日本語入力システム

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日本語入力システムインプットメソッドのうち、特にパソコンワープロ携帯電話などに日本語入力するためのものを指す。通常はキー入力をソフトウェアで制御して実現する。

目次

[編集] 概要

パソコンにおいて、英文の入力は一般のキーボードタイプライター同様にタイプすれば入力可能であるが、日本語のように使用文字数が数千を超える言語の文章を入力する際には全ての文字に一つのキーを当てはめるキーボードは非現実的であるため、複数のキーの操作で一文字を入力するなどの仕組みが必要となる。これが日本語入力システムである。

日本語入力システムは、MS-DOS全盛期には日本語入力フロントエンドプロセッサ(日本語入力FEP、略してFEP)などと呼ばれることが多かった。Windowsの普及後はインプット メソッド エディタ(IME)で総称されることも多い。

[編集] 入力方法

日本語の入力方法で現在主流なのは、読みとしてかなを何らかの形で入力しておいて、漢字・かな・英字などの変換候補から選択して入力するかな漢字変換である。これは、1978年9月26日に、東芝の「JW-10」の発売によって実現された。

その他、漢字直接入力などの方式が存在する。また、補助的に、単漢字変換やコード入力、手書き入力入力予測なども用いられる。

かなの入力方法としては、パソコンではJIS配列のキーボードによるかな入力と、QWERTY配列のキーボードによるローマ字入力が主流である。

これらを含む様々な入力方式の詳細については、キー配列を参照のこと。

[編集] 様々なパーソナルコンピュータ、ワープロ向け日本語入力システム

名称 開発元 備考
Anthy オープンソース 基本的に漢字変換のみを扱う。入力そのものはuimや、付属のanthy.elなどを通じて行う
ATOK ジャストシステム
Baidu Type バイドゥ
Canna オープンソース 元々はNECが開発していたが、後にオープンソース化。漢字変換のみ
EGBRIDGE エルゴソフト
FSKAREN 富士ソフト
Google 日本語入力 Google オープンソース版はMozcという。
Microsoft IME マイクロソフト 日本語用以外のものもある
Japanist,OAK 富士通
Katana サムシンググッド 初期は大塚商会が開発していた
NECAI NEC PC-9800シリーズ用
PRIME オープンソース 漢字変換のみ
sj3 オープンソース 元々はソニーが開発していたが、後にオープンソース化。漢字変換のみ
SKK SKK Openlab
Social IME 奥野陽 ユーザーが単語を登録することで自律的に成長していくシステムを採用している
T-Code T-Code Laboratory
Tegaki [1]
TUT-Code 大岩 元,高嶋孝明
VJE バックス
Wnn オムロン
WXG エー・アイ・ソフト
甲賀忍者 岩本電気 漢字ROMボード
松茸 管理工学研究所
ことえり Apple
書院IME シャープ Power書院というワードプロセッサーも存在する
演算星組 現在はシェアウェア
かわせみ 物書堂

[編集] 組み込み機器、携帯電話向け

  • +ATOK(ジャストシステム)
  • Wnnシリーズ(iWnn・Advanced Wnnなど)(オムロン。ワークステーション向けソフトに由来)
  • POBox(ソニー。単体では予測変換システムで、ソニーエリクソンの端末ではWnnシリーズとの組み合わせで搭載)
  • Mogic Engine(NEC)
  • FSKAREN(富士ソフト。シャープの「ケータイShoin」も基幹部分はほぼ共通)
  • Mobile Rupo(東芝。同社製のワープロ「Rupo」搭載の変換ソフトに由来)
  • ATOK Pad for iPhone(ジャストシステム。iPhoneiPod Touch用)
  • Compact-VJE(バックス)
  • +J for S60(管理工学研究所)

[編集] 外部リンク

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