BlackBerry

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BlackBerry Storm
BlackBerry Bold 9700

BlackBerry(ブラックベリー)は、カナダリサーチ・イン・モーションが、1999年に開発したスマートフォン。欧米のビジネスマンを中心に広く使われており、世界で175カ国7000万人以上が利用し、1億5千万台以上が販売されている。日本でも、約4,000社が導入をしている。主に、法人向けサービスのBlackBerry Enterprise Service (BES) と、個人・中小企業向けサービスのBlackBerry Internet Service (BIS) の2種類がある。

概要[編集]

SureType例 (BlackBerry 8100 Pearl)

発売当初は、「電子メールの使えるキーボード付き"双方向ポケットベル"」とでもいうべきものであったが、その後は、PDAに小型のキーボードを備え付けた形態となっている。

通常のPDAに含まれる住所録やPIM(スケジュール管理)といった機能に加えて、音声通話機能やインターネット上のウェブサイトの閲覧、プッシュ型電子メールインスタントメッセンジャー、更にマイクロソフトOfficeアプリケーションファイルPDFの編集[1]と閲覧機能も備えている。

多機能ではあるが他のスマートフォンと違い、端末自体で複雑な設定(接続設定やメール設定、プロキシ設定、トンネリング設定など)をしなくても、社内ネットワークへのセキュアなアクセスやメールの送受信、Webの閲覧、メッセンジャーを使った文字メッセージのやりとり、PIMの同期などが出来る。こうした多機能ながら手軽さが受けた事と、Push型のメールが外出先や自宅での電子メール確認等を容易にしたことなどにより、2004年頃からアメリカで急速に普及した。第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマも、BlackBerry端末を愛用している。端末は、QWERTY配列キーボードを搭載した機種が中心であるが、Sure Typeと呼ばれる1つのキーに「QW」「ER」のように2つの文字を割り当てた機種も存在する。最近では、ストレートタイプだけであったBlackBerry端末に、折りたたみタイプの機種[2]タッチスクリーンタイプの機種[3]スライド式も発表されている。2010年秋にはタブレットタイプの端末も発表されるなど様々なタイプの端末が開発されている。

近年ではビジネスだけでなくコミュニケーションにも力点を置き、TwitterFacebookMySpacemixiといったSNSやGoogleクラウドとの連携なども高めている。

ブラックベリー社以外の端末でも、ノキアHTCなどが、BlackBerryクライアントを搭載した端末をリリースしている。

製品[編集]

BlackBerry Torch 9800
タッチパネル+スライドキーボード

以下には8000番台以降のBlackBerry端末の型番の一覧を示す。

機種 型番 特徴
Pearl 8100 - 8110 - 8120 - 8130 - Pearl3G SUREキーボード
Pearl Flip 8220 - 8230 2つ折タイプ(SUREキーボード)
88XX 8800 - 8820 - 8830
87XX 8700c - 8700r - 8700f
8703e
8707g - 8707h - 8707v
Curve 8300 - 8310 - 8320 - 8330 - 8350 - 8900 - 8520 2G版スタンダードモデル
Curve 3G 9300 - 9330 - 9350 - 9360 - 9370 3G版エントリーモデル
Curve 9380 フルタッチパネルタイプ
Bold 9000 - 9650 - 9700 - 9780 RIMフラッグシップモデル
Bold Touch 9900 - 9930 RIMフラッグシップモデル タッチパネル+QWERTYキーボード搭載端末
Storm 9500 - 9510 - 9520 - 9530 - 9550 タッチパネルモデル
Tour 9630 3G版スタンダードモデル
Style 9670 折りたたみ+QWERTYキーボード搭載端末
Torch+QWERTY 9800 - 9810 タッチパネルと縦スライドキーボードを組み合わせたタイプ
Torch 9850 - 9860 フルタッチパネルタイプ
PlayBook BlackBerry PlayBook 7インチ画面を搭載した、タブレットPC型 BlackBerry端末

主要モデル[編集]

本来、BlackBerryは上記のような数字による型番で特徴を分けていたが、近年は、そのコンセプトBoldStormCurvePearlなどの呼び名によって、特徴を分けている。以下の表は、2008年以降に発売された主要モデルの比較表である。また、近年のモデルは、Wi-FiGPSはほぼ標準で搭載されている。

機種 特徴 仕様 備考
BlackBerry Bold (BlackBerry Bold 9000) QWERTY配列キーボード搭載のHSDPAに対応している最上位モデル(フラッグシップモデル)。日本では、NTTドコモより発売されている。 サイズ114×64×15/136g
通信方式 3G/GSM/GPRS/HSDPA|HSDPA/EDGE
BlackBerry Storm 全面タッチパネル式端末 サイズ112.5×62.2×13.95/155g
通信方式 GSM/GPRS/CDMA/EV-DO
BlackBerry Curve 8900 QWERTY配列キーボード搭載のスタンダードモデル。欧米で大人気のモデル。 サイズ109×60×13.5/109.9g
通信方式 GSM/GPRS/EDGE
BlackBerry Curve 3G 9330
BlackBerry Curve 9300
CURVE8900と同様スタンダードモデルであるが、9300はHSDPAにも対応している。音楽再生用のボタンを配置したり、音楽用のオプションを用意するなど、個人向け利用も意識したつくりとなっている。またWi-FiもBlackBerryでは初のIEEE802.11nに対応する。 サイズ109×60×13.5/104 (9300) 106 (9330)
通信方式 GSM/GPRS/3G/HSDPA。日本でもNTTドコモから発売されている。
BlackBerry Pearl Flip Sure Typeキーボードを搭載した、BlackBerry初の折りたたみタイプ サイズ101×50×17.5/102g
通信方式 GSM/GPRS/CDMA2000/EV-DO/EDGE
BlackBerry Tour QWERTY配列キーボード搭載で3G対応のスタンダードモデル。様々な通信方式に対応している。 サイズ112×64×14.2/102g
通信方式Quad-Band: 850/ 900/1800/1900MHzGSM/GPRS/EDGE 2100 MHz UMTS/HSPA networks 800/1900 MHz CDMA/EVDO Rev A
BlackBerry Bold 9700
BlackBerry Bold 9780
BlackBerry Boldの後継機、トラックパッドを採用している。日本でもNTTドコモより2010年7月から発売。2011年夏にはその後継モデルで、OS6.0を搭載した、BlackBerry Bold 9780がスペックなどがアップでいて発売予定となっている。デザインや通信仕様は同じ。 サイズ109×60×14.1/122g

通信方式3G (HSDPA) 2100/1900/850/800 MHz (Bands 1,2,5/6), 2100/1700/900 MHz (Bands 1,4,8) GSM: 1900/1800/900/850 MHz ||

BlackBerry Bold Touch 9900 BlackBerry Bold TouchのGlobal GSM/UMTS (3G/4G networks)機。OS7.0を搭載。デザインは9930同じ。 サイズ115×66×10.5/130g

通信方式 HSDPA+ (14.4 mbps down/5.76mbps up) Quad Band GSM/GPRS/EDGE Tri Band UMTS 1,2,5/6 & 1,4,8

BlackBerry Bold Touch 9930 BlackBerry Bold TouchのCDMA Worldphone機、OS7.0を搭載。デザインは9900同じ。 サイズ115×66×10.5/130g

通信方式 850/1900EV-DO Rev A Quad Band GSM/GPRS/EDGE Dual Band UMTS: Bands 1, 8

BlackBerry Torch 9800 タッチディスプレイトラックパッド、縦型スライドのQWERTY配列キーボードを採用。OSは本端末からRIMが新たに開発したマルチタスク対応OS「BlackBerry OS6」を搭載。 サイズ111×62×14.6/161.1g
通信方式3G (HSDPA) 2100/1900/850/800 MHz (Bands 1,2,5/6), 2100/1700/900 MHz (Bands 1,4,8) GSM: 1900/1800/900/850 MHz
PlayBook BlackBerryのタブレット型端末となる。OSも本端末用にRIMが独自に開発したマルチタスク対応OS「BlackBerry Tablet OS」を搭載し、7インチの画面にマルチタッチ対応のタッチパネルが搭載されている。Flash Player 10.1にも対応している。 130×193×10
Wi-Fi、Bluetooth(3G検討中)

BlackBerry ネットワークサービス[編集]

BlackBerry Enterprise Service (BES)[編集]

BlackBerryの企業向けソリューションであり、企業の設置するグループウェアであるIBMのLotus NotesMicrosoft Exchange ServerNovell GroupWiseのメールの送受信、PIM(アドレス帳、スケジューラー、ToDo、ドキュメント等)との同期を図ることが出来る。メールにおいては、ほぼリアルタイムでPush受信することができる。また、BlackBerry Enterprise Serverの管理者によって、BlackBerry端末を制御することができる(音声やSMS、メッセージ発着信の禁止、遠隔ロック、遠隔削除、アプリケーションの利用およびインストール禁止など)。

現時点での日本語対応バージョンは v4.1.4Jと v4.1.6 v4.1.7、v5.0.2となる。

なお2010年8月からは、一部機能を絞ってはいるがライセンスフリーで日本語でも利用が可能なBlackBerry Enterprise Server Express version 5.0.2の提供が開始されている。

日本語版動作確認環境
項目 要件 対応バージョン
BlackBerry Enterprise Server OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
Microsoft Exchange OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
グループウェア
  • Microsoft Exchange Server2003(日本語版)
  • Microsoft Exchange Server2007(日本語版)
Lotus Notes OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
グループウェア
  • IBM Lotus Domino 7.0.1(日本語パック)
  • IBM Lotus Domino 7.0.3(日本語パック)

BlackBerry Internet Service(BIS)[編集]

主に、個人や中小企業を対象としたサービス。BESとは違い、通常のPOPメールやIMAPメール、GmailHotmailYahoo!メールlivedoorメールなどのWebメールが簡易にBlackBerry端末で送受信が出来る。

2010年12月にはspモードに対応し、@docomo.ne.jpのメールアドレスも利用可能となる。

Eメールは、iモードメールのように、メールサーバにメールが着信すると、PUSHでBlackBerry端末に着信する。BlackBerry端末が、各メールサーバへアクセスしているのではなく、BBISといわれるBIS用のサーバーが設定したメールサーバーを巡回し、新着のメッセージがあると、各端末にメールを配信する。BlackBerry Internet Serviceを利用すると通常のPOPメールやWebメールの他に、BlackBerry用のメールアカウント(xxx.blackberry.com)が付与されるため、パソコンを持っていない人でも利用する事も可能となる。その他の機能として、メッセンジャー機能やWebブラウジングなどが出来、更に様々なアプリを利用することが出来る。特に、Googleとの連携が強く、GmailGoogle Talk、Googleカレンダ、Google Mapsなどとのリモート連携が図れる。メールの設定と署名の設定は、BlackBerry端末上で設定する事が可能であるが、ユーザー名を作っておくことにより、パソコンからBlackBerry設定サイトにアクセスし、メール設定と署名の編集の他に、フィルタの設定を行うことができる。

BlackBerry Dual Service (BDS)[編集]

1つのBlackBerry端末でBlackBerry Enterprise Service (BES) とBlackBerry Internet Service (BIS)ができるサービス[4]。2008年9月より日本ではNTTドコモよりサービスが開始となった。BES用のメールは統合メールアイコンで実施し、BIS用のメールはアカウント毎にメールのアイコンができる。統合メールでもBISメール統合され送受信ができる。ブラウザはBlackBerryブラウザとInternetブラウザとアイコンが2個でき、BlackBerryブラウザはBESにアクセスし、InternetブラウザはBISにアクセスする。ただしBESのITポリシーでBISを使わせないといった設定をしている端末がBlackBerry Dual Serviceを利用しても、BISは利用することはできない。

公衆無線LANオプション[編集]

NTTドコモのBlackBerry Bold用の公衆無線LANオプションで、月額利用料315円。NTTドコモが提供している公衆無線LANサービスであるdocomo Wi-Fiのエリアで無線LANが利用できる。2011年10月以降は無料で利用可能となる。

spモードへの対応[編集]

iモード用のメールアドレスをスマートフォンで利用するためのISPサービスである、spモードが2010年9月1日より開始された。当初の対応OSはAndroidWindows Mobile 6.5のみであったが、2010年12月1日よりBlackBerryでも利用が可能となった。ただしBlackBerryでのspモードはメールサービスとWebフィルタのみで、アプリケーションのコンテンツ決済には対応しておらず、spモードを利用した場合でも通常のBlackBerry用のメールと同様、絵文字の送信は可能であるがデコメ絵文字の送信はできない(受信は可)。

BlackBerryでspモードを使う場合でもBlackBerry Internet ServiceかBlackBerry Dual Serviceの契約が必要となる。ただしspモードの対応した2010年12月1日よりBlackBerry Internet ServiceやBlackBerry Dual Serviceは大幅に値下げされたことと、ISPセット割がBlackBerry Internet Serviceに適用されたため、実質料金がそれ以前に比べ高くなるといったことはない。

通信自体はBlackBerry用のAPNへ接続し、メールサーバのみspモードを利用する形態となる。そのため従来のBlackBerryのISPメールと同様に他OSとは違い、WiFiでもメールの送受信が可能である。また、以前はISPメールと同様に数分の受信タイムラグが存在したが、2011年9月中旬にNTTドコモ側のシステムアップデートにより、タイムラグが解消され、iモードメールなどと同様、ほぼリアルタイムでの受信ができるようになっている。

BlackBerryでspモードを利用するためには、docomo service portalといわれるアプリケーションを、ドコモアプリケーションサイトからダウンロードし、そこでBlackBerryメール設定用のIDとパスワードを発行することにより、利用することが可能となる。またこのdocomo Service Portalはspモードの設定のほかに、My docomo IDの再発行や確認、変更なども可能となる。

対応機種はBlackBerry Bold 9700以降の機種が対象となるため、それ以前の機種でiモードメールを利用するためにはiモード.netモバイルモードを利用することにより、なんとかWebメールで利用は可能である。しかしこれはプッシュメールで受信しなかったり、ログインまでに時間がかかるといった不便さがある。[5]

しかし2011年4月26日よりBlackBerry BoldがOS5.0へのバージョンアップがNTTドコモより提供され、BlackBerry Boldでもspモードアプリが利用可能となった。 

2011年9月19日から、SPモードメールの遅延問題は解消している(SPモードアドレスの再設定が必要)。 [6]

日本での展開[編集]

BlackBerry Bold 9780

日本で販売されている端末[編集]

2013年8月現在、日本国内で販売されている機種は、BlackBerry 9900である。BlackBerry のSIMフリー端末も日本国内で利用可能である。

BlackBerry 8707h[編集]

日本で初めて販売された機種。メーカーブランドとして販売されている。

BlackBerry Bold(ブラックベリーボールド)[編集]

ドコモブランドで初めて販売された。BlackBerry端末となる。
2011年4月にはOS5.0へのバージョンアップがドコモより提供された。(BlackBerry Bold 9000)

BlackBerry Bold 9700[編集]

BlackBerry Boldの後継機種で、日本ではNTTドコモより、2010年7月30日からドコモ スマートフォンシリーズとして発売が開始されている。BlackBerryOSが4.6から5.0にバージョンアップし、iモード絵文字やゴシック体のフォントが利用できるようになった。2010年12月1日よりspモードのメールが対応し、@docomo.ne.jpドメインが利用できる。

本端末よりビジネス重視から、コミュニケーション重視に転換し、メッセンジャー機能を強化し、mixiTwitterfacebookMySpaceといったSNSや、BlackBerryメッセンジャーやFlickr等の画像の共有などの連携機能を強化している。

メモリを増強したことにより、レンダリングの速度などが速くなっている。また、BlackBerry App Worldもプリインストールされている。

BlackBerry Curve 9300[編集]

日本で発売される始めてのBlackBerry Curveシリーズの端末となる。
OSや機能面や搭載されているアプリケーションはBold9700とほぼ同じだが、液晶の解像度やカメラの画素をBoldシリーズよりも落とし、価格を下げ、気軽に購入できるようにしたモデルとなる。
形状もBlackBerry Bold 9700などと同様にストレート型、QWERTY配列キーボード採用の端末であるが、音楽再生用のメディアボタンを端末上部に配置し、より個人でも楽しめる端末となっている。
2010年12月1日より発売開始となり、BlackBerryのspモードが発売開始日より利用可能となる。

BlackBerry Bold 9780[編集]

BlackBerry Bold 9700の後継機種となる。筐体のデザイン、見た目はほとんどかわらないが、OSにBlackBerry OS 6.0を搭載し、メモリーやCPU、カメラ性能などが向上している。更にブラウザではWebkitベースのものを採用し、Webの閲覧などが快適になっている。
日本で発売されるBlackBerryでは初のSIMロックフリー対応端末となっている。

BlackBerry Bold 9900[編集]

HSPA 下り14Mbps 上り5.7Mbpsに対応。またQWERTY配列キーボードのほか、ディスプレーもフルタッチパネルを搭載している。OSはBlackBerry OS 7.0となりインターフェースも刷新されている。CPUもSnapdragon1.2GHzを搭載

アプリケーション[編集]

BlackBerryアプリケーションはRIMより開発キットやマニュアルが公開されており、[15]原則自由に開発が可能である。

BlackBerry App World[編集]

RIMでも2009年4月1日にBlackBerry用のアプリケーションの配布用のサイト「BlackBerry App World」を開設しBlackBerry用のアプリケーションの配布を始めている。[16]当初はアメリカ、イギリス、カナダ向けとする対応であった。

2010年6月より日本でも無料版の提供が開始された。[17] [18]

2010年8月にはApp Worldのバージョンが2.00へあがり、日本でも有料アプリケーションの購入が可能となった。有料アプリケーションの支払い方法は、クレジットカードのほか、PayPalでの利用も可能となっている。[19]

2012年2月時点で60,000以上のアプリを配布し、1日約100万のダウンロードがある。有料アプリの売り上げのうち8割は開発者の取り分となる。アプリの種類は、本、株価ツール、ニューススポーツ、地図、ビジネスツール、コミュニケーションツール、ゲーム、テーマ等がある。

BlackBerry App Worldでダウンロードしたアプリケーションの履歴は、My Worldといわれるダウンロード履歴に保存され、一度ダウンロードしたアプリケーションは、同じユーザー名でログインすれば、端末を変えたり、端末を初期化したとしても、再度無料でダウンロードしたり、PCから取り込むことが可能となる。

2010年10月より、Ver.2.01版が公開され、有料アプリケーションが日本円で購入可能となっている。

2011年02月より、日本語版BlackBerry AppWorldの配信が開始された。

2011年9月より、Ver.3.0版が公開され、インターフェイスを一新し、「マイアカウント」も導入された。

その他アプリケーションポータル[編集]

App Worldのほかにも、サードパーティーのポータルであるBerryStore(ベリーストア)[20]やクラックベリーなどでダウンロードや、PCからの取り込み、利用することが可能である。そのほかのサイトでも公開されている。

NTTドコモのサイトでも、「ドコモスマートフォンアプリサイト」といわれる、アプリケーションマーケットが立ち上がり、産経新聞アプリ、NAVITIMEMy docomomixispモードといった日本語が中心のアプリケーションやテーマ、壁紙などが配信されている。2009年10月6日からは、有料版のアプリも提供された。

その他に任意のサイトからダウンロードすることができる。最近ではiモードメール等へ絵文字の送受信ができるアドインアプリなども提供されている。

主なアプリケーション[編集]

標準搭載
  • メール - プッシュ型のEメールをサポートする。POP、IMAP対応のプロバイダのメールであれば概ね対応する。また@xxx.blackberry.comのアカウントのメールが無料で付与される。
  • BlackBerryメッセンジャー - 1対1やグループでチャットができる。また新着のメッセージは着信通知がある。
  • 地図 - BlackBerry Mapといわれる地図アプリケーション。
  • ブラウザ - JavaScriptに対応したブラウザが標準で搭載されている。Play BookではFlash PlayerやHTML5にも対応し始めている。BlackBerry OS 6からはWebKitベースのブラウザとなっている。
  • メディアプレーヤー - 動画や音楽の再生アプリケーションで、YouTubeなどを試聴する際などにも使用される。
  • カレンダー - Exchange ServerやGoogleカレンダーなどとも連携をとることができる。
  • Twitter - RIM社がサポートするTwitterアプリケーション
  • FaceBook - RIM社がサポートするFace Bookアプリケーション
サードパーティー
  • Google Maps - Google MapのBlackBerry版 ストリートビューやLatitudeにも対応する。
  • Google Talk - Googleのチャットアプリケーション
  • Windows Live Messenger - MSNのメッセンジャー
  • Gmail - 標準のメーラでもGmailは利用可能だが、こちらを使うと、ラベルの管理などもできる
  • Evernote

デスクトップソフトウェア[編集]

BlackBerryデスクトップソフトウェアとは主にBlackBerry端末とPCを接続するためのソフトウェアである[21]。BlackBerry端末に同梱のCDか、BlackBerryダウンロードサイトからダウンロードすることが可能。WindowsPCと接続する際はデスクトップマネージャー、 Macintoshとの接続の際はデスクトップソフトウェアfor macというソフトウェアを利用する。接続にはUSBケーブルで接続するのが通常だが、Bluetoothやシリアルを使って同期をとることも可能。日本語版の最新は「BlackBerry Desktop Software v4.6」であったが、2009年9月よりv5.0が、2010年8月にはv6.0が公開されている。

デスクトップソフトウェアの機能[編集]

EメールやPIM・カレンダとの同期

Outlook等オーガナイザーのメールやアドレス帳、スケジュール、ToDoとの同期が取れる。

デスクトップマネージャー対応オーガナイザー [22]
Lotus Notes 6.0, 6.5, 7.0, 8.0
MS Outlook 2002, 2003, 2007, 2010
MS Outlook Express 6, Windows Contacts (Vista Address Book)
Yahoo! PIM
Novell GroupWise 6.5, 7.0
(desktop softwawre for Mac)対応オーガナイザー[23]
Mail.app Email
Entourage® Email, Contacts, Calendar, Tasks and Notes
Address Book Contacts
iCal® Calendar and Tasks
Now Contact®/Now Up-To-Date® Contacts, Calendars & Tasks
Meeting Maker Contacts, Calendar, and Tasks
Lotus Notes Contacts, Calendar, and Tasks
Safari Bookmarks (One-Way sync)
アプリケーションのインストール
BlackBerry用のソフトウェアを一度PCにダウンロードしたのち、デスクトップソフトウェアを介してBlackBerry端末にインストールをする。端末自体でもアプリケーションダウンロード可能。
OS(デスクトップソフトウェア)のバージョンアップ(バージョンダウン)
BlackBerryのOS(デスクトップソフトウェア)のバージョンアップ等を行うことができる。最新OSはBlackBerryサイトからダウンロードが可能。日本語版はNTTドコモスマートフォンサイトからダウンロード可能。バージョンアップだけでなく、OSそのもののインストール(バージョンダウン)も可能。
バックアップと復元
BlackBerry端末上のサービスブック、アプリケーション等をPC上にバックアップ、復元をすることができる。バックアップは一括バックアップ、アプリケーション毎にバックアップが取れる詳細バックアップとある。
ファイルの取り込み
デスクトップソフトウェアのアドインソフトであるROXIOメディアマネージャーを使い、PC上からBlackBerryの端末に画像や音声ファイル、Microsoft OfficeファイルなどをPC上からインポート、エクスポートすることができる。Media Syncというアプリケーションを使い、iTunesと同期をとることも可能である。
BlackBerry Enterprise Serverとの同期、アクティベーション
BlackBerry Enterprise Serviceを利用する際のアクティベーションは基本的にはワイヤレスで行う (Enterprise Actibation) のが通常だが、BlackBerry Enterprise Serverと同じセグメントにあるPCとUSB等で接続すると、アクティベーションをすることができる。これを利用するとパケット代が発生しないのと、エンタープライズアクティベーションよりも安定してアクティベーションが可能となる。
音楽の同期
デスクトップソフトウェアを経由しPC上のiTunesWindows Media Playerといった音楽や動画アプリケーションと同期をとることが可能となる。その他にメディアマネージャーというアプリケーションを使うことで、BlackBerryに最適化された画像をPCからBlackBerryに移行させることができる。

歴史(世界での展開)[編集]

  • 1999年 - キーボード付き双方向ポケットベルとして発売
  • 2002年 - 携帯電話や電子メール、ウェブブラウジング機能などが付いた機種が発売
  • 2008年8月 - BlackBerry Bold販売開始
  • 2008年9月 - BlackBerry初の折りたたみタイプBlackBerry Pear Flips発売開始
  • 2008年10月 欧米向けにタッチスクリーン搭載モデルBlackberry Stormの発売を発表
  • 2009年4月1日 - RIM、BlackBerry用アプリ販売/配布サイト「BlackBerry App World」をオープン
  • 2009年6月 - BlackBerry Tour発売
  • 2009年10月 - BlackBerry 9700 onix発表
  • 2010年8月3日 -タッチパネル+QWERTYキーボード搭載 縦型スライドBlackBerry Torch 9800発表
  • 2010年9月27日 - タブレット型端末、PlayBook発表
  • 2010年10月18日 - 折りたたみ型QWERTYキー搭載のBlackBerry Style 9670発表
  • 2011年4月19日 - BlackBerry タブレット OSを搭載した7インチタブレット端末 PlayBook発売開始
  • 2011年8月4日 - BlackBerry OS 7を搭載したBlackBerry Bold 9900/9930、BlackBerry Torch 9810、BlackBerry Torch 9850/9860を発表
  • 2011年8月25日 - BlackBerry OS 7を搭載したBlackBerry Curve 9350/9360/9370を発表
  • 2013年10月10日 - BlackBerry Messenger(BBM)がandroid iPhoneに対応

その他[編集]

  • フランスでは、政府が閣僚に対してBlackBerryの使用を禁止している[24]。これは、BlackBerryから送信された電子メールがイギリスやアメリカのサーバを通じて送信されるため、機密情報が流出するとの懸念からである。しかし、暗号化されたメールの内容は解読できないという見解もある。アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマも同様の理由で端末の使用を問題視されたが、現在は個人的なメールに限るとの制約付きで使用している。
  • アラブ首長国連邦ではBlackBerryの通信はRIMが管理している上暗号化が高すぎ、当局が通信の監視ができないといった理由で、2010年10月11日以降利用を禁止すると発表している。[25]
  • RIMがプリークネスステークスの公式スポンサーとなり、レース名がブラックベリープリークネスステークスとなった。

SIMロックと解除[編集]

SIMロックを法律で禁止しているフランスや香港などにおいては、正規にSIMロックの無い端末が販売されている。またアメリカなどでも発売されており、個人輸入などにより購入し、日本で利用することも可能な場合もある。日本では総務省が2010年6月に発出したSIMロックフリーにおけるガイドラインをもとに、2011年6月-7月NTTドコモより発売予定のBlackBerry Bold 9780よりSIMロックフリーが対応することになる。

出典[編集]

  1. ^ Document to goでBlackBerryでMSオフィスファイルの編集が可能に
  2. ^ BlackBerry Pearl Flip 8220を発表
  3. ^ タッチスクリーンBlackBerry Tunder
  4. ^ NTTドコモBIS報道発表
  5. ^ 「spモード」は年内対応:ITメディア2010年09月02日
  6. ^ BlackBerry® Boldのバージョンアップ情報 NTTドコモ
  7. ^ NTTドコモBlaciBerry開始プレスリリース
  8. ^ NTTドコモサイトブラックベリーインターネットサービス
  9. ^ ドコモUSAによる携帯電話取次販売サービス報道発表
  10. ^ BlackBerry向けに有料アプリケーションを提供開始(NTTドコモ報道発表資料)
  11. ^ 公衆無線LAN無料キャンペーンの実施について(NTTドコモ報道発表資料)
  12. ^ BalckBerry Bold 新色(白)発売開始
  13. ^ ドコモ スマートフォン BalckBerry Bold 9700
  14. ^ BlackBerry Enterprise Server Express を無償で入手しよう
  15. ^ BlackBerryアプリ開発サポート
  16. ^ RIM,BlackBerry用アプリ販売/配布サイト「BlackBerry App World」をオープン |IT-Pro
  17. ^ BlackBerry Appworld
  18. ^ 日本版BlackBerry App World
  19. ^ 「BlackBerry App World 2.0」が登場、ID機能など追加(ケータイWatch)
  20. ^ ベリーストアβ版
  21. ^ デスクトップソフトウェアRIMサイト
  22. ^ デスクトップマネージャー対応オーガナイザー(Windows)
  23. ^ デスクトップマネージャー対応オーガナイザー(MAC)
  24. ^ BlackBerryセキュリティーに関するニュース記事
  25. ^ UAE、ブラックベリー使用禁止へ 「通信監視難しい」(毎日新聞社)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]