ガンダムアストレイ
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ガンダムアストレイ(Gundam Astray)は、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ』に登場する架空の兵器。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 機体解説
| ガンダムアストレイ | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P01(ゴールドフレーム) MBF-P02(レッドフレーム) MBF-P03(ブルーフレーム) MBF-P04(グリーンフレーム) MBF-P05 |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 | 75mm対空自動バルカン砲塔システム 「イーゲルシュテルン」×2 ビームライフル ビームサーベル×2 対ビームシールド |
オーブ連合首長国の国営企業である兵器メーカーモルゲンレーテ社が、大西洋連邦とのG兵器の共同開発の際用いられた大西洋連邦のMS開発技術を無断使用して完成させた機体。
C.E.70当時、地球、プラント間の戦争が激化する中で自国防衛戦力の強化の必要性を感じたオーブはMSの開発に着手したが、自国のみでのMS開発は難航を極め、小型ビーム兵器及び、ナチュラル用OSの開発に行き詰った。
ナチュラル用OSの開発に行き詰って[要出典]いた大西洋連邦はMSの共同開発のオファーを、オーブのモルゲンレーテ社に任せることにした。この際、独断でモルゲンレーテ社にこの事業を請け負わせたオーブ五大氏族の一つサハク家は、さらにその開発製造過程の技術を盗用して国産MSの開発をも独断で進めさせた[1]。
開発を委託されていたモルゲンレーテ社は、それによって得る事の出来る大西洋連邦のMS開発技術を取り込んでの自国防衛用MSの完成を試みた[2]。 だが、期待していたナチュラル用OSの技術、及び機体本体はモルゲンレーテ社のほうが上だった。しかし、手に入れた小型ビーム兵器の技術の為、モルゲンレーテ社で開発していたナチュラル用OS及び機体本体のデータも連邦ベースのものに変更となった。
そして、そのプロトタイプとして開発されたのがアストレイである。無論、これは技術盗用にあたり、明らかに大西洋連邦との契約に違反したものである[3]。
G兵器と同一の技術で開発されているため、外見、基本性能、標準装備などはG兵器との類似点が多い。特に開発当時のオーブのビーム兵器の小型化技術は程度の知れたものであり、ビームライフルやビームサーベルなどの開発に関しては大西洋連邦の技術に大きく依存している。
その一方、アストレイ独自の点も存在する。ブラックボックスであった[4]フェイズシフト装甲の解析に失敗した為(後にストライクルージュで成功)、装甲材及び構造材にはオーブ独自のマテリアルである発泡金属が採用され、かつバイタルエリア以外は敢えて被装甲箇所を大幅に減らすことで機体を軽量化、運動性能向上による被弾確率減少が図られた。胴部背面、肩部後面、前腕部腹面、大腿部側面後面、脛部全周は敢えて無装甲でありフレームが剥き出しとなっている。 当然ながら耐弾性能は低いが、反面機体重量はG兵器の中で最も軽量なデュエルと比較しても10t以上軽く、運動性能はかなり高くなっている。機体の骨格となる基本フレームもG兵器とは違う独自規格のもので、限りなく人間に近い動きが可能な柔軟性を持っている。このフレームは機体重量の軽量さと相俟って、極めて高い運動性能を発揮する。
また、必要に応じて腰部までスライドし背部にスペースを作る小型バックパックや交換可能な頭部パーツなど、機体の各所にはオプション装備のためのハードポイントやギミックが多数備えられており、その点はG兵器の1機であるストライクの開発コンセプトに近いものがある。オプションパーツも多数設計されていたが、それらが実際に製作されることはなく、最終的にはブルーフレームのコンピュータ内にデータのみが残されることとなった。
アストレイの開発はヘリオポリス内の秘密工場で極秘裏に進められ、最終的に基本フレームの色が異なる「ゴールドフレーム」「レッドフレーム」「ブルーフレーム」の3機がロールアウトされ、それぞれ別々の道を辿ることになる。また予備パーツ状態でさらに2機のアストレイが存在している。余談だがアジア圏にて「ブルーフレーム」とI.W.S.P.などでフル装備をしたブルーフレームに似せたシビリアンアストレイのカスタム機が戦闘している。
[編集] 武装
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 地球各国に広く普及している艦載用近接防御火器をMS用に改修し搭載したもの。頭部そのものが旋回俯仰する砲塔になるため「砲塔システム」と呼ばれている。弾薬は胸に収納されている。連合のGAT-Xシリーズに採用されたものとも同一である。
- ビームライフル
- 連合の技術を盗用して開発した標準装備のビームライフル。性能的には連合製のライフルとほぼ同等。
- ビームサーベル
- ライフルと同じく技術盗用により開発された接近戦用武装。グリップ形状は連合の円筒形に対し、やや太い楕円形なのが特徴。高出力の為、消費エネルギーが多大である。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティングを施した盾。PS装甲を持つGAT-Xシリーズと違い耐弾性能が低いアストレイにとっては、実体弾を防御する上でも重要な装備。ストライクやデュエル、そして後に量産されたM1アストレイの盾も同じ規格。なお、ストライクダガーの盾はこれを改良し被弾エネルギーの分散減衰率を若干向上させたものであるという。
[編集] ASTRAYの由来
「アストレイ(ASTRAY)」とは、「王道ではない」「邪道な」「はぐれ者」といった意味の英単語[5]。名付け親はアストレイの開発・設計を担当したモルゲンレーテの技術者エリカ・シモンズ。技術盗用と言う邪道(=王道ではない)な手段で開発された事に由来する名称だが、もう1つ、エリカ・シモンズが日ごろから世界の現状と自らの立場に嘆き「I was led astray by bad directions.(いいかげんな道案内で、私は道に迷ってしまった)」と感じていた、と言う由来[6]がある。
[編集] ゴールドフレーム
| ガンダムアストレイ ゴールドフレーム | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P01 |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 | アストレイ標準装備 デュエル用バズーカ |
| 搭乗者 | ロンド・ギナ・サハク |
唯一他のアストレイと構造上の相違点を持つ機体で、手に連合規格のプラグを持ち、連合MS用の武器を使用できる。
ザフトのヘリオポリス襲撃の情報を察知したオーブは、機密保持のためアストレイシリーズを処分しようとしたが、ロンド・ギナ・サハクは、自らの野心のためにこの機体を持ち去った。その際、脱出路を切り開くためGAT-X102デュエル用のバズーカを使用するも、充分なシステム調整が行われていない状態での使用だったため、バズーカを使用した右腕がバーストを起こし、機体への悪影響を防ぐため強制排除された。この右腕はロウ・ギュールに回収され、レッドフレーム、ブルーフレームを発見する要因となった。
なお、この右腕はレッドフレームがゴールドフレームと戦闘した後に、損傷した右腕の修復用パーツとして移植されている。
[編集] 天(未完成)
| ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(未完成) | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P01-Re |
| 武装 | アストレイ標準装備 攻盾システム「トリケロス」 |
| 特殊装備 | ミラージュコロイドシステム |
| 搭乗者 | ロンド・ギナ・サハク |
右腕に加えて、レッドフレームとの交戦で頭部を失ったゴールドフレームを、モノアイ付きの新しい頭部とオーブ近海で極秘裏に回収したGAT-X207ブリッツの右腕を用いて修復・改良を施した機体(右肩アーマーの上部に赤いラインが追加され、右腕のマニピュレーターの指先が鋭角化されている)。全身の装甲はミラージュコロイドを定着させるため(後にミラージュコロイドは黒色以外の装甲へも定着可能となる)の黒い装甲となり、初期の白い装甲の時とは見た目の印象が大幅に変わっている。 この形態は調整状態にあり、ギガフロート攻防戦から第三次ビクトリア攻防戦までの短い期間に右肩部の微細改修やトリケロス改への換装が行われていた。
ブリッツのパーツからの技術転用によりミラージュコロイドの正式採用・使用に成功している(腕部のみという局部的な使用も可能)。ブリッツのパーツを使用しているため、右腕のみPS装甲を持つのも特徴。
この姿でギガフロートに現れ、斬りかかったガーベラストレートを見えない右腕で掴むなど、レッドフレームを翻弄した。
- 攻盾システム「トリケロス」
- ブリッツの右腕と共に回収された攻防一体の装備。ブリッツの項目参照。
[編集] 天
| ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天 | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P01-Re |
| 所属 | オーブ連合首長国 |
| 製造 | ヘリオポリス(モルゲンレーテ社) |
| 生産形態 | 強化改修機 |
| 全高 | 17.99m |
| 重量 | 73.2t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 フェイズシフト装甲(右腕のみ) |
| 武装 | アストレイ標準装備 攻盾システム「トリケロス改」 マガノイクタチ マガノシラホコ×2 |
| 特殊装備 | ミラージュコロイドシステム |
| 搭乗者 | ロンド・ギナ・サハク |
本体の形状は未完成状態から大きな変化はないものの、背中に装備された「マガノイクタチ」によりイメージが大きく変わり、より禍々しさを増している。ちなみに「マガノイクタチ」はパーツ状態で軌道衛星「アメノミハシラ」に運び込まれ、そこでゴールドフレームに組み込まれた。未完成状態との差異は背部ユニット、左肩部の安定翼、およびネックガード。
- 攻盾システム「トリケロス改」
- ブリッツの右腕と共に回収したトリケロスを改造したもの。形状は変更されているが、搭載武器は同一。シールドの縁は一部が鋭利化され、実体刃として使用可能となった。ちなみに、コミック『SEED ASTRAY』3巻のカバー下の裏表紙に書かれているゴールドフレーム天のデータには「Beam saber」と表記されているが、サーベル単体としての装備ではなく「50mm高エネルギーレーザーライフル」の砲口からビーム刃が形成される。が、ブリッツガンダムではシールド裏側に銃身に添えるようにビームサーベルが装備されているためトリケロス改も同じ構造の可能性がある。しかしバンダイから発売されているプラモデルや劇中でシールドの裏側が描かれているシーンなどを見る限りビームサーベルらしきパーツは見えない。(銃身内に内蔵されているという説もあちこちで見受けられるがソース不明。)
- マガノイクタチ
- コロイド技術を応用した試作非殺兵器。背部に装備された翼状のデバイスを敵機に接触させ、敵機内に送り込んだコロイド粒子によって敵機と自機を擬似的に連結。バッテリーを強制放電させ自機のエネルギーとして吸収できる。設計段階では自機の周辺にコロイドを展開し、そのエリアに踏み込んだ敵機全てを対象にバッテリーを強制放電させるはずだったが、コロイドを空間に展開するのは機体表面に定着させるのと違いロストする量が多すぎて正常に作動しなかった為、現在の敵機に直接接触してエネルギーを吸収する仕様に変更された。ちなみにマガノイクタチは漢字で「禍ノ生太刀」と記述し、「敵に禍をなし、自らを生かす武器」という意味を持つ。
- マガノシラホコ
- マガノイクタチに付属する射出武器。射出時に先端がフェイズシフトし強固になる為、通常のシールドなど簡単に貫くことができる。またワイヤーで本体と繋がれている為何度でも使用できる。ただし、射出される先端部はバーニアを持っていないため、射出後の軌道コントロールはできない。だが、ロンド姉弟は優れた使用技術によって射出後のマガノシラホコをある程度コントロールできる。
[編集] 天(完全体)
ロンド・ギナ・サハクが当初予定していた天の完成型。型式番号:MBF-01。両腕が完全にブリッツの腕になり、細部も後の天ミナに近いものになっている。
[編集] 天ミナ
| ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ミナ | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P01-Re2 |
| 武装 | アストレイ標準装備 攻盾システム「トリケロス改」 マガノイクタチ マガノシラホコ×2 ツムハノタチ トツカノツルギ×2 オキツノカガミ |
| 特殊装備 | ミラージュコロイドシステム |
| 搭乗者 | ロンド・ミナ・サハク カイト・マディガン |
レッドフレーム及びブルーフレームセカンドLとの戦いにおいて損傷したゴールドフレーム天を、オーブ管轄の宇宙ステーション「アメノミハシラ」にて改造した機体。改修された機体は、前出の改造前と区別する意味もあり、搭乗者であるロンド・ミナ・サハクの名からそう呼称される。
天からの主な改修点は、脚部の強化および武装追加である。脚部はフレーム機構が露出している前面をGAT-X207ブリッツに近い形状の追加装甲で覆い、ハイヒール状の新型足首ユニットに交換されている。これは当初の修復時には天と同様のものが用いられていたが、稼働試験中偶然遭遇したZGMF-X11Aリジェネレイトとの衝突時に脚部を破壊された為である。なお外形上では判別できないが、内部構造も相応に手が加えられており、トータルでは約30%程度のスペック向上が見込まれている。大気圏内を飛行することも可能で、C.E.73年代の最新鋭機とも充分に渡り合えるポテンシャルを秘めており、劇中でもトップクラスの機動力を持つといえるデルタアストレイを一蹴している(これは当然パイロットであるミナの高い技量によるものとも言えるのであるが)。
- ツムハノタチ
- 左前腕部に固定された鉤爪。この追加兵装はこれまでの実戦の結果において格闘戦となる状況が多く、右腕に固定されたトリケロス改の取り回しの悪さを補う為であろうと推測できる。
- 名称は、八岐大蛇の尾の中から出てきたとされる剣・都牟刈太刀に由来する。これが後に天叢雲剣、あるいは草薙剣と呼ばれるようになる剣である。
- トツカノツルギ
- 左右腰部に装備されたサーベル。ツムハノタチ同様、接近戦での戦闘力強化のため追加されたものと思われる。レイピアのような細身の実体剣で、敵機のセンサーや間接部などを狙って使用されるが、構造上決して堅牢とは言い難く、斬りつけるような攻撃には向かない。そのため使用者には高い技量が求められる。
- 名称は、スサノオノミコトが八岐大蛇を退治するのに用いたとされる剣・十束剣に由来する。
- オキツノカガミ
- ビームシールドと、ビームソードの機能を併せ持つマルチウェポン。ビームソード時には鞭の様にも使用できる。左腕部に鉤爪(ツムハノタチ)と換装される形で装備される。「天空の宣言」後、賛同するものを無条件で守る為に短期間でかなりの戦闘を行い、それによる機体の損傷具合を見たユン・セファンによって開発されている。ビームシールドはロウ・ギュールによってもたらさせたハイペリオンガンダムに搭載されていたユーラシア連邦の独占技術であった光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」の技術を応用したものである(ビームシールドの技術元に関しては当装備では明確に記述されているものの、『SEED DESTINY』本編の方はそれを匂わせる記述しかされていない)。
- 名称は十種神宝のひとつ沖津鏡に由来する。
[編集] レッドフレーム
| ガンダムアストレイ レッドフレーム | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P02 |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 | アストレイ標準装備 ガーベラ・ストレート ガーベラ・ストレートVol.2 サルベージタイプ フライト・ユニット パワーローダー パワードレッド マーズ・ジャケット (ビームライフル) (ビームナギナタ) (ビーム砲×2) (日本刀×2) (ビームシールド×2) |
| 必殺技 | 光雷球(光電球) |
| 搭乗者 | ロウ・ギュール ディアゴ・ローウェル(レッドフレームMJ) |
ナチュラルが操縦するための試験的なOSが搭載されている。ロウはそれに加え、疑似人格を持つコンピュータ「8」のサポートにより操縦している。しかし『SEED DESTNY ASTRAY』において「8」をジェス・リブルにアウトフレームと共に託してしまった為、以降は単独で操縦している。
この機体とブルーフレームもゴールドフレーム同様、ロンド・ギナ・サハクの指示により持ち出されるはずだったが、ヘリオポリスの崩壊に間に合わなかった為そのまま放置された。その後ヘリオポリスを訪れたジャンク屋のロウ・ギュールにより発見され、彼の愛機となる。
後にデブリベルトでのゴールドフレームとの戦闘によって右腕が大破してしまった為、ヘリオポリスで回収したゴールドフレームの腕を移植している。この腕には連合のMS用武器も使用できるプラグがついているが、それが機能しているのかどうか劇中では語られていない。
3機のアストレイの中で唯一原型を留めている機体ではあるが、150ガーベラやパワーローダー等、追加装備の奇抜さは他のアストレイの追従を許さない。又、レッドフレームの追加装備の殆どはロウ自身が製作している。
コミックス1巻限定版付属の資料集には、レッドフレームが八極拳等の幾つかの技を振るうラフ画が収録されている。また、スーパーロボット大戦Wでは一部の攻撃モーションに八極拳が使われている。
- ガーベラ・ストレート
- グレイブヤードに残されていたMS用の打刀。蘊・奥老人が略奪者を撃退する際に使用し、破損してしまったものをロウが修復し、レッドフレームの装備とした。その刀身は凄まじい切れ味と耐久力を有し、M1アストレイのシールドを一刀両断するなど実体剣としてはかなりの威力を有する。また、ビームを切り裂いたり弾いたり出来る事から刀身は何らかの対ビーム処理が施されていると思われる。
- ただし、重斬刀などの直剣タイプの実体剣とは用法が異なり、従来のMSのOSではガーベラ・ストレートの切れ味を十全に引き出す事は難しい。その為、この刀を手に入れるにあたり、レッドフレームのOSに蘊・奥老人の動きが組み込まれ、機体自体にも日本剣術に対応できる調整が加えられた(ロウ自身も蘊・奥老人に刀の実践指導を受けている)。それ以降この刀はエネルギー消費の大きいビームサーベルに代わり、レッドフレームのメインウェポンとして使用されている。
- ゴールドフレーム天との戦闘で一度折られたが、再びグレイブヤードにて修復され、更に強靭な刀として生まれ変わった。
- 茎(なかご)に「菊一文字」の銘が切られている事からも、「新撰組」の「沖田総司」が使用していたともいわれる『菊一文字則宗』が名称の由来と思われる。(ガーベラは菊、ストレートは真っ直ぐ=一文字を意味しているものと思われる)
-
- タイガー・ピアス
- ガンダムアストレイ レッドフレームのPGプラモデルの予約特典として付属する打刀。
- ウン・ノウが使用する刀と同じ名称「タイガーピアス(虎徹)」であるが、あちらが、大刀ガーベラ・ストレート(菊一文字)と大小拵えの小刀(脇差)であるのに対し、ほぼ同じサイズの長刀となっている。
- ガーベラ・ストレートVol.2
- 地球で手に入れたザフト製のレアメタルを全て使用して作成された、全長150mのガーベラ・ストレート。通称『150(ワン・フィフティ)ガーベラ』。
- その破壊力はMSはおろか、コロニーのシャフトを切断し地球連合軍のドレイク級護衛艦を串刺しにする程であるが、MS用の装備としては超弩級のサイズと重量故にレッドフレームがそのまま使用すると、たとえ無重力、あるいはそれに近い低重力空間であっても発生する慣性モーメントなどに両腕が耐えられず損傷してしまう。
- 後にこの装備を扱うために、パワーローダーや、パワーシリンダーを組み込んだ強化アームが製作されている。
- 光雷球(光電球)
- G兵器系のモビルスーツから採用されたビームサーベル・ライフル等の武器への電源供給する掌プラグから、電気と荷電粒子を放出して球状に帯電させ、相手に投擲したり、そのままぶつけるなどして攻撃する。牽制や敵MSのカメラアイを破壊する際に使用されている。元は実体剣であるガーベラ・ストレートに間違えてビームサーベル用のエネルギーを送ろうとしたアクシデントで、ビームサーベルに供給されるハズだったエネルギーがアーム外装部に帯電されたことが原因である。
- 本来想定されたプラグの運用法でないため、過度の負荷をかけると腕自体を破損してしまう可能性があり、ゴールドフレームとの戦闘で最後の切り札として使用し、右腕を大破させてしまう。
- スーパーロボット大戦Wでは、これを見たダイゴウジ・ガイが、「必殺、シャイニング…」と命名しかけた(これはガイの声優がシャイニングガンダムのパイロットを演じている事からのネタ)。
[編集] サルベージタイプ
ザフト軍の水中用MSグーンの外装甲を改修した即席の水中装備。レッドフレームの上半身をすっぽりとグーンの外装甲で覆うことによって対水圧能力を向上しているが、反面機動力は大幅に低下している。
この状態ではガーベラ・ストレートを腰に装備することが出来ないため、右背面に装備している。また、作業用のためのマニピュレーターを増設しており、ガーベラ・ストレートを振るうことも可能となっている。緊急時には装甲を離脱させることで機動力を取り戻すことができる。ただしレッドフレーム自体は水中での作業を想定していないため、装甲離脱後にコクピットが浸水した。
[編集] フライト・ユニット
オーブでレッドフレームの修理と、その際依頼されたアークエンジェルの修理を行った際に譲り受けたM1アストレイのバックパックを、レッドフレーム用のバックパックとして独自の改良を加えた装備。
試験運用時は、M1のバックパックを取り付けただけであったが、後に吸気インテークや燃料タンク兼用ウイングが追加されており、大気圏内での滞空時間や航続距離を飛躍的に延ばす事に成功した。簡単に例えれば、アストレイ用のエールストライカーのような物で、ユニットは本体と分離し、単体飛行することもできる(ただし8のサポートが必須となる)。
なお、フライト・ユニットを装備する際はビームサーベルごとバックパックを腰部までスライドさせなければならない為、フライト・ユニット装備時はビームサーベルを使う事ができない。
劇中では一度も宇宙空間で運用していないが、元々M1のバックパックは大気圏内外問わず使用出来る装備であった事もあり、G-GENERATIONシリーズ等のゲームでは、宇宙のステージでもフライトユニットを装備しての出撃は特に問題なく可能であった。また、ゲームでは本来使えないビームサーベルも問題なく使用出来る。
[編集] パワーローダー
ガーベラ・ストレートVol.2を使うために作られた装備。ロウがZGMF-X09Aジャスティスとミーティアのドッキングを目撃し、それをアイディアとして製作した。
レッドフレームの数倍のサイズがあり、胴体部に合体したレッドフレームが実際にガーベラ・ストレートを構え、その動きをパワーローダーにトレースさせて運用する。普段は上半身と下半身の2つに分けてリ・ホームに格納されている。また、それぞれのパーツは、MSの制御により作業用重機としても運用可能である。
パワーはあるものの、そのあまりの巨体ゆえに機動性は劣悪で、通常の戦闘に使えるようなものではなかったようである。
[編集] パワードレッド
レッドフレームの両腕部にジャン・キャリーが開発した強化型駆動システム「パワーシリンダー」を組み込んだ状態。両腕のほか、人間の背骨や背筋に相当するフレーム類が併せて強化され、これによりパワーローダーを使わずにガーベラ・ストレートVol.2を扱えるようになった。見た目はまさにボディビルダーさながらの筋肉質である。使用時には各部が展開する。
この機体は通常のMSとは比較にならない程のパワーを持ち、ガーベラ・ストレートVol.2を振る以外にも、単純な打撃攻撃(パンチ)だけで相当なダメージを与えることができ、PS装甲持ちの機体であろうとも内部メカは無事では済まない。ロウはジャンク屋としての勘で弱点を見抜き、その豪腕の一撃でリジェネレイトの内部機能を破壊、行動不能にして連合の勢力圏内へ吹き飛ばした。ロウはそれを「赤い一撃(レッドフレイム)」と呼んでいる。同質の技として、「拳神」バリーの使う技、「拳神」がある。スーパーロボット大戦Wでは、PS装甲を無視するという特殊効果を持つという性能だった。
[編集] レッドフレームMJ
ロウ・ギュールがレッドフレームを、火星で強化換装した機体。MJはマーズ・ジャケットの略称。
通常時は、デュエルのアサルトシュラウドに似た重装甲アーマーを全身に装備し、頭部のアンテナが下にスライドする事でモノアイが現れ、外見はザフトのニューミレニアムシリーズの機体に似た状態となる。この重装甲アーマー装着時には単独での大気圏突入も可能である。非常時には、全身の装甲を強制排除する事で、本来の高い機動性と戦闘力を持った機体となる。専用ビームライフルの上部は、両刃型のビームナギナタとしての機能を持つ。背部にある2翼のウイングは、日本刀型実体剣を1本ずつ装備しており、他にも高出力のビーム砲やバーニアとしての機能もある。また、腕にはハイペリオンの技術を使用したビームシールド発生装置を装備している[7]。もちろん、ガーベラ・ストレートを装備することが可能であり今までのレッドフレームの改装機の中でも、最も戦闘に適した機体として生まれ変わった。ありとあらゆる分野のメカニックに精通しているロウ・ギュールならではこその傑作機である。
ロウたちが火星から帰還する際にリ・ホームに同乗していた火星居住者ディアゴ・ローウェル(『SEED DESTINY ASTRAY』当初は常時パイロットスーツを着ていたため正体不明だった)がユニウスセブン落下時に勝手に“借り”て地球に降下し、そのまま地上で使われることとなる。最終的にレッドフレーム本体はロウに返還され、MJパーツはジャンク屋組合製のシビリアンアストレイJGカスタムに付け替えて、ディアゴに譲られた(マーズジャケット参照)。
[編集] ブルーフレーム
| ガンダムアストレイ ブルーフレーム | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P03 |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 | アストレイ標準装備 強化ビームライフル アサルトナイフ「アーマーシュナイダー」×2 ハイスピード・ブースター コンプリート・センサー フル・ウェポン (8連装短距離誘導弾発射筒) (M68 キャットゥス500mm無反動砲×2) (M68 パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒×2) (グレネード) スケイルシステム (6連装スーパーキャビテーティング魚雷発射管) ショートレンジアサルト (ショートライフル) |
| 搭乗者 | 叢雲劾 ロウ・ギュール |
サーペントテールがアストレイ(及び目撃者の)処分の任務の為にヘリオポリスを訪れた際、依頼人の裏切りに遭い攻撃を受けた為、ロウ・ギュールによって発見済みだったこの機体に劾が搭乗し敵を撃退した。その後ロウからこの機体を譲り受け、以降は劾の愛機として運用される事になった。アストレイ用追加装備の設計データがインストールされていたため、パイロットの叢雲劾はこのデータから各種のオプションを製作し、任務に使用している。
[編集] フル・ウェポン
ブルーフレームが多数の敵と戦うための実体弾の装備のセット。エネルギー消費が大きいビーム兵器の使用を抑える事で、長時間にわたって多くの敵と戦える。また、これらの武器は全弾撃ち尽くしたものから順次破棄することで、機体の軽量化を図れるようになっている。
後に機体の大破、改修が行われるまでのブルーフレームのメイン装備といえるものであり、イライジャ・キールのカスタムメイド・ジンとの連携でバクゥとジンからなる4個小隊(1個小隊は3機)を撃破した記録も残っている。
- M68 キャットゥス500mm無反動砲
- ジン用のバズーカ砲。背部に装着するウェポンラックに予備をマウントする事で、2本同時に携行できる。
- M68 パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒
- ジンが装備する拠点攻撃用のミサイル。
- 8連装短距離誘導弾発射筒
- バクゥ用の背部のウェポンラックに装着されるミサイルポッド。
- グレネード
- シールドの裏側に1発装着されるグレネード。目眩ましにも使われる。
[編集] ハイスピード・ブースター
暴走状態の高速実験艦からデータを回収する任務の際に使用した、ブルーフレーム本体を上回るサイズを持つ大型ブースター。ブルーフレームのコンピュータに残されていたオプションではなく、高速移動艇等の高性能エンジンを組み合わせてこの任務の為だけに製作したもの。
このブースターを使用すれば小型高速艇を上回る推進力を得られるが、パイロットに掛かる負担はかなりのもので、コーディネイターである劾も長時間の加速により一瞬ではあるが気を失ってしまった。
[編集] コンプリート・センサー
劾に任務を依頼した企業が、ブルーフレームにあったデータをもとに製作したシステム。頭部ユニットを分析能力を高めたセンサー・ユニットに交換することにより、通常のMSよりも遥かに膨大な戦闘情報を収得できる。その分、かなりの電力を消費し、OSにも大きな負荷を掛けるため長時間の使用はできない。この装備で、強奪されたミラージュコロイド実験機を発見、破壊している(イライジャが得た攻略方法をコンプリートセンサーに入力しての上の戦果)。 外見上はアンテナのない頭部に見えるが、PGレッドフレームをベースにした作例ではモノアイであることが判明した。
[編集] スケイル・システム
ブルーフレームの水中戦用装備。四肢に装備されたスケイル・アーマーの表面に極小のウロコ状のユニットが無数に並んでおり、これを振動させることで推力を発生する。横方向に推力を発生させることでスライド移動も可能で、背中に装備された水中用ジェットとあわせて、水中での運動性はザフトの水中用MSを凌駕するものがある。ただ、正規の耐圧殻を持たない為、比較的水面に近い深度での運用に限定される。
スケイル・アーマーは、位相をそろえた振動を起こすことで、ザフトの水中用MSが装備するフォノンメーザー砲を受け止め、威力を殺すこともできる。ただし、受け止めた部分にはわずかなダメージが残るため、あくまでも緊急時のみの使用法である。
この他、水中用装備には頭部パーツと交換する水中用センサーユニット等がある。
- スーパーキャビテーティング魚雷
- ブルーフレームの水中でのメインウェポン。6連装の専用銃から発射される。細かい気泡で魚雷全体を包み込み、速度を飛躍的に高めたもので、水中での航行速度は超音速に達する。ソナーの音響波を追い越して魚雷が到達するため、探知、回避は極めて困難である。
- コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 対MS用のナイフ。水中に限らず劾が好んで使用する武器の1つだが、ビームサーベルの使えない水中で格闘戦を行うには無くてならない装備。ストライクに装備されているものと違い、折りたたみ式ではない。
[編集] ショートレンジアサルト
[編集] セカンドG
| ガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドG | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P03 second G |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 トランスフェイズ装甲(バイタルパートのみ) |
| 武装 | アストレイ標準装備 アサルトナイフ「アーマーシュナイダー」×6 ハンドガン×2 ビームサーベル×2 スナイパー・パック (狙撃用ビームライフル) (望遠カメラ) (ショートライフル) |
| 搭乗者 | 叢雲劾 |
ロングダガーとの戦い小説版『SEED ASTRAY』で損傷した際、以前から劾が考えていたプランを元にオーブでエリカ・シモンズとロウ・ギュールの手によって強化改修を施した機体。「G」は劾の頭文字で、セカンドLと区別するためにつけられている。
ショルダーユニットにはフィンスラスターと言う、劾が設計したバックパックと同等の出力を持つバーニアが内蔵されており、強制的な姿勢変更や緊急回避などに使用され、底部面積が小さくなるように改良された脚部と併せて近接格闘戦における運動性を飛躍的に高めている。
また、ロウ・ギュールによる改修の際、コクピット周りに二重装甲としてフェイズシフト装甲が組み込まれた。これは消費電力を抑えるため、圧力センサーと連動して外装に攻撃を受けたときのみPS化するもので、奇しくも同時期に連合が開発したトランスフェイズ装甲と同じものであった。
- アーマーシュナイダー
- 劾が愛用する対ビームコーティングを施したアーマーシュナイダー。これはビームサーベルへの防御には有効だが、ビームライフルを受け止めるには防御面積が狭すぎる為、ビームライフルは持ち前の機動力で回避するという戦術を行う。
- また改良された足の踵と爪先にもナイフが内蔵されており、攻撃のほかにスパイクとしても使用される。
- ハンドガン
- 片手で扱えるハンドガン。大型のマガジンを直接腕に装着し、そこから弾薬を供給する。
[編集] スナイパー・パック
折りたたみ式の砲身を持つ大型ビームライフルを備えた、長距離射撃用のバックパック。バックパックから、右腰へビームライフルが、左肩へ狙撃用の望遠カメラが来るようになっている。ビームライフルは若干の曲射も可能。
ドレッドノートの頭部を守るため、この装備でイライジャのジンと共に出撃した。しかし、ハイペリオンには相性が悪く、相手の速さに対応するため、装備を捨てた。外された装備は、ハイペリオンに攻撃するための囮として爆破された。
[編集] セカンドL
| ガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドL | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P03 second L |
| 全高 | 17.78m |
| 重量 | 64.4t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 トランスフェイズ装甲(バイタルパートのみ) |
| 武装 | アストレイ標準装備 アサルトナイフ「アーマーシュナイダー」×6 ハンドガン×2 タクティカル・アームズ ローエングリンランチャー (陽電子破城砲「ローエングリン」) |
| 搭乗者 | 叢雲劾 |
ブルーフレームセカンドGから頭部と固定装備のバックパックを取り去り、ロウ・ギュールが製作した頭部ユニットと「タクティカル・アームズ」を装備した機体。タクティカル・アームズ、専用の頭部ユニットの他に、必要に応じて腰部背面に稼働時間延長の為のバッテリーパックを装着する。
ロングダガーとの戦闘で大破したブルーフレームをオーブに持ち込み、劾の設計による改修を加えた際、偶然オーブに居合わせたロウが破壊された頭部とバックパック修理の為に、レッドフレーム用に作成したタクティカル・アームズと頭部ユニットの提供を申し出て誕生する事になった。「L」はロウの頭文字をとったもの。劾はこの機体を駆り、ロングダガーへの雪辱を果たしている。
尚、この形態では頭部と背部へ装着するタイプのオプションが運用できない。タクティカル・アームズや専用の頭部ユニットはいわばセカンドLのオプションパーツの1つであり、通常はセカンドGの形態で運用される。
- タクティカル・アームズ
- ロウが製作した多機能型バックパック。上述の通り、本来はレッドフレーム用に製作された装備だが、「劾ならば使いこなせる」とロウが判断したため、ブルーフレーム用の武器となった。普段は背部に装着されフライト・ユニットとして機能するが、分離、変形する事で実体剣、又は90mmガトリングガンとして運用できる。実体弾であるガトリングガンはフェイズシフト装甲には通じないため、後に劾はビームと交互に放てるように改造した。これはソードカラミティとの戦闘で使用され、トランスフェイズ装甲にもダメージを与えた。剣本体はラミネート装甲で出来ているため、ビームを受け止めたり、光波防御帯「アルミューレ・リュミエール」を貫通し、内部を射撃することも可能。又、同時に装備する専用の頭部ユニットには遠隔操作システムが搭載されており、ある程度の距離ならタクティカル・アームズを遠隔操作できる。
- 元々、レッドフレーム用に製作されているため、レッドフレームも使用が可能で、ゴールドフレーム天との戦闘でガーベラ・ストレートを折られた際に駆け付けた劾がタクティカル・アームズを貸してレッドフレームが使用した事がある。
[編集] ローエングリンランチャー
イズモ級等に搭載されている陽電子破城砲「ローエングリン」をMS用にスケールダウンした装備。アズラエル財閥の軍事工廠衛星を破壊する任務の際に、ブルーフレームセカンドLに装備して使用した。2つに分かれた砲身を両腰に1つずつ備え、腰部背面にはエネルギー供給の為の核エンジンを装備する。威力は艦載型のものよりは流石に劣るが、その他のMS用の装備とは比べ物にならない程の破壊力を持つ。
ローエングリンを撃つ際には核エンジンから電力を供給する必要があるのだが、ブルーフレームはニュートロンジャマーキャンセラーを有していないため、単体では核エンジンを起動できず使用できない。初戦時には、衛星の護衛をしていたモビルアーマー、ペルグランデの中心部にあるNジャマーキャンセラーに接近することで核エンジンを起動させ、ペルグランデ共々ローエングリンで軍事衛星を破壊した。また、後にはNジャマーキャンセラー搭載機であるドレッドノートイータとの共闘により使用した例もある。
なお、ゲーム『スーパーロボット大戦W』ではブルーフレームセカンドLにNジャマーキャンセラーを搭載(搭載後もローエングリンランチャー装備時しかNジャマーキャンセラーは発動しないため、正確には核エンジンに搭載されているものと思われる)する事で使用可能になっている。また、ガンダムWのヒイロ・ユイが『MS単体では最高クラスの出力』と述べており、本作中でもウイングガンダムゼロのツインバスターライフルよりも攻撃力が上である。
[編集] サード
| ガンダムアストレイ ブルーフレーム サード | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P03 third |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 トランスフェイズ装甲(バイタルパートのみ) |
| 武装 | 大型ブレード×2 (アンカーランチャー)×2 アーマーシュナイダー×2 ライフル×2 (アーマーシュナイダー)×2 他 |
| 搭乗者 | 叢雲劾 |
東アジア圏での任務に際し、サーペントテールの情報戦担当リード・ウェラーを通じて調達したパーツ、人員を投じ改修されたブルーフレーム第3の形態。改修と言っても実際は新規パーツを追加・換装したのみで、元のセカンドに戻す事も可能である。改修はアメノミハシラでロウの手によって行われた。
森林という電波状態の悪い地帯での戦闘を考慮して頭部は更なる通信・情報収集能力の強化が図られ、特に巨大化したV字型ブレードアンテナが目を引く。背部には大型のスラスターユニットを装備し機動力を増強。このユニットは縦方向に自在に旋回し、最大で頭部後方に水平に展開する。尻部には2挺の専用ライフルをテール状にマウント。銃尻にはセカンドでは両腰に装備されていたアーマーシュナイダーを格納する。背部スラスターの追加に伴い両肩のフィンスラスターは撤去され、単純な増加装甲に差し替えられている。両前腕には大型ソードとアンカーランチャーをマウント。ランチャーはソードの切先と反対方向に設置されており、使用の際は前腕ジョイントを軸にユニットを旋回させる。両膝アーマーは極端に延長されている。延長されたアーマーの内部にはビーム発生装置が上下に装備されており、アーマーを展開すると膝からつま先にかけてビームサーベルが発進させられる。これはインフィニットジャスティスが装備する機能によく似ている。アキレス腱部には折りたたみ式の大型ナイフが追加されている。
なお、実戦投入は任務開始後しばらくしてからの事であり、劾はそれまでの繋ぎとして、依頼人である地球連合軍現地部隊から供給されたハイペリオンGに搭乗していた。
[編集] フォース
機体本体の詳細は不明。肩アーマーはフルアーマー・フェイズシフトに干渉するためノーマルタイプに換装されている(フルアーマーを展開した機体の外観はセカンドと頭部が違うだけである)。フルアーマー・フェイズシフトを装備した状態のみ公開されている。
[編集] フルアーマー・フェイズシフト
フルアーマー・フェイズシフトは、その名のとおり、フェイズシフト装甲を備えた、ブルーフレーム用の特殊フルアーマーである。熱を遮断する融除剤ジェルの供給システムも内蔵しており、単独での大気圏突入も可能。太陽表面付近にある砲台を破壊するという任務で使用された。アーマーは全身を覆うような形状となっており一見鈍重そうなイメージを与えるが、後方へ展開することにより高い推力を発揮するスラスターユニットとして機能する。
使用された詳細な年代は不明だが、『SEED ASTRAY B』の単行本にある時系列表によると、『SEED DESTINY』の時代よりも後に位置づけられたエピソードに登場する。
[編集] グリーンフレーム
| ガンダムアストレイ グリーンフレーム | |
|---|---|
| 型式番号 | MBF-P04 |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 | アストレイ標準装備 ツインソードライフル |
| 搭乗者 | トロヤ・ノワレ バリー・ホー |
全5機製造されたP0シリーズの内、パーツ状態まで製造されヘリオポリス崩壊により行方不明となっていた2機の内の1機。元オーブ軍のMSパイロットバリー・ホーが何らかの経緯で本機のパーツを入手し[要出典]、ロウ・ギュールにより組み立てられ[要出典]、東アジア共和国第13密林保護区に潜伏する反政府ゲリラの青年トロヤ・ノワレに譲渡した。
故郷であるアジアのとある村の窮状を知ったバリー・ホーは、アメノミハシラのロンド・ミナ・サハクのもとへ相談に訪れた。この時、ロールアウト済みの4機のPナンバーのアストレイは全てミナの配下に揃っており、ミナはそのうちのグリーンフレームを気前よくバリーに譲ったのであった。その後、地球に降りたグリーンフレームはバリーを師匠とするトロヤ・ノワレにさらに譲られた。
P04グリーンフレームは、P01〜03のような事後改装はおこなわれておらず、形状、基本性能共に先行3機の新造時状態とほぼ同一。特に、機体本体のエクステリアは全く同型である。
だが、緑のフレーム色の兼ね合いから[要出典]頭部センサーのカラーはイエローとなっている。
白っぽい装甲のカラーリングはP02、03と同じであり、限りなく純白に近い「ホワイト100%+ネービーブルー少量」という調合である[8]。
装甲もゴールド、レッド、ブルーとはことなりトーンダウンした灰色に近い色をしている[要出典]。
擬似人格搭載で教育型コンピュータベースの戦闘支援AIが組み込まれている。これはロウ・ギュールが造り上げたもので、機体各部のセンサーとの連動により、「あらゆる攻撃を完全に回避する」能力があるとされている[9]。また、これらのセンサーは既存のアストレイ3機よりのものより強化されている。
- ツインソードライフル
- アストレイ純正のビームライフルに代わり装備された専用ライフル。遠近両面での戦闘を想定し、銃身上下にスライド展開式のビームサーベル2基、銃尻に斧状の実体ブレードが設置されている。
[編集] 脚注
- ^ メディアワークス『データコレクション機動戦士ガンダムSEED外伝』「王道ならざる者たち[要出典]」
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』スニーカー文庫発行。
- ^ バンダイ「1/144コレクションシリーズ ガンダムアストレイ・レッドフレーム」パッケージ記載解説文、「1/144 HGガンダムアストレイ・レッドフレーム」付属解説書、メディアワークス『データコレクション機動戦士ガンダムSEED上巻』『データコレクション機動戦士ガンダムSEED外伝』「王道ならざる者たち[要出典]」「オフィシャルレポート(公式報告書)」、『ガンダムSEEDアストレイマスターズ』、ホビージャパンムック『機動戦士ガンダムSEED Vol.1』『機動戦士ガンダムSEED Vol.4』、サンライズ『機動戦士ガンダムSEEDアストレイ公式サイト』、『SEED MSV公式サイト』参照。
- ^ 「1/144 HGガンダムアストレイ・レッドフレーム」付属解説書による。
- ^ 角川書店『公式ガイド機動戦士ガンダムSEED』にはなぜか「造語」であると書かれている。他の資料にはこのような事は書かれていない。
- ^ 小説版『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』2巻
- ^ 電撃ホビーマガジン2006年5月号より。
- ^ バンダイ「1/144 HG ガンダムアストレイレッドフレーム」「1/144 HG ガンダムアストレイグリーンフレーム」カラーガイドによる。
- ^ プラモデル「1/100 ガンダムアストレイグリーンフレーム」(バンダイ)付属解説書による。
[編集] 関連項目
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