テキストエディット

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テキストエディット(TextEdit)とは、OS Xに付標準搭載するアプリケーション、または旧Mac OSにおけるテキスト編集のためのアプリケーションフレームワークのことである。

シンプルな見た目からは想像できないほど多機能なワープロソフトで、テキストの設定・編集やHTML 書類の処理、ムービーや画像の挿入など、市販のアプリケーションと同様の各種ツールを備えている。

アプリとしてのテキストエディット[編集]

テキストエディット
開発元 アップル
最新版 1.10 (319) / 2014年
対応OS OS X
種別 テキストエディタワープロ
ライセンス OS Xにバンドル
公式サイト support.apple.com/kb/HT2523
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テキストエディットは、OS Xに付属する標準テキストエディタのこと。元々はNeXTSTEP付属のテキストエディタEditであり、移植したものである。

開発フレームワークであるCocoaの機能(下記NSTextView)をほぼそのまま反映したアプリケーションであり、Mac OS Xがバージョンアップする度に機能が強化されている。Apple Developers Toolsに全てのソースコードが付属しており、一種のデモソフトと考える事もできる。開発者がコードのテストベッドに利用するケースも多い。Mac OS X v10.4に付属のバージョンでは埋め込みの表やHTML書き出し、Microsoft Wordのdoc形式ファイルのブラウズをサポートするまでになった。

フレームワークとしてのTextEdit[編集]

フレームワークとしてのTextEditは、その歴史が古い。

OS X以前のMac OSにおいて既に非常にシンプルなテキスト編集環境を提供していた。TextEditを使えばTeachText程度のテキストエディタが作れる。しかし、フレームワークとしてはかなり古く、32KBまでのテキストしか扱えない、多言語に対応できていないなどの欠点を持つ。その後、それを補うためにMultilingual Text Editor(MLTEと略)と呼ばれるフレームワークが開発された。しかし、MLTEが搭載されたMac OS 9がリリースされるころにはサードパーティによる強力なテキストエンジンWASTEフレームワークが普及していたため、MLTEが使われることはほとんどなかった。 CocoaではNSTextViewに取って代わっている。NSTextViewは強力なテキストエンジンとして広く受け入れられている。

関連項目[編集]