Firefox for Mobile

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Firefox for Mobile
Firefox mobile screenshot.png
過去のバージョンの UI 。最新版では少し変更されている。
開発元 Mozilla
最新版 21.0 / 2013年5月14日(31日前) (2013-05-14
最新評価版 21.0 / 2013年5月9日(36日前) (2013-05-09
対応OS Android
ライセンス フリーソフト
公式サイト www.mozilla.jp/mobile/
テンプレートを表示

Firefox for Mobile(ファイアフォックス フォー モバイル)は、モジラ製の携帯ブラウザMozilla Firefoxの携帯版として、Android搭載端末向けに開発が進められている[1]。アドオン機能にも対応している[2]。開発コードはFennec。旧称はMobile Firefox、Firefox Mobile。

目次

バージョンの変遷[編集]

バージョン 1.x系列[編集]

対応するMozilla Firefoxのバージョンは3.6。Nokia N900 (Maemo) のみ対応。Maemo版はバージョン 1.0から3次元コンピュータグラフィックスWebGLに対応している。

バージョン リリース日(PDT 備考
1.0 2010年1月29日 ファーストリリース
1.1 2010年7月1日 UIの改善

バージョン 4.0系列[編集]

このバージョンから、Mozilla Firefoxのバージョンと揃えるようになり、Android版の提供が始まった。Android版はARMv7(Cortex-Aなど)を搭載し、Android 2.0以降であることが必要。ARMv6の端末では動作しない。

バージョン リリース日(PDT 備考
4.0 2011年3月29日 ファーストリリース
4.0.1 2011年4月28日 安定性、ローカライズに関する問題の修正

バージョン 5.0系列[編集]

ウェブ上での行動の追跡を拒否できる"Do Not Track"機能が追加された。

バージョン リリース日(PDT 備考
5.0 2011年6月21日 ファーストリリース

バージョン 6.0系列[編集]

起動時間の短縮、ユーザーインターフェースの改善、タブレット端末への対応強化などが行われている。

バージョン リリース日(PDT 備考
6.0 2011年8月16日 ファーストリリース
6.0.2 2011年9月6日 オランダの政府認証基盤によって発行された証明書の信頼例外を削除、gov.ukドメインのサイトに関する問題を修正

バージョン 7.0系列[編集]

コピー&ペースト、使用言語の自動切換やWebSocketに対応。「終了」メニューを追加し、プロセスを明示的に終了させることが可能になる。また、Tegraプロセッサ搭載端末での画像表示を改善。

バージョン リリース日(PDT 備考
7.0 2011年9月27日 ファーストリリース
7.0.1 2011年9月29日 一部アドオンが表示されない問題を修正

バージョン 8.0系列[編集]

マスターパスワード機能を搭載したほか、ブックマークをAndroidのホーム画面に追加し、ワンタップで起動できるようになった。

バージョン リリース日(PDT 備考
8.0 2011年11月8日 ファーストリリース

バージョン 9.0系列[編集]

タブレット端末向けの新UIを導入、HTML5のinput要素を通じたカメラアクセスとフォーム検証APIに対応。

バージョン リリース日(PDT 備考
9.0 2011年12月20日 ファーストリリース

バージョン 10.0系列[編集]

WebGLアンチエイリアスOpenGL ESを活用したハードウェアアクセラレーション対応レイヤー、HTML5のbdi要素、およびIndexed Database APIを実装。また、Firefox Syncのセットアップを簡略化。

バージョン リリース日(PDT 備考
10.0 2012年1月31日 ファーストリリース
10.0.1 2012年2月10日 1件のセキュリティ問題を修正
10.0.2 2012年2月16日 1件のセキュリティ問題を修正
10.0.3 2012年3月13日 いくつかのセキュリティ問題を修正
10.0.4 2012年4月24日 いくつかのセキュリティ問題を修正
10.0.5 2012年6月5日 いくつかのセキュリティ問題を修正

バージョン 14.0で全面的な設計改良を行ったため、バージョン 11.0~13.0はリリースされなかった[3]

バージョン 14.0系列[編集]

ユーザインターフェースを全面的に再設計。起動とページ読み込みを約3倍高速化したほか、 Adobe Flash にも新たに対応している。 Firefox Sync は Android 標準の同期機能を使用するようになった。

バージョン リリース日(PDT 備考
14.0 2012年6月26日 ファーストリリース
14.0.1 2012年7月17日 Flash ビデオ再生中に画面がロックされる問題、 ページの読み込み完了時にズームがリセットされる問題など5件の問題の修正
14.0.2 2012年8月7日 Android 4.1 (JellyBean) で起動時にクラッシュする問題を修正

バージョン 15.0系列[編集]

タブレット向けのパフォーマンスの向上とデザインを刷新。標準ブラウザからのブックマークインポートに対応したほか、ページ内検索やテキストのコピーに再対応した。

バージョン リリース日(PDT 備考
15.0 2012年8月28日 ファーストリリース
15.0.1 2012年9月10日 Backspace キーを押し続けると、入力内容が大量に複製される問題を修正。

バージョン 16.0系列[編集]

リーダーモードの追加。また、Firefox Syncに、表示しているタブを他のPCや端末に送信する「共有」メニューも追加された。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
16.0 2012年10月09日[4] ファーストリリース
16.0.1 2012年10月11日[5] 1件のセキュリティ問題と1件の不具合を修正
16.0.2 2012年10月26日[6] 1件のセキュリティ問題を修正

バージョン 17.0系列[編集]

ARMv6 プロセッサへの対応。 Android 4.0 系列と 4.1 系列限定で h.264 動画に対応。 Web アプリケーションの初期実装。 Android 4.1 限定で Explore by Touch に対応。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
17.0 2012年11月19日[7] ファーストリリース

バージョン 18.0系列[編集]

IonMonkey コンパイラによって JavaScript が更に高速化。セーフブラウジングを有効化した最初のモバイルブラウザ。 Google Now 検索ウィジェットを統合。 Firefox に新しいフォントを同梱して読み込ませることができるように。 HTTPS ページで安全でないコンテンツの読み込みを無効化。スマートバーへのテキスト入力時に検索サジェスト有効化のオプトインが実装。 Android 4.2 系列においてページ読み込み完了時ではなく、読み込み完了後に画面に触れたときに、 TalkBack がページ読み込み完了を知らせる問題を修正。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
18.0 2013年1月8日[8] ファーストリリース
18.0.2 2013年2月7日[9] JavaScript に関する安定性の問題を修正、 Firefox 16 以前のバージョンからアップグレードした際に起動が不安定になる問題を修正

バージョン 19.0系列[編集]

テーマをサポート。中国語の繁体字と簡体字をサポート。 Canvas 要素に描かれた画像を canvas.Blob() を利用して出力できるように。 CPU の動作要件が 600MHz に引き下げられる。 WebGL 描画処理の問題を修正。バックスペースを押した際に、カーソルの前後、両方の文字が消える場合があった問題を修正。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
19.0 2013年2月19日[10] ファーストリリース
19.0.2 2013年3月7日[11] HTML エディタのメモリ解放後その領域を利用して任意のコードが実行できる脆弱性を修正

バージョン 20.0系列[編集]

いくつかのセキュリティ問題を修正。タブ毎のプライベートブラウジングに対応。 Gingerbread (Android 2.3) と Honeycomb (Android 3.0) で H.264/AAC/MP3 のハードウェアデコードに対応。初期画面 (about:home) のトップサイトをカスタマイズできるように。 ICS (Ice Cream Sandwich, Android 4.0) 以上のバージョンで動作させた場合にメニューアイテムに「終了」が表示されなくなった。システム要件が 384MB 以上の RAM と QVGA 解像度のディスプレイに引き下げられる。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
20.0 2013年4月2日[12] ファーストリリース
20.0.1 2013年4月11日[13] ANR が停止する問題とデータベースのロックによるクラッシュが古い機種で起きる問題を修正、いくつかのセキュリティ問題を修正

バージョン 21.0系列[編集]

Web コンテンツ表示用フォントとして、 Open Sans と Charis を組み込む。長押しでメディアファイルが保存できるように。進む / 戻るボタンから閲覧履歴へアクセスできるように。 Holo テーマに基づく Polished UI へ変更に。 SpiderMonkey から E4X サポートが削除。リモートプロファイリングが実装。アドオン SDK ローダと API ライブラリが Firefox に統合。 <input type="time"> の DOM とコンテントが実装。プライベートデータ削除後にダウンロードマネージャが更新されない問題を修正。画面サイズの小さい端末でダウンロードマネージャやアドオンマネージャの画面で横スクロールが発生することがあった問題を修正。いくつかのセキュリティ問題 (8件の脆弱性) を修正 (初版時点)。

バージョン リリース日(PDT/PST 備考
21.0 2013年5月14日[14] ファーストリリース

対応OS[編集]

対応OSはAndroid。Maemo版はバージョン7.0まで提供された[1]Windows Mobile版は2010年3月22日にWindows Phone 7がネイティブアプリの開発を認めるかどうか不透明なため、開発中止が発表された[15]

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ a b Mobile/Platforms - MozillaWiki
  2. ^ Add-ons for モバイル
  3. ^ Firefox 12 の主な新機能を紹介します
  4. ^ Android 版 Firefox 16.0 リリースノート
  5. ^ Android 版 Firefox 16.0.1 リリースノート
  6. ^ Android 版 Firefox 16.0.2 リリースノート
  7. ^ Android 版 Firefox 17.0 リリースノート
  8. ^ Android 版 Firefox 18.0 リリースノート
  9. ^ Android 版 Firefox 18.0.2 リリースノート
  10. ^ Android 版 Firefox 19.0 リリースノート
  11. ^ Firefox Notes - Mobile
  12. ^ Android 版 Firefox 20.0 リリースノート
  13. ^ Android 版 Firefox 20.0.1 リリースノート
  14. ^ Android 版 Firefox 21.0 リリースノート
  15. ^ Stopping Development for Windows Mobile

外部リンク[編集]