Firefox for Mobile

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Firefox for Mobile
Firefox mobile screenshot.png
バージョン 23.0 の UI 。
開発元 Mozilla
最新版 28.0.1 - 2014年03月24日(25日前) (2014-03-24[1][±]
最新評価版 29.0 Beta 8 - 2014年04月15日(3日前) (2014-04-15[2][3][±]
対応OS Android
ライセンス フリーソフト
公式サイト www.mozilla.jp/mobile/
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Firefox for Mobile (ファイアフォックス フォー モバイル) は、モジラ製の携帯ブラウザMozilla Firefox の携帯版として、 Android 搭載端末向けに開発が進められている [4] 。アドオン機能にも対応している[5]。開発コードは Fennec 。旧称は Mobile Firefox 、 Firefox Mobile 。

バージョンの変遷[編集]

バージョン 1.x系列[編集]

対応する Mozilla Firefox のバージョンは3.6。 Nokia N900 (Maemo) のみ対応。 Maemo 版はバージョン 1.0から3次元コンピュータグラフィックスWebGL に対応している。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
1.0 2010年1月29日 ファーストリリース
1.1 2010年7月1日 UIの改善

バージョン 4.0系列[編集]

このバージョンから、 Mozilla Firefox のバージョンと揃えるようになり、 Android 版の提供が始まった。 Android 版は ARMv7 (Cortex-A など)を搭載し、 Android 2.0 以降であることが必要。 ARMv6 の端末では動作しない。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
4.0 2011年3月29日 ファーストリリース
4.0.1 2011年4月28日 安定性、ローカライズに関する問題の修正

バージョン 5.0系列[編集]

ウェブ上での行動の追跡を拒否できる "Do Not Track" 機能が追加された。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
5.0 2011年6月21日 ファーストリリース

バージョン 6.0系列[編集]

起動時間の短縮、ユーザーインターフェースの改善、タブレット端末への対応強化などが行われている。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
6.0 2011年8月16日 ファーストリリース
6.0.2 2011年9月6日 オランダの政府認証基盤によって発行された証明書の信頼例外を削除、 gov.uk ドメインのサイトに関する問題を修正

バージョン 7.0系列[編集]

コピー&ペースト、使用言語の自動切換や WebSocket に対応。「終了」メニューを追加し、プロセスを明示的に終了させることが可能になる。また、 Tegra プロセッサ搭載端末での画像表示を改善。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
7.0 2011年9月27日 ファーストリリース
7.0.1 2011年9月29日 一部アドオンが表示されない問題を修正

バージョン 8.0系列[編集]

マスターパスワード機能を搭載したほか、ブックマークを Android のホーム画面に追加し、ワンタップで起動できるようになった。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
8.0 2011年11月8日 ファーストリリース

バージョン 9.0系列[編集]

タブレット端末向けの新 UI を導入、 HTML5 の input 要素を通じたカメラアクセスとフォーム検証 API に対応。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
9.0 2011年12月20日 ファーストリリース

バージョン 10.0系列[編集]

WebGLアンチエイリアスOpenGL ES を活用したハードウェアアクセラレーション対応レイヤー、 HTML5 の bdi 要素、および Indexed Database API を実装。また、 Firefox Sync のセットアップを簡略化。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
10.0 2012年1月31日 ファーストリリース
10.0.1 2012年2月10日 1件のセキュリティ問題を修正
10.0.2 2012年2月16日 1件のセキュリティ問題を修正
10.0.3 2012年3月13日 いくつかのセキュリティ問題を修正
10.0.4 2012年4月24日 いくつかのセキュリティ問題を修正
10.0.5 2012年6月5日 いくつかのセキュリティ問題を修正

バージョン 14.0 で全面的な設計改良を行ったため、バージョン 11.0 から 13.0 はリリースされなかった[6]

バージョン 14.0系列[編集]

ユーザインターフェースを全面的に再設計。起動とページ読み込みを約3倍高速化したほか、 Adobe Flash にも新たに対応している。 Firefox Sync は Android 標準の同期機能を使用するようになった。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
14.0 2012年6月26日 ファーストリリース
14.0.1 2012年7月17日 Flash ビデオ再生中に画面がロックされる問題、 ページの読み込み完了時にズームがリセットされる問題など5件の問題の修正
14.0.2 2012年8月7日 Android 4.1 (JellyBean) で起動時にクラッシュする問題を修正

バージョン 15.0系列[編集]

タブレット向けのパフォーマンスの向上とデザインを刷新。標準ブラウザからのブックマークインポートに対応したほか、ページ内検索やテキストのコピーに再対応した。

バージョン リリース日 (PDT) 備考
15.0 2012年8月28日 ファーストリリース
15.0.1 2012年9月10日 Backspace キーを押し続けると、入力内容が大量に複製される問題を修正。

バージョン 16.0系列[編集]

リーダーモードの追加。また、 Firefox Sync に、表示しているタブを他のPCや端末に送信する「共有」メニューも追加された。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
16.0 2012年10月09日[7] ファーストリリース
16.0.1 2012年10月11日[8] 1件のセキュリティ問題と1件の不具合を修正
16.0.2 2012年10月26日[9] 1件のセキュリティ問題を修正

バージョン 17.0系列[編集]

ARMv6 プロセッサへの対応。 Android 4.0 系列と 4.1 系列限定で h.264 動画に対応。 Web アプリケーションの初期実装。 Android 4.1 限定で Explore by Touch に対応。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
17.0 2012年11月19日[10] ファーストリリース

バージョン 18.0系列[編集]

IonMonkey コンパイラによって JavaScript が更に高速化。セーフブラウジングを有効化した最初のモバイルブラウザ。 Google Now 検索ウィジェットを統合。 Firefox に新しいフォントを同梱して読み込ませることができるように。 HTTPS ページで安全でないコンテンツの読み込みを無効化。スマートバーへのテキスト入力時に検索サジェスト有効化のオプトインが実装。 Android 4.2 系列においてページ読み込み完了時ではなく、読み込み完了後に画面に触れたときに、 TalkBack がページ読み込み完了を知らせる問題を修正。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
18.0 2013年1月8日[11] ファーストリリース
18.0.2 2013年2月7日[12] JavaScript に関する安定性の問題を修正、 Firefox 16 以前のバージョンからアップグレードした際に起動が不安定になる問題を修正

バージョン 19.0系列[編集]

テーマをサポート。中国語の繁体字と簡体字をサポート。 Canvas 要素に描かれた画像を canvas.Blob() を利用して出力できるように。 CPU の動作要件が 600MHz に引き下げられる。 WebGL 描画処理の問題を修正。バックスペースを押した際に、カーソルの前後、両方の文字が消える場合があった問題を修正。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
19.0 2013年2月19日[13] ファーストリリース
19.0.2 2013年3月7日[14] HTML エディタのメモリ解放後その領域を利用して任意のコードが実行できる脆弱性を修正

バージョン 20.0系列[編集]

いくつかのセキュリティ問題を修正。タブ毎のプライベートブラウジングに対応。 Gingerbread (Android 2.3) と Honeycomb (Android 3.0) で H.264/AAC/MP3 のハードウェアデコードに対応。初期画面 (about:home) のトップサイトをカスタマイズできるように。 ICS (Ice Cream Sandwich, Android 4.0) 以上のバージョンで動作させた場合にメニューアイテムに「終了」が表示されなくなった。システム要件が 384MB 以上の RAM と QVGA 解像度のディスプレイに引き下げられる。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
20.0 2013年4月2日[15] ファーストリリース
20.0.1 2013年4月11日[16] ANR が停止する問題とデータベースのロックによるクラッシュが古い機種で起きる問題を修正、いくつかのセキュリティ問題を修正

バージョン 21.0系列[編集]

Web コンテンツ表示用フォントとして、 Open Sans と Charis を組み込む。長押しでメディアファイルが保存できるように。進む / 戻るボタンから閲覧履歴へアクセスできるように。 Holo テーマに基づく Polished UI へ変更に。 SpiderMonkey から E4X サポートが削除。リモートプロファイリングが実装。アドオン SDK ローダと API ライブラリが Firefox に統合。 <input type="time"> の DOM とコンテントが実装。プライベートデータ削除後にダウンロードマネージャが更新されない問題を修正。画面サイズの小さい端末でダウンロードマネージャやアドオンマネージャの画面で横スクロールが発生することがあった問題を修正。いくつかのセキュリティ問題 (8件の脆弱性) を修正 (初版時点)。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
21.0 2013年5月14日[17] ファーストリリース

バージョン 22.0系列[編集]

小さいタブレットでもタブレット UI の全てを利用できるように。スロヴァキア語版が新規追加。 Canvas が非同期に更新されるようになり、 WebGL の描画性能が向上。テキストファイル表示時に、単語を折り返して表示するように。 CSS3 の Flexbox が実装され、デフォルトで利用できるように。新しい Web Notifications API が実装。 <data> 要素と <time> 要素を利用できるように。 LG Optimus Black において起動時にクラッシュする問題を修正。入れ子になったフレームで縦にスクロールできない問題を修正。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
22.0 2013年6月25日[18] ファーストリリース

バージョン 23.0系列[編集]

ページを下方向にスクロールするとツールバーがナビゲーションバーを隠すように。スマートバーを長押しすることで、 RSS / ATOM フィードを購読できるように。リーダモードへアクセスできないデバイス向けに購読リストを表示するページを追加。 Android 版 Firefox ヘルスレポートの先行実装。ページタイトルの代わりに、 URL をタイトルバーへ表示させる設定項目を追加。デフォルトの検索エンジンを変更できるように。スマートスクリーンでタブが切り替えられるように。ハンガリー語とトルコ語をマルチロケール版に追加。リーダモードで、セリフフォントとサンセリフフォントを切り替えられるように。リーダモードアイコンを長押しすることで、記事を購読リストへ追加できるように。スマートスクリーンが検索語を保存するように。コンテンツセキュリティポリシ (CSP) の文法と動作が標準に合わせたものへ変更。キーボタン用の新しい ARIA ロールを利用することで、タッチインタフェース向けのページをよりアクセシブルにできるように。 requestAnimationFrame をベンダー接頭辞をつけずに利用できるようになりました。 HTML5 の <input type="range"> が実装。 text-decoration: block; から点滅効果が削除、また blink 要素をサポートしなくなった。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
23.0 2013年8月6日[19] ファーストリリース

バージョン 24.0系列[編集]

WebRTC のサポートを開始。NFC が利用できる端末間で、開いているタブを共有できるようになった。メインメニューから好きな共有アプリケーションを簡単に呼び出せるようになった。Braille をサポート。ポップアップ通知への対応や、ドアハンガーのフォーカスを維持など、多くの機能が TalkBack ユーザに提供される。リーダーモードに部屋の明るさに応じて背景を切り替える機能を追加。スウェーデン語、イギリス英語、カタルーニャ語をマルチロケール版に追加。プロファイルディレクトリ、もしくはアプリーケーションディレクトリにあるシャーロックファイルをサポートしなくなった。Baidu が中国語ロケールでのデフォルト検索エンジンとなった。HTC の端末でアクセント記号付きの文字が入力できなかった問題を修正。

バージョン リリース日 (PDT/PST) 備考
24.0 2013年9月17日[20] ファーストリリース

対応 OS[編集]

対応 OS は Android 。 Maemo 版はバージョン 7.0 まで提供された [4]Windows Mobile 版は2010年3月22日に Windows Phone 7 がネイティブアプリの開発を認めるかどうか不透明なため、開発中止が発表された[21]

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ Android 版 Firefox 28.0.1 リリースノート” (2014年3月24日). 2014年3月25日閲覧。
  2. ^ Android 版 Firefox 29 ベータ版リリースノート” (2014年3月20日). 2014年3月29日閲覧。
  3. ^ Firefox Beta - Google Play の Android アプリ” (2014年4月15日). 2014年4月16日閲覧。
  4. ^ a b Mobile/Platforms - MozillaWiki
  5. ^ Add-ons for モバイル
  6. ^ Firefox 12 の主な新機能を紹介します
  7. ^ Android 版 Firefox 16.0 リリースノート
  8. ^ Android 版 Firefox 16.0.1 リリースノート
  9. ^ Android 版 Firefox 16.0.2 リリースノート
  10. ^ Android 版 Firefox 17.0 リリースノート
  11. ^ Android 版 Firefox 18.0 リリースノート
  12. ^ Android 版 Firefox 18.0.2 リリースノート
  13. ^ Android 版 Firefox 19.0 リリースノート
  14. ^ Firefox Notes - Mobile
  15. ^ Android 版 Firefox 20.0 リリースノート
  16. ^ Android 版 Firefox 20.0.1 リリースノート
  17. ^ Android 版 Firefox 21.0 リリースノート
  18. ^ Android 版 Firefox 22.0 リリースノート
  19. ^ Android 版 Firefox 23.0 リリースノート
  20. ^ Android 版 Firefox 24.0 リリースノート
  21. ^ Stopping Development for Windows Mobile

外部リンク[編集]