サルビア

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サルビア
W sarubia4071.jpg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
亜科 : イヌハッカ亜科 Nepetoideae
: ハッカ連 Mentheae
: アキギリ属 Salvia
: サルビア S. splendens
学名
Salvia splendens Ker Gawl. (1822)
和名
ヒゴロモソウ
英名
scarlet sage

サルビア、より正確にはサルビア・スプレンデンス (Salvia splendens) は、シソ科アキギリ属の1種の、ブラジル原産の草本

俗にサルビアと呼ばれる。標準和名としてはヒゴロモソウ(緋衣草)があるが、あまり使われない。スカーレットセージ (scarlet sage) とも呼ばれ、ここでのセージとは広義すなわちアキギリ属のことである。

性状[編集]

本来は草丈1mに達する多年草であるが、現在栽培されているものは、ほとんどが矮性種で、30~50cmくらいである。

は対生し、長さ7cm幅5cmで鋸歯がある。は赤色であり茎の先端に穂になり、筒状のから、長い花筒をもつ、唇花が出る。唇花につく蜜は美味

白から濃い紫までさまざまな花色の園芸品種があり、観賞用として花壇などに植えられる。不耐寒性のため、日本の大半など屋外で冬越しできない地域では一年草扱いされる。花期は夏から秋。

栽培[編集]

発芽適温が比較的高いため、東京付近で露地栽培する場合、4月下旬から5月中旬くらいがまき時になる。園芸種はほとんど一代交配種で1袋のタネの粒数が少ないので、鉢にまいて後で移植する方がよい。覆土は2ミリ程度にする。日向から半日陰の水はけのよい土地なら、比較的栽培は容易であるが、多少暑さに弱く、中部山岳地方や北日本など、夏の間冷涼なところの方が美しい花が咲く傾向がある。

利用[編集]

夏から秋にかけての花壇材料として最もポピュラーなものの1つである[要出典]。公園などの公共の花壇にもよく用いられる。

主な園芸品種[編集]

地方公共団体の花に指定している自治体[編集]

サルビア畑