携帯電話ゲーム

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携帯電話ゲーム(けいたいでんわゲーム)とは携帯電話の機能を用いて遊ぶコンピュータゲームモバイルゲームとも呼ばれる。モバイルゲームは携帯電話に限らず、スマートフォンタブレットといったスマートデバイスを含む。

概要[編集]

携帯電話に搭載されたウェブブラウザを用いた携帯電話ウェブゲーム(ブラウザゲーム)と、アプリケーション携帯アプリ)実行機能を利用した携帯電話アプリゲームがある。

世界初の携帯電話ゲームは、1994年に発売されたHagenuk MT-2000に搭載された『テトリス』である[1][2]。世界初の赤外線通信で2人対戦ができる携帯電話ゲームは、1997年に発売されたNokia 6110の『ヘビゲーム』である。日本初の携帯電話ゲームは、1997年6月14日バンダイより発売されたPHS「たまぴっち」に搭載されている『たまごっち』である。また、狭義の携帯電話に限れば確認されている範囲では1999年2月22日の「iモード」サービス開始と同時に公開された、ゲームタイトル不詳のブラウザゲームである。

アプリケーションソフトをダウンロードするタイプの登場以前から、携帯電話には、携帯電話メーカー各社の機種別によって千差万別のゲームが収録されていることがあった。携帯電話のウェブページ閲覧サービス開始に伴い、1999年頃から携帯電話専用ゲームが登場し始めた。これらのゲームソフトはiモードなどの携帯電話会社の提供するネットワークサービスを通じてアプリをダウンロードして使用する場合が多い。提供されるゲームソフトもまた本体の内蔵部品の技術革新により画面表現能力が向上しつつあるほか、実際に携帯を動かして遊べるアプリも登場した。 GREEMobageなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ではソーシャルゲームの提供が開始されたことにより盛り上がりも見せたが、コンプリートガチャに代表される「ガチャ」による問題も発生した[3]。特徴としては、不良系のゲームが多く、ホスト、キャバクラ嬢、トラック運転手がハマりやすいといわれた[4]

2013年のスマートフォン用ゲーム市場規模は5468億円であり、App StoreGoogle Playからダウンロードする「ネイティブアプリ」は3178億円、ブラウザゲームは2290億円となっている[5]

料金体系[編集]

携帯電話ゲームの場合、利用料金は月々の携帯電話利用料金と合算して請求される。このため、携帯アプリ型ゲームにおいては、月額いくらといった形で料金が設定されている。多くは500円以内の安価な値段設定であり、請求は携帯電話所有者に対して行われるので、親の名義で携帯電話を使っている子供が手を出しやすいようになっている。

ソーシャルゲームにおいては、基本的には最低限の機能のみでプレイする場合は無料であるが、より有利に進めるためのアイテムを現実世界の通貨(リアルマネー)で購入できるようになっている、いわゆるアイテム課金のゲームが多い[6]

作品の保存性の課題[編集]

ブラウザゲームはサービス終了によって遊べなくなる。また、携帯電話アプリゲームも会員登録の認証やプレイ中のデータのダウンロードが必要な場合はサービス終了により遊べなくなる。携帯電話ゲームを文化として後世に保存することを考えた場合、以上の点が課題として挙げられる。

携帯電話用アプリケーションをダウンロードする形態については、他の機種ではプレイできないよう著作権の保護(コピーガード)がかけられており、機種変更の際改めてソフトを購入する必要がある場合があるほか、機種変更の際それまでのデータが引き継げないなどの欠点がある[7]

歴史[編集]

(特記のない限り、日本の事象)

脚注[編集]

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関連項目[編集]