エゥーゴ
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反地球連邦政府組織(A.E.U.G.通称エゥーゴ ) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の組織。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
地球連邦軍の准将、ブレックス・フォーラらによって結成された反ティターンズ勢力。ティターンズと同じく母体は連邦軍であり、Ζガンダムや百式、ΖΖガンダムなどのモビルスーツやモビルアーマーを戦力として持つ。ティターンズと対立する一方で、ティターンズ同様アナハイム・エレクトロニクス社から兵器・資金面で援助を受けている。また、連邦議会に議席を持っており劇中でもブレックスや クワトロ・バジーナが出席するシーンが見受けられる。
メンバーは民間人や元連邦軍の軍人、ジオン軍残党の一部など多彩な組み合わせで構成されており、また両作品の主人公格であるカミーユ・ビダンやクワトロ・バジーナ、ジュドー・アーシタをはじめとするパイロットたちや、アニメ『機動戦士ガンダム』にも登場した指揮官であるブライト・ノアが旗艦アーガマやネェル・アーガマの艦長として所属する。
[編集] 名称
エゥーゴという組織名の正式名称については、次のように様々な説[1]がある。
- Anti Earth Union Government(反地球連邦政府)
- ―Union Group(反地球連邦組織)
- ―United nation Government(反地球連合国政府)
- ―United Government(反地球連合政府)
昔の資料や小説では「Anti Earth Union Group」と記述されているが、1998年頃からは「Anti Earth United Government」と書かれている資料が多い。
[編集] エゥーゴの歴史
[編集] 設立の経緯
当初は明確な軍事組織ではなく、スペースノイドたちが生活を維持するための、相互協力的な色彩の強い自然発生の組織だった。ゆえに確固たる指揮系統を持っていない。
その中の急進派の人々と、アナハイム・エレクトロニクスのような宇宙企業が手を組んだ事から戦力を持ち、軍事色の強い組織となっていく。彼らが手を組んだ理由はお互いの利益の一致。スペースノイドは自治権の獲得、企業は消費者を得たいという目的があった。特にイデオロギーはない。
宇宙世紀 (U.C.) 0080年、一年戦争は地球連邦軍の勝利で幕を閉じたが、連邦軍に反目するジオン軍残党勢力が数多く残り、様々な形で反攻を行っていた。U.C.0083年にコロニー落とし作戦を決行したデラーズ・フリートの決起はその代表的な事例である。 この事件を契機として、ジオン軍残党の掃討を目的とした特殊部隊「ティターンズ」が結成され、連邦軍内で大きな力を持つようになった。(OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』)
当初から地球出身者(アースノイド)のみを選抜し、選民意識と団結力の強いエリート集団として結成されたティターンズは、コロニー市民に対する差別意識が強く、彼らに対する弾圧を繰り返した。とりわけ30バンチ事件という虐殺事件は、報道統制までともなうものであった。
こうした中、アクシズから地球圏に帰還していたシャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)以下の旧ジオン公国軍メンバー(アポリー・ベイ、ロベルト、ブラウン等)は、事実上軟禁状態だった連邦軍准将ブレックス・フォーラを救出。続いてアナハイム・エレクトロニクス社のメラニー・ヒュー・カーバイン会長と接触して、反地球連邦組織として本格的に動き出す。連邦軍にもティターンズに反感を抱く者は多く、これらはエゥーゴに同調、あるいは参加していった。「敵の敵は味方」という論理で参加した旧ジオン公国軍軍人も多くいた。無論、エゥーゴにもティターンズにも属さない者も存在した。エゥーゴのメンバーの一部の急進派はグリプス戦役後、エゥーゴが地球連邦に同化することに反発し、それらの一部が過激派組織「エグム」として分派している。エゥーゴの潜在的構成員は、ティターンズ寄りの人口をはるかに上回っていた。
グリプス戦役時には、アナハイム・エレクトロニクスやルオ商会を始めとする多くの企業が、出資や戦力の提供などをした。また多くのスペースノイドや連邦宇宙軍将兵も協力的であった。アナハイムにはティターンズのMS独自開発主義に対抗するという思惑もあったが、多くの参加者・協力者の動機はティターンズに象徴されるアースノイド至上主義・コロニー軽視主義が増大していることや、地球の汚染が拡大しているにも関わらず漫然と現状に安寧しようとすることへの反発や危機感である。
しかしエゥーゴの活動は、連邦軍では現状維持派が多数だったこと、ティターンズが連邦軍内で優勢だったこと、「エゥーゴはジオンの残党」という一般への情報操作などもあり、ダカール演説までは隠れて行わざるを得なかった。
その他、宇宙での活動を主とするエゥーゴに対し、地上での活動を主とする支援組織カラバがある。
[編集] グリプス戦役期
両組織の対立は、U.C.0087年から翌0088年の1年間に及ぶ「一年戦争」以来の地球圏全体を戦場とした紛争へと発展した(グリプス戦役)。一連の戦闘のさなかにティターンズによりブレックス・フォーラが暗殺されるが、その跡を継いだキャスバル・レム・ダイクン(=クワトロ・バジーナ=シャア・アズナブル)とともにニュータイプとして最高の資質を秘めるカミーユ・ビダンや、地球での支援組織カラバに参画した一年戦争の伝説の英雄であるアムロ・レイ、ホワイトベースクルーであったハヤト・コバヤシらがティターンズ打倒を目指して戦い続けた。 当初は苦しい戦いを強いられていたエゥーゴだったが、ダカールの連邦議会を占拠してシャアが行ったダカール演説を機に戦局は一転。アクシズの介入やティターンズ内部の主導権争いなどで戦いは混迷を極める中、メールシュトローム作戦でエゥーゴ艦隊はグリプス2の占拠に成功。コロニーレーザーでティターンズの主力艦艇を殲滅し、さらにパプテマス・シロッコの母艦であるジュピトリスを撃沈。ティターンズは組織的に壊滅し、エゥーゴはこの戦争の勝利を得た。 しかし、シロッコを倒したカミーユは精神崩壊(TV版のみ。小説版では戦死ととれる描写有り)、シャアは最終決戦でのハマーン・カーンとの戦いの末に行方不明になった他、エマ・シーンやヘンケン・ベッケナーなどの多くの人員が死亡もしくはリタイアした[2]。
[編集] 第一次ネオ・ジオン抗争期
グリプス戦役の一連の戦闘の結果、エゥーゴは数多くの人材・機材を喪失し、残存艦艇は旗艦アーガマと他数隻という状態だった。またティターンズの崩壊によりエゥーゴの目的が達成されたと考えた参加者もおり[3]、組織としての勢力は著しく低下していた。 グリプス戦役終結時に戦力の大半を温存していたアクシズ(後にネオ・ジオンと改める)が地球圏の制圧に動きだした際、エゥーゴの残存部隊はガンダムタイプのMSで編成したガンダム・チームで抵抗を行った。その中心にいたのは、友人達と成り行きからアーガマに乗船し、ZZガンダムのパイロットを務めたジュドー・アーシタだった。(「第一次ネオ・ジオン抗争」) なお対ネオ・ジオン戦で活動したエゥーゴの戦力はアーガマ一隻(後にアーガマは地球へ降下・カラバに譲渡され、ネェル・アーガマがエゥーゴに配備された。)とガンダム・チームだけである。 グリプス戦役後に地球連邦の主導権を握っていたエゥーゴであったが、その当初の思想が受け継がれることはなく、従来の官僚主義的な地球連邦の体制の中に飲み込まれていったのだった。
[編集] 第一次ネオ・ジオン抗争後
エゥーゴの軍事力は、戦闘能力を失った地球連邦軍の正規部隊(ロンド・ベル隊)として組み入れられる形で発展的に解散した。それ以外は元と同じく、スペースノイドの生活のために地道な活動を続けていると思われる[4]。
[編集] 構成員
- グリプス戦役期
- 指導者
- アーガマ初代及びラーディッシュ艦長
- アーガマ二代目艦長
- パイロット
- アーガマ:ブリッジ
- トーレス
- サエグサ
- サマーン
- シーサー
- キースロン
- ハヤイー
- アーガマ:メカニック
- アストナージ・メドッソ
- アンナ・ハンナ
- トラジャ・トラジャ
- マナック
- 医師
- ハサン
- 第一次ネオ・ジオン抗争期
[編集] 主要スポンサーとその関係者
- ルオ商会
[編集] 所有兵器
- グリプス戦役期
- 第一次ネオ・ジオン抗争期
[編集] 脚注
- ^ ちなみに、ゲーム『SDガンダム GGENERATION』では「AUEG」となっている。
- ^ なお、『劇場版Zガンダム』では、TVシリーズの結末と同じように多くの人員を失ったもののカミーユは健在であった。漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』によれば、ティターンズの壊滅後はその残党狩りを行ったらしい。
- ^ 参加者の中にはティターンズにより自分達の利権が損なわれるという理由で参加していた者も多かった。
- ^ 一部の参加者は体制側に吸収されたエゥーゴに見切りを付け、過激派組織エグムやネオ・ジオンなどといった反政府運動に参加、あるいは当時の知己を伝に情報屋として活動している。

