マニー・コト

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マニー・コト
Manny Coto
Manny Coto
2013年、サンディエゴ・コミコンにて
職業 脚本家、テレビドラマ制作者、映画監督
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1988年 - 現在
配偶者 ロビン・トリケット
主な作品
Odyssey 5
スタートレック:エンタープライズ
24 -TWENTY FOUR-

マニー・コトManny Coto)は、キューバアメリカ人のテレビ映画脚本家ディレクターおよびプロデューサーである。彼は『スタートレック:エンタープライズ』最終シーズン(シーズン4)の上級プロデューサおよび番組制作責任者であり、また『24 -TWENTY FOUR-』では3シーズンにわたり上級プロデューサを務めた。

人物と来歴[編集]

マニー・コトは幼少期から少年期をフロリダ州オーランドで過ごした。その後、彼はアメリカ映画協会先端映画テレビ研究センターを卒業し、サイエンス・フィクションファンタジーといった分野で多くの経験を積んだ。彼はそのキャリアにおける転機として「スタートレック」の制作に携わったが、StarTrek.com に記載されたコトの人物紹介によると、彼は物心ついた頃から「スタートレック」のファンで、一度スタートレックのマンガを描いたことがあるらしい[1]。比較的露出度の低い人物であるが、『スタートレック:エンタープライズ』や『24 -TWENTY FOUR-』シーズン6では、登場人物として画面に姿を現している。

2004年12月27日イタリアヴェネツィアにおいてコトは視覚効果ディレクターのロビン・トリケット (Robin Trickett) と結婚した[2][3]。コトとトリケットの両者はSFサスペンス作品『Odyssey 5』で仕事を共にしたことがある。

キャリア[編集]

コトは『ハリウッド・ナイトメア』の1エピソード「ゾンビの罠 ディナーはお前だ!」(原題:Mournin' Mess)の脚本と共に演出を担当し、またアメリカの有料テレビチャンネル Showtime Networks が1995年に『アウター・リミッツ』をリバイバルさせた際には、その1エピソード「If these walls could talk」の脚本および演出を行った。彼は『アウター・リミッツ』終了後、Showtime で放映するシリーズ作品をひとつ制作・脚本執筆する機会を与えられた。その結果生まれたシリーズが、初代ロボコップを演じたピーター・ウェラーを主役に据えた『Odyssey 5』である。なお、『Odyssey 5』の後にコトは『スタートレック:エンタープライズ』と『24 -TWENTY FOUR-』でもウェラーを起用している。

コトは2003年、『スタートレック:エンタープライズ』の脚本チームに参加した。同番組が第3シーズンにある頃である。彼が手掛けたエピソードには、「Similitude」、「Chosen Realm」そして「Azati Prime」などがある。その後、彼は同番組の第3シーズン作成中に共同上級プロデューサに抜擢された。同番組の第4シーズンで、彼はシリーズ制作総責任者のリック・バーマンおよびブラノン・ブラガと並んで上級プロデューサとなった。

コトは、初期の『宇宙大作戦(スタートレック)』のフィクション面における連続性を保って、本編とそれ以前の時間領域を扱った続編との結びつきを進める努力をした。このコンセプトおよび物語構成の再構築の多くは、ファン層には概ね好意的に受け入れられており、また少なからぬファンが最終シーズンにおいてシリーズのクオリティが向上したと報告し、その努力が同番組のファンの熱狂度を増すのにつながったとしている。その一方で、否定的に反応したファンはこの制作的シフトについて、何の説明もなくその新しい方向性のために以前の連続する物語の神秘性が減少したりすっかりなくなってしまったりしたので、「大したことをしていないし、しかも手遅れ」と評している。また他の者たちはその方向性について、「古典的」連続性を呈示するために彼が使った出典は皮相的で、元の『スタートレック』シリーズの精神を否定するものであるように思われるので失敗であろうという視線を送った。『スタートレック』ファンの世界における論争ではよくあることだが、この論題が自己解決する様子はない。本シリーズが2001年に幸先良いデビューを飾って以来、視聴率は漸減状態を続けていたので、その原因をコトに帰する者はほとんどいないのであるが、いずれにせよ、『スタートレック』の視聴率はコトが在任しているあいだ低下し続けた。

その後、彼は『24 -TWENTY FOUR-』シーズン5およびシーズン6において共同上級プロデューサとなり、現在はシーズン7の上級プロデューサとして活動している。彼はこの『24 -TWENTY FOUR-』で、2006年の第58回プライムタイム・エミー賞・作品賞(ドラマ部門)をジョエル・サーノウロバート・コクランらと共に受賞している。

コトはまた、ドルフ・ラングレンを起用した『デスロック/戦略ガス兵器を追え!』、『Dr.ギグルス英語版』、『スター・キッド』などいくつかの映画を監督している。また彼は、フォックスニュースチャンネルの右翼ニュース風刺番組である『The 1/2 Hour News Hour』の脚本家・主演者・共同制作者でもある。この番組は視聴率が低調なまま漸減を続けたため、最終的にわずか15回の放送を行っただけで、2007年8月14日を以って不人気なまま放送を終了した。

フィルモグラフィ[編集]

主な製作作品[編集]

主な脚本作品[編集]

受賞歴[編集]

エミー賞[編集]

  • 2006年 作品賞(ドラマ部門):24 -TWENTY FOUR-(受賞)

アヴォリア国際ファンタスティック映画祭[編集]

  • 1993年 Special Jury 賞:Dr. Giggles(受賞)
  • 1993年 グランプリ:Dr. Giggles(ノミネート)

全米脚本家協会賞[編集]

  • 2007年 WGA最優秀ドラマシリーズ部門:24 -TWENTY FOUR-(ノミネート)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]