AirPlay

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AirPlayは、iTunesiPhoneiPod touchiPadで再生している音楽や動画、画像を、家庭内のネットワークを経由して他の機器でストリーミング再生する機能である。元々は、iTunesの音源をAirMac Express経由でオーディオ機器に接続してストリーミング再生する旧AirTunesに由来する。アップルiTunes10に初めて搭載された。

概要[編集]

これまで音楽データのストリーミング再生に対応した旧AirTunesを、動画データや画像データにも対応するために大幅に刷新したものである。そのため、旧AirTunesとの下位互換性を持っているのが特徴であり、AirMac Express経由での音楽のストリーミング再生にも引き続き対応している。サンプリングレートは44.1kHz(Apple TVでは48kHz)のApple Losslessで伝送されるシステムとなっており、いわゆるハイレゾ音源の伝送には対応していない(ハイレゾ音源の再生は可能だがダウンサンプリングされて伝送される)。また、再生には送信側と受信側双方の機種でAirPlayに対応しなければならない。

旧AirTunesは、アップルのみの独自規格という意味合いが強く、仕様も公開されていないが、AirPlayでは他社のメーカーにも門戸を開いており、主にアンプやネットワークオーディオプレーヤーを中心にAirPlay対応を謳った製品が登場している。2010年の発表当初の参入メーカーは、デノンマランツB&WJBL、iHOMEであったが、2011年にはパイオニアがエントリーモデルのAVアンプ2機種[1]、およびDVDビデオ再生機能付きパーソナルオーディオシステム[2]にAirPlayを採用したのを皮切りに参入した。

特徴[編集]

旧AirTunesでは、PCのiTunesからAirMac Expressを経由して、オーディオ機器にケーブルを繋いでストリーミング再生するシステムであったが、AirPlayでは複数の機器への伝送も可能で、曲情報も同時に伝送することが可能[3]。また、iPhoneiPod touchiPadとAirPlay対応オーディオ機器またはApple TVとワイヤレス接続することも可能なため、このような条件での接続であれば、PCの電源を立ち上げる必要がないのも大きな特徴といえる。iTunesのコンテンツを再生する場合は、旧AirTunes同様にPCないしMacの電源を入れることが必須。

脚注[編集]

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  1. ^ ~AirPlay※1など充実したネットワーク機能を搭載※2~ AVマルチチャンネルアンプのハイコストパフォーマンスモデル 3機種を新発売 インテリアに合わせやすいホームシアター用スピーカーも発売”. 2011年4月26日閲覧。
  2. ^ スタイリッシュAVミニコンポ X-SMC5-K - パイオニア
  3. ^ アップル-iTunes-AirPlay”. 2010年11月閲覧。

関連項目[編集]