Konqueror

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Konqueror
Konqueror4 Logo.png
Konqueror opensuse112.png
Konqueror 4.3
開発元 KDE チーム
最新版 4.3.3(2009年11月3日)
対応OS クロスプラットフォーム
種別 ウェブブラウザファイルマネージャ
ライセンス GPL
公式サイト www.konqueror.org
  

Konqueror (コンカラー、コンケラー、コンキュラー)はウェブブラウザファイルマネージャファイルビュアーであり、KDE の中核として設計されている。元々はボランティアによって開発されたもので、LinuxFreeBSDなどほとんどの Unix系オペレーティングシステムのほか、WindowsMac OS X上でも動作する。Konqueror は KDEBase パッケージ内の他のコンポーネントと同様に GNU General Public License の下で配布されている。


目次

[編集] ユーザインターフェイス

Konqueror は「ナビゲーションパネル」とともに縦横に動作し、表示するパネルは再配置したり追加したりできる。例えば、ユーザはブラウザウィンドウの左側にブックマークパネルを配置し、ブックマークをクリックすることで、それぞれのウェブページを右のより大きなパネル内に表示させることができる。代わりに、ユーザはひとつのパネル内にフォルダの階層リストを表示させ、選択されたフォルダの中身をもう一つのパネル内に表示させることができる。パネルはかなり柔軟性がありコンソールウィンドウを含めることさえできる。パネルの設定は保存でき、いくつかの標準設定がある(例えば、"Midnight Commander" は二つのパネルに分割されたスクリーンを表示し、それぞれがフォルダ、ウェブサイトまたはファイルビューを含む)。 。

ナビゲーション機能(戻る、進む、履歴など)はすべての操作中で利用できる。ほとんどのキーボードシートカットはグラフィカルな設定を使って再配置でき、ナビゲーションはコントロールキーを押すことでアクティブなファイル上のノードに文字を割り当てることを通して行なうことができる。アドレスバーはローカルディレクトリ、過去の URL や過去の検索項目に対する豊富な自動補完をサポートしている。

このアプリケーションは Tabbed Document Interface を使っており、ウィンドウはタブで複数のドキュメントを含めることができる。Multiple Document Interface はサポートされていないが、同時に複数のドキュメントを見るのにウィンドウを再帰的に分割したり、単にもう一つのウィンドウを開いたりできる。

[編集] ウェブブラウザ

英語版 Wikipedia メインページを表示する Konqueror

Konqueror は独立したウェブブラウザプロジェクトとして開発されてきた。レンダリングエンジンとして通常 KHTML を利用しており、KHTMLHTML に準拠し、JavaScriptJava アプレット、Cascading Style SheetsSSL や他の関連するオープン標準をサポートする。

Konqueror はいくつかのカスタマイズ可能な検索サービスを統合しており、サービスの略号(例えば、Google については gg:)に続けて検索語を入力することでサービスにアクセスできる。ユーザは独自の検索サービスを追加することもできる。例えば、日本語版ウィキペディアの記事を取得するには、http://ja.wikipedia.org/wiki/Special:Search?search=\{@}&go=Go という URL を使い、文字コードセットを utf-8 にして wp: というウェブショートカットを追加する。

Konqueror のレンダリングスピードは競合ブラウザと同程度であるが、他のブラウザに比べて不正な形式の HTML で書かれたサイトをあまり寛大にレンダリングしない。Konqueror の動作するオペレーティングシステムの下で動作しないウェブサイト上のプラグインの使用も問題の原因になりうる。QuickTime 動画Shockwave アニメーション はそのような問題をもたらす。しかし、SWF (Flash)、PDF、Java アプレットやその他プラグインは、それぞれのソフトウェアがインストールされていれば、サポートされる。

[編集] ファイルマネージャ

Konqueror のファイルマネージャの外形

アドレスバー内に場所を入れるか、ファイルブラウザウィンドウ内の項目を選択することにより、Konqueror でローカルやリモート(SambaFTP など)のディレクトリ階層をブラウズすることができる。異なるビューでブラウズすることができ、ビュー間ではアイコンやレイアウトの使用法が異なる。ファイルを実行したり、表示したり、コピーしたり、移動したり、リンクしたり、削除することもできる。

ユーザは組み込まれた Konsole を開くこともでき、その中でシェルコマンドを直接実行できる。

この機能は Konqueror から削除されていないが、 KDE 4 の Konqueror は標準のファイルマネージャとしての Dolphin によって置き換えられた。

[編集] ファイルビュアー

KParts オブジェクトモデルを使って、Konqueror は特定のファイルフォーマットを表示(し、場合によっては編集)できるコンポーネントを実行し、それぞれのファイルが開かれている Konqueror のパネルに直接クライアント領域を組み込む。これにより、例えば、 PDF ドキュメントや(KOffice を通して)OpenDocument を Konqueror 内で直接見ることができるようになる。KParts モデルを正しく実装している、どのアプリケーションもこのような方法で組み込むことができる。

KParts は HTML ページにある種のマルチメディアコンテンツを組み込むのにも使われる。例えば KMPlayer の KPart によって、ウェブページ上に組み込まれたビデオを Konqueror が表示できるようになる。

[編集] KIO

オーディオ CD の内容を表示している Konqueror

詳細は「KIO」を参照

ファイルやウェブサイトをブラウズするのに加え、Konqueror は機能を拡張するのに他のブラウザやファイルマネージャよりはるかに優れた KIO プラグインを利用している。HTTPFTP(これらに対するサポートは組込みである)のような異なるプロトコルにアクセスするのに、KIO という Konqueror I/O プラグインシステムのコンポーネントを使っている。

同様に、ZIP ファイル などのアーカイブファイル、smb (Windows) 共有にアクセスしたり、ed2k リンク (edonkey/emule) を処理したり、オーディオ CD をブラウズしたり("audiocd:/")、ドラッグ・アンド・ドロップを通してリッピングしたりするのに、Konqueror は IOslaves と呼ばれる KIO プラグインを使うことができる。FISH ("fish://user@host") IOslave によって Konqueror でリモートの Secure Shell サービス上のファイルを管理することができるようになり、"man:" と "info:" IOslaves はフォーマット通りのドキュメントを取得するのに役立つ。

完全なリストは KDE 情報センターのプロトコルセクション内で得られる。

[編集] 動向

最近ではKHTMLをベースに開発されたWebKitアップルSafariに採用されるなど、KDE以外のブラウザとしても活発に開発が行われている。一方、MozillaGeckoがKDEに移植され、Konquerorでも利用できるようになったほか、KDEのファイルマネージャDolphinとの統合が進むなど、他のプロジェクトとの融合も進んでいる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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