フランキー (ONE PIECE)
フランキー(Franky)は、尾田栄一郎作の漫画『ONE PIECE』に登場する架空の人物。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] プロフィール
- 所属:トムズワーカーズ・社員→フランキー一家・初代棟梁→麦わらの一味・船大工
- 異名:鉄人(サイボーグ) フランキー
- 懸賞金:4400万ベリー
- 年齢:34歳→36歳
- 誕生日:3月9日(39=サイボーグ)[1]
- 身長:225cm[2]
- 出身:南の海(育ちはウォーターセブン)[2]
- 夢:仲間と「自分の作った船」で旅に出て、その船が世界の果て(ラフテル)まで達するのを見届ける事
- 好きな食べ物:ハンバーガー・フライドポテト・コーラに合う物[3]
- イメージ動物:闘牛[4]
- イメージナンバー:08[4]
- イメージカラー:水色[4]
- イメージマーク[注 1][5]
- 漫画版:リーゼントのあるガイコツの半分が機械になっており、両端にはフランキーの腕を模したものがある[6]。
- 映画版:ガイコツ部分がフランキーの横顔で三日月状になっており、後ろの骨がフランキーの両腕を模している。
- イメージ国:アメリカ[7]
- 家族に例えると:父(チンピラ)[8]
- ニオイ:コーラのニオイ[4]
[編集] 人物
ルフィの7人目の仲間にして、サイボーグ。子供の頃から常にアロハシャツと海パン一丁で、やたらとポーズを決めたがる。口癖は「ん~スーパー!」「スーパー○○○○」「今週のおれ~」「アウ」。
麦わらの一味に加わる前は解体屋の棟梁として「フランキー一家」を率いており、子分達からは「アニキ」と呼ばれ慕われていた。仲間に対しては、当初はルフィは「麦わら」など名前で読んでいなかったが、次第に名前の呼び捨てで呼ぶようになった。
大工としての腕は確かなもので、一瞬にして装飾まで凝った橋を作ったり、戦いの最中に板切れで空中階段(フランキー空中散歩)を作ったり、ウソップと協力して応急配管工事を行ったりした。カナヅチなどの工具はいつもパンツの中に入れている[9]。サウザンドサニー号を作る際、買い出し船「ミニメリー号」や、いくつかの小型船も作る等、気の利いた一面も見せる。ミニメリー号は船員全員に大好評で、ゾロをもってして「最高の心遣い」と評される。但し、シロモクバ1号に関しては、ナミのウェイバーを勝手に改造したものなので、後にこっぴどく怒られるハメとなった[10]。
本人曰く「ベースは人間」であり自他ともに認める「変態」である。変態であるため、「編隊」などの言葉に反応することがある。ただし年長者の為かまともな感覚や良識は比較的持っており、当初はボケ役が多かったものの、一味入りの後は、客観的な視点から冷静に物を言うことも多い。トム譲りの感動屋で極めて涙脆く、人情話を聞かされると感動して涙を流してしまう(その度に「泣いていない」と強がって言い張る)。そこからギターやウクレレで自分の心情を乗せたオリジナル曲を弾き語りをすることもある。
燃料がコーラなのは作者の好物から(作者曰く「コーラうまいじゃん」)[11]。テレビアニメで声を担当している矢尾一樹と原作者の尾田栄一郎は矢尾がジャンゴ役で出演してからの友人関係。アニメの初代プロデューサーから尾田に「アニメは長寿番組になるから、声優陣に違う風を吹かせるためにも矢尾一樹が麦わらの一味に入れるようにしてくれ」とオーダーがあり、尾田が矢尾をイメージして作ったキャラがフランキ-である[12]。
[編集] 来歴
[編集] 過去
本名はカティ・フラム。10歳の時、海賊の親に捨てられ、ウォーターセブンの廃船島で大砲を作っていたところを、伝説の船大工トムに拾われ弟子になる。フランキーという名前はその頃からの愛称。ちなみに彼を「フランキー」と最初に呼んだのは兄弟子・アイスバーグである。その後は「トムズワーカーズ」で大工業を学びながら成長した。
10年前(当時26歳)、自身が35号まで建造した戦艦「バトルフランキー号」をCP5主官(当時)スパンダムに悪用され、トムがエニエス・ロビーへ連行されるきっかけを作り出してしまう。連行を阻止すべく、無理やりでも海列車を止めようとするが、轢き飛ばされて瀕死の重傷を負う。その後、巨大な廃船に漂着し、生き延びる為に己の体に武器や機械を埋め込みサイボーグとなった(但し、1人で改造した為に背面には手が届かず、そこはサイボーグ化していない)。この時に大切な人達を傷つけてしまったことを後悔したフランキーは、戦艦造りに終止符を打つ意味で、右肩に「BF」、左肩に「36」の文字を入れた。両肩の文字を合わせるとBF36、つまりバトルフランキー36号となる[13]。
6年前にアイスバーグと再会し、世界政府に目をつけられた彼から古代兵器「プルトン」の設計図を託され、彼の勧めで本名を捨て、正式にフランキーと名乗るようになる。同時に、アイスバーグからウォーターセブンを出るよう促されるが、トムへの罪滅ぼしの思いからこれを拒否。ガレーラカンパニーの採用試験に落ちて裏町でのさばっていたザンバイや、グレて酒をたかっていたキウイ・モズ姉妹たちをまとめ上げ、解体屋「フランキー一家」を旗揚げする。以後、賞金稼ぎとして略奪者からウォーターセブンを守ってきた。街中では「ウォーターセブンの裏の顔」と呼ばれていた。
[編集] サバイバルの海 超新星編
フランキー一家がウソップを襲撃し金を奪い、その結果ウソップがルフィ達の元を離れてしまった為、ルフィ達とは当初はいがみ合い敵対していた。しかしロビンと共にエニエス・ロビーへ連行された際に、ルフィ達の仲間を思いやる信念と、フランキー一家がルフィ達に世話になった事を知って、協力を決意。所持していた「プルトン」の設計図をCP9の目の前で焼却し、対CP9戦で共闘する。
エニエス・ロビーの事件後、ルフィ達と和解し、「宝樹アダムの木材を手に入れ、夢の船を造ること」が2億ベリーを奪った真の理由である事を明かした。そして、その2億ベリーで買った宝樹を使ってルフィ達のために新しい船「サウザンドサニー号」を造る。その後、自分に「鉄人(サイボーグ)」の異名で4400万ベリーの懸賞金が懸けられたことを知った一家の面々に麦わらの一味への加入を説かれ、アイスバーグの説得もあってウォーターセブンを出る決意をし、麦わらの一味に加入する。
シャボンディ諸島での戦闘中、バーソロミュー・くまによって偉大なる航路の未来国バルジモアに飛ばされ、Dr.ベガパンクが生まれた家にたどり着いた。後にマリンフォード頂上戦争の知らせを受け、島から出る唯一の手段である砕氷船を入手するためにベガパンクの研究所に侵入する。しかし誤って研究所の自爆スイッチを押してしまい、「バルジモアの悪夢」を引き起こし、自身は前半分の皮膚が吹き飛んでしまう。その後、新聞に載っていたルフィの「16点鐘」の行動にメッセージがあるのを読み取ると、爆発の影響で見つけたベガパンクのもう一つの研究所に住み、そこで得た兵器の設計図を利用して自身の身体の改修、および兵器開発に着手する(その最中に「バルジモアの燃える霊獣伝説」を引き起こした)。
[編集] 最後の海 新世界編
2年後の現在、自身に改造を施しさらに人間離れした姿になった。両腕を大型の機械に改造(肩は球体で武器を内蔵、肘から先は直方体状になり工具を収納、掌からは精密作業用の通常サイズの手が出てくる)、両肩にはBF-37の文字を刻み、ヘアスタイルは坊主に変えた(鼻を3秒以上長押しすると、自在に変化する仕組みであり、以前と同じリーゼントも出てくる)。シャボンディ諸島に2番目に到着し、最初にサニー号の元へ向かいくまと接触。レイリーから事の次第を聞かされると、一味の再出航後それを全員に伝えた。
魚人島では、トムの弟デンと出会い、サニー号のコーティングを依頼する。ギョンコルド広場では、新魚人海賊団幹部イカロス・ムッヒと対決し、巨大ロボ「フランキー将軍」などを使い撃破する。
[編集] 技
サイボーグであるフランキーは体内に様々な兵器を内蔵しており、戦闘ではそれらを作動させて戦う。背中以外はサイボーグである為、前のみならルフィと同じく銃弾が効かない(痛みは多少感じ、血が出ることもあるらしい)。燃料はコーラで、腹部の体内冷蔵庫にセット・吸収する(最大3本までセット可能)。その為、冷え性体質。燃料が切れるとリーゼントが垂れ下がり、体内の兵器を作動させる事が出来なくなり、パワーも出ない。
[編集] 頭部
- フレッシュ・ファイア
- 口から炎を吐く。
- フランキーファイヤーボール
- 対イカロス戦で使用。口から大型の火球を吐く。
- マスターネイル
- 口から無数の釘を飛ばす。
- フランキートライアングルジャッカー
- 鋭く硬質化したモミアゲを射出する。射出後にモミアゲは再生されるので、連続使用が可能。
[編集] 上半身
[編集] 腕
- ストロング・右(ライト)
- 右拳をロケットパンチの様に撃ち出す。拳は鎖で接続されており、敵の捕獲・体の固定等、マジックハンド的な使い方も可能。
- ストロングハンマー
- 右手の皮膚のグローブを外し、鋼鉄の拳で殴る。
- アルティメットハンマー
- フランキーケンタウロスでの馬乗り状態から相手めがけて放つストロングハンマー。
- ウエポンズ・左(レフト)
- 左腕に内蔵された砲弾を発射する。手首が展開し、手のひらにあるスコープのようなもので照準を合わせる事が可能。
- ビーンズ左(レフト)
- 左手首をスライド展開させ、前腕に内蔵された多連装砲で攻撃する。ウエポンズ・左よりも1発の破壊力は低いが、その分1度に発射される弾数が増えている。
- アウチフィンガー
- 左人指し指に内蔵された銃による射撃。
- 風来砲(クー・ド・ヴァン)
- 掌の孔(口径70mm)から高圧の空気を撃ち出す。威力は消費するコーラの量に応じて調節可能。MAXは1.5。名称の由来は、フランス語の「coup de vent」(空気砲)。
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- ちょっと風来砲(クー・ド・ヴァン)
- エニエス・ロビー編の対フクロウ戦で使用。名の通り威力の低い風来砲。
- ホシ・シールド
- 星のタトゥーが描かれた腕を肥大させ、相手の攻撃を防ぐ。
- フランキーBOXING(ボクシング)
- ボクシングの様なファイティングスタイルから繰り出す、両拳のコンビネーション攻撃。
- フランキーバタフライ
- すごい速さのバタフライ。
- ヘビーヌンチャク
- 鋼鉄ヌンチャクを石柱などに刺し、武器として使用する。
- フランキー空中散歩(スカイウォーク)
- 板・釘で、空中に即興の階段を造りながら登る。ただし、出来た階段は短時間しかもたない。
- フランキーラディカルビーム
- 対イカロス戦で使用。両腕を合わせた後、両掌の孔からレーザービームを発射する。
[編集] 肩・胸
- フランキーデストロイ砲
- 両肩に内蔵されたキャノン砲で攻撃する。連続発射が可能で、相手に対して絶え間ない砲撃を浴びせる事が可能。フランキーはこれを「追跡砲弾だから回避は不可能」と言っていたが、ロックオンした敵を自動的に追尾する高性能砲弾を発射するのではなく、実際はフランキー自身が敵を追跡して撃つというオチ。しかも命中精度は落ちるらしく、背を見せて逃げる相手に使用して殆ど命中しないという結果に終わっている。使用時には脱臼するほど肩がせり上がり、激痛を伴う為、本人はあまり使いたがらない。
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- フランキー大砲(キャノン)
- 新世界編から使用。フランキーデストロイ砲の強化版。作中初使用の時には、フランキー将軍が撃つと見せかけて、自分がコクピットから出てきて攻撃していた。
- フランキーロケットランチャー
- 新世界編から使用。左肩からロケットランチャーを発射する。
- フランキーニップルライト
- 新世界編から使用。胸部に仕込んだライトを発光させる。初使用時にチョッパーに目から発光すると期待されたが、使用した直後ウソップに「どこ光らせとんじゃ!」と突っ込まれた。
[編集] 下半身
- 風来噴射(クー・ド・ブー)
- 尻から空気を噴射する、「風来砲」の派生技。主に長距離のジャンプ移動に使用される。身も蓋も無く言えば、凄まじい屁なので当然臭い。作中初使用の際には事前に尻を大きく膨張させ、自爆と偽ってスパンダムらを恐慌状態に陥れた。
- フランキーケンタウロス
- 「変・体!」の掛け声と共に、両脚を下半身ごと前後に分割した4足歩行形態に変形する。ただし、前半分しか改造出来なかったため変形するのは前足側だけで、上半身が後足側に位置する「逆ケンタウロス」となる。その奇妙な風体からただのお笑い技に見えるが、4本脚で相手を掴み身動きを封じる効果がある等、意外と実用性は高い。
[編集] その他の技
体内冷蔵庫にはコーラ以外の飲み物もセット出来るが、全身の兵器を作動させるには不充分な模様。別の飲み物をセットすると、性格や髪型が、セットした飲み物に反応して変化している(お茶をセットした時は、農家の人っぽくなったり、紅茶をセットすると紳士になったりしている)。
- フランキー無敵(インビンシブル)
- 仰向けに寝転がる事で、弱点である生身の後ろ半身を覆い隠す。当然自分の身動きが取れなくなる為、かえって隙だらけになってしまう。対戦時この技を目の当たりにしたネロは、突っ込む言葉が見つからず絶句してしまった。
- 新鮮一番!お野菜パンチ
- 体内冷蔵庫に野菜ジュースをセットした時に使った技。しかし、その威力はコーラ切れの時の鉄拳をも下回る。
- フランキー将軍
- ソルジャードックシステムの「クロサイFR-U4号」と「ブラキオタンク5号」の合体巨大ロボで、中にフランキーが乗って操縦する。ベガパンクのかつての夢を形状記憶合金「ワポメタル」の導入で実現させたもの。見た目はフランキーそっくりで首付近にはBF38と書かれており、腹には麦わらの一味のマークが描かれている。また、腹のマークからフランキーが出てきて自身の兵器で攻撃することもある。
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- フラン剣(フランケン)
- フランキー将軍の背中に装備された巨大な剣。「略奪者の剣」。
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- 将軍足元危険(ジェネラルあしもとデンジャラス)
- フラン剣を用いた足払い。この技で相手をジャンプさせて、上記のフランキー大砲で狙い撃ちする。
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- 将軍おもみ(ジェネラルおもみ)
- その巨体で相手を押しつぶす。
[編集] 連携技
- 6億B・JACK POT(ろくおくベル・ジャックポット)
- パイレーツドッキング6(シックス)
- スリラーバーク編・対オーズ戦で使用。ゾロ・ウソップ・サンジ・チョッパー・ロビン・フランキーの身体を合体させて巨大ロボ戦士「ビッグ皇帝(エンペラー)」になるという技。フランキーが胴体、チョッパーが頭部、ウソップが右腕、ゾロが右足、サンジが左足を担当。ロビンは左腕の担当だったが、「人として恥ずかしい」と言う理由でドッキングを完全に拒否したため未完成に終わった。
- パイレーツドッキング3
- アニメオリジナル。スリラーバーク編・対オーズ戦で使用。「パイレーツドッキング6」のウソップ・チョッパー・フランキーの3人版。
- 空軍(アルメ・ド・レール)ロボシュート
- アニメオリジナル。サンジが「パイレーツドッキング3」を蹴り飛ばす。
- パイレーツロボアタック
- アニメオリジナル。サンジに「空軍ロボシュート」をしてもらい、相手の頭の上に上ってフランキーが相手を蹴る。
- フラッパーゴング
- ニー・クラッシュ
「ロロノア・ゾロ#ニー・クラッシュ」を参照
- スーパーサイズ火の鳥星
「ウソップ#スーパーサイズ火の鳥星」を参照
- 鉄人彗星
- スリラーバーク編・対オーズ戦で使用。ウソップが巨大パチンコ「クワガタ」でフランキー自身を飛ばす技。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ^ イメージマークである海賊旗がフランキーのみ二種類存在するのは、劇場版第9作でフランキーの旗が既に登場していたことを作者が忘れていたため。作者自身は両方あっていいのではないかと発言している。
[編集] 出典
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