映像の世紀

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映像の世紀(えいぞうのせいき)とは1995年3月から1996年2月にかけて放映されたNHK放送開始70周年記念ドキュメンタリー番組である。NHK・アメリカABC国際共同取材。全11集。NHKエンタープライズからDVD全11巻(+別巻)が発売されている。製作から10年以上経った現在でも「NHKスペシャル」の中で人気のある作品の一つである。

1999年には20世紀初頭から平成の約100年の歩みを47都道府県別に編集した番組『日本 映像の20世紀』(1999年4月10日~2000年3月25日)が放送された。

目次

[編集] 概要

世界30ヶ国以上のアーカイブから収集した貴重な映像と回想録や証言等で描いた作品である。山根基世のナレーションによる無駄のない淡々とした進行、メインテーマ「パリは燃えているか」を始めとする加古隆の手がけた音楽も反響を得た。の出演は青二プロダクションが担当している。

「動く映像」を通して激動の20世紀を知る事が出来る貴重な作品である。

[編集] 全シリーズ

集数 タイトル 初回放送日
第1集 20世紀の幕開け
カメラは歴史の断片をとらえ始めた
1995年3月25日
第2集 大量殺戮の完成
塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た
1995年4月15日
第3集 それはマンハッタンから始まった
噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした
1995年5月20日
第4集 ヒトラーの野望
人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した
1995年6月17日
第5集 世界は地獄を見た
無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆
1995年7月15日
第6集 独立の旗の下に
祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ
1995年9月16日
第7集 勝者の世界分割
東西の冷戦ヤルタ会談から始まった
1995年10月21日
第8集 恐怖の中の平和
東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した
1995年11月18日
第9集 ベトナムの衝撃
アメリカ社会が揺らぎ始めた
1995年12月16日
第10集 民族の悲劇果てしなく
絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった
1996年1月20日
第11集 JAPAN
世界が見た明治・大正・昭和
1996年2月24日
別巻 ~歴史の舞台を廻る~ (オリジナルビデオ)

[編集] サウンドトラック

サウンドトラックは1995年10月21日エピックソニーから発売された。タイトルは『NHKスペシャル「映像の世紀」』。なお都合上、収録仕切れなかった曲は2000年10月12日に発売された『「パリは燃えているか」NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版』に収録されている。以下が収録作品。

NHKスペシャル「映像の世紀」
  1. パリは燃えているか ―メインテーマ―
  2. ザ・サードワールド
  3. 睡蓮のアトリエ
  4. シネマトグラフI
  5. 大いなるもの、東方より
  6. 機械工場
  7. トルストイの手紙
  8. 新大陸に誘われて
  9. パリは燃えているか ―宇宙篇―
  10. 時の刻印
  11. シネマトグラフII
  12. はるかなる王宮
  13. パリは燃えているか ―追憶篇―
「パリは燃えているか」NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版
  1. パリは燃えているか オープニング・テーマ
  2. 時の刻印II
  3. 大いなるもの東方よりII
  4. パリは燃えているか ピアノ・トリオ・ヴァージョン
  5. 最後の海戦
  6. 森は失われた
  7. パリは燃えているか オルガン・ヴァージョン
  8. ワン・ワールド
  9. 狂気の影
  10. パリは燃えているか オーケストラ・ショート・ヴァージョン
  11. シネマトグラフIII
  12. 最後の海戦II
  13. パリは燃えているか ブラス・ヴァージョン
  14. 未来世紀
  15. ザ・サード・ワールドII
  16. パリは燃えているか ジャズ・ヴァージョン
  17. 時の刻印III
  18. 睡蓮のアトリエII
  19. パリは燃えているか ピアノ・ソロ・ヴァージョン

このうち「パリは燃えているか」は高い評価を得、『image』など他のCDにも収められている。また、スタジオジブリで『もののけ姫』制作に入る段階でこの番組のプロデューサー・河本哲也を招いて『映像の世紀』を鑑賞、「人間の度し難さ」について話し合ったのが縁で、ブエナビスタから発売されているドキュメンタリー「もののけ姫はこうして生まれた。」にも、この番組の音楽が多用されている。

[編集] 声の出演

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク