Google Nexus

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Google Nexus
Nexuslogo.svg
Nexus 5 front.png
Nexus 5
製造元 Google
機種により製造メーカーは異なる。
種別 スマートフォンタブレット端末
発売日 2010年1月 (2010-1) 以降
OS Android
ウェブサイト Nexus - Google

Google Nexus(グーグル ネクサス)は、Googleが、選定したハードウェアメーカーとの協力の上で発売しているAndroid搭載端末のOEMブランドである。

Nexusシリーズは、「純粋なAndroid」としてのユーザーエクスペリエンスを目指すことが目的とされている[1]。そのため、更なる発展やエンドユーザーによる改造を可能にするために[2]、ブートローダーのロック解除[3]を自由にしている。

またOSのアップデート保証期間が唯一策定されているシリーズでもあり、その期間は発売から18ヶ月(1年半)と定められている[4]。この期間までであれば、最新のアップデートが提供される。

NexusシリーズはAndroid端末のフラッグシップモデルと見なされており[5][6][7]2012年に販売された機種であるGalaxy NexusはAndroidソフトウェア開発英語版向けのAndroid Open Source Projectが推薦する機種の一つになっている[8]

スマートフォン[編集]

Nexus One[編集]

日本未発売(本体に技適マーク及び認証番号はないがPB99100のみ総務省技術基準適合証明/工事設計認証を受けている[9])

2010年1月に発売されたHTC製の端末で、Nexusシリーズ初号機である。Android 2.1を搭載し発売された。同年5月に2.2、その後2.3にアップデートされ2.3.6でOSアップデートを終了している。

Nexus S[編集]

日本未発売(本体に技適マーク及び認証番号はないがGT-I9020のみ総務省の技術基準適合証明/工事設計認証を受けている[10])。

2010年12月に発売されたサムスン電子製の端末で、Android 2.3搭載し発売された。 2011年12月に4.0へのアップデートが行われ、その後4.1にアップデートされている[11]。OSアップデートは4.1.2を持って終了している(一部4.1.1で終了されたモデルもあり)。

Galaxy Nexus[編集]

2011年11月発売(GSM回線版はベライゾン・ワイヤレスによって同年12月15日にアメリカ合衆国で発売)。サムスン電子のスマートフォンブランドであるGALAXYシリーズにも属する。日本向けにはdocomo NEXT series GALAXY NEXUS SC-04DとしてNTTドコモから同年12月発売。海外モデルは2012年7月中旬に最新バージョンである4.1に順次アップデートされた[12]。SC-04Dの4.1アップデートは2012年11月13日より提供された[13]が、海外モデルは同日に最新バージョンの4.2にアップデート[14]され、SC-04Dの4.2アップデートは2013年5月9日より提供された[13]。海外モデル(一部キャリアモデルを除く)は4.3でアップデートを終了しているがSC-04Dは4.2.2で終了している。

Nexus 4[編集]

2012年10月29日に発表された[15]LGエレクトロニクスと共同開発されたスマートフォン。Optimus G[16]をベースにしており、4.7インチWXGAディスプレイ、クアッドコアCPU、Android 4.2などを搭載する。なお、LG電子のスマートフォンブランドであるOptimusシリーズには含まれない。アメリカ合衆国などで2012年11月13日発売開始。日本国内ではGoogle Playではなく代理店経由で2013年8月30日発売。

Nexus 5[編集]

2013年11月1日に発表され、同日に発売された[17]LGエレクトロニクスと共同開発されたスマートフォン。LG G2をベースとしており、5インチFHDディスプレイ、クアッドコアCPU、Android 4.4などを搭載する。Nexus 4は日本国内での発売が大幅に遅れたが、本機種は発売日から日本国内でも購入可能。また、イー・アクセスにもEM01Lとして供給される(ブランド刻印なし。また、ネットワークソフトバンクモバイルのものを使用)。当初はブラックとホワイトの2色展開だったが、後に追加色としてNexus端末では初となるレッド系のカラーバリエーションも追加された。

Nexus 6[編集]

2014年10月15に発表されたMotorola社の端末。Android 5.0 Lollipopを搭載。同年の10月17日より予約、11月3日より発売予定。

タブレット[編集]

Nexus 7 (2012)[編集]

ASUSによって開発された7インチタブレットで、2012年6月27日に開催されたGoogle I/O 2012の基調講演で披露された。

Android 4.1搭載で発売された最初の機種で、2012年11月には4.2へのバージョンアップが行われている。Google Play電子書籍、音楽、ビデオといったコンテンツを楽しむことを重視したデザインとなっている。 フォームファクタや価格設定は直接競合するKindle Fire(AndroidベースのFire OS)に対抗するためだと言われている[18][19]。日本でも同年9月25日に16GB版が発売され[20]、同年10月29日に32GB版と32GB版に3G通信機能を搭載したモデルが発表され[15]、直後に日本でも32GB版は2万4800円で発売されたが、32GB版の3G通信機能搭載モデルは2013年2月9日に発売された。

Nexus 10[編集]

2012年10月29日に発表された[15]、10インチディスプレイを搭載するタブレット。サムスン電子との共同開発。アップル iPadのRetinaディスプレイモデルを上回る、2560×1600ピクセル、300ppiの高解像度ディスプレイを備える。ネットワークはWi-Fiのみに対応。日本を含む各国で2012年11月発売予定であったが、日本のみ2013年2月5日に発売された。

Nexus 7 (2013)[編集]

ASUSによって開発された7インチタブレットで、2013年7月24日に発表された。発売は米国では7月30日で、日本ではauブランドを展開するKDDI、および沖縄セルラー電話2013年8月28日より販売を取り扱う(ただしWi-Fi専用モデルのみ)事が決定した。なお、Nexusシリーズのタブレットとしては日本市場向けを除き、初めてLTEに対応する事となった。

Nexus 9[編集]

HTCによって開発された9インチタブレットで、 2014年10月15日に発表された。Android 5.0 Lollipopを搭載。米国では10月予約、11月発売の予定。日本でも近日発売となっている。

その他の機種[編集]

Nexus Q[編集]

球体の形をしたメディアストリーミングエンタテインメントデバイスで、Googleが自社で設計した。2012年6月27日にGoogle I/O 2012の基調講演で発表され[21]、アメリカ合衆国において同年7月に299ドルで発売される予定であった。しかし評価が芳しくないことから機能を強化するため発売を無期限延期し、早期予約者には無料で提供することを発表した[22]

Apple TVに近いコンセプトの製品。テレビやスピーカーと接続して内蔵ストレージに蓄積されたコンテンツを再生したり、ネットワーク経由でストリーミング再生ができる。Nexus Q自体にAndroid 4.0が搭載されているが、操作するにはAndroidスマートフォンかタブレットが必要。

Nexus Player[編集]

円盤の形をしたメディアストリーミングエンタテインメントデバイスで、 Android 5.0をベースとしたテレビ向けプラットフォーム「Android TV」を採用したSTBである。

2014年10月15日に発表され、製造元は ASUS

テレビなどとHDMIで接続し、付属のリモコンやAndroidスマートフォンなどと連携して、NetflixやGoogle Play、YouTubeの人気番組などの動画やAndroidアプリなどをテレビで利用することが可能となる。

その他のシリーズ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Topolsky, Joshua (2010年12月10日). “Nexus S review”. Engadget. AOL. 2012年8月2日閲覧。
  2. ^ Volpe, Joseph (2011年11月3日). “Galaxy Nexus gets rooted, forums burst into applause”. Engadget. AOL. 2011年11月22日閲覧。
  3. ^ Bray, Tim (2010年12月20日). “It’s not “rooting”, it’s openness”. Android Developers. Google. 2011年11月22日閲覧。
  4. ^ Android のアップデート: Nexus と Google Play エディションの端末
  5. ^ Purdy, Kevin (2010年12月6日). “Google Launches Android 2.3 Gingerbread and Nexus S Flagship Phone”. Lifehacker. Gawker Media. 2011年11月22日閲覧。
  6. ^ This Is the Samsung Galaxy Nexus, Google's New Official Android Phone”. Gizmodo. Gawker Media (2011年10月18日). 2011年11月22日閲覧。
  7. ^ Kendrick, James (2011年10月27日). “Don’t diss my phone: Nexus S to get Ice Cream Sandwich within weeks”. ZDNet. CBS Interactive. 2011年11月22日閲覧。
  8. ^ Building for devices”. Android Open Source Project. Google. 2012年8月2日閲覧。
  9. ^ 総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
  10. ^ 総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
  11. ^ Parsons, Chris (2012年7月19日). “Android 4.1.1 Jelly Bean OTA now appearing on some Nexus S variations”. Android Central. Mobile Nations. 2012年7月19日閲覧。
  12. ^ Dobie, Alex (2011年11月17日). “Today is Galaxy Nexus day in the UK”. Android Central. Mobile Nations. 2011年11月22日閲覧。
  13. ^ a b GALAXY NEXUS SC-04Dの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
  14. ^ Some Users Reporting Android 4.2 (JOP40C) Is Rolling Out To The GSM Galaxy Nexus Right Now | Android Police
  15. ^ a b c “グーグル、「Nexus」シリーズの新しいタブレットとスマートフォンを発表”. CNET Japan. (2012年10月30日). http://japan.cnet.com/news/service/35023717/ 2012年10月30日閲覧。 
  16. ^ 日本向けモデルはNTTドコモ版がL-01Eau版がLGL21
  17. ^ “グーグル、5インチスマホ「Nexus 5」とAndroid 4.4 - ケータイ Watch”. ケータイWatch. (2013年11月1日). http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20131101_621840.html 2013年11月1日閲覧。 
  18. ^ Google Unveils Nexus 7 Tablet for $199”. The Wall Street Journal. Dow Jones & Company. 2012年6月27日閲覧。
  19. ^ Hollister, Sean (2011年9月28日). “Amazon’s Kindle Fire UI: it’s Android, but not quite”. The Verge. Vox Media. 2012年8月2日閲覧。
  20. ^ “Googleの7インチタブレット「Nexus 7」、日本でも1万9800円で販売”. ITmedia. (2012年9月25日). http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1209/25/news042.html 2012年9月26日閲覧。 
  21. ^ 佐藤由紀子 (2012年6月28日). “Google、球体クラウドメディアプレーヤー「Nexus Q」発表”. ITmedia. http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/28/news011.html 2012年9月26日閲覧。 
  22. ^ Matthew Moskovciak (2012年8月1日). “グーグル「Nexus Q」、発売が延期に--予約購入者には製品を無料で提供”. CNET Japan. http://japan.cnet.com/news/service/35019900/ 2012年9月26日閲覧。 

外部リンク[編集]