Googleのサービス

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Googleのサービスは、Google社が提供するウェブサービス、またはウェブアプリケーションローカルアプリケーションを総じたもの。

目次

検索機能[編集]

検索のシステム[編集]

Googleは、検索した文字列を含むウェブページの中で、適切と考えられるページを示すために、ページランクと呼ばれるアルゴリズムを用いている。

ページランクアルゴリズムは、ウェブページの価値の指標(ページランク)を、そのページにリンクしているページのページランクを加重した値に基づいて、再帰的に計算するものである。つまり、ページランクアルゴリズム自体がウェブページの内容の有用性を評価しなくても、人間の作ったリンクの関係を利用することにより、人間の考えるウェブページの有用性とよく関連したランクを付けることができるのである。このアルゴリズムにより、利用者が有用と感じる検索結果を提供でき、高シェアの検索エンジンとなっていった。

また、Googleは、検索結果として表示する順番を決めるのに、ページランクに加えて、およそ百程度といわれる公開されていない基準も用いている。この多くの基準により、露骨な検索エンジン最適化が施されているサイトが検索結果からほぼ一掃され、検索結果の品質を一定のレベルに保っている。公開されていない基準に関しては、コンピューターによる自動的な判定によるものではなく、人手により個別の判断がなされていると見られており、完全に人間の判断を排除したアルゴリズムではなくなっているという指摘もある。

ページランクを調べる方法としては、Internet ExplorerMozilla Firefox対応のGoogle ツールバーをパソコンにインストールして表示する方法がある。ページランクは0-10までの11段階評価式となっており、日本以外ではアップルのトップページのランク10、日本のランク10のページとしては慶應義塾大学などがある(2006年11月時点)。

Googleは高品質の検索結果を提供するため、また、WWWインデックス化のために、1万台以上のLinuxコンピュータを使用している。なお、使用している ディストリビューションは、コストパフォーマンスの追求のため、Red Hat Linuxを独自にカスタマイズしたものである。

インデックス化にはGooglebotというクローラが用いられている。クローラは様々なページへのリンクを調査して、データベースに追加する新たなページを見つける。また、インデックス化されているページの更新も定期的に確認している。

このインデックスデータベースとウェブページのキャッシュのサイズは数テラバイトにも及ぶ。初期のクローラやWebサーバは、ともにPythonで書かれていた。現在では検索のメイン部分はC++によって書かれており、WebサーバにはGWSという専用のサーバソフトウェアが使われている。

なお、Googleのサーバに使われているコンピュータは当初、非常に安価(一般に市販されているコンピュータと同レベルかそれ以下)なものであった。近年では、より快適なレスポンスを実現するために、高価なRAMディスクを使用したサーバを使用しており、必ずしも安価なサーバのみを使用しているわけではない。また、信頼性を高めるために徹底した多重化が図られている。Googleでは、非常に多くのサーバを使用している為に、毎日、故障した何十台ものコンピュータを交換・追加していたが、RAMディスクを使用するようになってからはハードディスクに起因する故障が激減した。なお、当初使用していたハードディスクを積んだサーバはGmailサービスに流用されていると見られている。

アルゴリズムによる弊害[編集]

クローラを用いてウェブ全体からデータを集めて利用する検索エンジン(ロボット型検索エンジン)としては、初期のものとしてAltaVistaがあり、その後、Googleが現れた。2004年5月31日には、Yahoo! JAPANの検索エンジンが、アメリカ本社開発のYahoo Search Technology(略されてYSTとも言われる)を使用したロボット型検索エンジンに切り替わった。

これは、各サイト間に貼られているリンクの質を解析し、その結果を元に各ウェブページにランクを付け、検索結果の表示順番を随時変更するという考え方により、Googleが、Googleが登場する以前の検索エンジンよりも検索キーワードに対して有用な検索結果を示せた為に、他でも類似の考えに基づいたロボット型検索エンジンが使用された結果である。

しかし、ウェブページに対する評価の主な方法は、そのウェブページに対して貼られているリンクの質や記述されているHTMLの構造を解析するものであり、ウェブページの内容自体を評価するものではない。他の主なロボット型検索エンジンも、2006年時点では、ウェブページの内容自体の評価を検索結果の主な指標としてはいない。

そのため、多くのウェブサイト管理者は、サイトのランキング変化を観察したり、その変化の理由を知ることに興味を持つようになった。これらの事をきっかけに、検索結果の上位に掲載されるようウェブサイトをカスタマイズすることが商売になったり、検索結果上位を武器に単に他のサイトへ誘導を目的としたサイトや、ページランクを上げるためだけの意味の無いページなどが急増した。なお、ロボット型検索エンジンの特性を利用して、特定のウェブサイトを検索結果の上位に入れようとする行為自体は、Google登場以前にも行われていた。

これに対して、Googleを始めロボット型検索エンジンを使用する各社は、そのようなサイトに対しても適切な評価ができるように様々な工夫をしており、両者の攻防は続いている。詳しくは検索エンジン最適化を参照のこと。

多言語への対応[編集]

現在、Googleが対応する言語の数は、64ヶ国語以上、128ヶ国語未満である。唯一中国国内からのアクセスに限っては、検索が中国政府の検閲下となっており、中国政府に対して悪意があるとみなされるキーワード(「天安門事件」など)は検索されないようになっている。中国版Yahoo!やAOLなど、中国に進出している検索エンジンは同様の処置が取られている。

ウェブサイトのデザイン[編集]

Googleウェブサイトのトップページは、広告が掲載されていないなど、検索に不必要な情報が極力省かれたシンプルさが特徴である。Googleの人気が決定的なものになるに連れて、このトップページのシンプルさに対する評価も高まり、AlltheWebなど、これにならうようになった検索エンジンも現れた。

ハロウィンクリスマス、Google設立記念日、オリンピック開催中など、何か特別な日には、トップページの「Google」のロゴが、その日に関係したものを使ってデザインされた「Google」のロゴ(通称:ホリデーロゴ)に替えられることがある。国限定だったりすることもある。また、ポップアップボックスも変化する。

ただし現在では、後述のiGoogleによって、シンプルなデザインとガジェットつきホームを選択できるようになっている。

Google 画像検索[編集]

画像に付随するテキストや周辺のテキスト情報を利用して、画像を検索できる。ただし、デフォルトの設定では、猥褻画像などがフィルタリングされた検索結果が表示される。この設定は、当初は日本語版上では変更できなかったが、現在では表示設定のセーフサーチフィルタリングという項目から変更できる。また設定を変更しなくともURLの最後に&safe=offをつける事でもフィルタリングを無効にできる。IE7など任意の検索エンジンを追加できる機能のあるブラウザであればURLに&safe=offを挿入することで、常時フィルタリング無効の状態になる。 この方法は表示設定を変更しても設定情報はクッキーに保存されるため、クッキーを無効にしていると機能せず、また削除すると設定が初期化されるといった問題の影響を受けないメリットがある。

Google ニュース[編集]

2002年9月には英語版が、2004年9月には日本語版ニュース検索サービスが開始された。このサービスは新聞社などのニュースサイトの記事を元に、最新ニュースを配信している。ニュースのトピックスのリンク先は各ニュースサイトとなっている。リンク先の記事の見出しや本文の一部などを利用しているが、Googleはリンク先サイトとは契約していない。

Google ニュースのトップページはカスタマイズが可能で、見たいニュース項目を選んだり、その表示数を調節したりできる。さらに、任意のキーワードを含むニュース項目を作ることもできる。そのほか、Google ニュースをキーワード別でメールに送信するGoogle アラートというサービスもある。

2009年12月現在、すべての言語が正式版である。

2004年4月頃、アメリカのGoogle ニュースを元に個人がRSSを組んでウェブページで配信した所、その配信を行った個人に対しGoogleから苦情が出され、Google ニュースのRSS配信に関しては問題となった。しかし、Googleはユーザーの需要を考え、2005年8月10日から公式に英語版Google ニュースのRSS/Atom配信を始めた。

Google グループ[編集]

ニュースグループの検索機能。もともとはDeja.comの資産を買収したもので、その時点でのUsenetのニュースグループのデータ及び、その後に投稿されたデータを検索、閲覧できる。

Google ディレクトリ[編集]

Googleの提供するディレクトリ検索サービス。もともとは「Open Directory Project」によって構築されたもので、それをGoogleが自社サービスに組み込んだもの。紹介文などの検索が可能になっている。

Google Scholar[編集]

Google Scholarによる無料学術検索サービス。他社の同様のサービスの多くは有料。

電卓機能[編集]

Google には、検索以外に、計算を行うことのできる「電卓機能」がある。

例えば、「1+1」を検索すると、その結果として「2」と表示される[1]。「i^i」のような高度な計算[2]や、単位換算[3][4]、通貨換算の機能[5]をも備えている。

しかし、例外的に計算ではなく通常の検索が実行される場合がある。例えば「7-11」を計算させようとしても、「-4」とは表示されない。理由はセブン-イレブンが存在するためである。このようなときは、最後に「=」をつけて「7-11=」とすれば、検索しないで計算するようになる。また、この例の場合、「7- 11」や「7 -11」のように「-」の前後にスペースを入れることでも計算させることができる。

使用できる演算子としては次のようなものがある。

  • + または 足す または たす[6]
  • - または 引く または ひく[7]
  • * または × または 掛ける または かける[8]
  • / または ÷ または 割る または わる[9]
  • √ または ルート[10]
  • ^ または の_乗[11]

また、数学の定数や科学的な定数も答えてくれる。いくつか例を挙げると、

などがある。

これらの定数や単位換算を使用して実際に計算ができる。たとえば「4×円周率×地球の半径の2乗を畳で」と検索すると、地球の表面積が何か計算させることができる[21]

さらにGoogleは「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」という質問に対しても回答してくれる[22]

Google電卓機能と類似の機能を持つネット上の無料サイトとして、Wolfram Alphaがある。こちらは微分[23]積分[24]定積分[25]テイラー級数展開[26]などの演算機能も実装しているが、2010年8月現在インターフェースは英語のみ。

Google Special Searches[編集]

マイクロソフトなどの特定の情報に絞り検索することができるサービス。 現在提供しているものとして、下記のものがある。

なお、これらのページは日本語版のGoogleからはリンクされていないため、日本語圏ではあまり知られていないとする見方もある。

モバイル検索[編集]

携帯電話向けのページ検索も可能である。iモードの場合はドコモ非公式ページのみ検索できる。

検索演算子[編集]

検索後の前に「hogehoge:」を挿入することで、検索する範囲を狭めることができる。例えば、日本政府のサイトのみから、題名に「ほげほげ」という単語が含まれるPDFファイルを検索したい場合は「site:go.jp intitle:ほげほげ filetype:pdf」と入力して検索する。site: やintitle:、filetype: のほか、演算子の一覧はグーグルが英語で解説している。

  • "+" 多用されるため検索結果から無視される言葉(a how the whenなど)なども含めて検索する。
  • "OR" または。(例)検索エンジン google OR yahoo
  • "site:" 特定のサイト内だけに検索結果を制限する。(例)site:ja.wikipedia.org google
  • ".." 数値範囲検索。(例) 1996..2010 FIFAワールドカップ
  • "allintitle:" すべての検索ワードがウェブページのタイトルに含まれているページを検索する。(例)allintitle: google サービス
  • "intitle:"(例)intitle:google search。タイトルにgoogleが含まれていて、文中またはタイトルにsearchが含まれるページを検索する。コロンの後にスペースは入れない。
  • "allinurl:" 全ての検索ワードがURLに含まれているページだけを検索する。次の例だとこのページもヒットする。(例)allinurl: wikipedia google
  • "inurl:"(例)inurl:google search。URLにgoogleが含まれていて、searchが文中またはURLに含まれているページを検索する。コロンの後にスペースは入れない。
ヘルプ

ウェブサービス[編集]

Gmail[編集]

2004年4月1日に開始されたフリーメールサービスWebメールPOPSMTPの各方式に対応し、メールの転送もできる。サービス開始当時は招待状がなければ利用できなかったが、日本では2006年8月23日より招待なしでも利用可能になった。Gmailモバイルの搭載により、携帯電話からでもアカウントが作成できるようになったが、氏名の入力から登録手続きが進めることができないという不具合が発生している。また、パソコン版でにおいても、希望するメールアドレスについての重複確認が正常に行えないという不具合が発生している。

Ajaxを採用していることで、操作性に優れている。各個人に対して2013年4月の時点では10.1GBもの容量をほこり、今でも容量は増え続けている。メールの内容に応じた広告が表示されるのも特徴である。

Google Buzz[編集]

2010年2月10日にサービスが開始された、ソーシャルサービスTwitterに類似しているが、文字数制限がない、他のサービス(Google Buzzを参照)の更新をGoogle Buzz上に反映することができるなど、Twitterにはない機能もある。

同サービスはGmailに統合され、Gmailメニューの受信トレイの下にリンクが表示されている。

Google マップ[編集]

2004年、アメリカ、カナダ、英国のみで地図検索・表示機能をGoogle マップとして公開した。ウェブブラウザを使っていながら、まるで地図ソフトのように動作するのが特長である。2005年06月から全世界の概要地図が閲覧可能となった。

2004年10月に衛星写真閲覧ソフト会社のKeyholeを買収し、2005年4月よりアメリカの衛星写真も見えるようになった。ただし、アメリカの機密情報などを含んでいるために拡大できなかったり、モザイクがかかっている場所もある。表示される写真には、著作権の存在を示す為に、Googleのロゴが入っている。

その後2005年7月に、日本でもGoogle マップとGoogle ローカルのサービスをベータ版として開始した。Google マップでは地図情報(ゼンリンと提携)とサテライト(衛星写真)がある。ただし、現在は一部を除いて、東京都や横浜市などの大都市のみ解像度が高く、他の地域は低解像度の表示しかできないが、徐々に高解像度な航空写真に差し替えが進んでいる。

また、Google ローカルでは、目的の場所(タウンページに載っている場所のみ)を検索し、結果をGoogle マップの地図上に示して表示してくれる。iモードなど携帯電話でも利用可能である。

2005年10月に、Google マップとGoogle ローカルは統合され、サービスのブランド名はGoogle マップに統一された。

Googleマップ上に、手元のGPS機器(GPS付き携帯電話でも可)で計測した位置情報をプロットすることも可能である。ただし、特定のフォーマット(*.kml など)にデータを変換する必要があり、必要に応じてフリーソフトを使用する。GPSで計測した移動経路は水色で示される。

2007年2月28日には、アメリカ30都市の道路渋滞状況をリアルタイムで表示する機能が追加された。

2007年5月29日に、サンフランシスコやニューヨーク、ラスベガスの一部で、Street Viewが見られるようになった。これは、各都市の主要な道路から見た風景のパノラマ写真をGoogleマップ上で表示できるというもので、矢印をクリックすることで、移動したり方向転換したりできる。写真はGoogleの撮影班が1年がかりで撮影したものである。

2008年8月からは、日本でもストリートビューが見られるようになった。一部地域のみだが、東京23区などはほぼ網羅している。

乗換案内[編集]

2007年4月23日より開始されたPCでの経路探索サービス。

「もしかして」機能[編集]

Googleでは、検索キーワードに間違いが含まれている可能性が高い場合、自動的に検索結果と併せて「もしかして:」に続くかたちで正しい思われるキーワードの候補を提示する。この候補のリンク先を辿ることで、その候補による再検索の結果を得ることができる。この機能はGoogle検索のほか、Google画像検索やGoogleニュースなどGoogleの検索に関連した各サービスで機能する。初期には「予想される検索キーワード」として、送信された英単語の綴りの間違いのみを提示していた。

また、当初は、例えば「就職しない」に対して「就職できない」を提案するなど、日本語の検索に関して適切でないキーワードを候補に挙げることが多かったため2004年11月に機能が削除されたが、2005年3月にはこの問題が改善されて再び利用可能となった。

Blogger[編集]

2003年2月に Pyra Labを買収し、運営している多言語対応のブログサービスである。ブログ設定は日本語を含め英語フランス語ドイツ語イタリア語ポルトガル語中国語韓国語に対応している。

Google AdSense[編集]

Googleが行っているサイト運営者向けのアフィリエイトプログラム。申込型のサービスで、所定の手続きを経て認められれば、だれでも参加できる。クリック回数に応じて参加者にGoogleの売上げの一部が報酬として支払われる。

サイトの内容をGoogleのサーチエンジンで解析し、その内容を元に関連性の高い広告を配信する仕組みである。

以前は、報酬の支払いが、アメリカからアメリカドルの小切手を送る方法がとられていて、現金化する手数料が高いことや手続きが分かりにくいこともあり不評であった。これを受けて2005年8月から日本で銀行振り込みによる支払いが開始された。

クリスマス頃、一定の利益を上げた運営者には米Googleから、クリスマスプレゼントが届いている。

Google アドワーズ[編集]

Googleが行っている広告主向けの広告出稿サービス。Googleの検索結果やGoogle AdSenseを取り入れているサイト、また提携している複数のポータルサイトなどに、サイトの内容に適した広告を自動的に配信し表示する。検索連動型広告と呼ばれるタイプ。

広告料はキーワードの組み合わせごとに1クリック単位でオークションによって決定する。また広告のクリック数が一定の割合を下回ってしまうと、その広告は表示されなくなってしまう。

このキーワードに対するオークション方式について、2005年2月にルイ・ヴィトンがGoogleを訴え、結果として商標偽造、不正競争、誤解を招くような広告が有罪となり、Googleに20万ユーロの罰金支払いが命じられた。この事件はGoogleの収入の多くが広告料である事や同業のYahoo!も傘下のOvertureを通じて多額の収入を得るなどという状態であったため、検索エンジン業界に大きな影響を与えた。

Google ウェブマスター ツール[編集]

2005年7月より始められたベータ版のサービス(開始時の名称は Google Sitemap)で、自分の管理するウェブサイトの更新やリンク構造などの情報をGoogleに送ることで、そのサイトの更新状態を早く検索結果に反映させたり、クロール(クローラーがサイトを調べること)を効率よく行わせることができる。そのほか、Googleにインデックスされたスパムサイトや、有料リンクの情報提供を行うことができる。また、いわゆるグーグル八分になった際の、再審査請求を行うこともできる。

Google Analytics[編集]

2005年3月にGoogleが買収したUrchinなどの、通常だと1ヶ月400ドルするウェブ解析ソフトの無料提供を2005年11月より開始した。メインは効率の良いGoogle AdSenseの広告貼付を行うために解放しているが、Google AdSenseを利用していないウェブ管理者でも問題なく利用できる。なお、月間のデータ収集量には上限があるが、Google Adwordsの利用者は、上限なしで使用することができる。

iGoogle(Google パーソナライズドホーム)[編集]

2005年5月19日(日本語版は11月4日)より始められたサービス。旧称Google パーソナライズドホーム。ニュースやGmail、ブックマーク、さまざまなRSSフィードをモジュールとして、ユーザーが自分のウェブサイトに自由に配置できる。Google マップでも話題になったAjaxという技術が活用され、デベロッパーからも高い評価を得ている。

2005年12月14日からはGoogle Homepage APIが公開され、モジュールをユーザー自身が開発できるようになった。

2007年5月1日から現名称のiGoogleとなるとともに、テーマ選択等の新機能が追加されている。

2007年7月4日からは、iGoogleガジェットコンテストが行われ、締め切りの10月1日までに172作品が応募された。

Google ビデオ[編集]

2005年1月25日より始められた動画検索、配信サービス。当初はアメリカのテレビ番組のみを配信するサービスだったが、後にはユーザーが投稿した動画など様々な動画を配信するようになった。

当初は、動画を再生するにはGoogle ビデオ専用のプラグイン「Google Video Viewer」をインストールする必要があった。しかし、動画のファイルフォーマットがFlash Videoに変更されたため、Adobe Flash Playerのみで動画が再生できるようになった。一部であるが、Windows Media PlayeriPodプレイステーション・ポータブルなどで再生できるビデオ形式の動画を無料でダウンロードできるサービスも行っている。

2006年1月9日には動画コンテンツのダウンロード販売を行う「Google Video Store」を開始した。再生にはWindows専用のプレイヤー「Google Video Player」をインストールする必要があり、コンテンツの購入はアメリカ在住者に限られていたが、動画コンテンツの販売は2007年8月15日をもって終了し、それ以降は購入した動画コンテンツの視聴も一切不可能となっている。

2006年10月9日に買収した子会社である YouTube との最大の違いは、アップロード可能な動画のサイズや長さに全く制限が無いことであったが、2009年1月14日に本サービスでの動画アップロード機能を廃止する旨が公表された[27]。これに伴い、動画の公開は YouTube や Picasa(Picasa ウェブアルバム)に一本化され、Google ビデオは YouTube や他の動画共有サイトの動画検索サービスを中心に展開していくものとされた[28]

Google Page Creator[編集]

2006年2月23日より始められたWeb作成サービス。ログインにはGmailのアカウントが必要である。100MBまでのWebサイトで、生成されるドメインは「http://[Gmailのアカウント].googlepages.com/」という形である。41種類のページデザインと4種類のレイアウトパターンがあり、直接htmlを書くことも可能。 2009年にサービス停止し、Google Sitesサービスに移行している。

Google Sites[編集]

Google Sitesは、Google Appsを利用したWikiおよびWebページ作成ツール。

Google Finance[編集]

Google Financeは、2006年3月21日より始められた、株式市場情報を提供するベータ版のサービス。日本語のサービスは提供されていない。

Flashを用いた柔軟なインタフェースを持ち、役員の経歴やニュース記事と連動した(アメリカ市場などの)株価(および為替など)の推移を見ることができるなどの特徴がある。

Google Labs[編集]

2002年5月22日より開始された、Googleが作成中の様々な新技術を公開するページ。当初は英語版のみであったが、後に多言語化されている。Google マップiGoogleGoogleリーダーなど数多くのサービスがここから正式に採用されている。

ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかをグラフ化したり、国や都市などでどの単語が最も多く検索されているかランキングしたりするGoogle TrendsFirefox用の拡張機能であるGoogle Browser Syncなどがある。2006年10月5日、Google Code Searchを公開した。

2011年7月20日、GoogleはGoogle Labsを終了すると発表した[1]。2011年8月現在、Labs内の各プロジェクトについて開発継続するか終了するかの判断を行ない、整理している状態にある[2]

Google カレンダー[編集]

ウェブカレンダーシステム。Gmailと連動している。自分自身のカレンダーをGoogleの検索結果に対してオープンにすることもできるし、仲間うちだけでグループウェア的に使用することもできる。公開されている専門カレンダーをオーバーラップ表示させることもできる。一番の特長としては、細かい時間設定で携帯電話/PCメール/デスクトップポップアップにアラートを飛ばせることが挙げられる。

携帯電話での閲覧・記入[編集]

PCローカルアプリケーションやPDAとの同期[編集]

  • Companionlink for Google Calendar(シェアウェア)
    • OutlookPalm desktopとGoogle Calendarを同期させることができる。さらにインターネットに直接接続できないPDAと同期させれば、間接的にGoogle CalenderをPDAを同期できる。

スマートフォンとの同期[編集]

  • GoogleSync(制限付きフリーフェアと、1年契約・2年契約のシェアウェア)

Google Patent Search[編集]

米国特許の検索サービス。

Google ノートブック[編集]

ユーザーが、メモや、閲覧中のウェブサイトの情報などを書き留めておき、Googleアカウントに保存できるサービス。当初Google Labs内で英語のみで運用されていたが、2007年3月に正式運用開始、同時に多国語(日本語を含む)でのメニュー表示も可能となった。2009年の初頭で、GoogleはGoogleノートブックの開発を中止することを宣告。2011年9月にはサービス提供終了が発表[3]された。

Google Web Accelerator[編集]

2007年5月4日より開始されたサービス。これは、Internet Explorer (IE) またはFirefoxを利用するWindowsユーザーを対象に、Googleが持つ巨大なインターネット・キャッシュを使って接続を高速化するもの。目的のページに接続する前にいったんGoogleに対してリクエストを投げることで、Webアクセスを最適化する。具体的には、上記のGoogleネットワーク活用の他に「頻繁に閲覧されるページのキャッシュ」「前回見たページの状態から差分のみのダウンロード」「ページの先行読み込み」「Web接続の管理」「GoogleサーバからユーザーPC間の転送データの圧縮」といった工夫が行われている。

ダウンロード提供は既に終了されている。

Google URL Shortener[編集]

2009年12月に開始した短縮URLサービス。Google URL Shortenerでは、Googleのインフラを利用した安定性と高速性に加え、Google検索のインデックスと同様に悪意のあるWebサイトのURLを検出し警告する安全性を謳っている。

Google ブックス[編集]

Google Wave[編集]

2009年にテスト公開されたソーシャルネットワーキングサービス。2010年に正式公開されたが利用者が伸びず、わずか3ヶ月で開発が停止された。

Google+[編集]

2011年6月にテスト公開されたソーシャルネットワーキングサービス。Facebookに対抗するものと位置付けられ、急速にユーザー数を拡大している。

Google Music[編集]

クラウドを利用した、音楽共有、保存サービス。 現在は英語版のみ。

Google日本(日本語)独自機能[編集]

会社情報検索、株価検索[編集]

会社情報や株価を検索することができる。例えば「会社情報 ソニー」を検索すると、検索結果の先頭に「ソニー(株)の会社情報」のリンクが表示され、「株価 ソニー」を検索すると、検索結果の先頭に「ソニー(株)の株価情報」のリンクが表示される。どちらで検索してもリンク先は同じである。ただし、2008年10月に「松下電器産業」から社名変更した「パナソニック」について、社名変更より1か月以上経過した時点で、「会社情報 パナソニック」を検索しても「パナソニック(株)の会社情報」のリンクは表示されず、「会社情報 松下電器産業」を検索すると「松下電器産業(株)の会社情報」のリンクが表示されるなど、Google側がメンテナンスを実施するまで、新社名に対応しない仕様のようである。

なお、この機能を利用する為には、正式な会社名((株)は省略できる)を入力しなければならない。

辞書検索[編集]

和英・英和検索ができる。例えば「和英 本」を検索すると、検索結果の先頭に「本を和英辞書で調べる」のリンクが表示され、「英和 book」を検索すると、「bookを英和辞書で調べる」のリンクが表示される。

路線検索[編集]

路線検索ができる。例えば東京から大阪までの道のりを検索したい場合「乗り換え 東京 大阪」あるいは「東京から大阪」を検索すると、検索結果の先頭に「東京から大阪の乗り換え案内」のリンクが表示される。

荷物検索[編集]

ヤマト運輸宅急便)の伝票番号が検索できる。例えば「ヤマト ************」を検索すると、検索結果の先頭に「ヤマト運輸のお荷物 ****-****-**** の配送状況」が返ってくる。(*は伝票番号)

プロ野球情報[編集]

日本野球機構の「セントラル・リーグ」と「パシフィック・リーグ」所属の計12球団の名称を検索すると、チーム名の下に1軍の勝敗数が表示され、脇には野球ボールのアイコンが表示される。

FIFAワールドカップ[編集]

「world cup」と検索すると、2010 FIFAワールドカップの試合情報等がトップヒットで出てくる。また同大会開催中は、最下部のGoogleの表示が『Gooooooooooal !』と表示されていた。

選挙情報[編集]

第22回参議院議員通常選挙において、『Google 未来を選ぼう 参院選 2010』を展開している。

Googleの提供するローカルアプリケーション[編集]

Googleは、主としてWindows向けに、以下のようなローカルアプリケーション(自分のコンピュータにインストールする必要があるアプリケーション)を提供している。

Google ツールバー[編集]

Google ツールバーは、Internet Explorer 6.0以降およびMozilla Firefox 2.0-4.0で使用可能な検索用ツールバー。Googleの各種サービスをツールバーから直接利用できるほか、ポップアップブロックなどの機能も備えている。

なお、一部のフリーソフトをインストールすると必要がなくとも半強制的にインストールされる場合もあるので注意が必要である(インストーラの初期設定では当該フリーソフトと同時インストールされるので、不要な場合は自分で設定を変更する必要がある)。

ちなみにOperaWidgetにもGoogle Toolbarと呼ばれるものが存在するが、これはGoogleが公式に提供するものではなく、機能も公式版とは異なるものである。

Internet Explorer版
Windows版でのみ使用可能。履歴を記憶したりキーワードをハイライトしたりできる検索機能、マウスオーバー辞書、PageRankの参照、ポップアップブロックなどを搭載している。
Mozilla Firefox版
WindowsMac OS XLinuxの各OSに対応したFirefoxで利用可能。主な機能や設定画面の構造はInternet Explorerと同一だが、Firefoxに最適化された仕様となっているため細部の機能が異なる。
2011年7月、Firefox 5 以降のバージョンには対応しないと発表[4]した。
IE版とFirefox版との違い
  • ポップアップブロック機能 - IE版のみの機能。Firefox版ではFirefoxそのものがポップアップブロック機能を有するためこの機能は省略されている。
  • フィッシング詐欺警告機能 - Firefox版のみの機能。Firefoxの1.5系列までで利用可能だった。Firefox 2.0ではこの機能が搭載されているためオプションは表示されない。
  • フィードリーダー機能 - IE版のGoogleツールバーバージョン4以降にも存在する機能だが、Firefox版の場合Firefoxのライブブックマークなどとも連携できるようになっている。Firefox 2.0に同等の機能が装備されたため、Firefox版Googleツールバーバージョン3以降はFirefox 2.0にインストールするとこの機能が無効化されるようになっていた。

Google デスクトップ[編集]

2004年10月よりパソコンのファイルをCPUに掛ける負荷が少なく、時間も掛からず検索できる「Google デスクトップ」ツールの英語版が公開された。「Google デスクトップ」ツールを利用したいパソコンにインストールすることで動作し、検索結果はブラウザで表示される。

2005年3月には、日本語用のベータ版が公開され、その2か月後には正式版が公開された。2005年10月にはバージョン2.0へバージョンアップされ、サイドバー画面でニュースや新着メール、Windowsのタスク状況まで見られるようになった。しかし、このソフトウェアはファイルへのアクセスを非常に容易にすることから、簡単にパソコンの個人情報が流出する危険性があると指摘されている。

2006年8月にはバージョン4へバージョンアップし、ガジェットで機能を作成し、追加できるようになった。

2007年4月、Mac OS X v10.4に対応したバージョンが公開された。

2011年9月、その役割を終えたとしてサービスを終了[3]した。

Google トーク[編集]

2005年8月24日からインスタントメッセンジャーGoogle トークのベータ版を公開している。Windows Server 2003、Windows XP/2000/Vista/7に対応し、無料で利用できる。利用するにはGmailのアカウントが必要である。

専用のインスタントメッセンジャーソフトのほか、Mac OS XiChatなどXMPPプロトコルに対応したメッセンジャーソフト、GmailのWeb画面からも利用することが可能。

2013年5月をもってGoogle+ ハングアウトと入れ替わる形でサービス終了。

Google Earth[編集]

Google Earthは、世界中の地図や衛星写真を自由に閲覧できるソフト。これはアメリカ航空宇宙局 (NASA) が配布している「NASA World Wind」とほぼ同じ動作をしているが、NASA World Windと比較すると、低スペックのPCでも動くという特徴がある。

有料でGPSとの連携や地図データから表計算ソフトへのデータエクスポート、そして無料版に比べて高解像度の画像印刷が可能になるなどの機能を提供している。

Windows 2000Windows XP(2005年6月28日からベータ版が配布され、2006年1月10日に正式版がリリース)、Mac OS X(2006年1月10日ベータ版配布開始)および Linux で動作する。

2006年9月14日より日本語版の配布が開始された。

Google Earth 上に特定の情報を重ねる「レイヤ機能」等が搭載されており、Google Earth の左側に表示されているレイヤの「建物の3D表示」で、建物が3Dで表示される。

世界各地の鮮明な衛星写真を全世界に提供しているので、各国の軍事施設や核関連施設などといった機密情報にあたるものも見ることができる。このため、テロリストへ重要情報を提供することになると、インドなどが非難の声を上げている。

他にも韓国日本海の名称に異議を唱えたりとしたが「内政の都合上の地理的な区分」は最終的には政治的な問題であるために玉虫色の対応をしている。

Google Dashboard Widgets for Mac[編集]

Google Dashboard Widgets for Macは名前の示すままにMac OS X(10.4以上)専用のDashboard(ミニアプリケーション)である。2006年2月11日より公開されており、「Gmailボックス状況の同期」・「検索履歴の同期」の二つのWidgetからなる。

Google SketchUp[編集]

Google SketchUpは、2006年3月に@Last Software社を買収し、配布されている3Dモデリングソフトである。簡単な立体物から、歴史的建造物のような複雑な構造物まで、オブジェクトを作画することができ、3次元的に回転させ裏側を見ることもできる。作成したデータはGoogle Earth上に表示できる。

Picasa[編集]

2004年7月にPicasa社を買収し、配布されているデジタル写真管理ソフトである。画像のコントラストや明るさの変更、画像の回転や、画像の検索やソートする機能、CDやDVDに画像をバックアップする機能などを備えており、無料で利用できる。2005年9月20日にPicasa 2の日本語版がリリースされた。

2006年5月24日には、Wineを利用したPicasaのLinux版の提供も開始された。これは、Wineの改修をGoogleがCode Weaversに依頼して作り上げたもので、インストール時点で専用のWineが導入され、これにより、Windows版とほぼ同じ動作を実現している。

ここで開発されたWineのパッチはWineのソースツリーに対するパッチとして公開され、後々のリリースに含まれることになる。

Google パック[編集]

Googleや他の企業が提供するソフトを1つにまとめ、一括でインストールすることを可能にしたソフト。複数のソフトからユーザーが必要とするものを任意に選択し、インストールすることができる。また、Googleパックの管理画面から各ソフトバージョンアップを行うことが可能。

英語版は2006年1月6日に、日本語ベータ版は2006年7月7日に公開された。2011年9月に提供を終了した[3]

Google Chrome[編集]

WebKitを使用したオープンソースウェブブラウザ。2008年9月2日にベータ版として公開され、同年12月12日に正式バージョンが公開された。Windows XPVista7MacLinux上で作動する。

Google 日本語入力[編集]

2009年12月3日にベータ版として公開されたWindowsMac OS X用の日本語入力ソフトウェア(インプットメソッド)。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]