レナード・マッコイ

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レナード・マッコイ(Leonard McCoy)はSFドラマ・『スタートレック』シリーズに登場する架空の人物。愛称はボーンズ。エンタープライズ号(NCC-1701、NCC-1701-A)の船医。カーク船長に対して敬語を使わないことから非常に親しい関係だと思われる。デフォレスト・ケリーが演じた。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 経歴

[編集] 5年間の調査飛行(TOS)の時代

2227年地球で生まれる。ミシシッピ大学に学び、2245年ごろエモニー・ダックスと親密な関係になった。2266年からエンタープライズで勤務を開始。「地底怪獣ホルタ」ではカークからシリコンでできた生物を治療するよう命令され、「医者であって石屋ではない」といった趣旨の発言で抵抗したが、結局成功した(※)。このように一言多い彼の言動は「マッコイズム」と呼ばれ、視聴者に親しまれた。非常に感情的な人物で論理的なスポックと対照的であり、カーク・スポック・マッコイの会話の掛け合いの妙がTOSの大きな魅力の一つと言える。

"I'm a doctor, not a ..."(...ではない、の部分が都度変わる)や"He's dead, Jim."(上陸班の保安部員等の死亡を彼が確認する場面が多かった)という台詞は定番のギャグ・フレーズとして有名である。前者については映画『ファースト・コンタクト』でも、EMHが医療室に迫るボーグドローンを食い止めるようビバリー・クラッシャーに命じられるシーンで「私は医者で、ドアストッパーではない」と返している。

[編集] 退役、復帰後(映画版)の時代

  • 5年間の調査航海ののち一旦宇宙艦隊を退役するが、映画第1作『スタートレック』のとき招集され復帰。ヴィジャー迎撃を契機に再びエンタープライズを指揮するカークの姿に自らを過信する傲慢さを見抜き、突き放して冷静さを保つよう諌めた。エンタープライズのオリジナル艦が自爆した後もエンタープライズAで船医として勤務した。
  • 第2作『カーンの逆襲』のラストでスポックに自らのカトラ(魂)を移されたことで第3作『ミスター・スポックを探せ!』ではその「器」として一時的にひとつの体を共有していたが、バルカン星セレヤ山での儀式でスポックの魂は分離され、元の肉体に戻すことに成功した。
  • 第4作『故郷への長い道』では原子力空母エンタープライズに潜入して負傷したチェコフの入院先に乗り込み、開頭手術を行おうとした20世紀の医者を罵倒しつつ、23世紀の医療技術でたちどころに治してしまう。
  • 第5作『新たなる未知へ』ではスポックの異母兄サイボックとの精神融合で、その当時は不治とされた病で病床の父親を安楽死させたことをトラウマとしていた事が明らかにされた。
  • 第6作『未知の世界』ではゴルコン宰相謀殺に巻き込まれ、瀕死の宰相を診るが、クリンゴン人の医学知識は無きに等しく、救うことはできなかった。カークと共に宰相殺害の嫌疑で裁かれ、ルラ・ペンテに流刑となるが、勿論冤罪であった。

[編集] 24世紀(TNG)の時代

  • 新スタートレック(TNG)のパイロット・エピソードでは、100歳を超えた老提督として登場し、エンタープライズDを視察する。案内したデータ少佐に相変わらずの毒舌を吐きまくる。

[編集] 宇宙艦隊入隊とエンタープライズ号への着任(映画版)

  • 第11作『スター・トレック』では2258年に離婚によってすべてを失い骨だけ(身ひとつ)になってしまいやむなく宇宙艦隊に志願した。愛称のボーンズはここからとられている。機転を利かせて謹慎中のカークがエンタープライズ号に乗船する手助けをした。カール・アーバンが演じている。

[編集] 性格

ドクターは転送が嫌いなことで有名で、何度かそのような場面が見られる。コンピュータ万能主義にも懐疑的。また、意見の相違でスポックと対立することも多いが、深い友情の裏返しと見るのが妥当のようである。