Safari

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Safari
開発元: アップル
最新版: 3.1.1 / Mac OS X v10.5.2 2008年4月16日
3.1.1 / Mac OS X v10.4.11 2008年4月16日
3.1.1 / Windows XP / Vista 2008年4月16日
1.3.2 / Mac OS X v10.3.9 2006年1月11日
1.0.3 / Mac OS X v10.2.8 2005年1月25日 /
対応OS Mac OS X
Windows XP / Vista
種別: ウェブブラウザ
ライセンス EULA, LGPL
公式サイト Safari www.apple.com/jp/safari

Safari(サファリ)は、アップルにより開発されているウェブブラウザMac OS X v10.3以降での、標準ウェブブラウザとなっている。

iPhoneiPod touchではMac OS X用からカスタマイズされたSafariが標準ウェブブラウザとして搭載されている。Windows版も同時に公開されており、クロスプラットフォームなブラウザとなっている。

目次

[編集] 概要

SafariはMac OS X v10.3以降、同OS標準のウェブブラウザとして初期搭載されている。

レンダリングエンジンは、ウェブ標準に準拠するWebKitを利用し、Acid2に合格している。

メタリックな外観とタブブラウジング、ポップアップ広告のブロック、BonjourRSS対応などを特徴とする。

[編集] 特徴

主な特徴として、レンダリングエンジンにKDEKonquerorオープンソースプロジェクトで使われているKHTMLKJSをベースとするWebkitを使用、SVGRSS・タブブラウズといった最新のブラウザが備える機能に対応する。

画像に埋め込まれたカラープロファイリングを読みこみ正確な色空間を描写可能である。

CSSでは、開発中の仕様も一部実装し、比較的正確な描写が望める。Acid2 Test に最初期(2005年4月[1])に合格している。

開発中のWebKit r31356(最初のスコア100は、r31342)を利用することによって、Acid3 Testにも公開版として最初に合格するWebブラウザとなった[2]

JavaScriptに関しては概ね、Gecko系ブラウザに近い挙動を示すJavaScriptCoreフレームワークを中核に備えている。KDE開発のKJSを前身とするフレームワークであり、OS全般のJavaScriptの処理に用いられている。図形を描画する<canvas>を実装しており、JavaScriptもこれに対応する。

TLS・SSLのサポート、Cookieの管理、Mac OS Xの設定で閲覧できるサイトの制限などのセキュリティ機能をそなえる。

HTTPレスポンスヘッダ(あるいはHTMLのmeta要素)のContent-Type:フィールドのcharset指定(無指定時はISO-8859-1)と実際のHTMLの文字コードが異なっている場合、正確な動作を行うSafariなどのブラウザでは指定に忠実に解釈するため文字化けする。

なお、Windows版Safariでは、WindowsのClearTypeではなく独自エンジンでフォントのアンチエイリアスを行うため、Mac並みに美しいフォント表示が行われる。

[編集] 歴史及び開発

1997年まで、Mac OSではNetscape Navigatorが標準ウェブブラウザであった。アップルコンピュータマイクロソフトと提携後は、 Internet Explorer for Mac(バージョンは4.5から5.2)が標準ウェブブラウザとして同梱されていた。

  • 2003年1月7日にアップルコンピュータがSafariのベータ版を発表。
  • 2003年6月24日に公式版 1.0 を発表。そのすぐ後、マイクロソフトはInternet Explorer for Macの開発を中止すると発表したことから、SafariはMac OS X v10.3以降の標準ブラウザとなることが決まった。
  • 2003年10月24日に発売されたMac OS X v10.3 には、バージョン1.1(v100)が搭載。Safariが標準のブラウザ、Internet Explorer for Macは代替ブラウザという位置づけになった。
  • 2005年4月29日に発売されたMac OS X v10.4には、バージョン2.0(v412)が搭載。初のメジャーバージョンアップでありRSSリーダーなどの機能が追加されている。
  • 2007年6月11日にWindows版Safariの開発が発表された。同時にMac OS X、Windowsプラットフォーム対応、Safari 3.0(v522.11)のパブリックベータが公開された。SafariのWebブラウザ市場占有率の向上を狙った投入であり、AppleのWindows版ソフトウェアはQuickTimeiTunesに続き3本目となる[3][4]
  • 2008年3月18日、Mac OS X v10.5.2、Mac OS X v10.4.11、Windows XP、Windows Vista向けにSafari 3.1(525.13)が公開された[5]
  • Mac OS Xでは、リリースされてきたSecurity UpdateにSafariに関係するSecurity修正が多数含まれてきたが、必ずしもSafariやWebCoreのバージョンが上がっている訳ではない[6][7]。(下記バージョン履歴にも反映されていないものが多数。)

[編集] バージョン履歴

バージョン Mac OS X
バージョン
リリース日 特徴
Safari Build 10.2 10.3 10.4 10.5
0.8 48 2003年1月7日 パブリックベータ。Macworld Conferenceで最初のリリース[8]
0.8.1 51 2003年1月10日 パブリックベータ。すべてのユーザーに推薦する小さな改善。
0.8.2 60 2003年2月12日 パブリックベータ。Webサイトとの互換性改善、XMLサポート、安定性改善、Macromedia Flashのパフォーマンス改善、Web標準のサポート改善。
0.9 73 2003年4月14日 Safari Beta 2リリース[9]。タブブラウジング、フォームとパスワードの自動入力、ブラウザのリセット(クッキー、キャッシュ及びその他の消去)、Netscape及びMozillaのブックマーク読み込み、Web標準のサポート改善、AppleScriptサポート改善、多くの言語版対応。
0.9 74 2003年5月15日 パブリックベータ2。SSL証明書の検証を改善。
1.0 85 2003年6月23日 Safari 1.0リリース[10]。SafariがMac OS Xの標準ブラウザになる、自動タブの高速化、iSyncによるブックマーク同期化のサポート、すべてのMac OS X言語版サポート、より多くのAppleScriptのコントロールを改善、Web標準のサポート改善。
1.0 85.5 2003年10月3日 Mac OS X 10.2.8アップデータと共にリリース。
1.1 100 2003年10月24日 Mac OS X v10.3と共にリリース。高速化、Web標準のサポート改善、CSSサポート改善。
1.1.1 100.1 2003年11月19日 Security Update 2003-11-19と共にリリース。
1.0.1 85.6 2003年11月19日 Security Update 2003-11-19と共にリリース。
1.2 125 2004年2月2日 Webサイト及びWebとの互換性改善。個人証明書の認証をサポート。フルキーボードアクセス、中断したダウンロードの再開機能。LiveConnectのサポート。XMLHttpRequestのサポート[11]
1.0.2 85.7 2004年2月23日 Security Update 2004-02-23と共にリリース。CAN-2004-0166のセキュリティ修正、ステータスバーのURL表示を改善。
1.2.1 125.1 2004年3月15日 Mac OS X 10.3.3アップデータと共にリリース。
1.2.2 125.7 2004年5月26日 Mac OS X 10.3.4アップデータと共にリリース。Hotmail添付ファイルの問題を修正。
1.2.2 125.8 2004年6月7日 Security Update 2004-06-07と共にリリース。Resolves a security issue where the "Show in Finder" button would execute certain downloaded applications.
1.0.3 85.8 2004年8月9日 Security Update 2004-08-09と共にリリース。CAN-2002-1363, CAN-2004-0421, CAN-2004-0597, CAN-2004-0598, CAN-2004-0599のセキュリティ修正。
1.2.3 125.9 2004年8月9日 Security Update 2004-08-09と共にリリース。CAN-2002-1363, CAN-2004-0421, CAN-2004-0597, CAN-2004-0598, CAN-2004-0599のセキュリティ修正。
1.2.4 125.11 2004年11月5日 Mac OS X 10.3.6アップデータと共にリリース。60秒タイムアウト除去。非ASCII文字を含むHDD名に伴う問題を解決。
1.2.4 125.12 2004年12月2日 Security Update 2004-12-02と共にリリース。いくつかのセキリティ問題の解決;ステータスバーにおけるURLが偽装できる脆弱性とポップアップウインドウの発行元が偽装できる脆弱性。[1] [2]
1.0.3 85.8.1 2005年1月25日 Security Update 2005-001と共にリリース。
1.3 312 2005年4月15日 Mac OS X 10.3.9と共にリリース。Mac OS X 10.4に含まれるSafari 2.0向けに開発された描画速度及びWebサイト互換性の改善をほとんど取り込む。
2.0 412 2005年4月29日 Mac OS X v10.4と共にリリース。レンダリング速度及びWebサイト互換性改善。統合したRSS及びAtomリーダー。統合したPDFビューワー。プライベートブラウジングモード及びペアレンタルコントロール。Webアーカイブと同じくWebサイトを完全に保存する。
2.0 412.2 2005年7月12日 Mac OS X 10.4.2アップデートと共にリリース。プロキシサーバ認証の改善、その他多数。
2.0 412.2.2 2005年8月15日 Security Update 2005-007と共にリリース。CAN-2005-2516、CAN-2005-2517及びCAN-2005-2522のセキュリティ修正。
1.3.1 312.3 2005年8月29日 Safari Update 1.3.1としてリリース。Webサイトの互換性、安定性、及びサードパーティサポートの更新[12]
2.0.1 412.5 2005年8月29日 Safari Update 2.0.1としてリリース。Webサイトの互換性、安定性、及びサードパーティサポートの更新。
2.0.2 416.12 2005年11月2日 Mac OS X 10.4.3アップデートの一部。Acid2 Testに完全対応、ヘブライ語アラビア語テキストの処理改善、Macromedia Shockwave向けのより優れたOpenGLサポート、Webcam互換性の改善。
2.0.2 416.13 2005年11月29日 Security Update 2005-009と共にリリース。Safariに組み込まれているPCREのバージョンアップにより、入力の検証を強化。非常に長い名前をもったダウンロードされたファイルによるオーバーフロー問題に対する更新。JavaScriptのダイアログボックスが発行元を偽装できる問題への対処。 [3]WebKit内のヒープオーバーフロー問題への対処。
2.0.3 417.8 2006年1月10日 Mac OS X 10.4.4アップデートの一部。多数のセキュリティ修正とバグ修正。.Macを通したRSS購読項目の既読/未読状態の同期サポートを追加。
1.3.2 312.5 2006年1月11日 Safari Update 1.3.2としてリリース。Webサイトの互換性、安定性、及びサードパーティサポートの更新[13]
2.0.3 417.9.2 2006年4月4日 Mac OS X 10.4.6アップデート(2006-002)の一部。セキュリティ修正とバグ修正。
2.0.3 417.9.3 2006年5月11日 Mac OS X 10.4.6アップデート(2006-003)の一部。セキュリティ修正とバグ修正。
2.0.4 419.3 2006年6月27日 Mac OS X 10.4.7アップデートの一部。セキュリティ修正とバグ修正。
3.0.4 523.10.3 2007年10月26日 Mac OS X v10.5と共にリリース。レンダリング速度及びWebサイト互換性、PDFハンドリングの改善。Web クリップによるDashboardウィジェットの作成機能の追加。
3.0.4 523.12 2007年11月14日 Mac OS X 10.4.11アップデートの一部。レンダリング速度及びWebサイト互換性、PDFハンドリングの改善。セキュリティ修正とバグ修正。
3.0.4 523.10.6 2007年12月17日 Security Update 2007-009の一部。CVE-2007-5858のセキュリティ修正。
3.0.4 523.12.2 2007年12月17日 Security Update 2007-009の一部。CVE-2007-5858及びCVE-2007-5859のセキュリティ修正。
3.1 525.13 2008年3月18日 Safari 3.1単体リリース。初のWindows版を含む。パフォーマンス改善、最新のWeb標準への対応の進展、互換性の改善、複数のセキュリティ修正[14][15]
3.1.1 525.18 2008年4月16日 Safari 3.1.1単体リリース。互換性の改善、複数のセキュリティ修正[16][17]

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク