地球連邦軍

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地球連邦軍(ちきゅうれんぽうぐん)は、複数の小説アニメ作品に登場する架空軍隊。本項目では特にガンダムシリーズの地球連邦軍について詳述する。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 宇宙世紀の地球連邦軍

[編集] 概要

設立は宇宙世紀に移行する前の西暦2009年(サンライズの宇宙世紀年表より)。地球連邦の軍事部門だが、連邦政府の文官や議員などはあまり登場しないため、作品によっては地球連邦軍=地球連邦であるかのように描かれる。大部分のサイドスペースコロニー群)をもその勢力下に置くが、政治的にはアースノイドの権益だけを擁護する目的で運用されることも多い。地球至上主義を掲げる連邦軍の一部隊ティターンズが地球連邦軍の実権を掌握した例もある。ティターンズと対立して戦ったエゥーゴも元々は連邦宇宙軍及びスペースノイドから発生した一派である。

シリーズに登場する諸勢力の中では最大の規模であり、また最も長期に渡り存続した。反面、劇中では非常に巨体な組織故の官僚主義や事なかれ主義が蔓延した組織として描かれることが多かった。現実の歴史においても第二次世界大戦の戦勝国であるアメリカやソ連の軍隊(前線の兵士は別としても)の上層部は、派閥抗争や既得権益の保護、予算の獲得に終始していたので、それらをモデルにした設定と言える。

この組織は『機動戦士ガンダム』(宇宙世紀0079年)から『機動戦士Vガンダム』(宇宙世紀0153年)までの時代に登場する。更に後年を描いた『ガイア・ギア』(宇宙世紀0203年)の時代にも存在するが、『G-SAVIOUR』(宇宙世紀0223年)の時代では既に崩壊してしまっている。ただし、これら2つの作品を正史扱いするかどうかは微妙なところである(詳細は宇宙世紀の正史を参照)。

一年戦争当時、連邦軍総司令部は南米のジャブローにあったが、グリプス戦役初期には既に移転しており、ジャブローはエゥーゴによる襲撃を受けた直後にティターンズの仕掛けた核により自爆。それ以降、劇場版『逆襲のシャア』でチベットのラサから移転しているという台詞が存在しているだけで総司令部がどこに置かれたのかははっきりしていない。地球連邦に敵対する勢力は上層部の描写も多く、時には最高指導者自らがモビルスーツなどに乗って最前線で戦うことさえあるのに対し、連邦側は主人公の所属する部隊を中心に描かれ、それより上の指揮系統はあまり登場しない。

尚、地球連邦軍では「士官学校未卒の軍人は佐官以上の階級に昇進出来ない」とする規則が存在する。このため、一年戦争の英雄アムロ・レイの最終階級は大尉である。

[編集] 英語表記について

地球連邦軍の英語表記は数種類存在する。元々は正式な表記が存在しなかったため、地球連邦には「Union」「Federal State」「Federation」などが、地球連邦軍には「Union A.F.」「Federal Force」などが用いられていた。

その後、OVA機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の頃に「U.N.T.United Nation Troops)」が地球連邦軍の正式な表記とされ、中でも宇宙軍を表す「U.N.T. SPACY」が主に用いられた。他にも地球連邦陸軍「U.N.T. ARMY」、地球連邦海軍「U.N.T. NAVY」、地球連邦空軍「U.N.T. AIR FORCE」、地球連邦地球軍(陸海空軍の総称)あるいは地球連邦地上軍(MSVによる陸海軍が一時合併していたときの呼称)などを指すと思われる「U.N.T. LAND」「U.N.T. GRAND」などという表記もあった。

しかし、1999年のプラモデルパーフェクトグレードガンダム』発売の際に、地球連邦が「Earth Federation」、地球連邦軍が「E.F.F.Earth Federation Force)」に変更され、中でも宇宙軍を表す「E.F.S.F.Earth Federation Space Force)」が主に用いられるようになった。これは、「U.N.T. SPACY」が「国際連合宇宙戦術局」などという存在しない組織と勘違いされかねないという理由があったため(実際にはかなり以前から U.N.T. SPACY と言う表記はおかしいという意見があった)で、以前からある表記に矛盾を起こさないように「U.N.T.」には「非通常戦術Under Normal Tactical)」、「SPACY」には「特別分類建造場SPecial Assortment Construction Yard)」と言う略称がこじつけられた。なお、地球連邦陸軍は「E.F. ARMY」と言う表記が用いられている(2006年マスターグレードジム・スナイパー発売に際して陸軍の表記が「E.F.G.F(Earth Federation Ground Force)」に変更されている)。

(注)「陸軍」ARMYや「海軍」NAVYに合わせた「宇宙軍」SPACYという造語は、「超時空要塞マクロス」でも使われているが、英語ではSpacy=奇妙な、常軌を逸したという意味になってしまうので、実際にはこれが名称変更の最大の理由と思われる。

なお、上記に記した略称は全ての終止符(.)を省いたり(EFSF など)、最後の終止符のみを省いた表記(U.N.T など)が使われることもある。

[編集] 地球連邦軍の関連研究機関とそこで開発された主な技術

[編集] 関連項目

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