デンドロビウム

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Dendrobium kingianum
Dendrobium nobile - hybrid

デンドロビウムデンドロビューム(学名:Dendrobium)は、ラン科セッコク属学名カナ読みである。日本ではセッコクなど数種があるが、通常は上記の名で呼ばれるのはこの属の植物のうちで、洋ランとして栽培されているもの。

東南アジアを中心に世界各地に広く分布している多年草。11 - 4月頃に開花する。原種が1000以上あると言われ、その色や形、特徴も多岐にわたる。そのため、鉢植えで育てる愛好家も多い。デンドロビウムは、ギリシア語の「デンドロ(木)」と「ビウム(生ずる)」に由来し、野生では木に着生する。

特徴は、茎が多肉の棒状になって立ち上がることで、そこから節ごとに数枚の葉を並べる。花は、蘭の花として、比較的特徴の少ない形で、唇弁は他の弁より丸くて大きいだけで、特に変わったところはない。花が茎の節ごとに短い柄の先に1つずつつくのがノビル系、茎の先端から長い穂状花序を伸ばすのがファレノプシス系(胡蝶蘭・ファレノプシスの花序に似ている)で、この2つがもっともよく作られる。

[編集] 系統 

デンドロビウムは、その原種の形態の多様性の高さや品種数の多さから、個々の種類別よりも系統別に考えられることが一般的である。

  • ノビル系
  • キンギアナム系
  • 石斛
  • デンファレ系
  • フォーミディブル系
  • ラトーレア系
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