Google Apps

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Google Apps
ロゴ
開発元 Google Inc.
対応OS すべて (ウェブベースのアプリケーション)
種別 ウェブ生産性向上ツール
ライセンス Proprietary
公式サイト www.google.com/apps
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Google Apps(グーグル アプス、またはグーグル アップス) は、独自ドメインGmailをはじめとするいくつかのGoogleプロダクトを使えるようにする企業向けサービスである。従来のオフィススイートグループウェアに似た機能を持つ、GmailGoogle ContactsハングアウトGoogle ドライブドキュメントGoogleスプレッドシート英語版Google スライド英語版Googleカレンダーや、Googleグループサイトといったウェブアプリケーションが含まれる。

25GBのメールボックス容量を提供するPremier Editionの利用料金は、アカウントにつき年間50USドルである。教育機関やNPO向けに無料で提供されているEducation Editionは、Standard EditionとPremier Editionの機能が組み合わされている。 2012年12月6日まで提供していた無料で利用可能なStandard Editionのメールボックス容量は、通常のGmailアカウントと同じである。[1]

歴史[編集]

2006年2月、Googleは独自ドメインでGmailが利用できる、Gmail For Your Domainのベータ版を招待制で作成した。Gmail For Your Domainのメール容量は25GBで、数々のGmailの機能を備えていた。

2006年8月、Googleはこのサービスの拡張版であり、Googleカレンダー、GoogleトークやGoogle Page Creatorなどのより新しいサービスを含んだ、Google Apps For Your Domainを開発する。後にGoogleはiGoogleサービスに基づいた"Start Page"機能を全アカウントに追加する。

2006年10月、Googleは教育機関がこのサービスを使うことを許可し、Google Apps For Educationと商標変更した。Google Appsはカナダのオンタリオ州にあるLakehead Universityで導入される。同大学の38,000ユーザーはGmailとブラウザ内で利用可能なIM機能を利用する。[2]

2007年2月22日、Googleは企業向けのPremier Editionを発売し、他のGoogle Appsサービスへの登録を一般公開した。同時に、Google Appsに含まれるすべての製品は統合され、オンラインのコントロール パネルが再設計される。

2007年7月、Google AppsにIMAPを利用したメールの移行サービスが追加される。[3]

2007年10月3日、Googleは買収したPostiniによる"セキュリティ、コンプライアンス、ポリシー管理とメッセージの復旧サービス"がGoogle Apps Premier Editionに統合される事を発表した。[4][5]

2007年10月12日、GoogleはGoogle Apps利用者のメール容量が増強されることを発表した。Premier Editionのアカウント容量が25GB(元々は10GB)となる。Standard と Education EditionのアカウントはGmailと同様の6 GiB(2008年1月時点。元々は2GB)となる。[1]

2008年2月28日、GoogleはGoogle Appsを利用しているドメインでGoogle サイト英語版が利用可能になることを発表した。Googleサイトはウェブサイトの共同編集を可能にし、ユーザーは画像や動画をサイトに追加することができる。[6]

2008年9月、Google Page Creatorとファイル アップローダがGoogle Appsサービスから外される。

2010年7月26日、米連邦政府向けに、同政府のセキュリティ基準を満たす「Google Apps for Government」を発表[7]。同サービスで扱われるデータは、『Federal Information Security Management Act (FISMA、連邦情報セキュリティマネジメント法)』に従い一般向けとは分離された米国内の専用システムで管理される。

2012年12月6日、無料で利用可能であったGoogle Apps(Standard Edition)の新規提供を終了した。[8][9]

エディションによる違い[編集]

エディションによる機能差:[10]

  • Google Apps(2012年12月、新規提供終了)
    • 無料
    • Gmailアカウントと同等のメール容量(2008年9月の時点で7GiB以上)
    • 広告の非表示選択不可
    • 最大10ユーザ(2011/05/10より前に登録した場合は50ユーザ, 2008年の時点では100ユーザ, 2007年の時点では200ユーザ)
  • Google Apps for Business
    • 1アカウントあたり年間6000円
    • 25GBのメール容量
    • 広告の非表示選択可
    • Postiniの"セキュリティ、コンプライアンス、ポリシー管理とメッセージの復旧サービス"を統合
    • 会議室、リソースのスケジュール管理
    • 99.9%のメール稼働率を保障
    • シングルサインオン用などのAPIを提供
    • 24時間365日の電話サポート
  • Google Apps for Education
    • 下記以外の点については、Google Apps for Businessと同じ
    • "認可された教育機関" では無料
    • 稼働率保障なし
    • Postiniサービスの統合なし
    • Googleは在校生、無償スタッフ、およびボランティア以外のアカウントに広告を表示することが可能[11]
    • Gmailアカウントと同等のメール容量(2008年9月の時点で7GiB以上)[1]
  • Google Apps for Nonprofits
    • Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラムに登録している場合、Google Apps for Nonprofits は無料[12]

ベンダー[編集]

プロフェッショナル サービス[13]

Googleは、Google エンタープライズと呼ばれるプロフェッショナル サービス提供者によるポータルを提供している。このポータルではドメインでGoogle Appsの導入サポートを提供している企業のリストを確認できる。

プロフェッショナル サービス提供者

以下はGoogle エンタープライズに掲載されているサービス提供者の一部である。

  • Systemcleis(japan) [1]
  • Google Apps Setup [2]
  • We Setup [3]
  • SetupMadeEasy.com [4]
  • AppsSetup.com [5]
  • G-AsiaPac.com [6]
  • AOS [7]
  • Apps People A/S [8]
  • Creatiq [9]
  • Eforcers [10]
  • g-company [11]
  • IKANO Communications Inc. [12]
  • Ingensys R2G [13]
  • ISICOMPUTER Inc. [14]
  • KanobiComm [15]
  • LTech Consulting LLC [16]
  • M. Marcus Tang [17]
  • NetWave Information Systems [18]
  • SADA Systems, Inc. [19]
  • YippieMove [20]
  • Dito [21]
  • Zadling [22]
  • G-Apps Masters [23]
  • Linkgard - Google Apps reseller [24]

関連項目[編集]

脚註[編集]

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  1. ^ a b c Rob Siemborski (2007年10月12日). “More Gmail storage coming for all”. Google. 2008年5月29日閲覧。
  2. ^ Lee Rickwood (2007年3月23日). “Google Apps: Killer software or killer decision?”. PCWorld.ca. 2008年5月29日閲覧。
  3. ^ David Berlind (2007年6月25日). “Google improves ‘Apps’, offers organizations clear path off Exchange, Notes, etc. to GMail”. ZDNet. 2008年5月29日閲覧。
  4. ^ Google Adds Postini's Security and Compliance Capabilities to Google Apps”. Google Press Center (2007年10月3日). 2008年5月29日閲覧。
  5. ^ Google Apps - Additional security and compliance options”. Google. 2008年5月29日閲覧。
  6. ^ Google Sites”. Google. 2008年5月29日閲覧。
  7. ^ The Official Google Blog (2010年7月26日). “Introducing Google Apps for Government” (英語). 2010年7月31日閲覧。
  8. ^ Changes to Google Apps for businesses
  9. ^ 「Google Apps」、小規模企業向けの無料版を廃止
  10. ^ Google Apps - Choose the edition that fits your needs”. Google. 2008年5月29日閲覧。
  11. ^ Google Apps Education Edition agreement”. Google. 2008年5月29日閲覧。
  12. ^ Google Apps for Nonprofits”. Google. 2014年9月21日閲覧。
  13. ^ Google A Apps Professional Services Extend Google's Services”. Google. 2008年8月12日閲覧。

外部リンク[編集]