脱出ゲーム

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脱出ゲーム(だっしゅつゲーム)は、ゲームのジャンルの一つ。フィールドゲームや、コンピューターゲームのジャンルである。

概要[編集]

密室などの閉鎖環境に閉じ込められたという設定で、そこから脱出することがゲームの目的である。

典型的な脱出ゲームでは「目覚めると、見知らぬ部屋に閉じ込められていた。」というプロローグからはじまり、施錠された扉の開錠方法を探っていく。密室のほかには、孤島や宇宙船、幽霊屋敷といった広い意味での閉鎖環境が舞台になりえる。

「脱出ゲーム」より広い概念としてアドベンチャーと呼ばれることもある。

内容としては、短時間で簡単にクリアできる作品から、暗号の謎解きやミニゲームとして15パズルなどを含む作品、ボリュームがありセーブ機能がある作品までバラエティーがある。

コンピューターゲーム[編集]

コンピューターゲームでの脱出ゲームでは、テクニックを競う物、謎を解く物など、脱出と一口にいっても、その脱出方法は多岐にわたる。作品の大半は、個人の手によってAdobe Flashなどのプラットフォームで制作されたブラウザゲームである。大まかなジャンルとしてはアドベンチャーゲームに含まれる。マウス操作で画面の怪しい部分をクリックし、隠されたアイテムを探し出したり謎解きをしてクリアを目指す。

脱出ゲームの元祖は2001年にJan Albartusによって発表されたMOTAS(Mystery Of Time And Space)だと言われている。その後、2004年高木敏光によって作成された「クリムゾン・ルーム」がインターネット上で話題になり[注 1]、「脱出ゲーム」の名が知られるようになった。

なお、世界初のグラフィックアドベンチャーゲームである『ミステリーハウス』(1980年)も、謎の屋敷からの脱出をするのが目的で試行錯誤を行う特にストーリーがないゲームであり、現在で言う脱出ゲームと同様の内容である。つまり、脱出ゲームはストーリー性を重視することで発展してきたアドベンチャーゲームからの一種の先祖返りと言える。

パソコン向け以外のハードでは、携帯型ゲーム用ソフトウェアまたは携帯アプリとして開発される。

リアル型脱出ゲーム[編集]

アミューズメントパークでの迷路や、謎解きゲームなど実体験での脱出をはかるゲーム。コンピューターゲームと同様に、謎解きやパズル要素の他、体力的な要素や、視角聴覚の錯覚を利用した物、参加者同士のチームによる物などがある。遊園地でのお化け屋敷や、ヨーロッパの迷路園なども脱出ゲームの一種と言える。国内ではSCRAPPKシアターなどがリアル型脱出ゲームの企画・制作を行っている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ クリムゾン・ルーム公式サイト[1]によると、配信当初は世界150カ国から1日20万アクセスを連日記録し、累計アクセスは現在までに5億を超えた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]