SDガンダム カプセルファイターオンライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
SDガンダム
カプセルファイターオンライン
ジャンル オンラインアクションシューティング
対応機種 Microsoft Windows XP,Vista
開発元 ソフトマックス
発売元 韓国 BANDAI KOREA
日本 CJインターネットジャパン
人数 最大12人(2チーム分かれて各6人の場合)
メディア  ダウンロード
発売日 大韓民国の旗 2006年
中華人民共和国の旗 2008年
中華民国の旗 2009年
日本の旗 2010年
テンプレートを表示

SDガンダム カプセルファイターオンラインとは、デフォルメされたガンダムシリーズモビルスーツたちが戦う、Microsoft WindowsPC用のオンラインアクションシューティングゲームである。ガンダムゲーム初の無料でプレイできる課金スタイルをとっている。従来のSDガンダムの頭身は2頭身のものが多かったが、本作は3頭身になっている。

概要[編集]

バンダイナムコグループのプロジェクトで、BANDAI KOREAが企画を総括し、韓国のソフトマックスが開発、CJインターネットが韓国国内へのパブリッシングを担当する。モビルスーツのモデリングは、SDガンダム GGENERATIONシリーズを製作しているトムクリエイトが担当。ガンダムのゲームの中では珍しく、ガンダムシリーズを制作しているサンライズが直接出資をしている。[1]

現在は韓国で正式サービス中である。2008年から中国、2009年から台湾でもβテストが始まっている。日本は2010年2月19日に正式日本リリースが発表され[2]、クローズドβテスト(2010年5月20日より開始)、オープンβテスト(6月1日開始)を経て、2010年6月17日より正式サービスが開始された [3]。日本版運営は『CJインターネットジャパン』が担当。

ゲームシステム[編集]

プレイヤーはユニット(モビルスーツ)のパイロットになり、様々なミッションや対戦をこなしていきながらユニットを集めていく。プレイヤーの階級を上げることで、訓練サーバーから初心者サーバー、上級者サーバーのようなさまざまなサーバーに入りプレイできる。サーバーによって選択できる難易度が変わる。

ミッションモードと対戦モードがあり、ミッションモードには基本的に、協力プレイの共同ミッション、一人でプレイするシングルミッションがある。対戦モードでは、さまざまなルールの対人戦をプレイできる。ミッションおよび対戦終了後にはプレイヤーに熟練度と勲功とポイント、ユニットも経験値が貯まっていく。

ユニット経験値は一定の数値まで貯まればユニットはレベルアップし、ロックされていたスキルや必殺技がアンロックされる。熟練度はアイテムを使用することでユニット経験値に変換できる。勲功は各階級に設定された数値まで貯めることで階級が上がり、他のサーバーにも入れるようになる。ポイントはショップでのさまざまなアイテムの購入に利用できる。ユニットの獲得には、課金やゲーム内ポイント(日本版のみ)などで購入した「コイン」を使うか日本版以外ではゲーム内ポイントを直接消費して「カプセルマシン」と呼ばれるガチャポンのような機械で集めていく他、「プランミックス」(設計図)と呼ばれるユニット合成によって獲得が可能。ただし、勲功をある程度ためて階級を上げなければ設計できない機体も存在する。ただし設計システムは2012年6月28日に廃止された。[4]また、他のプレイヤーと「クラン」と呼ばれるチームを結成し、クラン戦サーバーで他のクランとの対戦も可能。

機体(ユニット)[編集]

ユニットにはランクが設定されており、S、A、B、Cの4段階のランクがある。さらにランクについてはノーマルの他に、レアユニットにはR(レア)、ノーマルから性能を向上したユニットはS(シークレット)、既存の機体からユーザー募集で採用された独自配色に加えて性能・スキルを若干変化されたU(ユニーク)が段階分けされている。(例:AランクのレアユニットはARランク。BランクのシークレットユニットはBSランク。ユニークについてはBのユニーク、BRのユニークのいずれであってもBUランクとなる。)基本的に性能が高いほどランクとコストも高い。

日本版以外ではレア、ユニークはノーマル同様ゲーム内ガチャなどで入手が可能、ただし設計図はない。シークレットは設計図のみからの作成となる(一部のみミッション・クエスト報酬やイベント・特殊なガチャなどでも入手可能)。

シークレットについては日本版のみ仕様が異なる。基本的にはWebガシャポンから完成品を入手となり、設計図については運営イベントをクリアした際に配布されたり、マイレージボックスからBSランクの設計図が低確率で入手できる程度に留まっている。

ランクとは別に各ユニットには属性が設定されており、グー・チョキ・パーの何れかの属性がユニットに割り当てられている。 これにはじゃんけんと同じく三竦みが成り立っており、対戦(及びミッション)時におけるユニット間の攻撃及び防御時のダメージに影響する。 また各属性毎に大まかな性格付けがなされており、グー属性には水平移動時間が長く格闘攻撃の強い近接型、パー属性には垂直移動時間が長く狙撃等が可能な遠距離型、チョキ属性にはその間を取ったバランス型が多い。(ただし、前記の性格と異なる例外的な武装を持つ属性のユニットも存在する) この三竦みのため、特に対戦においてはユニットの属性バランスも考慮する必要がある。

またユニット毎に経験値とレベルが存在し、レベル上昇に応じてユニット固有のスペシャルアタック(必殺技)や各種スキルが開放されてゆく。(スキル・必殺技無しの「ルーキー」から「ソルジャー(必殺技取得)」→「ベテラン(1次スキル取得)」→「エース(2次スキル取得)」となる)

エース以上のレベルに上げるとユニットに設けられたカスタム数とレベルに応じてカスタムポイントを取得でき、これを用いて該当ユニットのステータスを任意に強化する事が出来る。 (ただし、期間レンタルユニットの場合はエースレベルに固定されレベルは上昇しない。)

カスタムポイントによるステータス強化以外にも、ミッション報酬やポイント交換等によって得られるペイントやステッカーと呼ばれるアイテムにより、ユニットの配色を変更したり特定箇所にステッカーを貼り付ける等のカスタマイズを行える。

これにより個性的な配色やステッカーを持つオリジナルのユニットを作り上げる事が可能である。(極一部の機体のみペイント・ステッカー不可のユニットも存在する)

戦闘パート[編集]

戦闘時はTPSの感覚でユニットを操作していく。武装は1モードにつき最大5つ持っており、射撃や格闘といった攻撃を使い分けながら戦っていく。

4つ目の武装である必殺技は、SPケージを貯めることで出せる。必殺技の中には、原作のワンシーンを再現したものもある。必殺技にも種類があり、自機が連続格闘を行う乱舞型、特定の範囲の敵に射撃などをする全弾発射型(別名範囲型)、極太のレーザーを一定時間照射するマップ兵器型(通称ゲロビ型・ゲロビームの略。ゲーム「機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン」に登場したMA、ビグ・ザムが嘔吐のように極太ビームを発射することが由来。)があり格闘コンボに組み込んだり自分が攻撃を受けているときにも発動が可能なためカウンター的な使い方をすることもできる。

5つ目の武装では、自分が装備したバトルアイテムを使用できる。

ゲームの基本ルールは、2チームに分かれて敵を倒し、倒した敵のコストの合計で勝敗が決まる「一般対戦」と、2チームに分かれてコストを0にさせたチームが勝ちとなる「デスマッチ」に、2チームに分かれて、戦艦に搭載した自分のユニットを交代させながらデスマッチを行う「タッグマッチ」、敵チームのもち点を削りあう「グリッド戦」、一般対戦が基本になった、隊長が撃墜した敵と隊長のコストが5倍になり、隊長機が強化される「隊長戦」がある。また、トレーニングではNPC(ノンプレイヤーキャラクターの略)相手に練習することも可能。さらに2012年9月20日に一般対戦においてプレイヤーと同数のAIユニットと対戦できるようになる[5]

不要なユニットは廃棄することも可能、他国では廃棄したユニットのランクに関わらず一律にわずかなポイントがもらえ、日本版では廃棄したユニットのランクごとに異なるマイルが入手できる。

カプセルマシン[編集]

日本版以外ではゲーム内ポイントや主に課金で入手できるコインを使ってカプセルマシンを回し抽選でユニットを入手できる、マシンごとに入手できるユニットはあらかじめわかるようになっているがレアユニットのみ黒塗りのシルエットで表示され名前も隠されている。

カプセルマシンで入手できるユニットのカスタム数はCランクが2~4、Bランクが2~3、Aランクが2固定となっている。

日本版以外ではほぼすべての国が同じ中身のカプセルマシンを実装している。(マシンの実装順番が異なる国もあるが中身のパターンは他国と同じ)ただしカプセルマシンを回すために消費するゲーム内ポイントは国によって異なる場合がある。

日本版のみカプセルマシンシステムは独自のものとなっておりポイントを直接消費して回せず、ショップでゲーム内ポイントか課金ポイントでコインを買わないと回せないようになっている。 中身のパターンも独自のものとなっており他国ではBSランクでないにもかかわらず基本的に設計でしか入手できなかったディジェや指揮官用ザクⅡ・イベントなどのみで入手できたアッシマーなどが景品候補として入っているマシンもある。 また、日本版のみカプセルマシンは不定期に削除されることもありさらにコインの購入費用を考えると全体的に見てマシンを回すためのゲーム内ポイント消費量は他国と比べて高めに設定されている。

その他にも各国で期間限定のカプセルマシンが存在する。

韓国版ではBR・ARユニットのみで構成されたレアユニットカプセルマシンや普通のカプセルマシンや設計で入手できないユニットが大半を占めるイベントカプセルマシンなどが実装されることもある。

台湾版ではスーパーカプセルマシンと呼ばれるカプセルマシンがあり、大当たりは台湾で設計図未実装のSランクユニットとなっている。(稀に台湾で設計図・カプセルマシン共に未実装のAランクユニットが大当たりとなっているマシンがある)

その他にもさまざまなユニットが入手できるが、3200ポイントで回せるマシンにはステッカー・ペイントなどの極端なハズレも多い。(課金でしか入手できないステッカーも含まれているが)しかし7500ポイントや14800ポイントなどのより高額なマシンは必ずユニットが入手できるようになっている。

一度に同時に置かれるスーパーカプセルマシンは最大2台(ポイント・コインの消費の違いを含めず)で毎月の大型アップデートごとに入れ替わるようになっている。

香港版にもほぼ同様の期間限定カプセルマシンが実装されている。

日本ではアイテムカプセルマシンと呼ばれるカプセルマシンがあり、やはり大当たりはレアなユニットでハズレは他のユニットやバトルアイテムなどになっている。 こちらも中身は定期的に入れ替わるようになっている。

カスタムカプセルマシン[編集]

韓国版ではカスタムカプセルマシンと呼ばれるプレイヤーがある程度中身を選べるカプセルマシンが実装されている。

最新カプセルマシンで実装された最新ユニットとガンダムデスサイズやTV版デスサイズヘルなどのようにBランクのみ・Aランクのみ構成されたカプセルマシンで入手できるユニット以外の通常カプセルマシンで入手できるすべてのユニットとカスタムカプセルマシン限定ユニットを中身に選ぶことができる。

SRランクのユニットはこのカスタムカプセルマシン限定で入手できるが入手期間が限定されていて期間が過ぎると新しいSRランクユニットに更新されるようになっている。

マシン構成ルールとして6つの枠のうち3機はCランクユニットで構成しなければならず、同じユニットを重複して選ぶことはできない。

回すのに必要なポイントは基本2000ポイントでレア系ユニットを1機枠に入れるたびにさらに必要ポイントが200ポイント値上がりする。

特殊アイテムの「カプセルマシンスロット拡張権」を使えばさらに最大2機のユニットを追加可能になる、また追加枠にレアユニットを追加しても値上がりはしないうえに同じユニットの重複も可能で重複させればそれだけそのユニットの入手確率を上げることができる。

ユニット設計[編集]

各設計図とそれに記されたベースユニットと素材ユニット全てを集めることで新たなユニットを作成することができる。 設計図と素材ユニットは設計完了するとなくなってしまい(ベースユニットは残る)、またレンタルユニットや似ていても武装・細かなランクの違いのあるユニットを素材の代用にすることはできない。(例として「CランクグーのザクⅡ」の代わりに「CUランクグーのザクⅡ」や「CRランクパーのザクⅡ」は代用不可) しかしながら、2012年9月現在、設計システムは破棄されている。

クエスト[編集]

メニューにあるクエストを受けた状態で指定された条件をクリアしたあと再度メニューでクエストを完了させることでポイントやアイテム・ペイント・ステッカー・オペレーター・ユニット・設計図などを入手できる。

クエストで入手できる報酬は国によって異なる場合が稀にあるが日本版にはそれが顕著で大半の報酬がポイントやコインに置き換わっている。

マイル[編集]

日本版独自の制度で公式SNSにログイン・公式SNSの記事に書き込み・ゲーム内で不要なユニットの解体などをすることでマイルポイントがたまり、マイルポイントを使用することでゲーム内ポイントや・ランダムでユニットなどが入手できるマイルボックス・ペイントアイテムなどと交換ができるようになっている。

マイルボックスは数種類あり開けるためにはゲーム内ショップで対応した鍵を買わなければならない。また、マイルボックスから出るユニットは日本版カプセルマシンに含まれていないユニットやB・Aランクのカスタム数4のユニットなども含まれている。

課金制度[編集]

料金形態は基本プレイ無料の、アイテム課金制をとっているが、課金対象はモビルスーツの人気カラーのペイント・ステッカーやモビルスーツの期間レンタル、ユニットや設計図の直接購入(日本版以外・Sランクのみ)、オペレーターの購入などになっている。

また、Webガシャポンなどで抽選でレアユニットや最新のユニットを手に入れられる。またBランクやAランクのカスタム数4の機体などを入手できることもあるが、Webガシャポンは課金しなければ使用できないため、基本的に課金をしなければすべてのユニットは手に入れられない。

戦闘バランス[編集]

対人戦では、ガンダムVS.シリーズ同様ランクが高いユニットがあれば勝てるわけではない。 プレイヤーの操作スキルだけでも十分ランクの高いユニットとも互角に渡り合えるが、 逆に高額課金しても勝てないものは勝てないといった見解もできる。 ただし、操作スキルの他にお互いの機体のレベル(スキルの有無、カスタム内容)や属性も大きく影響する。

共同ミッションでは低ランクのミッションならどのユニットを使ってもクリアできることが多いが難易度が上がるにつれクリアできるユニットを選ぶようになって行き(ノーマルの時点でC・Bランクユニットの大半はクリアが難しい)、難易度Exに至ってはごく一部の機体を使いさらに一部のアイテムがないとクリアするのが困難になるほど難易度が高くなっていく。 原作ストーリーを再現した原作ミッションは特殊でどの難易度でも一度撃墜されたら二度と復活できないのでより出撃 ユニットが絞られる傾向にある。 さらに一部クエストにあるノルマを達成しようとすると難易度はより上がる傾向になる。

登場作品[編集]

登場する作品は、現在36作品。シリーズ中の主人公機体が先にリリースされ、ライバル機体やサブキャラ機体はあとでリリースされる傾向が強い。今後も作品が追加される。

オペレーター[編集]

オペレーターは、ゲーム内でプレイヤーをサポートしてくれる存在であり、メッセージや音声で状況を伝えてくれるほか、基本オペレーター以外は、それぞれゲームを進めるうえで役に立つ特別な能力(効果)を持っている。

基本オペレーター以外は、ゲーム内ポイントか課金ポイントを使って雇う必要がある。一部のオペレーターはwebガシャポンの賞品になっている。

オペレーターの名前は雇い入れたときに自由に変更可能だが、その後の変更は不可能となっている。

オペレーターの声優は日本版の物。

脚注[編集]

  1. ^ [韓国ゲーム事情#438]韓国で「Gオンライン」改め「SDガンダム・カプセルファイター」発表会 4Gamer.net http://www.4gamer.net/news/history/2005.11/20051117171815detail.html
  2. ^ 「SDガンダムカプセルファイターオンライン」2010年春に日本でサービス開始! http://japan.gamespot.com/gamespot/news/story/0,3800075348,20408948,00.htm GameSpot Japan 2010年2月19日
  3. ^ 「SDガンダム カプセルファイター オンライン」,新機能ほか追加要素を実装して本日(6月17日)17時より正式サービス開始。各種キャンペーン実施も http://www.4gamer.net/games/024/G002482/20100617020/
  4. ^ http://www.sdgundamcfo.jp/member/notice/contents.aspx?num=1477&weeeple=1
  5. ^ http://www.sdgundamcfo.jp/event/autumn/update_info.aspx

外部リンク[編集]