レイ・カーツワイル
レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil, 1948年2月12日 - )はアメリカ合衆国の発明家、実業家、フューチャリスト。本名はレイモンド・カーツワイル(Raymond Kurzweil)。
特に技術的特異点(technological singularity)に関する著述で知られる。代表的な発明にオムニ・フォント式OCRソフト、フラットベッド・スキャナー、Kurzweilブランドのシンセサイザー「K250」、文章音声読み上げマシーン(カーツワイル朗読機)などがある。
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経歴[編集]
ニューヨーク・クイーンズにユダヤ系移民の子として生まれる。1960年12歳の時、コンピュータに触れ、以後夢中となり、統計分析のプログラムや作曲を行うようになる。高校生の時テレビ番組『私の秘密』(”I've Got a Secret”)に登場し、コンピューターに作曲させた音楽を披露。同発明で、国際科学フェア第一位を受賞、ホワイトハウスでリンドン・ジョンソン大統領からウェスティングハウス・サイエンス・タレント・サーチ賞を受賞する。
マサチューセッツ工科大学在学中20歳のとき起業し、諸大学のデータベースを構築して大学選択のプログラムを作った(後に10万ドルで売却)。1974年カーツワイル・コンピューター・プロダクツ社を設立。以後数々の発明を世に送り出す。アメリカの「発明家の殿堂」に加えられ、「ナショナル・メダル・オブ・テクノロジー」「レメルソンMIT賞」など数々の賞を受賞。
1990年『The Age of Intelligent Machines』を公刊し米国出版社協会から「ベスト・コンピュータ・サイエンス・ブック」に選ばれた。このときインターネットの普及、チェスの試合でのコンピューターの勝利を、少しの時間的誤差で予測し、的中させる。その後『The Age of Spiritual Machines: When Computers Exceed Human Intelligence』で収穫加速の法則 をまとまった形で発表し物議を醸す。
2005年、『The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology』で技術的特異点・シンギュラリティーについての踏み込んだ記述を展開。
著書[編集]
- The Age of Intelligent Machines (1990)
- The 10% Solution for a Healthy Life (1994)
- The Age of Spiritual Machines: When Computers Exceed Human Intelligence (1999)(邦訳『スピリチュアル・マシーン コンピューターに魂が宿るとき』田中三彦・田中茂彦訳 翔泳社 2001年)
- Fantastic Voyage: Live Long Enough to Live Forever (2004)
- The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology (2005)(邦訳『ポスト・ヒューマン誕生 コンピューターが人類の知性を超えるとき』井上健監訳他 NHK出版 2007年)
参考文献[編集]
- 『スピリチュアル・マシーン コンピューターに魂が宿るとき』田中三彦・田中茂彦訳 翔泳社 2001年
- 『ポスト・ヒューマン誕生 コンピューターが人類の知性を超えるとき』井上健監訳他 NHK出版 2007年
- KurzweilAI.net
外部リンク[編集]
- ウェブサイト
- KurzweilAI.net - カーツワイルのホームページ(英語)
- ビデオ
- 「今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学」 - TEDカンファレンスでの講演の様子。収穫加速の法則の説明、技術的特異点を学ぶ大学(シンギュラリティー・ユニバーシティ)の説明を行っている。(日本語)