三悪 (タイムボカンシリーズ)
三悪(さんあく)とは、アニメタイムボカンシリーズにおける、主人公の敵方の三人組を指す通称。
その名の通り悪役だが、『怪盗きらめきマン』ではヒーロー側が怪盗であるため、こちらが警察官(刑事)となっており立場が逆転している。
作品ごとに人物名は変わるが、「妖艶な美女のリーダー」、「女子高生好きな発明家」と「怪力男」の2人の男性部下という構図と、その担当声優はシリーズ内で共通している。
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[編集] 概要
『タイムボカンシリーズ』全作に登場する、
- 小原乃梨子が演じる、小悪魔的な性格でお色気たっぷりの女性リーダー
- 八奈見乗児が演じる、女性リーダーに忠誠を誓い、小ずるい知能に長けたわりには意外と肝っ玉が小さい頭脳派タイプの男性キャラ
- たてかべ和也が演じる、関西弁を喋る大食漢で、頭よりも手が先に出る怪力タイプの男性キャラ
の以上計3名で構成された、各作品の主人公たちと敵対するトリオの総称である。「悪玉トリオ」「3バカトリオ」とも呼ばれる。同シリーズの人気の根源を支える名キャラクターたちである。
基本的なキャラクターデザインは天野喜孝がシリーズ第1作である『タイムボカン』でデザインしたものを踏襲している。
『タイムボカン』は勧善懲悪のSFギャグアニメとしてスタートした。スタッフとしては当然ながら主役が人気が出るように制作していたが、放送回が進むにつれて悪役である三人組(マージョ・グロッキー・ワルサー)に人気が集中。実力派の声優として知られる小原・八奈見・たてかべの演ずる彼らはやがて「三悪」または「悪玉トリオ」と称され、シリーズ全作品を通して「ドクロマーク」を旗印として用い、コスチュームと名前が変わる程度で、ほぼ同一のキャラクターデザインで登場するほどの人気を得た[1]。本来の主役である善玉に対して、三悪は影の主役(ヤッターマン後期EDでは、歌詞の中に「悪役主役よ」というものまである)と言われた。小原は『アニメージュ』1993年10月号付録『やっておしまいBOOK』の中で歴代の善玉達の事を「表紙の人」と評している。
彼らは毎回正義の味方に負け続け、高額を投じて造った[2]メカは爆発し、その後それに追い討ちをかけるようにボスと仰ぐキャラクターなどから「ママより怖いおしおき」「○○の刑」「愛の特訓」「大激怒」など悲惨な目にあわされるが、決してへこたれず(懲りず)に悪の道を邁進し続けた。彼らの人気の秘密は視聴者に不屈の精神の素晴らしさを、ある意味で逆説的に訴えかけていたためだったのかもしれない。
なお、「三悪」という言葉は『ヤッターマン』の次回予告(オモッチャマ役の桂玲子が担当)で初めて使われた名称であり、現在ではこの名称が事実上の公式の呼称となっている[3]。但し、アニメ雑誌などの読者や本放送終了後に再放送などで見た人以外には「三悪」という言葉はあまり知られず、「あの3人組」、あるいは「ドロンボー一味」など、各作品のチーム名で呼ばれることも多く、正義側を後一歩まで追い詰めながらも、詰めの甘さで逆転負けを喫したり、劇中での会話やポカをやらかしたりするケースから、「3バカ」という愛称で呼ばれる事もある。
三悪、特に八奈見乗児が演じるキャラは、たびたび物語の展開を中断して視聴者に語りかけてきたり、視聴者からのファンレターを読む等の、いわゆる「第四の壁」を破る行為をおこなうことが特徴であった。
その人気の高さから、タイムボカンシリーズのOVA『タイムボカン王道復古』では三悪が主人公となっている他、タイムボカンシリーズに関連したゲーム作品でも、三悪が主人公やメインキャラとして扱われることが多い。
[編集] 三悪に関する事項
[編集] 爆発は三悪の死を意味しない
全作品のお約束として、少なくとも三悪については、爆発がその死を意味することはない。彼らが操縦するメカは基本的に毎回爆発するし、その他のシーンでも『ヤッターマン』のドクロベエが指令を伝え終えた後や恒例のお仕置きなどで爆発があるが、彼らは爆死しなければ怪我もせず、服がボロボロになる程度で済んでいる。その他、メカを溶かす液体にかかっても、三悪(特に女ボス)の服が溶けるだけで、彼らは火傷を負ったりしない。このような彼らの驚異的な悪運の強さは、『ヤッターマン』のエンディングテーマの一節(前期ED『天才ドロンボー』)において歌われるほどに特徴的なものであった。
但し、爆死を恐れるような台詞が初期には見られた他、『タイムボカン』や『オタスケマン』では主人公達をあの手この手で爆殺しようとしていたため、タイムボカンシリーズの世界の住人全てにこの法則があてはまるわけではない。
[編集] 三悪は悪事しかやらない
三悪は『怪盗きらめきマン』の「花の刑事トリオ」を除いて、原則として「悪役」であり、悪事以外の事はやった事はほとんど無い。一般的には『オタスケマン』最終回で、地球に襲い掛かるオオボラー大彗星にアンドロメダマ号で特攻して地球を救ったのが唯一とされているが、これは三悪(オジャママン)を利用していたゲキガスキーの勧めであり、しかもアンドロメダマ内で真相を知られると三悪は(アタ)「名前なんか残らなくていいよ!!」(セコ)「命が残ればいい!!」(ドワル)「嫌や!嫌や!お母はーん!!」と泣き崩れた程である。また『逆転イッパツマン』最終回では、三悪(クリーン悪トリオ)と同行していたミンミンに連れられて、コン・コルドー一味とイッパツマンの最終決戦場に呼ばわれ、その場所でミンミンがコルドーと同一人物であり、その正体は宇宙人で、最終目的が「地球人の宇宙進出阻止」という事を知らされ、今まで三悪がやって来た「タイムリース社への営業妨害」と違った事が分かっても、前回でコルドーによってシャレコーベリース社が計画倒産し、あれだけ散々自分達をこき使っていたコルドーとの上下関係が無くなったのにも関らず、三悪はイッパツマンの戦いを見ているだけで、イッパツマンに加勢しようとはしなかったのである。
もっとも「金」が懸かってるとなれば話は別で、『オタスケマン』第49話ではタイムパトロール隊を首にされ、地球に帰還した三悪とゲキガスキーの目の前で、国際警察長官ホンニー・エーライナーが2人組の誘拐魔に拉致され、ゲキガスキーが「助けてやりましょう」と勧めても、セコビッチは「いいわよ。どうせ人の事だもの」と無関心だったが、三悪達が寄りかかった銅像が誘拐魔の車を直撃し、1人を気絶させると、「謝礼が貰える」と俄然ハッスルし、残りの1人を退治してエーライナー長官を救出した。しかしタイムパトロール隊には復帰出来たものの謝礼は鐚一文も貰えず、しかもその誘拐が実はトンマノマントが仕組んだ事が分かると、この救出劇は「無し」とされ、前述の最終回でもアターシャが「人のためになる事なんてした事なかった」と発言した程である。
[編集] 三悪の仲
この時期のメカアニメの悪役の幹部といえば、常にやり方や手柄争いで反目し合っているというのが多いが、三悪の場合、『タイムボカン』の時は「負けた時の責任の擦り合い」程度で、1回も内部トラブルが無かったものの、『ヤッターマン』第95話ではボヤッキーとトンズラーがユメノパトラに色目を付けたの怒ったドロンジョが一味を脱走したり、『ゼンダマン』第31話ではドンジューローを解雇しようとしたり、『オタスケマン』第23話では連戦連敗にたまりかねたアターシャが、メカ製作をゲキガスキーに代えた事で、セコビッチがショックの余り一味を脱走するなどと、1本に付き最低1回は内部トラブルが起きているが、大抵ラスト近くで仲直りして元の鞘に治まるといった事が多く、三悪の仲はさほど悪くは無い様である。
ただ、毎回理不尽なほど自分達をアゴで使い、負ける度に自分の言い分も聞いてもらえずに八つ当たりしまくる、女ボスに対する子分達(特に八奈見キャラ)の不満は大きい様であり、『タイムボカン』第35話ではマージョやワルサーに八つ当たりされたグロッキーが「番組降りたくなっちゃったな」と呟いたり、同第43話ではワルサーとグロッキーが自分達の心境をEDテーマ「それゆけガイコッツ」の替え歌で歌ったり、『逆転イッパツマン』第54話では、隠球四郎設計メカ「レイケツナイト」の爆発後に瓦礫の山から脱出したコスイネンが、ムンムンが爆死したと思い込んで「自分が支社長になれる!!」と糠喜びするなど、かなり女ボスに対する反感は多い様である。
[編集] 三悪の勝利
基本的に負け続けた三悪だが、シリーズ全作品中ただ一度、『逆転イッパツマン』第30話「シリーズ初!悪が勝つ」においてイッパツマンに勝利している[4]。 また萬屋不死身之介の漫画版ではあるが、ヤッターマンに水泳勝負を挑んで逆転勝利を得ている(もっともゴールしたボヤッキーはサメに下半身を食われていた)。
その他にも、勝ちはしなかったが「負けなかった」回も数回ある。
- 『ヤッターマン』第45話「雪女の秘密だコロン」で主人公のメカ「ヤッターワン」を葬り去ったが、ドロンボー一味が操縦する「バスガマシーン」もミサイルを切り離す装置が故障していたためミサイルに引きずられてヤッターワンに体当たりをしてしまい、引き分けに終わる。他には勝負せず終わったり、新ヤッターマンでもお互いまともにやり合えなかったこともあった。
- 『ゼンダマン』の第51話ではメカプロレスでアクダマンが操縦する恐竜メカがゼンダゴリラを戦闘不能にし、その次の最終回において、修理を終えたゼンダゴリラと恐竜メカがムージョ屋敷で対戦するのだが、アクダマン自身は戦闘に参加しておらず、ニャラボルタだけがメカの中にいる状態で倒された。
- 『オタスケマン』の第52話で、オタスケキンタがオジャママンのジュゴンメカに破壊されるが、その次の最終回でオタスケサンデー号が救援に駆けつけると、ジュゴンメカは爆弾を内蔵した尻尾を切り離して逃亡を図るが、オタスケサンデー号が尻尾を投げ返したことでジュゴンメカが爆発してしまう。
- 『ヤットデタマン』の最終回では、大巨神が天変地異に襲われたナンダーラ王国を救うために登場しているが、ミレンジョ一味とは戦わずに終わる。
- 『逆転イッパツマン』の最終回とその1つ前の回では、クリーン悪トリオとは戦わずに終わる。
- 本編ではないが、『ヤッターマン×トウシバ』の最終回では、ドロンボーメカ「イセエビーン」がヤッターアンコウを戦闘不能状態に追い込み、逃走に成功している。しかもこのメカは破壊されていない。しかしドロンボー一味はその後ヤッターマンの罠にかかり、アンコウも復活している。その後白兵戦になりドロンボー一味は逃走、「ドクロチップ」の謎が解かれるが、ヤッターマンとの決着がつかずに終わる[5]。
これらの事実が示す通り、厳密には「毎週敗北」や「全戦全敗」を喫したわけではないのだが、あまりに毎回の間抜けな敗北が印象的だったゆえ、そのようなイメージが記憶に残っているのだと思われる。
なお、『怪盗きらめきマン』における花の刑事トリオは「怪盗を追う刑事トリオ」という役どころに扮しており、「悪役」というよりは「敵役」に近いが、「やられ役」という立場には変わりない。
この他、OVA『タイムボカン王道復古』ではドロンボー一味がガッチャマンやポリマーを打ち負かしており、ある意味、タツノコアニメ最強の悪役キャラクターの座を獲得しているとも言える。(もっとも、ヤッターマンには敗北し、その後はいつもの通りお仕置きを食らっている。)
[編集] 三悪の相互関係
『ヤッターマン』の放送開始当時、ドロンボー一味と前作『タイムボカン』のマージョ一味は、同一の存在とされていた。『タイムボカン』の最終回(TV放送版のみ)で「次はドロンボーと改名してドクロストーンを探す」という旨の台詞があった他、『ヤッターマン』の劇中でも「タイムボカンの頃を思い出す」という旨の台詞が存在した。
しかし、後にこの設定は無かったことにされ、現在では「各作品の三悪はそれぞれ別人である」ということが公式の設定になっているようである。その例として『王道復古』では『イタダキマン』までの三悪同士の対決が行なわれた他、『ヤッターマン』(リメイク版)の第26話においてドロンボー一味が他の三悪と共演した[6]際には、彼らのことをよく似てる人と評した。
なお、一部の三悪の間には以下のような繋がりが存在する。
- ドロンボー一味のボヤッキーにソバ打ちを教えたのはクリーン悪トリオのコスイネンである[7]。
- ドロンボー一味(『ヤッターマン』)の3人と花の刑事トリオ(『怪盗きらめきマン』)の3人にはそれぞれ血縁関係がある[8]。
- 『怪盗きらめきマン』のヒエールの子孫であるドック・リンゴが自分の先祖を検索していた際、『タイムボカン』のグロッキーと『逆転イッパツマン』のコスイネンが表示された。
[編集] 三悪一覧およびその配役
| 作品名 | チーム名 | 三悪の1人目 | 三悪の2人目 | 三悪の3人目 | 黒幕 | 三悪+α |
|---|---|---|---|---|---|---|
| タイムボカン | マージョ一味[9] | マージョ (30歳) (声:小原乃梨子) |
グロッキー (25歳) (声:八奈見乗児) |
ワルサー (35歳) (声:たてかべ和也) |
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| ヤッターマン | ドロンボー一味 | ドロンジョ (24歳) (声:小原乃梨子) |
ボヤッキー (25歳) (声:八奈見乗児) |
トンズラー (30歳) (声:たてかべ和也) |
ドクロベー (声:滝口順平) |
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| ゼンダマン | アクダマン (アクダマトリオ) | ムージョ (24歳) (声:小原乃梨子) |
トボッケー (25歳) (声:八奈見乗児) |
ドンジューロー (30歳) (声:たてかべ和也) |
ニャラボルタ (声:池田勝) 裁判メカ (声:宮村義人) |
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| オタスケマン | オジャママン | アターシャ (33歳) (声:小原乃梨子) |
セコビッチ (29歳) (声:八奈見乗児) |
ドワルスキー (33歳) (声:たてかべ和也) |
トンマノマント (声:池田勝) |
ゲキガスキー (声:山本正之) |
| ヤットデタマン | ミレンジョ一味[10] | ミレンジョ (27歳) (声:小原乃梨子) |
ジュリー・コケマツ (27歳) (声:八奈見乗児) |
アラン・スカドン (30歳) (声:たてかべ和也) |
ドンファンファン伯爵 (声:山本正之) コマロ王子 (声:丸山裕子) |
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| イッパツマン | クリーン悪トリオ[11] | ムンムン (26歳) (声:小原乃梨子) |
コスイネン (30歳) (声:八奈見乗児) |
キョカンチン (30歳) (声:たてかべ和也) |
コン・コルドー (声:肝付兼太) |
ミンミン (声:土井美加) 隠球四郎 (声:小滝進) |
| イタダキマン | 二束三文トリオ | ヤンヤン(25歳) (声:小原乃梨子) |
ダサイネン(26歳) (声:八奈見乗児) |
トンメンタン(30歳) (声:たてかべ和也) |
竜子 (声:坂本千夏) 孫田空作 (声:田中真弓) |
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| きらめきマン | 花の刑事トリオ | ルージュ(27歳) (声:小原乃梨子) |
ヒエール(29歳) (声:八奈見乗児) |
オンドレー(30歳) (声:たてかべ和也) |
ドキドキドグリン (声:滝口順平) |
|
| ヤッターマン(リメイク版) | ドロンボー一味 | ドロンジョ(24歳) (声:小原乃梨子) |
ボヤッキー(25歳) (声:八奈見乗児) |
トンズラー(30歳) (声:たてかべ和也) |
ドクロベエ (声:滝口順平) |
ドクボン (声:三瓶由布子) ネエトン (声:たかはし智秋) |
| ヤッターマン(実写映画版) | ドロンボー一味 | ドロンジョ(24歳?) (演:深田恭子) |
ボヤッキー(25歳?) (演:生瀬勝久) |
トンズラー(30歳?) (演:ケンドーコバヤシ) |
ドクロベエ (声:滝口順平) |
なお、これらのキャラクターは、その人気ゆえか、次作などにゲスト出演することも少なくない。
[編集] 幻となった三悪
タイムボカンシリーズには様々な事情で制作には至らず企画のみに終わり、陽の目を見なかった“幻のシリーズ作品”がある。その作品に登場する予定だった三悪は次の通り。
- 『タイムボカンエクスプレス』
- パンドール、ヘロヘロ、トンネル
- 黒幕=ソンデモンデ
- ※『イタダキマン』の次回作として放送される予定だったことが、『タイムボカン全集』で確認できる。
- 『タイムボカンウォーズ サッパリマン』
- ジョカルト、チンドルフ、ブルゲンス
- 黒幕=シャックリー総統
- ※『タイムボカンエクスプレス』とほぼ同時進行で企画が作られていたらしく、タツノコプロのwebコンテンツ・タツノコ世界遺産で“まぼろしのシリーズ第8弾”として紹介されている[12]。なお、サッパリマンの三悪が戦う相手はタイムボカン~イタダキマンの歴代善玉キャラのどれかとなる予定だった[13]。
[編集] 三悪をモデルにした作品・キャラクター・パロディ
ここでは明確に影響を受けていることが判明している作品のみ記述する。
[編集] アニメ作品
[編集] リーダー + 部下2人
- ふしぎの海のナディア - グランディス一味
- 2004年10月27日放送の『BSアニメ夜話』において、岡田斗司夫が三悪の影響を認めている。リーダーの女性(グランディス)に手下の男性2人(サンソンとハンソン)という構成が同一。グランディスも要所で「やっておしまい」の決めゼリフを使う。序盤では三悪と同じように主役達(ナディアとジャン)を付け狙う悪役であったが、途中からは心強い味方となり人生の先輩格として各種の相談にも応じるようになる。また、頭脳派キャラと肉体派キャラのデザインがタイムボカンシリーズとは異なっている(肉体派のサンソンは痩せており、頭脳派のハンソンは太っている)。
- ちなみにグランディス役の滝沢久美子は、タイムボカンシリーズにおいて善玉側ヒロイン(ゼンダマン2号=さくら)を演じたことがあり、他にも様々な役でタイムボカンシリーズに出演している。
- 六門天外モンコレナイト
- コレクション伯爵の一味はオカマと美少女2名で構成されている。小山高生の門下であるあかほりさとるが手掛けた作品で、これ以外にもナレーションなど作品全般にタイムボカンシリーズへのオマージュともいえる要素が少なからず含まれており、ラジオ番組などでは、あかほり自ら「タイムボカンシリーズ7.5作目」と自称していた。
[編集] 男女 + 人外
「人外」も参照
- NG騎士ラムネ&40
- 同じくあかほりさとるが手がける。敵役はドン・ハルマゲに率いられた、ダ・サイダー(男性)、レスカ(女性)、ヘビメタコ(女性型ロボット)から構成されている。作戦に失敗するとお仕置きロボにお仕置きされる。
- VS騎士ラムネ&40炎
- 序盤から登場した筋骨隆々のダンディ(男性)、お色気ムンムンのリップ(女性)のコンビニに中盤から登場したBQ(サポートロボット)から構成されている。
- ドラゴンボール - ピラフ一味
- 男性(ピラフ)、女性(マイ)、犬型の地球人(シュウ)の構成だが、男性キャラのピラフがリーダー。三悪に直接大きく影響を受けたキャラクターというわけではないが、アニメではタイムボカンシリーズの脚本を多数手がけていた小山高生がシリーズ構成を担当していたためか原作に比べて登場の機会が大幅に増え、間抜けなギャグキャラとしての側面が強調されていた。
- アニメポケットモンスターシリーズ
- ロケット団の三人組(ムサシ、コジロウ、ニャース)は三悪のオマージュが多く、「メカを作って出撃するが、最終的には破壊される」「台詞『ポチッとな』[14]をしばしば使用する」などの共通点が多い。
- 吉川兆二は『ポケモン・ストーリー』(日経BP社、2000年発行 ISBN 4-8222-4199-8)において「ロケット団を、まあ言ってしまえばタイムボカンみたいにしたかった」と語っている。そのため、吉川を筆頭とするスタッフは、ロケット団の三人組を三悪同様に「欠かしてはいけない存在」として位置付けている。
[編集] ゲーム作品ほか
- サイバーボッツ - デビロット姫一行
- デビロット姫(女性リーダー)、地獄大師、Dr.シュタイン(男性部下二人)で構成されている。
- キャラクターデザイナー・西村キヌは、三悪であるがリーダーが女性の年増ではあれなので、現在のデザインになった事と実際のモデルは『不思議の国のアリス』のアリスと『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のアリーナ姫様ご一行[15]だと公言している[16]。
- セガサターン版の同ゲームにおいては、地獄大師の声を八奈見が担当し、台詞にはない「ポチッとな」が収録されている。更にこの機種限定のエンディングに登場する成人したデビロットの姿はドロンジョを彷彿とさせる。
- 『タツノコ VS. CAPCOM』においてヤッターマンのドロンボー一味と共演を果たしており、ドロンジョは彼女達を「バッタもん共」、ボヤッキーは自身と同じく八奈見が声を担当している地獄大師を「自分の声までパックンチョしている」と評している。一方のデビロット姫もドロンボー一味のことを「本家」と呼んでいる。
- そして互いに真・三悪の座をかけて対決。戦いの中でデビロット姫とドロンジョは互いを認めて友情を育むが、最後は恒例のお仕置きをくらい、6人で自転車をこぎながら去っていく。
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE - バルツフィーム西方騎士隊のお間抜け3人組
- ヘレーナ=ザンツ=シュガー(女性リーダー)、ドロービ=ザンツ=レイモン(肉体派の男性)、ブラッキー=ザンツ=カティス(頭脳派の男性)で構成されている。
- 三悪がモデルでありながら、実際には悪玉ではなく、主人公達を導く善玉トリオである。
- ガンバード
- 各ステージのボスとして登場。声優はタイムボカンシリーズの三悪と同じであり、続編のガンバードIIにおいてもシャーク(ボス)、ギミック(メカニック)、ブレード(力仕事)のクイーンパイレーツが登場。半壊するとロボットに変形する巨大メカを投入するだけでなくステージの中盤では3人がそれぞれ1人乗りのメカに乗って攻撃を仕掛けてくる。
- GOD HAND
- 鞭使いで女リーダーのコンチータ、長身痩躯のブーメラン使いのメラン、鉄球で殴ってくる樽の様な体型のテッキュウからなる悪の三人組というキャラが登場する。コンチータにいたっては「やっておしまい」と喋る。この三人との専用戦闘曲は『Yet... oh see mind』、この曲名も「やっておしまい」の語呂合わせである。
- 秘密結社ドロンボー団
- バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の番組内で行われたパロディコント。吉野紗香がドロンジョ、矢部浩之がヤベッキー、岡村隆史がオカズラーに扮している。
- ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜
- 鞭使いの女性がリーダーの三人組の悪役トレジャーハンターが登場。なお続編『レディストーカー』では、主人公一行が女性鞭使いを中心にした三人構成になっている。
[編集] エピソード
- 三悪人のセリフはほぼアドリブだったことは有名な話だが、出演者の一人滝口順平は、台本の自分のセリフの部分だけは常に空白だったという。本人曰く「自分が考えたセリフが書き換えられたら癪にさわるから」とのこと。
[編集] 関連項目
[編集] 注釈
- ^ 『ヤットデタマン』においてはシリーズに変化をつけようとしたため、女ボス以外の2名のデザインが大幅に異なっている(怪力キャラであるスカドンは性格も)。これ以降の怪力キャラ(『逆転イッパツマン』のキョカンチン・『イタダキマン』のトンメンタン)も顔が一回り小さくなり、目が小さくなり、丸みが増して、厳つさが削がれ、初期の頃とは印象がかなり変わった。なお、『怪盗きらめきマン』では怪力キャラであるオンドレーがシリーズ初期のデザインに戻されたが、女ボスであるルージュは美少女キャラクターが蔓延する世の風潮に合わせたためなのか、若干キュートに描かれている。
- ^ シリーズ初期(特に『ヤッターマン』)に見られる傾向として、三悪がメカを製作する際、大抵詐欺まがいの行為で人々から「資金集め」をしてメカを作り上げるというお約束のシーンがある。他にも「スポンサーから資金援助」してもらうなど、ギャグ作品にも関わらずお金にシビアな点がたびたび描写され、作品に妙なリアリティを与えている。
- ^ 『王道復古』では頻繁に「三悪」という言葉が使われている他、『ヤッターマン』(リメイク版)の第26話のタイトルも「歴代三悪オールスター勢揃いだコロン!」である。なお、同作品のDVDに収録されている日本語字幕のように「3悪」(「三」がアラビア数字)で表記されることもある。
- ^ クリーン悪トリオの力のみで勝ったとは言えないため、これを三悪の勝利と呼んでよいかは意見の分かれるところである。詳細は「逆転イッパツマン#シリーズ初・悪が勝つ!?」を参照されたい。
- ^ 「ヤッターマン×トウシバ」のサイトが2009年5月にリニューアルされて以降は、ドロンボーメカとの戦闘シーンのみに簡略化された際に、イセエビーンはヤッターアンコウに敗れたという彼らにとって納得がいかない内容に置き換えられている。
- ^ ただし『怪盗きらめきマン』の3人組の「花の刑事トリオ」だけは呼ばれなかった。
- ^ OVA『タイムボカン王道復古』
- ^ タツノコプロ公式Webサイトより。
- ^ 本編では特にチーム名はなく、マージョ一味はゲーム等での呼称。「ガイコッツ」がそのままチーム名とされることも。
- ^ 本編では特にチーム名はなく、ミレンジョ一味はゲーム等での呼称。
- ^ シャレコーベリース社オストアンデル北部支社の社員で構成されている。
- ^ タツボコ世界遺産~遺産名『タイムボカンウォーズ サッパリマン』編~
- ^ 同作の主人公・札間イモ吉(サッパリマン)は自分では戦わず、三悪に遭遇した際には「ヒーロープロジェクト」という組織に連絡して歴代の善玉キャラを呼び出し、コンピュータが1組を選び出して派遣する、という設定がされていた。
- ^ ただしこのセリフはゲーム版ポケットモンスターにも登場しており、アニメオリジナルの設定ではない。
- ^ アスペクト「サイバーボッツ 公式ガイドブック~連合軍極秘ファイル~」(ISBN 4-89366-721-1)のインタビューより
- ^ セガサターン版サイバーボッツ限定版「サイバーボッツDXシークレットファイル」サイバーボッツキャラクターこぼれ話復刻版より
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