スタートレック
『スタートレック』(英: Star Trek)はアメリカのSFテレビドラマシリーズ。1966年の放映開始以来、5本のテレビシリーズ、12本の映画、1本のアニメシリーズが製作されており、ハードSF的なものからスペースオペラ的なものまで、様々なエピソードがある。
1966年に開始した初代シリーズでは、作者であるジーン・ロッデンベリーが理想とする未来像を描きつつ、現代における様々な社会問題をSFの形で提示した。1988年以降開始された新シリーズにおいても、現実社会の複雑化を反映して、今日に至るヒットに結びついた。
目次 |
スタートレックが世に出るまで [編集]
『スタートレック』はジーン・ロッデンベリーにより創作された。アメリカ西部開拓を描いたテレビドラマ『幌馬車隊』のように宇宙を開拓する物語が初期の構想であった。これは、SFの形をとることにより、当時のアメリカの社会問題を検閲されずに物語に盛り込み、指摘できると考えたためである。彼は『ホーンブロワー』にインスパイアされたことも語っている。
ロッデンベリーは1964年、まずメトロ・ゴールドウィン・メイヤーに『スタートレック』の企画を持ち込むが、採用されなかった。次にCBSに企画を持ち込んだが、CBSではすでに『宇宙家族ロビンソン』というSFの企画が進行中であったために断られてしまった。
次にロッデンベリーがこの企画を持ち込んだNBCではパイロット版を製作するよう言われ、ジェフリー・ハンターをクリストファー・パイク船長役としたパイロット版「歪んだ楽園」を製作する事になった。この第一パイロット版はNBCからアクションシーンの少なさを指摘された。
しかし、異例ながら第二パイロット版の製作が許可され、ロッデンベリーはウィリアム・シャトナーをジェイムス・カーク船長役とする「光るめだま」を製作した。この第二パイロット版のおかげで、1966年2月に初代シリーズである『宇宙大作戦』の放映が決定され、同年9月より放映される事となった。
作品世界 [編集]
時代は作品ごとに違うが22世紀から24世紀の話で、24世紀の段階で地球人は銀河系内のほぼ四分の一の領域に進出しており、様々な異星人と交流しながら、残りの領域の探索をすすめている。23世紀以降の地球からは貧困や戦争などが根絶されており、見た目や無知から来る偏見、差別も存在しない、ある意味で理想的な世界と化している。貨幣経済はなくなり、人間は富や欲望ではなく人間性の向上を目指して働いている。
地球は150個ほどの星系とともに惑星連邦という組織を作っており、宇宙艦隊を編成して銀河系の探査や学術調査、外交、治安維持等の任務にあてている。他にも様々な星間国家が存在して、武力行使を含めた外交の駆け引きを繰り広げている。惑星連邦の本部はパリにあり、宇宙艦隊の本部はサンフランシスコにあるという設定になっている。惑星連邦内では軍事力を伴った紛争がほぼ根絶されたが、他の星間国家との間ではそうはなっていない。クリンゴン帝国やロミュラン帝国、カーデシア連合などの好戦的あるいは侵略的な国家との関係が必ずしも良好ではないためである(クリンゴンとは『新スタートレック』以降は同盟を結んでいる)。
『スタートレック:エンタープライズ』では惑星連邦設立以前の時代を描いているが、他の作品に出てくる星間帝国や異星人が登場しており、シリーズとしての一貫性が保たれている。また、銀河系の一部しか知られていないという設定のため、後の作品(歴史)上では既成の事実や知識となっている未知の異星人や、宇宙の現象と初めて遭遇するパターンも多く使われている。
このシリーズの主要な構成は、宇宙艦隊に所属する宇宙船もしくは宇宙ステーションで活動する主要な登場人物(地球人とは限らない)が、艦長や司令官の指揮のもとに様々な困難を乗り越えて活躍し、他種族や未知の生命体や文明と交流していく様を描いている。これらの登場人物と、習慣や価値観の異なる異星人や、様々な宇宙の現象との遭遇等が絡みあい、ドラマが繰り広げられる。
尚、ヒューマノイド型の異星人が多いのは、元々の遺伝子が同じものであったから、というエピソードが『新スタートレック』で語られている。クリンゴン人を始めいくつかの種族には独自の言語が設定されているが、高性能な宇宙翻訳機があるため、基本的にどの星の人とも英語で会話が出来る(フェレンギ人が過去の地球に囚われてしまったエピソードには、翻訳機が頭に埋め込まれていることを示唆する描写がある)。未知の言語であっても普通はコンピューターが短時間で解析し翻訳出来るようになるが、一部の特殊な言語を持つ種族に対しては翻訳が不能であるなど例外もある。『エンタープライズ』ではまだ翻訳機の性能が低く、意思疎通に苦労することも多かった。
銀河系は4つの宇宙域に分けられ、太陽系はアルファ宇宙域とベータ宇宙域の境界線上にある。
固有名のない惑星は「○○X号星」(○○という恒星のX番目の惑星)と呼ばれる。主要な居住惑星は母星と同じ名前で呼ばれることもある。
作品リスト(邦題) [編集]
テレビシリーズ [編集]
| 略称 | 和名 英名 |
放送期間(日本) | シーズン数 | 話数 | 劇中の時代[1] |
|---|---|---|---|---|---|
| TOS | 宇宙大作戦 Star Trek(The Original Series) |
1966年9月8日 - 1969年6月3日 | 3 | 79 | 2264年 - 2269年 |
| TNG | 新スタートレック、新宇宙大作戦 Star Trek: The Next Generation |
1987年9月28日 - 1994年5月23日 | 7 | 176[2] | 2363年 - 2370年 |
| DS9 | スタートレック:ディープ・スペース・ナイン Star Trek: Deep Space Nine |
1993年1月2日 - 1999年5月29日 | 7 | 176 | 2369年 - 2375年 |
| VGR または VOY | スタートレック:ヴォイジャー Star Trek: Voyager |
1995年1月16日 - 2001年5月23日 | 7 | 172 | 2371年 - 2378年 |
| ENT | スタートレック:エンタープライズ Enterprise |
2001年9月26日 - 2005年5月13日 | 4 | 98 | 2151年 - 2161年 |
劇場映画 [編集]
詳細は「スタートレックの映画作品」を参照
オリジナルシリーズの終了後、アニメ版の製作放映を経て、劇場映画への動きが始まった。
1974年にロッデンベリーは、劇場映画『スタートレックII』を1975年に公開しようと企画した。しかし草稿台本にパラマウントの了承が出ず、公開延期、テレビ映画への変更を経て企画は消滅した。1976年には再び『スタートレックII』の企画が立ち上がったが、この企画もまた台本草稿にOKが出ずに消滅した。
1977年には新テレビシリーズ『スタートレック:フェイズII』の企画が立ち上がった。だが『フェイズII』が企画されている時期に、『スター・ウォーズ』のヒットをはじめとするSF映画ブームがおこる。そして劇場版へと企画が変更され、『スタートレック』として映画公開されるに至った。
| 和名 英名 |
公開年 | 劇中の時代 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スタートレック Star Trek: The Motion Picture |
1979年 | 2271年 | 当作から 『宇宙大作戦』のメンバーが中心となった作品。 |
| スタートレックII カーンの逆襲 Star Trek II: The Wrath of Khan |
1982年 | 2285年 | |
| スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! Star Trek III: The Search for Spock |
1984年 | 2285年 | |
| スタートレックIV 故郷への長い道 Star Trek IV: The Voyage Home |
1986年 | 2286年 | |
| スタートレックV 新たなる未知へ Star Trek V: The Final Frontier |
1989年 | 2287年 | |
| スタートレックVI 未知の世界 Star Trek VI: The Undiscovered Country |
1991年 | 2293年 | |
| ジェネレーションズ Star Trek: Generations |
1994年 | 2371年 | 当作から『新スタートレック』のメンバーが中心となった作品。 |
| ファーストコンタクト Star Trek: First Contact |
1996年 | 2373年 | |
| スタートレック 叛乱 Star Trek: Insurrection |
1998年 | 2375年 | |
| ネメシス/S.T.X Star Trek: Nemesis |
2002年 | 2379年 | |
| スター・トレック Star Trek |
2009年 | 2258年 | 当作から新キャストによる『宇宙大作戦』のメンバーが中心となった作品。 |
| スター・トレック イントゥ・ダークネス Star Trek Into Darkness |
2013年 | 2259年 |
テーマ曲 [編集]
アレクサンダー・カレッジ作曲による『宇宙大作戦』のテーマ曲は、映画化の際に他の作曲家が音楽を担当しても、必ずモチーフとして用いられている。最初、製作者はジェリー・ゴールドスミスに依頼するつもりであったが、ゴールドスミスは他の仕事が入っていて受けられなかったという。この曲にはロッデンベリーによって歌詞がつけられたが、歌声がついた版は実現しなかった。楽器演奏のみの曲としては多くの音楽家に演奏され、日本ではメイナード・ファーガソンによる演奏版が『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)の主題曲としても使われた。そのため、パロディ番組やクイズ番組などでもよく使われている。
映画化の際にはゴールドスミスが音楽を担当することになったが、『宇宙大作戦』のファンファーレやメインモチーフが所々で引用された。カレッジはゴールドスミスと親しく、晩年よくゴールドスミスの映画音楽のオーケストレイターを務めた。企画書を読んだカレッジは、音楽をゴールドスミスに依頼する予定と記述してあったので、このことをゴールドスミスに伝えると、そう言われてみればロッテンベリーから電話で依頼があったと、思い出したそうである。その後も、他の作曲家が音楽を担当しても同様にカレッジの音楽を一部引用しながら新しい曲を作るようになった。2009年版の映画ではマイケル・ジアッキーノが音楽を担当しているが、やはり『宇宙大作戦』のテーマ曲を引用している。
なお、テレビの『新スタートレック』のテーマ曲は、ゴールドスミスによる映画用テーマ曲をアレンジしたものである。また、ゴールドスミスは『スタートレック:ヴォイジャー』のテーマ曲も作曲した。
小説版 [編集]
日本では『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』と『スタートレック:ヴォイジャー』は角川文庫から、他はハヤカワ文庫から訳出されている。また、ドラマや映画のノベライズとは別に、オリジナル小説が多数出版されている。日本では1999年現在、350万部が発行。
正史に含まれない作品 [編集]
アニメ版 [編集]
| 略称 | 和名 英名 |
放送期間(米国) | シーズン数 | 話数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| TAS | まんが宇宙大作戦 STAR TREK: THE ANIMATED SERIES |
1973年 - 1974年 | 2 | 22 | 設定や登場人物は『宇宙大作戦』と同じ。 |
従来まではまんが宇宙大作戦は正史に含まれないとされてきたが、本国アメリカでのDVD発売に関連して、製作側ではこのシリーズも正史に含めるという動きがある。[3]
コンピュータゲーム [編集]
当作品のマイコンゲーム(当時は8ビットパソコン・ホビーパソコンをマイコンと言った)も登場した。制作は全てアマチェアの手によるものであり、非公式だが、当時としては手軽に遊べる数少ないシミュレーションゲームとあって、日米で非常に多くのゲームが作られ、日本では1980年代初期まで人気定番ゲームの一つだった。
また、当時の首都圏では『宇宙大作戦』の放送回数が少なかったため[4]、首都圏ではスタートレックの知名度が高くなく、「『スタートレック』は海外ドラマでなくテレビゲームだ」と勘違いしていた者も多かった。
詳細は「スタートレック (マイコンゲーム)」を参照
小説・コミック [編集]
アメリカ本国では『スタートレック』宇宙を舞台とするオリジナル小説・コミック等が数百点、出版されており、現在もポケット・ブックス社(パラマウント映画の関連会社)から新作の刊行が続いているが、これらは原則的に正史には含まれない[5]。小説の日本語訳については上記「小説版」を参照。
主なキャスト [編集]
以下のリストはレギュラー契約経験者のみ。出演が多くてもゲスト契約で出演しているキャラ(ガイナン、デュカットなど)は除く。
- 宇宙大作戦 (TOS)
- ジェームズ・T・カーク(ウィリアム・シャトナー / William Shatner)
- スポック(レナード・ニモイ / Leonard Nimoy)
- レナード・マッコイ(デフォレスト・ケリー / DeForest Kelley)
- チャーリー / モンゴメリー・スコット(ジェームズ・ドゥーハン / James Doohan)
- 加藤 / ヒカル・スールー(ジョージ・タケイ / George Takei)
- パヴェル・チェコフ(ウォルター・コーニッグ / Walter Koenig)
- ウラ / ウフーラ(ニッシェル・ニコルス / Nichelle Nichols)
- 新スタートレック (TNG)
- ジャン=リュック・ピカード(パトリック・スチュワート / Patrick Stewart)
- ウィリアム・T・ライカー(ジョナサン・フレイクス / Jonathan Frakes)
- データ(ブレント・スパイナー / Brent Spiner)
- ディアナ・トロイ(マリーナ・サーティス / Marina Sirtis)
- ナターシャ・ヤー(デニーズ・クロスビー / Denise Crossby)
- ウォーフ(マイケル・ドーン / Michael Dorn)
- ジョーディ・ラ=フォージ(レヴァー・バートン / LeVar Burton)
- ビバリー・クラッシャー(ゲイツ・マクファーデン / Gates McFadden)
- ウェスリー・クラッシャー(ウィル・ウィートン / Wil Wheaton)
- スタートレック:ディープ・スペース・ナイン (DS9)
- ベンジャミン・シスコ(エイヴリー・ブルックス / Avery Brooks)
- キラ・ネリス(ナナ・ヴィジター / Nana Visitor)
- ジャッジア・ダックス(テリー・ファレル / Terry Farrell)
- ジュリアン・ベシア(アレクサンダー・シディグ / Alexander Siddig (Siddig El Fadil))
- マイルズ・オブライエン(コルム・ミーニイ / Colm Meaney)
- オドー(ルネ・オーベルジョノワ / René Auberjonois)
- クワーク(アーミン・シマーマン / Armin Shimerman)
- ジェイク・シスコ(シロック・ロフトン / Cirroc Lofton)
- ウォーフ(マイケル・ドーン / Michael Dorn)
- エズリ・ダックス(ニコール・デボア)/ Nicole de Boer)
- スタートレック:ヴォイジャー (VOY, VGR)
- キャスリン・ジェインウェイ(ケイト・マルグルー / Kate Mulgrew)
- チャコティ(ロバート・ベルトラン / Robert Beltran)
- トゥヴォック(ティム・ラス / Tim Russ)
- トム・パリス(ロバート・ダンカン・マクニール / Robert Duncan McNeill)
- ハリー・キム(ギャレット・ウォン / Garret Wang)
- ベラナ・トレス(ロクサン・ビッグズ・ドーソン / Roxann Biggs-Dawson)
- セブン・オブ・ナイン(ジェリー・リン・ライアン / Jeri Lynn Ryan)
- ニーリックス(イーサン・フィリップス / Ethan Phillips)
- ドクター(ロバート・ピカード / Robert Picardo)
- ケス(ジェニファー・リーン / Jennifer Lien)
- スタートレック:エンタープライズ (ENT)
- ジョナサン・アーチャー(スコット・バクラ / Scott Bakula)
- トゥポル(ジョリーン・ブレイロック / Jolene Blalock)
- チャールズ・タッカー三世(コナー・トリナー / Connor Trinneer)
- マルコム・リード(ドミニク・キーティング / Dominic Keating)
- トラヴィス・メイウェザー(アンソニー・モンゴメリー / Anthony Montgomery)
- ホシ・サトウ(リンダ・パーク / Linda Park)
- ドクター・フロックス(ジョン・ビリングズリー / John Billingsley)
『宇宙大作戦』日本語版の吹き替え [編集]
人気作品が何度も映像化される際、同じ声優が確保できなかったり、当初日本語版でカットされていたシーンに後から吹き替えを追加した事で、声優がこまめに変更されてしまうケースが存在する(『サンダーバード 劇場版』、『サイボーグ009』など)。当シリーズでも『宇宙大作戦』のキャストが複雑化しているため、ここにまとめて記す。なお劇場版は便宜上「劇場版第○作」で表記した。
| 劇中の人物 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カーク | スポック | マッコイ | スコット | スールー | チェコフ | ウフーラ | ||
| 作品名 | ||||||||
| 宇宙大作戦 | 矢島正明 | 久松保夫 | 吉沢久嘉 | 1:小林修 23:内海賢二 |
1:富山敬 と納谷六朗 23:田中亮一 と納谷六朗 |
1:(未出演) 23:井上弦太郎 |
松島みのり | |
| まんが宇宙大作戦 | 佐々木功 | 阪脩 | 村越伊知郎 | 石丸博也 | 村山明 | (未出演) | 高島雅羅 | |
| 劇場版第1作初回 劇場版第2作初回 劇場版第3作初回 |
矢島正明 | 瑳川哲朗 | 山内雅人 | 小林修 | 富山敬 | 1:古川登志夫 23:曽我部和恭 |
12:川島千代子 3:横尾まり |
|
| 劇場版第4作初回 | 大塚明夫 | 大木民夫 | 江角英明 | 神山卓三 | 宮本充 | 金尾哲夫 | さとうあい | |
| 劇場版第5作初回 | 筈見純 | 仁内建之 | 嶋俊介 | 島香裕 | 牛山茂 | 西村知道 | 竹口安芸子 | |
| 劇場版第6作初回 | 大塚明夫 | 吉水慶 | 仁内建之 | 藤本譲 | 田原アルノ | 辻親八 | 小宮和枝 | |
| 新スタートレック | (未出演) | 矢田耕司 | (不明) | 寺島幹夫 | (未出演) | (未出演) | (未出演) | |
| 宇宙大作戦の補足分 ディープ・スペース・ナイン 劇場版第1~6作二回目 |
矢島正明 | 菅生隆之 | 小島敏彦 | 小林修 | 坂東尚樹 | TOS、DS9:遊佐浩二 1:佐久田修 2:坂東尚樹 3-6樫井笙人 |
TOS、DS9、1:松島みのり 2-6:朴璐美 |
|
| 劇場版第7作 | 矢島正明 | (未出演) | (未出演) | 藤本譲 | (未出演) | 辻親八 | (未出演) | |
| 劇場版第8作 | 阪口周平 | 喜山茂雄 菅生隆之 |
宮内敦士 | 根本泰彦 | 浪川大輔 | 栗野志門 | 東條加那子 | |
年表 [編集]
20世紀 [編集]
- 1944年 アーチャーたちが歴史の改変を防ぐためにタイムトラベルしてくる。
- 1957年 人類初の人工衛星が打ち上げられ、調査に訪れたバルカン人たちがペンシルベニア州に不時着する。
- 1969年 アポロ11号による人類初の月面着陸。カークたちがタイムトラベルしてくる。
- 1986年 カークたちがザトウクジラを求めタイムトラベルしてくる。
- 1992年-1996年 カーン率いる優生人類が人類支配を企て、優生戦争が起きる。
- 1996年 ジェインウェイたちがタイムトラベルしてくる。
21世紀 [編集]
- 2004年 アーチャーとトゥポルがタイムトラベルしてくる。
- 2024年 シスコたちがタイムトラベルしてくる。
- 2026年-2053年 第三次世界大戦
- 2030年 火星探査船アレース1号による人類初の火星着陸。
- 2032年 火星探査船アレース4号が電磁空間に飲み込まれる。
- 2037年 太陽系外探査船カリブディス号が打ち上げられる。
- 2063年 コクレーンがフェニックス号で人類初のワープ航法に成功し、調査に訪れたバルカン人たちとファーストコンタクトする。ボーグとピカードたちがタイムトラベルしてくる。
- 2067年 星間探査機フレンドシップ1号が打ち上げられる。
22世紀 [編集]
- 2117年 コクレーンが行方不明になる。
- 2151年 地球人がクリンゴン人およびスリバン人とファーストコンタクトする。
- 2151年-2161年 エンタープライズ号(NX-01)がアーチャー船長の指揮下で宇宙探査を行う。
- 2152年 地球人がロミュラン人とファーストコンタクトする。
- 2153年-2154年 ズィンディ危機
- 2156年-2160年 ロミュラン戦争
- 2160年 ロミュラン帝国との中立地帯が設置される。
- 2161年 惑星連合が発足し、後に惑星連邦に発展する。
23世紀 [編集]
- 2245年 エンタープライズ号(NCC-1701)がエイプリル船長の指揮下で進宙する。
- 2251年-226?年 エンタープライズ号がパイク船長の指揮下で2回にわたる5年間の深宇宙調査を行う。
- 2264年-2269年 エンタープライズ号がカーク船長の指揮下で5年間の深宇宙調査を行う。
- 2267年 冷凍冬眠から目覚めたカーンたちがセティ・アルファ第5惑星に追放される。
- 2268年 ロミュラン帝国とクリンゴン帝国が同盟を結び、隠蔽装置やバトル・クルーザー等の技術交換が行われる。
- 2269年 カークが提督に昇進する。エンタープライズ号が改装を開始する。
- 2271年 ヴィジャーが地球に接近する。
- 2285年 ジェネシス計画が失敗する。カーンがカークに復讐を企て、スポックが殉職するが復活する。エンタープライズ号が自爆する。
- 2286年 カークたちがザトウクジラを求め1986年にタイムトラベルする。エンタープライズ号(NCC-1701-A)が進宙する。
- 2287年 スポックの異母兄サイボックの策略により、エンタープライズ号が「神」を探しに銀河の中心へ向かう。
- 2293年 クリンゴンの衛星プラクシスが爆発する。惑星連邦とクリンゴン帝国がキトマー協定により和平を結ぶ。
- 2294年 エンタープライズ号(NCC-1701-B)が進宙する。処女航海中、輸送船ラクール号を救出中にカークが行方不明となる。
24世紀 [編集]
- 2328年 カーデシア連合が惑星ベイジョーを併合する。
- 2333年 ピカードがスターゲイザー号の艦長に就任する。
- 2338年 データが惑星オミクロン・セータで発見される。
- 2344年 エンタープライズ号(NCC-1701-C)がロミュラン帝国との戦闘で撃沈される。
- 2346年 キトマー大虐殺
- 2346年-2351年 カーデシア連合が惑星ベイジョーの軌道上に、発掘用宇宙基地テロック・ノール(のちのディープ・スペース・ナイン)を建設する。
- 2347年-2367年 カーデシア戦争
- 2363年-2371年 エンタープライズ号(NCC-1701-D)がピカード艦長の指揮下で7年間の深宇宙探査を行う。
- 2364年 Q連続体とファーストコンタクトする。
- 2364年 フェレンギ人とファーストコンタクトする。
- 2365年 ボーグとファーストコンタクトする。
- 2366年 エンタープライズ号(NCC-1701-C)がタイムスリップしてくる。ボーグが地球侵攻を行い、ウルフ359の戦いで39隻の宇宙艦隊船を撃墜する。
- 2369年 カーデシア連合が惑星ベイジョーから撤退し、テロック・ノールはディープ・スペース・ナインとして、惑星連邦の管理下に置かれる。
- 2369年 シスコがディープ・スペース・ナインの司令官として指揮を執る。ガンマ宇宙域へ繋がるベイジョー・ワームホールが発見される。
- 2371年 ヴォイジャー号がジェインウェイ艦長の指揮下で進宙するも、7万光年先のデルタ宇宙域に飛ばされてしまう。
- 2371年 ピカードがソランの企てを阻止する。エンタープライズ号が大破する。カークがネクサスで発見され、ピカードに協力するも死亡する。
- 2371年 ドミニオンとファーストコンタクトする。
- 2372年 クリンゴン帝国がキトマー協定を破り、カーデシアを攻撃する。
- 2372年 パリスが人類初のトランスワープに成功する。
- 2372年 エンタープライズ号(NCC-1701-E)がピカード艦長の指揮下で進宙する。
- 2373年-2375年 ドミニオン戦争
- 2373年 カーデシア連合がドミニオンの一員となる。
- 2373年 ボーグが2度目の地球侵攻を行い、ボーグによる歴史の改変を防ぐため、エンタープライズ号が2063年にタイムトラベルする。
- 2373年 ヴォイジャー号が生命体8472とファーストコンタクトする。生命体8472に対抗するため、ボーグと一時的に同盟を結ぶ。
- 2375年 宇宙艦隊提督も加担したソーナ人の陰謀が発覚する。
- 2375年 カーデシア連合がドミニオンに叛乱を起こし、独立を取り戻す。
- 2375年 シスコが行方不明となり、キラ・ネリスがディープ・スペース・ナインの指揮を受け継ぐ。
- 2378年 ヴォイジャー号が地球に帰還する。
- 2379年 ロミュラン帝国でクーデター発生し、ピカードがシンゾンの地球侵攻を阻止する。データが殉職する。
- 2387年 超新星爆発でロミュラン星が消滅する。スポックとネロ達が過去にタイムスリップする。
(以降から25世紀にかけての歴史はStar Trek Onlineで扱う)
26世紀以後 [編集]
- 26世紀 エンタープライズ号(NCC-1701-J)がプロシオン5の戦いに参加し、球体創造者と戦う。
- 29世紀 時間パトロール艦の所属時期
- 31世紀 時間エージェントの活動時期
作品を超えた歴史改変 [編集]
作品終了後に、他の作品でその歴史改変の影響が出ることがある。これは、世界設定を継続させるシリーズならではとも言える。
- 2063年 - 正史では、バルカン人とのファーストコンタクトを取った歴史上重要な日とされている。『スタートレック ファーストコンタクト』において、ボーグによって歴史を変えられ、その影響を受けなかったピカードらによって再び歴史は修正された。コクレーンが未来を知った以外は歴史が元に戻ったかに見えたが、『スタートレック エンタープライズ』第49話において、ファーストコンタクト時に撃墜された一部のボーグは北極に上陸し、そこで活動を停止していたことが明らかとなる。蘇生したドローンにより地球の座標が送信され、2365年の初接触の原因となった。
スタートレックシリーズが及ぼした影響 [編集]
- シリーズの熱心なファンのことを、トレッキーまたはトレッカーと呼ぶが、米国のみならず世界中の宇宙関連事業関係者にもファンが多いと言われる。またホーキング博士のように、自らの講演で『スタートレック』を引用したり、実際にゲストとして出演するような著名人もいる。また、『ターミナル』の入国審査官のように、現代のアメリカを舞台とした作品で、登場人物がトレッキーという設定になっていることもある。
- トレッキーによる40万通ほどの投書が行われた事で、スペースシャトルのオービタ1号機(ただし大気圏内での滑空飛行試験用の機体)に、当初考えられていた「コンスティテューション」ではなく「エンタープライズ」の名が付けられた。そのお披露目には『スタートレック』の関係者が招待されている。
- 小惑星2309番が「ミスター・スポック」(公式には、発見者のペットの同名の猫に由来するとされている)、9777番が「エンタープライズ」と命名された。ほか数個の小惑星にも、シリーズに出演した役者などの名前がつけられている。
その他 [編集]
- 『宇宙大作戦』の頃から、科学考証の正確性を期すための助言をNASAに求める事があり、映画のクレジットなどでNASAの名前が出ることがある。
脚注 [編集]
- ^ 劇中で使用される暦は、グレゴリオ暦ではなく「宇宙暦」である。
- ^ 日本では初回と最終回が2話分とされ、178話である。
- ^ 本国スタートレック公式サイトSTARTREK.COMより [1] [2] [3]
- ^ 本放送、劇場版第1作の日本公開時、1980年代後半と3回放映しただけで、地上波での放映権が切れてしまったため。北海道や関西では何度も再放送されていた。
- ^ VOYを企画・プロデュースし、キャスリン・ジェインウェイ艦長の生みの親とされるJeri Taylor著の『Mosaic』(1996年刊)と『Pathways』(1998年刊)で描かれたバックストーリーが後に本編に取り入れられたという例もあるが、それでも建前上は正史とは見みなされない。
関連項目 [編集]
- D・C・フォンタナ
- マイケル・オクダ
- Mary Sue
- ギャラクシー・クエスト - 本作を模倣したパロディ映画。
外部リンク [編集]
英語
- 公式サイト
- Memory Alpha WIKIを使ったスタートレック百科辞典サイト
日本語
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