SPDY

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SPDY(スピーディー[1])は、Googleが提唱し、標準化作業が進められている通信プロトコルの一つ。HTTP/2.0の起草となった。2013年12月現在の最新バージョンはSPDY Protocol - Draft 3.1[2]

概要[編集]

HTTPを拡張し高速化を目的としたプロトコルである。TLS接続の上にセッション層を追加し、単一のSPDYセッションで複数のリクエストを送受信する。さらに、ブラウザがページを表示する際、付随するデータの先読みを行う機能も追加している。セキュリティ機能も強化する。HTTPSを使っての通信が必須である。

2013年現在は、独立したプロトコルとして一部のWebブラウザやWebサーバで実装が進んでいるほか、IETFのドラフトも提出されており[3]、標準化作業が進んでいる

実装状況[編集]

クライアント[編集]

下記ウェブブラウザで、デフォルト設定でSPDYを用いた通信に対応している。

サーバ[編集]

Jetty が Ver. 7.6.2 及び 8.1.2 より SPDY に対応している[13]。この他 Apache 用の SPDY モジュール(mod_spdy[14])などがある。nginx には ngx_http_spdy_module がある[15]

脚注[編集]

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  1. ^ SPDY: An experimental protocol for a faster web”. Chromium Developer Documentation. 2012年8月29日閲覧。
  2. ^ SPDY Protocol - Draft 3.1
  3. ^ SPDY Protocol draft-mbelshe-httpbis-spdy-00 - IETF
  4. ^ Chromium SPDY client implementation.
  5. ^ Chromium: SPDY proxy examples.
  6. ^ Firefox 11 リリースノート” (2012年3月13日). 2013年12月14日閲覧。
  7. ^ Firefox 13 リリースノート” (2012年6月5日). 2013年12月14日閲覧。
  8. ^ Firefox 15 リリースノート” (2012年8月28日). 2013年12月14日閲覧。
  9. ^ Firefox 27 リリースノート” (2014年2月4日). 2014年2月7日閲覧。
  10. ^ Firefox 28 ベータ版リリースノート” (2014年2月6日). 2014年2月7日閲覧。
  11. ^ Opera 12.10 Changelog” (2012年11月20日). 2013年12月14日閲覧。
  12. ^ a b IE11 Changes” (2013年9月24日). 2013年12月14日閲覧。
  13. ^ Jetty/Feature/SPDY - Eclipse
  14. ^ mod_spdy
  15. ^ Module ngx_http_spdy_module

外部リンク[編集]