Jedit

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Jedit / Jedit X
開発元 アートマン21
最新版 Jedit X Rev.2.26 / 2010年9月13日(4年前) (2010-09-13
対応OS Mac OS X
種別 テキストエディタ
ライセンス シェアウェア
公式サイト [1]
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Jedit(ジェイエディット)/ Jedit X(ジェイエディットテン)は、アートマン21が開発しているテキストエディタソフトウェア。Mac用テキスト編集ソフトの定番としてMac OS 7.x時代から続く歴史のあるソフトである。

概要[編集]

Mac OS / Mac OS X用のテキスト編集ソフトとして定番的な存在。アプリケーションの開発者やWebコーダー、作家、編集者まで利用者層は幅広い。

Mac OS時代はJeditという名称で、バージョン1から4までが存在した。Jedit 4でカーボンアプリケーションとしてMac OS Xに対応。

Mac OS X専用としてCocoaで開発されたJedit Xからバージョンのナンバリングをリセットし、Jedit X 1.0としてリリースされた。Jedit Xからはプラグインがリリースされ、ユーザが好みに応じてプラグインを追加、削除することで多機能エディタとして活用できる。

利用者の声や不具合対応を積極的にサポートしているらしく、マイナーアップデートの頻度が著しい。しかし、マイナーバージョン番号のポリシーはとくにないようである。どのような改変・改良が行われたとしても必ず0.01ずつバージョンが上がるという特徴があるが、そのぶん、マイナーバージョンによる機能性の変化・違いなどが把握しづらい。

歴史[編集]

Jedit[編集]

Jedit (1.0) はパソコン通信ソフトJtermの付属的ソフトとしてフリーウェアとしてリリース。フリーソフトウェア大賞(FSP)、アプリケーション部門賞を受賞し、その後、単独のアプリケーションとしてシェアウェア化。

Jedit2[編集]

Jedit2は、UGCフリーウェア / シェアウェアアワード国内フリーウェア部門第1位を受賞。

Jedit3[編集]

Jedit3、MacPower Product of the Year 2000、ソフトウェア/読者賞を受賞。

Jedit4[編集]

Jedit4、MacFan MVP 2000 ソフトウェア部門賞を受賞。

Jedit4ではCarbonにてMac OS Xネイティブ対応。

Jedit X[編集]

Mac OS X専用として開発された新生Jeditは、すべてをCocoaで作り直し、名前はJedit Xと変更。新たにJedit X 1.0とバージョン番号を仕切り直す。

2005年、Jedit X Rev.1.29にてUniversal Binary化。intel CPUを搭載したMacでもネイティブに動作可能となる。

2006年、これまで単体アプリケーションとして開発されていたHTMLエディタJCheckerを、Jedit Xのプラグインとしてリリース。Jedit Xのテキストエディタ機能をそのまま使いながら、HTMLのチェック、自動修正などが可能となる。

Jedit X Rev.2[編集]

2008年、Jedit Xのメジャーアップグレード、Jedit X Rev.2をリリース。タブによる複数書類編集機能、ファイルドロワ機能、入力補完機能、スマートインデックス機能など、多数の機能を搭載。

2009年、Jedit X Rev.2用プラグイン JDiff Xをリリース。Jedit X で編集中の2つの書類の差異をわかりやすく対照表示可能。Mac OS X の Time Machine バックアップ書類との比較も対応。

Mac App Store 版 Jedit X[編集]

2011年1月6日、 Mac App Store公開とともに、Mac App Store版Jedit X Standardをリリース。基本機能はオリジナル版(Web版)と同じだが、プラグインによる機能拡張に未対応。

2011年3月21日、Jedit X Plusをリリース。Jedit X Standardに、JChecker XJDIff Xを最初から組み込んだバージョン。


主な機能[編集]

インターフェイス[編集]

ページ表示
ページ表示、ウインドウ表示の切替可能。
ページ表示時は、原稿用紙のような罫線表示などユーザが任意に罫線をデザインできる。
タブ
ワンウインドウ内に複数の書類を同時に展開できるタブ機能。タブの移動や分離、ダブルクリックによるタブの独立ウインドウ化などが実行可能。
Jedit X Rev.2より搭載。
ファイルドロワ
Finderのひとつのフォルダをドロワ上に表示することで、Finderと切り替えずとも簡易にファイルを開くことが可能。
Jedit X Rev.2より搭載。
キーバインド
ショートカットキーの編集可能。

テキスト編集[編集]

エンコーディング
Unicodeなど多数のエンコーディングに柔軟に対応。
正規表現
正規表現による検索・置換に対応。正規表現エンジンは鬼車 (ライブラリ)を搭載。
正規表現の構文は、Rubyほか8種類の構文から選択可能。
検索・置換
同時に複数の単語を一括検索、一括置換可能。
複数のファイルにも対応。
入力補完機能
構文カラーリングをもとに入力を自動補完。
プリフィクス編集
プリフィクスの付加、除去などに対応。
カラーリング
構文カラーリング対応。構文カラーリングの設定をファイルとして書き出し、読み込みに対応。
ライブラリとしてアートマン21のWebサイトで公開されている。

ファイル編集[編集]

スマートインデックスメニュー
Jedit X Rev.2より搭載。半自動的にインデックスを作成する機能。
ブックマーク
書類内のブックマークを記録、管理。タブで表示される。
禁則処理
行頭禁則文字、行末禁則文字などを任意に編集。
Spotlightメタデータ対応
Mac OS X Tigerより搭載されたSpotlightに対応するメタデータを任意に編集。
ウインドウ属性の保存
ウインドウサイズ、ウインドウ位置、スクロール位置とキャレット位置などのウインドウ属性の保存対応。

HTML編集[編集]

リッチテキストのHTML保存
リッチテキスト書類をHTMLファイルとして保存対応。
テーブル作成
新規table作成、csvファイルを読み込んでのtableタグへの変換など。
リスト作成
新規リストタグ(<li>など)の作成。
HTMLの実体参照
著作権表示記号©を、HTML用の表記&copy;などに自動変換機能。
URLからのファイルオープン
URLを入力、またはブラウザからURLをドラッグ&ドロップで、該当のWebページのHTMLを直接開くことが可能。
ブラウザ確認
任意のブラウザでの閲覧確認。ブラウザの登録も可能。

印刷[編集]

不可視文字の印刷
不可視文字の印刷に対応。

対応フォーマット[編集]

Jedit X 2の対応フォーマット

付属プログラム[編集]

  • FindWithStyle(スタイル付き検索置換)
  • JHTML X(HTMLタグ編集)

有料プラグイン[編集]

リリース履歴[編集]

外部リンク[編集]