ガンダムタイプ

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ガンダムタイプ (GUNDAM Type) は、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」に登場する、架空の兵器の分類の一つ。MS(モビルスーツ)、あるいはMA(モビルアーマー )のうち、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』に登場するRX-78-2 ガンダムをモチーフとした機種を指す。

注:本項では解説の都合のため、一部のMSの名称と型式番号を併記する。

目次

[編集] 概要

「ガンダムシリーズ」には、RX-78-2 ガンダムをモチーフとした主役MSがほとんどの作品に登場する。これらは「ガンダムタイプ」と総称されることがある。

「ガンダム」の名を冠するMSは主に以下の特徴を持つ。

  • 開発された時代ごとの最先端技術が投入され、同時代の多くの機体に比べ高性能である。
  • 試作機・実験機・エースパイロット専用機など、ワンオフ、あるいは少数生産の高コスト機である。ヴィクトリーガンダムなど、量産化されている設定の機体も存在する。
  • 特有の頭部デザインを持つ。主な特徴として、人間の目を模した双眼式サブカメラ・額のV字型ブレードアンテナや顎部分の四角い突起などが挙げられるが、機体によっては例外もある。極端な例なのが、ブレードアンテナの代わりに「ひげ」を付けた∀ガンダムであるが、それ以外にも俗に「ゼータ顔」と呼ばれる独特のデザインの頭部を持つΖガンダム、アンテナ基部にビーム兵器を搭載したΖΖガンダムや、応急修理でジムの頭部を付けた陸戦型ガンダム、現地改修でブレードアンテナを廃したガンダムEz8のような例もある。
  • 物語の終わり(戦争の終わり)には、ほとんどの機体が撃破もしくは主人公自身の手で破壊される。

ただしガンダムタイプの流れを汲む機体の中でも、「ガンダム」の名を含まないものもある。ガンダム開発計画の中で開発されながら素性を隠すためにデザインまでも変更されたガーベラ・テトラガンダム試作4号機)や、Ζガンダム開発の過程で制作された百式(δガンダム)などの例がある。リック・ディアスは当初「ガンダリウムγ」をMSで初めて主素材として使用したことから「γガンダム」と呼ばれる予定だったが、この素材を使用した以外にガンダムとの共通点は希薄であることから(開発者にジオン系の人間がおり、ガンダムタイプにしなかったという説がある。なお、ゲーム『エンブレム・オブ・ガンダム』ではドムの流派も汲んでいるらしい)、クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)の発案で改名される。また、ダブルオーライザーダブルオーガンダムオーライザーが合体したものだが、ガンダムを超えた存在という意味を込めて名称にガンダムの名を含んでいない。

これらとは逆に、Bガンダム水中型ガンダムガンダムTR-1のように、「ガンダム」の名を持つガンダムタイプでない機体も数種類存在する。これらはすべて、ガンダムタイプでない機体の顔をガンダムに似せたものであり、所謂「ハッタリ」である。特に元がボールであるBガンダムにいたっては、ガンダムタイプ以前にMSかどうかすら怪しい(ただしハッタリとしては一番効果を発揮した[1])。また、Dガンダムのように外見のみガンダムに似せて作られたために名称に「ガンダム」が入るケースがある。Dガンダムの場合、作業用機械であるモビルワーカー、あるいはその改造機であるため、ガンダムタイプとは呼ばれない。

なお、「ガンダムタイプ」という用語は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で初めて登場した。

[編集] ガンダムのデザイン

『機動戦士ガンダム』の企画が確立するまでには、主役メカのためにさまざまなデザインが検討されており、たとえばパワードスーツとしてデザインされた最初期の案はのちにガンキャノンとして採用されている。ガンダムのデザインが確定する前の段階では、ガンダムに人間を模した「口」がデザインされていたこともある[2]。ちなみにこの後に作られた『宇宙戦士バルディオス』『戦国魔神ゴーショーグン』の口はガンダムに良く似た形をしている。

RX-78-2 ガンダムのデザインは、ヒーロー然としたスーパーロボットのものから兵器然としたリアルロボットへの橋渡し役にあたるものであるといえる。たとえば、人間の目に似たデュアルセンサーあるいはサブカメラは、『鉄人28号』以来の主役ロボットの影響を受けている。『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』の流れを汲むの前立物(鍬形)をモティーフとした角状のアンテナもスーパーロボットには必須のものである。一方で白を基調に青・赤・黄の色の三原色をアクセントとして配したカラーデザインは、より兵器らしさを求め白一色のカラーデザインを検討していた『機動戦士ガンダム』のスタッフと、ロボットアニメらしいカラーデザイン(ガンダム以前のロボットの色は赤・青・黄主体で構成されたことから「ロボット三原色」とも呼ばれた)を求めたスポンサー(おもちゃ会社など)の要求とのせめぎ合いの中で生み出されたものである。結果として、このカラーリングは後のロボットアニメに大きな影響を与え、とりわけ主人公ロボットの定番カラーとなる。

『機動戦士ガンダム』は映画版やプラモデル(ガンプラ)で結果的に大成功を収めた。しかしそれは、「リアル」ロボットの先鋭化へとつながり、一時期「二つ目・角付き」のヒロイックなデザインは「リアルでないもの」とされ、リアルロボットアニメ、そして特撮作品「戦隊」シリーズからすらも姿を消してしまう。「二つ目」が復活したのは1984年の『重戦機エルガイム』後半の主役エルガイムMK-IIからである[3]

「ガンダムシリーズ」にあって、後述の宇宙世紀を舞台とした作品群における「ガンダム」の名を冠した機体は、「伝説の名機ガンダムをモチーフにした」ということに特に不自然さはない。しかしそれ以降に作られた、宇宙世紀以外の世界観を舞台とする作品群にあってもまったく同様に「ガンダム」という呼称を持つ「二つ目・角付き・白基調で三原色はアクセント」の「MS」が登場するのは不自然といえば不自然ではある。これ自体はメインスポンサーとして「ガンダム」という人気キャラクターを展開したいバンダイの意向によるところが大きいのだが、「それらも正当なガンダムか否か」という議論については初期のガンダムシリーズを手がけた富野由悠季自ら『∀ガンダム』でこれらをすべて「黒歴史」という形で収斂させ、肯定している。

富野は原作者として関わった漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場人物に「目が二つ付いていてアンテナが生えていればマスコミがガンダムにしてしまう」と言わせている。

[編集] 各作品シリーズにおけるガンダム

作品によっては「ガンダム」を称するMSに特別な意味づけがなされている場合がある。また、 "GUNDAM" という語をなんらかの頭字語(アクロニム)として設定する場合もある。

[編集] 『機動戦士ガンダム』(宇宙世紀)シリーズにおけるガンダム

機動戦士ガンダム』をはじめとする作品の舞台である宇宙世紀においては、ガンダムは特に優れた試作MSの象徴として扱われている。特に地球連邦軍の技術の象徴、さらには連邦軍そのものの象徴でもあったこともあり、たとえばティターンズガンダムMk-IIを自らを正当化するための手段としても用いた。以降もΖガンダムやガンダムF91などのエポックメーキングなMSが、RX-78-2 ガンダムに似た外見と名称を受け継いでいる。なお、ガンダムが地球連邦軍の象徴だったことは宇宙世紀130年以降(『機動戦士Vガンダム』)では忘れ去られたようで、ガンダムは抵抗のシンボルだと言われるようになった。政治的な理由から、サナリィ製のF90をガンダムと呼ぶのにアナハイム・エレクトロニクス社幹部が難色を示したり、ザンスカール帝国がヴィクトリーガンダムをガンダムと呼ばずにヴィクトリータイプと呼ぶように指示していたりする。

なお、宇宙世紀における地球連邦製のガンダムは、"General purpose Utility Non-Discontinuity Augmentation Maneuvering weapon system" (全領域汎用連続増強機動兵器)の略であり[4]GUNDAM systemというマーキングが記されているとされる。ただし、この頭字語は一年戦争期からあるものではなく、後から作られたものであるとされているが、いつ頃から使われるようになったかは諸説ある。

元々、この設定はあさのまさひこによって作られ、大日本絵画発行の書籍『GUNDAM WARS I PROJECT Ζ』から『ガンダム・センチネル』に至る過程で発展したものであるが、この時点ではガンダムというMSが複数作られるようになってから作られたという設定であり、具体的にはガンダムMk-IIあたりからとされていた。しかし、プラモデルパーフェクトグレード RX-78-2 ガンダム』にもこのマーキングが含まれているため、誤解されやすい。
代表的な機体

[編集] 『機動武闘伝Gガンダム』シリーズにおけるガンダム

機動武闘伝Gガンダム』の舞台である未来世紀においては、各コロニーの威信をかけた代表選手としてのモビルファイターを指す。これらは頭部デザインこそある程度の共通性はあるが、ボディはまさしく「なんでもあり」である。

ただし、本来は「ガンダリウム合金を使用したモビルスーツ ("Gamma UNificational Dimalium Amalgam Mobile-suit")」のことを指し、高性能なMSの代名詞であった。すなわち、全てのモビルファイターはガンダムであるが[5]、全てのガンダムがモビルファイターというわけではない。ただしこれは設定上の問題であり、作中に登場したガンダムはほぼ全てがモビルファイターである。

ガンダムファイトに使用されるガンダムは上記の他に "Govern of Universe Nation Decide Advanced Mobile-suit" (宇宙を支配する国を決める新たなモビルスーツ)の略という意味も付加されている(原典には Unverse とあるが Universe の誤りであろう)。こちらの意味についてはGガンダムも参照のこと。

代表的な機体

[編集] 『新機動戦記ガンダムW』シリーズにおけるガンダム

新機動戦記ガンダムW』の舞台であるアフターコロニーでは、「ガンダニュウム合金を使用したモビルスーツ ("Genetic on Universal Neutraly Different Alloy-nium Mobile suit")」のことを指す。中でもウイングガンダムゼロを基礎として開発された、コロニー側が「オペレーション・メテオ」のために建造した5機のMSおよびこの系統に属する機体を指し、同じガンダニュウム合金を使用しているヴァイエイトメリクリウスビルゴシリーズはガンダムとは呼ばれていない。小説版では本来「ガンダム」はトールギスの開発中のコードネームという設定であった。

代表的な機体

[編集] 『機動新世紀ガンダムX』シリーズにおけるガンダム

機動新世紀ガンダムX』の舞台であるアフターウォーでは、ニュータイプ能力に反応するフラッシュシステムを搭載し、サテライトキャノンの初期起動やビットMSの遠隔操作が可能なMSを指す。これらの総称として「ガンダムタイプ」という言葉が用いられている。これらは第7次宇宙戦争に旧地球連邦軍の決戦兵器として投入されほとんどが失われたが、アフターウォーの時代にあってはガンダムを手に入れられれば天下無敵のMS乗りになれると噂され、MS乗りやバルチャーにとって垂涎の的であった。又、旧連邦の残存勢力が新連邦を結成する過程でも幾つかのガンダムタイプを試作している。

代表的な機体

[編集] 『∀ガンダム』シリーズにおけるガンダム

∀ガンダム』の正暦世界においては、ガンダムという存在はムーンレィスの伝説で「宇宙移民の大いなる迫害者」として語り継がれている。地球上においてはガンダムという名前は忘れられているが、アデスカの伝説に「白い悪魔」という巨人(白い悪魔はガンダムの異名の一つである)が語られているなど、断片的に記憶されている。

劇中において、地球人が「ホワイトドール」と呼んでいた機械人形のことを最初に「ガンダム」と呼んだのはコレン・ナンダー[6]、彼は後に月光蝶が発動する様子を見てウイングガンダムゼロらしき機体を連想している[7]テテス・ハレはガンダムの伝説と∀の記号からこの機体を「∀ガンダム」と呼んだほか、ある程度この機体を知る人物は「ターンエー」と、その他の登場人物は「ホワイトドール」あるいは「ヒゲ」と呼んでいた。∀ガンダムそのものは「ターンタイプ」とも呼ばれており、両タイプのハイブリッド(「ターンタイプ」の「ガンダム」)を思わせる表現も劇中で登場している。

アニメではこの機体以外に「ガンダム」は登場しなかったが、小説版や漫画版では黒歴史の遺産として他のガンダムらしき機械人形が登場した。なお、黒歴史の映像では過去のガンダムが映されており、それを目撃した登場人物からはデザインが「古っぽい」と感じさせる印象を与えていた。

代表的な機体

[編集] 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおけるガンダム

機動戦士ガンダムSEED』シリーズでは、番組開始当初から「GUNDAM(ガンダム)」という言葉にさまざまな意味を付加したバクロニムを設定している。この案は『∀ガンダム』制作時にも存在し、設定考証の森田繁に作成を依頼されていたものの実現には至らず、3年の歳月を経て本作にて特殊設定担当となった当人によって実現された経緯がある[s 1]

本作での「ガンダム」という呼称はOSなどのシステム名からきた頭字語(アクロニム)であり[8]、機体名(ペットネーム)ではないとされていて[s 2]、設定者である森田繁が直筆・担当した『SEED MSV』『DESTINY MSV』シリーズのMS解説でも「ストライク」や「フリーダム」といった表記で一貫している。劇中では、地球連合の試作MS「GAT-X105 ストライク」のコックピット内ディスプレイに表示されたOSの文字を見たキラ・ヤマトが、赤色の部分を縦につなげて「G.U.N.D.A.M(ガ・ン・ダ・ム)?」と読み取り、アークエンジェル艦内でストライクの事を「ガンダム」と呼称するようになったのが始まりである。その後、“キラにとってのペットネームである「ガンダム」という言葉”[9]は、艦内のクルーを経て、ヘリオポリス崩壊事件後に寄港したユーラシア連邦の軍事要塞アルテミスに伝播[s 3](中でも特務部隊Xのカナード・パルスに強烈に根付く)、フリーダム強奪事件にてラクス・クラインも知ることとなり、アーモリーワン事変ではカガリ・ユラ・アスハからも発せられた。

ゆえに機体名の「ストライク」などと、愛称の「ガンダム」とを掛け合わせての「○○ガンダム」という文体で登場人物が呼称することはなかったが、例外として外伝『DESTINY ASTRAY』漫画版でジェス・リブルが「インパルスガンダム」と呼んでいる描写はあり[s 4]、また現実の『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』に関するメディア・商品においても「○○ガンダム」と「○○」という名称・表記の両方が用いられており、統一されていない。

「GUNDAM」の「頭字語」
これらの名称は、いずれも起動時のコックピット内ディスプレイに表示される為、その名称を確認する事ができる。
  • General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System
(ジェネラル・ユニラテラル・ニューロリンク・ディスパーシブ・オートノミック・マニューバー・シンセシス・システム)
「単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム[10]」の意で、地球連合がザフトに対抗して作り上げたMS(G兵器[s 5]に共通して搭載されたMS用OSの名称。
また、G兵器から技術を盗用したプロトアストレイ(P0シリーズ)や、ハイペリオンアカツキ、ストライクE(G兵器再生産シリーズ)等にも同様ないしバージョン違いの同名OSが搭載されている。
  • Generation Unsubdued Nuclear Drive Assault Module Complex
(ジェネレーション・アンサブデュード・ニュークリアー・ドライブ・アサルト・モジュール・コンプレックス[11]
「抑制されていない核駆動を使っている強襲モジュール複合体[11]」の意。通称「ZAFTガンダム目[s 6]」で初めて搭載されたOS[s 7]、またはMS兵器システムの名称[s 8]。「ZGMF-X10A フリーダム」に搭乗したキラ・ヤマトは、開発者が趣味で頭字語がGAT-Xシリーズの「GUNDAM」と同一となるようにしたと推測している[s 9]
  • Generation Unrestricted Network Drive Assault Module Weaponry[12]
(ジェネレーション・アンレストリクテッド・ネットワーク・ドライブ・アサルト・モジュール・ウエポノリー)
「無制限のネットワーク駆動世代の強襲モジュール兵装」の意。セカンドステージシリーズOS
末尾のWeaponryは後付け設定でありアニメ本篇上のOS起動シーンでは表現(表示)されない単語となっている。なお、初出はCDアルバム『SEED DESTINY ORIGINAL SOUNDTRACK [I] - [III]』の初回限定ケース(通常ジャケット含む)にデザインされている「Generation: Unrestricted Network-Drive / Assault Module Weaponry」の一文である。
  • Gigantic Unilateral Numerous Dominating Ammunition Fortress
「巨大制圧火器集約要塞」の意。「GFAS-X1 デストロイ」のOS。
  • Gunnery United Nuclear - Dueterion Advanced Maneuver SYSTEM
(ガナリー・ユナイテッド・ニュークリアー・デュートリオン・アドバンスド・マニューバー・システム)
デュートリオン統合先進機動砲撃システム」の意。「ZGMF-X42S デスティニー」および「ZGMF-X666S レジェンド」のOS
  • Guider UNmanned Deployment Autonomic Manipulation
「無人・自律運用展開教導機」の意。「GSX-401FW スターゲイザー」の機体及び運用支援システムの総称。
「GUNDAM」の特徴と状況
「様々な意味を持つGUNDAMの頭字語を冠したシステム」を搭載したMSが「ガンダム」であり、頭部にデュアルセンサー(2つの目)と統合情報インターフェイス複合体[s 10](V字型アンテナ)を備えている外見が大半[s 11]となっている。
ゆえに、M1アストレイムラサメのようにデザインに共通性があっても、「頭字語システム」が設定(搭載)されていない機体は「ガンダム」ではなく、一切読み書きもされていない。しかし、『SEED』の後半に登場した「生体CPU」による操縦システムを持つ後期GAT-Xシリーズなどは、頭字語システムの設定が無い(登場していない)状態だが「ガンダム」に含まれている。
また、MSのタイプを意味する言葉として「ガンダムタイプ」[s 3]や「“G”タイプ」[s 12]といった呼称も生まれており、それらはC.E.71年の大戦にて赫々たる戦果を挙げ、戦場に於けるMSの地位を不動のものに押し上げた[s 13]。ユニウス条約締結後には新世代の「ガンダムタイプ」の開発競争が幕を開け、特にエースパイロット専用のスペシャルMSとしての側面が強くなっていった[s 12]
総じて、地球連合のストライク、オーブ連合首長国プロトアストレイ(P0シリーズ)ザフト製のフリーダムセカンドステージシリーズ等が「ガンダム」や「ガンダムタイプ」とされている[s 3][s 14]
代表的な機体

[編集] 『機動戦士ガンダム00』シリーズにおけるガンダム

機動戦士ガンダム00』の世界では、武力による全世界の戦争行動の根絶を目指す私設武装組織ソレスタルビーイング」の主力兵器として登場。この世界のガンダムは、全機がGNドライヴ(通称:太陽炉)と呼ばれる半永久機関を搭載している。GNドライヴの名称そのものが「GUNDAM NUCLEUS DRIVE(ガンダムの中核のドライヴ)」の略称であり、他の世界観と違い「GUNDAM」という名称はアクロニムにはなっていない。その為、何故「ガンダム」と名付けられているのかは不明である。なお、物語の中盤以降に登場するガンダムスローネなどが搭載しているものはオリジナルの太陽炉のデータを基に開発されたGNドライヴ[T](タウ)(通称:擬似太陽炉)である。

「1st」ではこの動力機関の性能のため、ガンダムは同時代の現行兵器と比較して、数世代先を行く超高性能機として描かれている。他勢力が擬似太陽炉搭載機を主力とするようになった「2nd」では、スペック上はガンダムを超える機体、あるいは敵側のガンダムも登場するが、「1st」での活躍による世論のイメージから、高性能機として認識されている。

この作品でのガンダムの定義は、「1st」においては外見よりは「太陽炉を搭載しているか否か」転じて性能の高さであり、擬似太陽炉搭載機であるジンクスとの戦いは、劇中で「ガンダム同士の戦い」と評される。「2nd」ではその逆となり、ガンダムか否かは主に外見で区別される。この認識の変化は「1st」の武力介入により、その外見とともに「ガンダムはソレスタルビーイングの所有する兵器」と一般市民にも広く浸透し「敵意」「憎悪」の対象となっているため、連邦軍が、開発するMSの外見がガンダムに酷似するのを避けているからである。

また、ダブルオーライザーやダブルオークアンタは「ガンダムを超える存在」という意味を込め、機体名称に「ガンダム」は含まれていないのだが、グラハム・エーカーなど機体名を知らない登場人物のほか、搭乗者の刹那・F・セイエイも「ガンダム」と呼んだ。

ガンダム; 代表的な機体

  • GN-001 ガンダムエクシア
    • GN-0000 ダブルオーガンダム
      • GNT-0000 ダブルオークアンタ
  • GN-002 ガンダムデュナメス
    • GN-006 ケルディムガンダム
      • GN-010 ガンダムサバーニャ
  • GN-003 ガンダムキュリオス
    • GN-007 アリオスガンダム
      • GN-011 ガンダムハルート
  • GN-005 ガンダムヴァーチェ
    • GN-008 セラヴィーガンダム
      • CB-002 ラファエルガンダム
  • CB-0000G/C リボーンズガンダム

[編集] 『機動戦士ガンダムAGE』におけるガンダム

機動戦士ガンダムAGE』の世界では、「AGEシステム」という特殊モジュールを組み込まれた、自己進化する兵器という設定で登場。UE(アンノウン・エネミー)と呼ばれる、文字どおり正体不明の敵に対抗しうる唯一の存在とされる。

作中において“ ガンダム ”という存在は、MS鍛冶の間で語り継がれる白い巨大人型兵器「救世主“ ガンダム ”」の伝説が初めにあり、後にフリットと仲間たちが開発したモビルスーツに“ ガンダム ”の名前が与えられた。以後作中で“ ガンダム ”と言った場合、通常はこちらを指す。

代表的な機体
  • AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル
    • AGE-1T ガンダムAGE-1 タイタス
    • AGE-1S ガンダムAGE-1 スパロー
  • AGE-2 ガンダムAGE-2 ノーマル
    • AGE-2DB ガンダムAGE-2 ダブルバレット

[編集] 注釈

  1. ^ ジオン軍に、全長40mのガンダム(本物は18m)が居ると誤解させたり、撃破された時に本物が撃破されたと勘違いさせて防御を手薄にさせたりした。
  2. ^ 『機動戦士ガンダム 記録全集1』日本サンライズ、1980年、164頁。「口」はそれまでにサンライズが参加していたロボットアニメにおいても、例えば『勇者ライディーン』『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』の主役ロボットに見られるものである。
  3. ^ ただし、ファンタジーをモチーフとする『聖戦士ダンバイン』『機甲界ガリアン』においては「二つ目」を主役ロボットに採用していた。
  4. ^ 「Discontinuity」と言うのは不連続と言う意味で連続の意味を持つ「continuity」の対語であり。それに打消しの意味である「Non」が入っているこの文面は間違った使い方である。
  5. ^旧シャッフル同盟が搭乗した機体」という例外は存在している。
  6. ^ これに対しては、頭部デザインの違いから「ガンダム」であることを否定する発言も作中でなされている。
  7. ^ これはあくまで演出上のことであり、実際にコレンがその機体を見たわけではない。そのためコレンが目撃した機体は不明である。
  8. ^ 『公式ガイドブック 機動戦士ガンダムSEED -運命の再会-』 角川書店、87頁。
  9. ^ 後藤リウ 『機動戦士ガンダムSEED (2) 砂漠の虎』 角川スニーカー文庫、第2巻、38 - 39頁。
  10. ^ 『電撃データコレクション17 機動戦士ガンダムSEED 上巻』 メディアワークス、77頁では「単方向分散型神経接続による汎用自律機動演習合成システム」となっている。
  11. ^ a b プラモデル 『BB戦士 No.257 フリーダムガンダム』 組立説明書。
  12. ^ 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 竹書房、171頁。

[編集] 参考文献

  1. ^月刊ニュータイプ』 2004年2月号。
  2. ^ 『電撃ホビーマガジン』 2003年7月号、32頁。
  3. ^ a b c 千葉智宏 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』 角川スニーカー文庫、第2巻。
  4. ^ ときた洸一 『DESTINY ASTRAY』 第2巻、124頁、第3巻、14頁など。
  5. ^ 『機動戦士ガンダムSEED』 第26話。
  6. ^ MSV開発系譜図の「ZAFT編」参照。
  7. ^ 『電撃データコレクション18 機動戦士ガンダムSEED 下巻』 メディアワークス、72頁。
  8. ^ 『機動戦士ガンダムSEED OFFICIAL FILE メカ編 Vol.3』 講談社。
  9. ^ 後藤リウ 『機動戦士ガンダムSEED』 角川スニーカー文庫、第4巻。
  10. ^ 『機動戦士ガンダムSEEDモデル Vol.3 SEED MSV編』 ホビージャパン、17頁。
  11. ^ 後藤リウ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 角川スニーカー文庫、第1巻。
  12. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル Vol.1』 ホビージャパン。
  13. ^ 『電撃ホビーマガジン』 2007年2月号。
  14. ^ 『機動戦士ガンダムSEED』 第34話。
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