フレイ・アルスター
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フレイ・アルスター(Fllay Allster)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する架空の人物(声:桑島法子)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 人物
大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの愛娘で、典型的なお嬢様タイプ。母親は幼い頃に死去している。ヘリオポリスではキラ・ヤマト達の通うカレッジの1期後輩。ミリアリアと同じサークルに所属している。キラがほのかに好意を寄せる、憧れの女性であった。父の理想とする女の子になることを目標としているため、オシャレにも人一倍気を遣っている。カレッジのアイドル的存在。ブルーコスモスの一員である父の影響で、コーディネイターに強い偏見を持っている。サイとは親同士が決めた婚約者で、両想いであった。
[編集] 経歴
ヘリオポリスがザフト軍の攻撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調により難破状態になっていた所をキラが搭乗するストライクに救助され、アークエンジェルにおいてサイらと再会し、以降行動を共にする。
父親ジョージ・アルスターがいる先遣艦隊との合流を目前に、クルーゼ隊との戦闘に巻き込まれ、その際捕虜になっていたラクスを人質にする事で停戦させようとするが、叶わないまま目の前で父親の乗艦する戦艦がザフト軍に撃墜される。錯乱したフレイは、帰艦したキラを父親の命を守りきれなかったと激しく非難した。これをきっかけに、フレイはコーディネイターへの憎しみに囚われ、アークエンジェルが地球に降下する際に地球連合軍に入隊志願する(しかし、アークエンジェルでは他のヘリオポリスの仲間と異なり、特にクルーとしての仕事を行う描写は見られない)。さらにキラが同じコーディネイターであるザフト軍との戦闘に迷いを捨てて身を投じるよう駆り立て、また天涯孤独の自分を守ってもらおうと、精神的に不安定になっていた彼の求める慰めを与えた。そのために、親の決めたフィアンセであったサイとは地球降下後に婚約を一方的に破棄している(この三角関係は無限のリヴァイアスからヒントを得た可能性がある)。だが、内心ではサイを嫌ってはおらず、キラへの対抗心からストライクを起動させるも崩れ落ちる嘆かわしい姿を見て、辛くなり涙を流し立ち去る姿があった。 また、その後もサイを心配する描写があり、キラの前でサイの話をした際、「本心はサイが好きで、優しくしてくれたのは自分が同情されていたからだ。」とキラに感づかれ、一部誤解されてしまう。また、上記のように当初はキラを利用しようとしていたが、キラと共に時間を過ごしていくにつれ、自覚はないものの本心からキラに惹かれるようになっていった。キラとの別れ際には、今まで傷つけたことを深く反省し、これからは彼に誠意を持って優しく接しようと心に誓っていた(小説参照)。
地球降下後、オーブへ寄港した際に、サイやトール達はヘリオポリスから脱出してオーブへ帰国していた家族と面会するが、面会者のいないフレイは1人アークエンジェル内に残り孤立する。しかし、両親がオーブで健在であるキラがアークエンジェルに残っているのを同情されたと思い込んで激しく詰め寄り、もとより不安定であった2人の仲はバランスを崩していく。フレイは関係の回復を望むが、直後の戦闘でキラはMIA(戦闘中行方不明)になり、父親の死後唯一の拠り所であったキラを失って激しく動揺する。悲しみから逃げるためサイとよりを戻そうとするが、彼女が本当にキラに想いを寄せるようになっていた事を見抜いていたサイは、それを冷たく拒絶する。また、その直後、ミリアリアが捕虜であるディアッカを殺そうとしている所を目撃する。ミリアリアはサイに止められ正気を取り戻したが、フレイは部屋に置いてあった拳銃で「コーディネイターなんて皆死んでしまえばいい。」と言い放ち、ディアッカを殺そうとするが、ミリアリアに阻止されてしまう。直後、ミリアリアに何故コーディネイターを庇ったのか激しく詰め寄るもその場から去って行った。
アラスカ基地到着後、アークエンジェルからの転属命令を受けるが、直後に起こったザフト軍のアラスカ基地攻略戦において、クルーゼによって拉致されてしまう。その後、通常の捕虜扱いでは無くクルーゼの身近に置かれながらザフト軍と行動を共にしていたが、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータと共に救命ポッドにて漂流させられ、ナタルが指揮するドミニオンに救助される。地球連合軍への復帰後は、自らの希望でドミニオンのオペレーターとしてナタルの指揮下で任に着く。これは戦場がキラと再会しやすい場所であり、そして死と隣り合わせの場所にいる事が彼女なりの贖罪であった。
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、ナタルの言葉に従い、ドミニオンから他の搭乗員と共に脱出艇に乗り込み避難する。戦闘空域から離脱しようとする脱出艇の窓越しからフリーダムに搭乗するキラと再会を果たすものの、直後にプロヴィデンスのドラグーン・システムから放たれたビームが脱出艇に直撃して落命する。
その直後、泣き叫ぶキラの精神世界に現れ、「自分は生前、怖さ故に自分のこと意外何も見えていなかった。」と彼に謝罪する。そして、魂となった彼女は素直な気持ちで「あなたはもう泣かないで。私の本当の想いがあなたを守るから…」と、彼を包み込むように寄り添い消えていった。
[編集] 備考
- PHASE-16「燃える砂塵」では、未成年の多くが視聴できる時間帯であるにもかかわらず、性行為を示唆するシーンが放映されて、当時BPOへ抗議が向けられると言う事も起こった。DVDにはこのシーンはそのまま収録されている。また、『スペシャルエディションI 虚空の戦場』でははっきりとそのシーンが描かれている(ただし流石に地上波放送版では、編集されている)。桑島法子曰く、フレイがキラを押し倒すシーンは何度も録り直していたそうである。
- 彼女が落命することになる最終話(2003年9月27日放送)よりも6日前に発売された『機動戦士ガンダムSEEDオリジナルサウンドトラック3』(同9月21日発売)には「フレイの死」という曲目が収録されており、事実上ネタバレという事態になってしまった。
- 本作の脚本およびシリーズ構成を担当した両澤千晶は、アニメ放映終了後のインタビューで「本当は自分の中では、フレイは『無敵超人ザンボット3』で有名な、人間爆弾にしたかった」とコメントした。
[編集] 他作品での出演
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- はっきりとαナンバーズの面々から嫌われている。助けられて早々に人類の平和を守るために戦ってきたαナンバーズに対して、ひんしゅくを買うような発言をしており、わがまま放題やってしまうので白眼視されていた。また、死亡した際には、キラ以外に彼女の死を悲しむ描写は無く、悪役に近い扱いを受けていた。
- スーパーロボット大戦J
- ヘリオポリスの学生の中で一番、同じく桑島法子が声優を務めるナデシコに興味を示していた。また、死後にキラ以外の仲間達もクルーゼに対して「彼女は普通の女の子だった」などの怒りの言葉をかけていた。
- スーパーロボット大戦W
- ヘリオポリス脱出時にアークエンジェルではなくヴァルストークに保護される(AAへはアルテミスで合流)。そこで主人公カズマと出会い、アラスカ基地で再会した際にはキラやサイを利用してしまった事への苦悩を打ち明け、カズマからは(当時キラは行方不明だったため)サイだけにでも自分の言葉で謝るように助言を受け、フレイもそれを決意し、一度アークエンジェルへ戻ろうとするがその途中で原作通りクルーゼに誘拐される。メンデル戦で原作通りの流れでニュートロンジャマーキャンセラーのデータを持たされて戦場に放り出されるが、キラとの関係を知ったクルーゼが態度を翻し、キラの目の前で殺されそうになる。が、そこをラクスがエターナルで割って入ったため、事なきを得て、AAに回収される(しかし、この時の混乱でラクスが火星の後継者に誘拐されてしまう)。その後サイと和解し、キラに対しても謝罪、自らの出生を知った事とラクスが目の前で誘拐された事で塞ぎ込んでいた彼の支えとなる。この際、自分を救ってくれたラクスの救出をキラに頼むなどコーディネイターへの偏見もなくなったようである。その後も細胞の異常に苦しむプレア・レヴェリーを風花・アジャーと共に看病して彼を心配する姿を見せた。EDではキラ達と共にプラントに訪れている。なお、今回フレイが生き残る事が出来たのは「少しの偶然が重なった結果」と作中でも語られている。また、前述どおりヴァルストークに保護された際、家事関係の手伝いをしていたこともあるからか、本編中でのいわゆるワガママな面は鳴りを潜めており前述どおりサイやキラに素直になることが出来た。
- SDガンダム GジェネレーションSEED
- レンタルキャラクターとして使用できる。育成の仕方によっては、エースパイロット並みに強力なキャラにもできる。ただし、戦闘で用いた際の台詞は物語初期の我がままぶり[1]と、コーディネーターへの憎悪に彩られており[2]、狂気的なキャラクターとして描かれている。
- SDガンダム GジェネレーションDS
- ライバルルートでは旗艦がドミニオンであるため、ドミニオンのオペレーターとなっている。後にキラと再会した際に彼と和解し、パイロットに転向する。また救出も可能、でキラと再開したときは、和解し、とアークエンジェルのオペレーターとなる。ED後は、キラの別れをいわず{キラを苦しめさせたため会える顔がないと}その後家族に父さんが死んだ事を言い、ミリマリアと一緒にカイ・シデンのもとでジャーナリストをしている。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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