風」から名づけられたわけではないが、グルンガストのスペルは「GRUNGUST」であるため、突風の「ガスト」との関係がないとはいえない。戦い方からみても、突風の如く攻撃する(圧倒的な火力や武装で敵を倒す)印象を持つため、その様な意味も含まれているものと思われる。
[編集] 用語
[編集] 特機
α……いわゆるスーパーロボットの作中における総称。一般にはみられない特殊な技術が導入されており、1機のみしか建造されていない、規格外の大出力、堅牢な装甲などの特徴を持つ。
OG……「特殊人型機動兵器」の通称。特機構想(後述)のコンセプトから、特機は基本的に近接戦闘に特化した大型機となっている。また副次的要素として知的生命体に対する心理的な威圧効果も考慮されている。代表はグルンガストシリーズ。そのほか類似した機体特性をもつジガンスクードやDGG系列機、コンパチブルカイザーなども特機タイプに分類される。
[編集] 特機構想
OG……地球圏防衛委員会が計画した兵器開発構想。PTの標準的な装備である射撃武器では一般的に弾体に速度を与えることで運動エネルギーを獲得しているが、装甲や異星人特有の防御障壁(バリア)などの防御手段によっては弾速が軽減され、決定打を与えられない事態が想定された。そのような場合に備え、速度よりも巨体による大質量をもって運動エネルギーを増し、確実なダメージを与える機動兵器の開発計画が考案された。これを『特機構想』と呼び、この構想に基づいてグルンガストシリーズが開発された。EOT審議会からの圧力を回避するため、またコストよりも性能を重視した機体を開発する必要性もあり、特機の開発はEOTI機関ではなくテスラ研に依頼された。
[編集] 採用技術
[編集] プラズマ・リアクター
炉心を臨界まで稼動させることで一時的に高出力を得る事ができるプラズマ・ジェネレーターの派生型。ゲシュペンスト・タイプSやグルンガスト系列の機体に搭載されており、内蔵火器を使用する際にエネルギーを供給している。零式の艦載用核融合ジェネレーターよりも小型で、エネルギー変換効率に優れている。グルンガスト(壱式)開発時、ゲシュペンストMk-II・タイプSの改良型プラズマ・ジェネレーターのデータを元にして完成した。
[編集] TGCジョイント
グルンガスト系列機の関節部に用いられている技術。テスラ・ドライブ開発過程で前進した重力制御理論を応用し、慣性質量をコントロールすることで、数百tもの大重量がかかる関節部の負荷を軽減させており、また関節部分の駆動にも効果を発揮している。TGCジョイントの登場によって、巨躯を持ちながら実戦に耐えうる特機の開発が現実的なものとなった。
[編集] VG合金
グルンガスト(壱式)、弐式、参式の装甲に用いられている素材で、EOT解析によって開発された。活性金属の一種。「可変形状合金(Variable Geometric Alloys)」の略称。「可変形状装甲」とも呼ばれる。金属粒子レベルで分離・結合を行い、特定の信号を送ることで記憶させた形状に変化させる特殊な合金。これにより、グルンガストシリーズは形状・構造的に多少無理がある変形を可能としている。
[編集] グルンガスト零式
| グルンガスト零式 GRUNGUST TYPE-0 |
|
|---|---|
| 形式番号 | SRG-00 |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 開発 | ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ リシュウ・トウゴウ |
| 製造 | テスラ・ライヒ研究所 |
| 生産形態 | 試作機 |
| 全高 | 50.3 m |
| 重量 | 380.0 t |
| OS | TC-OS |
| 動力源 | 宇宙艦用核融合ジェネレーター プラズマ・リアクター(換装後) |
| 武装 | アーマーブレイカー ブーストナックル ハイパー・ブラスター 零式斬艦刀 |
| 必殺技 | 斬艦刀・疾風怒濤 |
| 乗員人数 | 1人 |
| 搭乗者 | ゼンガー・ゾンボルト リシュウ・トウゴウ |
- 機体概要
- 特機構想に基づき、最初に開発されたグルンガストの試作機。「零式」の読みは「ゼロシキ」ではなく「レイシキ」。剣撃戦に特化しており、巨大な実体剣「零式斬艦刀」を装備。
- PTと同様、OSはTC-OSを使用。OSに登録されたモーションパターンは接近戦、剣激戦に重点が置かれており、示現流の師範であるリシュウ・トウゴウがモーションパターンの製作を担当している。そのため、同じく示現流の使い手であるゼンガー・ゾンボルトくらいしか乗りこなすことができない。ゼンガーがダイゼンガーに乗り換えた後は操縦システムに改良を加え、リシュウの搭乗機となった。
- 動力源には宇宙航行艦のサブ・ジェネレーターに用いられていた核融合ジェネレーターを流用。背部の大推力スラスターによって単独での大気圏突破が可能である。ただし、テスラ研での解体修理でプラズマ・リアクターに換装されている。その部分を反映したのか、『OG外伝』では武器の性能が『OGS』に比べ跳ね上がっている(特に零式斬艦刀)。
- 武装
-
- ブーストナックル
- 肘から先を飛ばす、いわゆるロケットパンチ。ATS(自動追跡装置)を内蔵しており、パイロットによるコントロールも可能。大質量による攻撃というコンセプトに忠実な武装であり、以降の系列機にも採用されている。元ネタは破邪大星ダンガイオーのブーストナックル[2]。リシュウ曰く「噴射拳」。
- ハイパー・ブラスター
- 胸部から発射される熱線。重力場による仮想の砲身を構築して放射する。グルンガストのものとは違い開閉ギミックがなく、直接発射される。リシュウ曰く「超絶熱線砲」。
- 零式斬艦刀
- 機体の全高を上回る全長82mの大剣。単独での飛行が可能なほどの大量のスラスターが付いており、使用時の莫大な負荷を緩和する。性質上、切れ味よりも大質量で叩き斬ることを目的としている。『DW』等では斬撃時に刀身のスラスターを噴射させ、威力を増加させている描写がある。刃部分は単分子ブレードであり、表面を走る赤いラインは超高周波振動帯となっている。作中でも言われるように、見た目は巨大な出刃包丁。これを用いた攻撃をゼンガーとリシュウは「斬艦刀・疾風怒濤」と呼称。『Record of ATX』では「斬艦刀・大車輪」も使用したほか、その巨大さを利用し基地から射出した斬艦刀をメギロートの群れにぶつけたり、戦闘機に対する障害物として設置し激突させる等の使用法が見られた。設定画ではブロードソードと記述されているが、ブロードソードは比較的細身の片手剣。これは「幅広の剣」というイメージから来た誤用であると思われ、むしろグレートソードに近い。
- 『OG』では使用時のみ飛来するが、『OGS』では片手で携行している(ブーストナックル・ハイパー・ブラスター使用時には捨ててしまう)。GBA版では飛来した斬艦刀を保持して突撃、切り上げて(というか打ち上げて)攻撃していたが、『OGS』以降は両手で保持して突撃、大上段から叩き潰すという演出に変わった。なお、『OG外伝』ではゼンガー搭乗時のみカットインがある。
- デザイン
- カラーリングは黒と黄色を基調とする。他のグルンガストに比べ表情が険しく肩も突き出している。敵となることもあって「悪のグルンガスト」のイメージが強い(搭乗するゼンガーは「悪を断つ剣」であるが)。設定資料集等の解説では、知的生命体への心理的効果(威圧感など)を考慮した外見とされる。
- 劇中での活躍
[編集] グルンガスト
| グルンガスト(壱式) GRUNGUST |
|
|---|---|
| 形式番号 | SRG-01-1 / 2 / 3 |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 開発 | ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ |
| 製造 | テスラ・ライヒ研究所 |
| 生産形態 | ワンオフ機 |
| 全高 | 48.7 m 48.0 m(2号機) |
| 重量 | 357.0 t 356.2 t(2号機) |
| 装甲材質 | VG合金 |
| 動力源 | プラズマ・リアクター(OGシリーズ) ブラックホール機関(旧シリーズ) |
| 武装 | オメガレーザー ブレイククロス ブーストナックル ファイナルビーム / グルンガストビーム 計都羅睺剣 |
| 必殺技 | 計都羅睺剣・暗剣殺 |
| MMI | 脳波制御装置 音声入力式武器選択装置 T-LINKシステム(2号機のみ) |
| 乗員人数 | 1人 |
| 搭乗者 | イルムガルト・カザハラ リン・マオ ブルックリン・ラックフィールド ヴィレッタ・バディム アキラ・カミヤ |
| ウイングガスト | |
| 分類 | 戦闘機 |
| 武装 | ダブルオメガレーザー ビッグ・ミサイル スパイラル・アタック |
| ガストランダー | |
| 分類 | 重戦車 |
| 武装 | オメガ・キャノン ビッグ・ミサイル ドリル・アタック |
- 機体概要
- グルンガスト系の中で最も総合力に優れ、超闘士(Super Fighter)の異名を持つ。「スーパーロボット」の名に恥じない機体の開発を望むジョナサン、ロバート両博士の意向により、大型戦闘機形態(ウィングガスト)および重戦車形態(ガストランダー)への変形機能を有する。
- 先のグルンガスト零式のフレームと、マオ社から供与を受けたゲシュペンストMk-II・タイプSの動力データを元に開発された。なおマオ社に対しては動力データの返礼として、変形データのノウハウが提供された。
- 五つの頭部バリエーション(星型・獅子型・龍型・虎型・鷹型)が存在し、1、3号機には「星型」、2号機には「獅子型」が採用された。「鷹型」はグルンガスト弐式の頭部の原型となり、「龍型」「虎型」は後継機に使用される予定だったが定かではない。戦闘能力や汎用性は高いが、扱いが難しく整備性にも問題を残している。
- 2号機のみ操縦系にT-LINKシステムを使用、念動フィールドを展開可能。
- 武装
-
- オメガレーザー
- 中射程の光線。『OG』シリーズ未登場。
- ブレイククロス
- 十字手裏剣。『OG』シリーズ未登場。
- ブーストナックル
- ロケットパンチ型の攻撃。
- ファイナルビーム / グルンガストビーム
- 胸部から発射されるビーム。『OGS』では装甲が開いて内部機構が現れるギミックが追加。『第4次/S』では名称が「グルンガストビーム」で、全身からエネルギーを放射するような描写であった。機体名称を変更すると、武器名もそれに合わせ変わる。
- 計都羅睺剣(けいとらごうけん)
- 背部のウイング内に収納されている両刃の剣。名前の由来はインド神話や九曜にて吉凶を司る星、計都と羅睺から。『第○次』シリーズやGBA版では空中から剣を召喚するように描写されたが、『OGS』では設定通りにウイングから抜き出す。
- ダブルオメガレーザー
- オメガレーザーを転用。
- オメガ・キャノン
- グルンガストのバインダー部をガストランダーの主砲に用いる。全形態中、最も長射程。
- ビッグ・ミサイル
- 大型ミサイル。グルンガスト形態における脚部に収納。
- スパイラル・アタック / ドリル・アタック
- 機体を円錐状のエネルギーフィールドで覆い突撃する。フィールドの形成は後のT・ドットアレイの先駆けとして、T・ドットを用いていると思われる。
- 必殺技
- デザイン
- 機体色は1、3号機が青、2号機は朱色ベース。2号機のデザインはしばらく謎だったが、『DW』にて赤い全身と獅子型ヘッドを初披露した。また一種の形状記憶合金(VG合金)により形状そのものが変化すると言う設定から、立体物で変形させる際の障害になると思われていたが、2007年には完全変形と称して、変形後のパーツを胴体に内蔵するという独創性の高いフィギュアがスタジオ・ハーフ・アイから発売された。
- 劇中での活躍
-
- 第○次シリーズ
- スーパー系主人公を選択した場合、父親から誕生日プレゼントとして受け取る機体。本来は地球連邦成立以前に、日本のスーパーロボットに対抗するためUSAが計画していたスーパーロボットであったが、ティターンズ成立以降は計画が頓挫。その後主人公の父親が完成させた。破嵐財閥の援助を受けたこともあり、機体コンセプトはダイターン3を参考にしている。操縦系に脳波制御を使用し、武器名を叫ぶことで攻撃する。『第4次/S』では機体の名称やカラーリングを変更できたが、『F完結編』では変形シーンの映像がCGムービーで制作されたため、機体名のみ変更可能。またフルボイス化された関係で「グルンガストビーム」が「ファイナルビーム」に変更された。量産された場合のため、頭部パーツには色々なバリエーションが用意されているらしいが、実装されている様子は未確認。
- PS版『F』予約特典のドラマCDではテスラ研が襲撃された際、アキラ・カミヤ教官が搭乗し魂の叫びを見せている。
- OG(GBA版)
- 3機が存在。1号機はジョナサンがラングレー基地から極東に送りイルムが受け取る。脳波制御装置が不調のためマニュアルで操縦することになった。3号機はリンが軍を辞める際マオ社へ持って行っており、終盤にリンまたはヴィレッタが搭乗(ヒュッケバイン008Lの入手条件を満たさない場合)。1号機とは武器の性能が若干異なる。2号機は未登場で詳細不明。『OG2』には1号機のみ登場した。
- 『OG』リュウセイ編終盤に、エアロゲイターによる複製のグルンガストが出現。複製グルンガストは計都羅睺剣・暗剣殺が使えないが「壱式爆連打」という武装がある。しかし、壱式爆連打を使わせても戦闘デモが強制的にカットされてしまう。
- DW
- 諸事情により登場しないヒュッケバイン009に変わり、グルンガスト1号機が早い段階でハガネに搬入された。2号機はヒュッケバインMk-IIの代わりとしてブリットが搭乗。
- OGS
- リンかヴィレッタが乗るグルンガストが2号機に変更。3号機が登場しなくなった。『OG2』中盤に2号機を入手できる。模擬戦中に暴走する追加シナリオが存在。
[編集] グルンガスト改
| グルンガスト改 GRUNGUST CUSTOM |
|
|---|---|
| 形式番号 | SRG-01-3C |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 生産形態 | 改良機 |
| 全高 | 50.0 m |
| 重量 | 285.0 t |
| 動力源 | トロニウム・エンジン |
| 武装 | オメガレーザー 改式爆連打 ブーストナックル ファイナルビーム 計都羅睺剣 |
| 乗員人数 | 1人 |
| 搭乗者 | イルムガルト・カザハラ |
- 機体概要
- イルムによって奪取・改造されたグルンガスト3号機。通称ブラック。
- 動力源はトロニウム・エンジンに換装され、グラビコンシステムも搭載。変形機構は廃止されたが飛行可能。
- 弐式のフレームを流用しており、外観は黒いグルンガスト弐式。弐式の戦闘アニメ流用の都合で計都羅睺剣・暗剣殺がオミットされ、代わりに改式爆連打が追加、普通の計都羅睺剣が最強武器となっている。
[編集] グルンガスト弐式
| グルンガスト弐式 GRUNGUST TYPE-2 |
|
|---|---|
| 形式番号 | SRG-02-1 / 2 / 3 |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 開発 | ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ |
| 製造 | テスラ・ライヒ研究所 |
| 生産形態 | 量産試作機 |
| 全高 | 50.0 m |
| 重量 | 300.0 t |
| 装甲材質 | VG合金 |
| 動力源 | プラズマ・リアクター |
| 武装 | アイソリッド・レーザー 弐式爆連打 ブーストナックル マキシ・ブラスター |
| 必殺技 | 計都瞬獄剣 |
| MMI | T-LINKシステム |
| 乗員人数 | 1人 |
| 搭乗者 | クスハ・ミズハ ブルックリン・ラックフィールド |
| Gホーク | |
| 分類 | 戦闘機 |
| 武装 | アイソリッド・レーザー スプリットミサイル スパイラル・アタック |
- 機体概要
- SRX計画で開発されたグルンガストの量産試作機。飛行形態(Gホーク)へ変形可能。
- 生産性を高めるために一部変形機構や武装がオミットされており、総合的な攻撃力は壱式よりやや劣る。扱いの難しさも解消されていないため、1号機にはT-LINKシステムを搭載、操縦補助に用いている。普通のパイロットでも操縦および全武装の使用が可能だが、念動力者が乗ることで念動フィールドを展開、防御力を上げることができる。
- バリエーションとしてトライアル用のTSR-02が存在する。
- 武装
-
- アイソリッド・レーザー
- 目から発射される光線。
- 弐式爆連打
- 連続パンチ。『OG』シリーズ未登場。
- ブーストナックル
- 他のグルンガストと違い両手同時に(作品によっては右手だけ)、張り手状態で発射される。念動力による操作も可能。
- マキシ・ブラスター
- 胸部から発射されるビーム。中距離戦用に開発されたためか、射程が比較的長い。
- 計都瞬獄剣(けいとしゅんごくけん)
- 特殊武装。剣の厚みが原子ひとつ分しかなく、空間ごと敵を両断する。柄の部分を握ると同時に刃が展開する。計都羅睺剣とDCから流出したディバインアームの技術を基に開発されている。
- スプリットミサイル
- 同名のPT用ミサイルとは形状が違うが、一部規格を統一してコストを抑えていると考えられる。
- デザイン
- 青地に黄色と白を基調とし、直線を多用したデザインで壱式よりもシャープなイメージとなっている。
- 劇中での活躍
-
- αシリーズ
- グルンガストシリーズ唯一、「準特機型パーソナルトルーパー」に分類される。スーパー系の場合、輸送機が主人公の学校に落下し偶然乗り込むことになる。コミック作品集『スーパーロボット大戦トリビュート〜α編〜』収録の「孤高の勇者(前編)」(マクロスとロンド・ベル隊が木星圏にデフォールドしてから二週間後が舞台)の中には「量産型グルンガスト コマンダー・カスタム」なる機体が登場し、南アタリア島の防衛に当たっているが、機体についての詳細は不明。
- OGシリーズ
- 『OG1』中盤から登場。イングラムがエアロゲイター側に帰還する際、クスハが乗った本機も連行した。後に敵として出現するが奪還に成功。『OGクロニクル』収録の『狡兎死して走狗煮らるか?』およびそれを元にした『OGS』のシナリオではブリットが搭乗。『OG2』のEDではタスク・シングウジが使用した。
- スーパーロボットスピリッツ小説
- ヒュッケバインMk-IIとともに、正式採用され特機タイプのPTとして少数生産された。更迭されたリュウセイが所属していた、カイ・キタムラ率いる第14PT中隊などが使用するも、メギロートにまったく歯が立たなかった。
[編集] 量産型グルンガスト弐式
| 量産型グルンガスト弐式 GRUNGUST TYPE-2 MASS PRODUCT MODEL |
|
|---|---|
| 形式番号 | RSR-02 |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 開発 | ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ |
| 製造 | テスラ・ライヒ研究所 |
| 生産形態 | 量産機 |
| 全高 | 50.0 m |
| 重量 | 261.0 t |
| 武装 | アイソリッド・レーザー 弐式爆連打 ブーストナックル マキシブラスター |
| 乗員人数 | 1人 |
| 搭乗者 | リュウセイ・ダテ |
| 量産型Gホーク | |
| 分類 | 戦闘機 |
| 武装 | スプリットミサイル スパイラルアタック |
- 機体概要
- グルンガスト弐式の量産型。計都瞬獄剣やT-LINKシステムはオミットされているが、変形機構や外観は試作機とほぼ同じ。量産型ヒュッケバインMk-IIの制式採用で量産化はされず、少数が生産されるにとどまった。
- 劇中での活躍
-
- α外伝
- 少数生産された機体が量産型ヒュッケバインMk-IIと共にムーンクレイドルに配備されていたらしく、無人の拠点防衛用兵器としてMk-IIと共に大挙して出現する。難易度が低い場合には、リュウセイの搭乗機となる。図鑑登録にはこのリュウセイ機が必要(敵の機体と戦っても、図鑑登録はされない)。
- 第○次シリーズ
- PS版『F』の初回特典ドラマCDにてグルンガストの量産計画があったことが明かされるが、大戦終結までに間に合わなかった。
[編集] グルンガスト参式
| グルンガスト参式 GRUNGUST TYPE-3 |
|
|---|---|
| 形式番号 | SRG-03-1 / 2 / 3 |
| 分類 | 人型 |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 開発 | ジョナサン・カザハラ ロバート・H・オオミヤ |
| 製造 | テスラ・ライヒ研究所 |
| 生産形態 | 試作機 |
| 全高 | 60.2 m |
| 重量 | 390.0 t |
| 装甲材質 | VG合金 |
| 動力源 | トロニウム・エンジン(1号機に予定、未搭載) |
| 武装 | アイソリッド・レーザー 参式爆連打 ドリル・ブーストナックル オメガ・ブラスター 参式斬艦刀(2号機) 参式獅子王刀(3号機) |
| 必殺技 | 斬艦刀・一文字斬り(2号機、『第2次α』) 斬艦刀・疾風怒濤(2号機、『OG2』) |
| MMI | T-LINKシステム(1、3号機) |
| 乗員人数 | 1人(2号機) 2人(1、3号機) |
| 搭乗者 | ゼンガー・ゾンボルト(2号機) ブルックリン・ラックフィールド(1、3号機) クスハ・ミズハ(1、3号機) |
| Gラプター | |
| 武装 | アイソリッド・レーザー スプリットミサイル オメガ・ビーム |
| Gバイソン | |
| 武装 | アイソリッド・レーザー ドリル・ブーストナックル ドリル・アタック |
- 機体概要
- 壱式を基に開発された新型グルンガスト。上半身を構成する大型戦闘機(Gラプター)と、下半身を構成する重戦車(Gバイソン)の分離・合体式。
- 2号機は液体金属を使用した新型の参式斬艦刀を装備。合体した形態のまま、ゼンガーが単独で操縦する。
- 武装
-
- アイソリッド・レーザー
- 目から発射される光線。
- 参式爆連打
- 連続パンチ。参式自体が使用したことはないが、パーツを流用した虎龍王が使用。
- オメガ・ブラスター
- 胸部から発射されるビーム。広範囲への攻撃が可能となっている。
- ドリル・ブーストナックル
- ドリル状の背部スラスターを腕に装着して発射する。
- 参式斬艦刀
- 通常時は日本刀型だが、液体金属で刀身を覆うことによって超大型の両手剣となる。刀身の形状はある程度の変形が可能で、攻撃の際にはククリのような形になることが多い。零式斬艦刀より取り回しが容易になったが、やはり使いこなせるパイロットがいないためか2号機のみの装備となっている。後にダイゼンガーの武器として使用されることになる。『第2次α』でこれを用いた攻撃は「斬艦刀・一文字斬り」だったが、『OG2』ではスレードゲルミルが同名の技を使うためか、零式同様「斬艦刀・疾風怒濤」と呼称するようになった。『OGS』では零式と同じ振り下ろす攻撃に演出が変更された。
- 参式獅子王刀
- 特機サイズのシシオウブレード。1号機に搭載予定だったが、1号機が龍虎王に取り込まれ消滅したため3号機に搭載された。
- デザイン
- 初出はスレードゲルミルの方が先であり、そこから逆算する形でデザインされた。スラスター部分がドリル状なのも、その影響である。
- 機体色は赤銅色を基調とし、他のグルンガストより渋い印象である。
- 劇中での活躍
- 新型でありながら『α』で出鼻を挫かれた例を始め、前座扱いされることが多い。
- αシリーズ
- 1号機は主人公の搭乗を予定していたが、素晴らしきヒィッツカラルドの襲撃を受け実戦投入前に大破した(ヒィッツカラルドの攻撃方法から真っ二つにされたと思われる)。残ったパーツは龍虎王の修復用に流用され、一部武装が引き継がれている。2号機はゼンガーと共にアースクレイドルに眠っていたが、ククルの襲撃を受け起動。ソフィアから参式斬艦刀を受け取りククルを退け、以降はアースクレイドルを離れ封印戦争に参加した。最後はククルとの戦闘で大破するが、斬艦刀はダイゼンガーに引き継がれた。未来でスレードゲルミルに変化したのはこの2号機である。3号機は未登場。
- OGシリーズ
- T-LINKシステムを搭載した1号機には、ブリットとクスハが搭乗したがペルゼイン・リヒカイトとの戦闘で大破し、龍虎王に取り込まれ消滅。特機用シシオウブレードとトロニウム・エンジンの搭載が予定されていたらしい。2号機はレーツェルによってゼンガーの元へ届けられ彼の愛機となるが、ガルガウとの戦闘で大破。斬艦刀はダイゼンガーに引き継がれた。3号機はブリットとクスハがペトロパブロフスク・カムチャツキー基地へ向かう際に与えられた。基本的には1号機と同じ仕様だが、テスラ・ドライブを搭載し飛行可能。地中潜行能力も披露し、参式獅子王刀も装備。
[編集] スレードゲルミル
詳細は「アンセスター#スレードゲルミル」を参照
[編集] 脚注
- ^ 「スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE」第9回OPクイズより
- ^ 「ワンダースワンFAN Vol.5」2000-01-25 徳間書店/インターメディア インタビュー記事より
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

