プランク定数
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プランク定数(プランクていすう、プランクじょうすう、Planck's constant)は、量子力学の基礎となる単位を示す物理定数である。量子力学の創始者の一人であるマックス・プランクにちなんで命名された。一般に h と記される。
現在科学技術データ委員会 (CODATA) より発表されているプランク定数の値は
である[1]。CODATA から発表されるプランク定数の値は4年ごとに更新される予定となっている[2]。
また、プランク定数 h を 円周率 π の 2 倍で割った値も原子単位などで頻繁に利用される[3]ため、「エイチバー」と発音される専用の記号
が使われている。
は「ディラック定数」「有理化されたプランク定数」あるいは単に「プランク定数」と呼ばれる。CODATA による推奨値は
である[4]。
[編集] 理論
プランク定数は、量子の関わる広範な現象に登場する普遍的な定数である。例えば光子の持つエネルギー E は振動数
に比例し、その比例定数はプランク定数 h に等しい。
プランク定数は(位置)×(運動量)の次元を持ち、不確定性関係とも関係しているので、それゆえに位相空間での面積の最小単位であるとも考えられてきたが、最近では Zurek その他の研究で、量子カオス系においてはプランク定数以下のミクロ構造が現れる事が知られており、まだプランク定数の正体はよく判っていないと言えるだろう。
[編集] 脚注
- ^ CODATA Value: Planck constant
- ^ 2002年には 6.6260693(11) 、2006年には 6.62606896(33) が発表された。
- ^ IUPAC Gold Book - Planck constant
- ^ CODATA Value: Planck constant over 2 pi


