宇宙域

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Galactic Quadrant Star Trek.png

宇宙域: Galactic quadrant)とは、テレビドラマ『スタートレック』の世界で銀河系(=天の川銀河)を90度ずつ四つの象限に区切った呼び名である。

太陽系と銀河中心を結ぶ線を基準として、銀河の回転方向に向かって順にアルファ宇宙域(図・左下)、ガンマ宇宙域(図・左上)、デルタ宇宙域(図・右上)、ベータ宇宙域(図・右下)と呼ばれる(アルファベット順ではない)。それぞれの宇宙域は20光年四方のブロックに区切られた「セクター(星域)」に細分され、太陽系は「セクター001」に位置する。右図では平面的に見えるが、それぞれの宇宙域は立方体であり、恒星系がほとんどない部分もある。

アルファ宇宙域には、惑星連邦加盟星系の大部分があり、カーデシア連合フェレンギ同盟などがある。ベイジョー星系もここに位置し、ディープ・スペース・ナインとガンマ宇宙域につながる特殊なワームホールが存在する。ベータ宇宙域には、惑星連邦加盟星系の一部と、ロミュラン星間帝国(ロミュラン・スター・エンパイア)クリンゴン帝国などがあり、数々の銀河戦争の舞台となった歴史がある。 また地球は、アルファ・ベータ両宇宙域の中間に存在するが、通例、「アルファ宇宙域セクター001」として表される。ズィンディの根拠地のあるデルフィック領域も両宇宙域の境界近く(アルファ側)にあった。

ガンマ宇宙域やデルタ宇宙域は惑星連邦から数万光年離れているため、24世紀後半までほとんど何も知られていなかった。 しかしガンマ宇宙域は、前述のベイジョー・ワームホールの発見とドミニオンとの接触によって、流動体生物とドミニオンの支配下にあることがわかった。またデルタ宇宙域はU.S.S.ヴォイジャーの放浪によって多くの情報が得られ、ボーグが広範囲を支配して、すでに多種族を同化したことがわかっている。ボーグはデルタ宇宙域から三度にわたって惑星連邦への侵略を行った。

なお「宇宙域」は惑星連邦が独自に定めたローカルな区分であるが、劇中ではロミュラン人カーデシア人などの他種族がこの区分に基づいて会話しているシーンが頻繁に見られる。