大沢崩れ
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大沢崩れ(おおさわくずれ)とは、富士山の山体の真西面側にある大規模な侵食谷のこと。最大幅500m、深さ150m、頂上の火口直下から標高2,200m付近まで達している[1]。
大沢崩れの崩壊は現在進行形で拡大しており、落岩の音が絶えない。崩壊が崩壊を呼ぶため、崩壊速度は拡大する一方である。崩壊は約1,000年前に始まったとされ[2]、現在では1日あたり10トン積みの大型ダンプカー28台分に相当する275tほどの崩壊量がある。大沢崩れ下方には土石流などの崩壊物が堆積し扇状地となっており、防災のための砂防工事が進められている[2]。
富士山には800以上もの放射谷・侵食谷が発達しているといわれるが(放射谷が集まってより大規模な侵食谷になる)、そのなかで大沢崩れが特に崩壊規模が大きいのは、大沢崩れのある西面がもっとも傾斜が急であるからとされる。なお、このような侵食谷の発達は別に異常のものではなく、現在の富士山の地形は地形の輪廻からすると幼年期であり、やがては風雪などによって侵食が進み、開析された山体となっていく運命にある。
[編集] 大沢崩れの散策コース
富士スバルライン(山梨県側)奥庭駐車場 → 御庭(ここから御中道) → 滑沢(放射谷の一つ) → 仏石流し(以下同様) → 一番沢 → 二番沢 → 前沢 → 大沢崩れ見晴台
なお、富士山スカイライン(静岡県)側からの御中道は、殆ど消滅してしまっている。
[編集] 脚注
- ^ 大沢崩れと富士山の土石流、山梨県環境科学研究所
- ^ a b 富士山砂防事業 大沢崩れの現状、国土交通省 富士砂防事務所
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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