テザリング

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テザリング: Tethering)とは、携帯電話回線などに接続されたスマートフォンなどを外部モデムとして用いて、パソコンやタブレット端末などをインターネットに接続すること・その機能である。

目次

[編集] 概要

tethering とは「繋ぎ止める、縛る」を意味する英語の動詞 tether の動名詞形。

携帯電話を他の機器と接続してデータモデムとして扱い、電話機を経由してWWANへ接続すること。USBによる有線接続のほか、Bluetooth無線LANなどを使って物理的なケーブル接続なしに行うこともできる。こうしたテザリングを行うために、専用のソフトウェアが開発されており、電話機によっては公式にテザリング対応を表明している場合もある。

ユーザー側としては別途データ通信専用にデータカードを入手、新たに契約を結ぶことなく、電話機による接続のみでパソコン等でのモバイル通信が可能になるメリットがある。しかし携帯電話事業者から見れば、通常携帯電話やスマートフォンに比べ、パソコン等で送受信されるデータの量は多いため回線が混雑する重大な要因になる。また、データ通信が定額制になっていることから、利用するデータ量が多ければ多いほど事業者の利用料収入に影響が出る。こうしたことから事業者によって、公式にテザリングを認める事業者とそうでない事業者とに分かれている。

[編集] iPhoneにおけるテザリング

特に話題になったのがアップルiPhoneで、iOSのバージョンが3.0になった際にOSレベルでUSBまたはBluetoothで接続することによるテザリング機能を搭載、4.2.5からはパーソナル・ホットスポットという無線LAN接続でのテザリング機能を搭載した。

ただしこの機能の利用は各事業者の判断にゆだねられているため、日本のソフトバンクモバイルなど利用できない事業者がある。また利用ができる事業者でもイギリスのO2のように、専用パッケージを購入した者に対し利用を許可する、アメリカのAT&Tモビリティベライゾン・ワイヤレスのように一定の通信料を超えたら従量制料金となるなどの事例もある。

日本では日本通信が、SIMフリー版のiPhone 4で利用可能なmicroSIMを、talking b-microSIM Platinum Serviceの名称で2010年8月から提供している。iPhone 4単独では操作アプリ等によって最適化された速度で利用可能だが、テザリングは最大300kbps前後のベストエフォート型で提供している。

[編集] Androidにおけるテザリング

第3.5世代携帯電話では、Androidではバージョン2.2より標準でテザリングが利用できるとしているが、日本メーカーで発売されるスマートフォンなどではこの機能を通常の機能設定メニューに表示されなかったり、機能があっても使用が出来ないなどしていた。2010年から、NTTドコモのタブレット端末Optimus Padイー・モバイルのスマートフォンHTC AriaPocket WiFi Sなど、日本においてもテザリングが利用できるようになった。2011年夏のモデルではNTTドコモが一部のスマートフォンでテザリングが提供されているが、料金に関しては、通常のパケット通信上限はパケ・ホーダイ フラットでは5,460円だが、テザリング利用時は上限8,190円となる。

第3.9世代携帯電話では、au の WiMAXやNTTドコモの Xi などテザリングの規制はない。しかし、テザリングとは関係のない話だが、Xiは完全な定額制ではなくパケット通信量規制がある。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

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