SO-04J

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NTTドコモ Xperia XZ Premium SO-04J
Xperia XZ Premium SO-04J
Xperia XZ Premium SO-04J
キャリア NTTドコモ
製造 ソニーモバイルコミュニケーションズ
発売日 2017年6月16日
※追加色のRossoは10月27日発売
概要
OS Android OS 7.18.09
(NougarOreoPie)
CPU Qualcomm
Snapdragon 835
MSM8998
2.4GHz + 1.9GHz
(オクタコア)
音声通信方式 3.9G : VoLTE(LTE)
3G : FOMA(W-CDMA)
2G : GSM
データ通信方式 4G : PREMIUM 4G
3.9G : Xi
3G : FOMA(HSDPAHSUPA)
2G : GSM
無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
形状 ストレート型
サイズ 156 × 77 × 7.9 mm
質量 約191 g
連続通話時間 約1140分(VoLTE)
約960分(VoLTE HD+)
約350分(VoLTE:ビデオコール)
約1150分(3G)
約740分(GSM)
連続待受時間 約460時間(静止時・LTE)
約500時間(静止時・3G)
約350時間(静止時・GSM)
充電時間 185分
(ACアダプタ06利用時)
バッテリー 3230mAh
(取り外し不可)
内部メモリ System(RAM):4GB
Storage(ROM):64GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・NTTドコモ公表)
microSDHC(最大32GB・NTTドコモ公表)
microSDXC(最大200GB・NTTドコモ公表)
日本語入力 POBox Plus
FeliCa FeliCa/NFC(決済対応)
赤外線通信機能 なし
テザリング あり
Bluetooth 5.0
放送受信機能 ワンセグ
フルセグ
外部接続 USB Type-C
(USB 3.1 Super Speed)
⌀3.5 イヤホンマイク端子
備考 電池持ち時間:約105時間
メインディスプレイ
方式 TFT
トリルミナスディスプレイ for mobile(HDR対応/IPS方式)
解像度 4K
(3840×2160ドット)
サイズ 5.5インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約1920万(メモリ一体型Motion Eyeカメラシステム)画素裏面照射積層型CMOS
Exmor RS for mobile
機能 先読みハイブリッドオートフォーカス
レーザーAF
RGBC-IRセンサー
4K撮影機能
手ブレ補正(電子式)
スローモーションビデオ
ARエフェクト
クリエイティブエフェクト
スマイルシャッター
シーン認識撮影
プレミアムおまかせオート
サブカメラ
画素数・方式 約1320万画素裏面照射積層型CMOS
Exmor RS for mobile
機能 顔検出オートフォーカス
1080p撮影機能
ARマスク
ハンドシャッター
ディスプレイフラッシュ
プレミアムおまかせオート
カラーバリエーション
Deepsea Black
Luminous Chrome
Rosso
(後日追加色)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ドコモ スマートフォン Xperia XZ Premium SO-04J(ドコモ スマートフォン エクスペリア エックスゼット[1] プレミアム エスオーゼロヨンジェイ)は、ソニーモバイルコミュニケーションズによって開発された、NTTドコモ第4世代移動通信システムPREMIUM 4G)・第3.9世代移動通信システムXi)・第3世代移動通信システムFOMA)対応端末である。ドコモ スマートフォン(第2期)のひとつ。

概要[編集]

SO-03Hの後継機種で、XperiaのPremiumシリーズとしては二代目モデルであり4K HDRディスプレイやメモリ内蔵積層型Motion Eyeカメラなどを搭載している。またドコモ専売のPremiumシリーズはこの機種が最後のモデルである。キャッチコピーは「世界初 4K HDRディスプレイを搭載。持つ人を魅了する、プレミアムなXperia。」。なお本機をベースにしたSIMフリー仕様が後日発表され、一部のMVNO向けに販売開始した[2]

筐体デザインは先代に引き続き両面ガラスパネルを採用し、背面に鏡面仕上げ加工を施している。上下には質感の高い金属素材を、左右にはラウンドフォルムに湾曲されたフレームを使用し持ちやすさにも配慮している。また右の電源ボタンに指紋センサーを搭載し、Deepsea BlackとRossoは黒色でLuminous Chromeは銀色のアクセントになっている。

ディスプレイは先代と同じサイズである5.5インチの4Kトリルミナス液晶パネルで、新たにHDRに対応した。これにより従来機種よりも色が引き締まって見えるようになっている。また800ppi超える世界最高クラスの画面密度を誇っており、スマートフォンの中でも2020年時点で未だに記録は破られていない。

カメラはSO-03Jと同じくメモリ(DRAM)を内蔵した新開発の裏面照射積層型センサーを搭載しており、ソニーモバイルはこれを「Motion Eyeカメラシステム」と総称している。画素数は1920万画素と先代よりは減少したがピッチ辺りの面積が広くなった。このセンサーの最大の特徴は動きを検知すると4枚分の画像をメモリに撮影データとして蓄積し、シャッターを押す前に記録することで瞬間的に捉えることができた画像として記録される。またメモリを内蔵したことでスーパースローモーション動画撮影機能も利用でき、再生するときは再生スピードを落としてゆっくり再生される(但しスーパースロー中は音声まで記録されない。)。

パフォーマンス性能では QualcommSnapdragon 835とシステムメモリ4GBを搭載し、高度の動作に対応、LTEの通信速度を788Mbpsまで高めている。

主な機能[編集]

主な対応サービス
タッチパネル/加速度センサー PREMIUM 4G[3]/Xi[4]/FOMAハイスピード[5]/VoLTE(HD+対応) Bluetooth dカード/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/トルカ/おくだけ充電
ワンセグ/フルセグ メロディコール テザリング WiFi IEEE802.11a/b/g/n/ac
GPS ドコモメール/電話帳バックアップ デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新/生体認証 (指紋/虹彩)/スグ電 デジタルオーディオプレーヤー(WMAMP3他)/ハイレゾ音源 GSM/3Gローミング(WORLD WING) フルブラウザ/Flash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット Gmail/Google Drive/YouTube/Google Photos バーコードリーダ/名刺リーダ ドコモ地図ナビ/ドコモ ドライブネット/Google Maps/ストリートビュー

歴史[編集]

  • 2017年2月27日(現地時間) - スペイン・バルセロナの携帯電話展示会「Mobile World Congress 2017」にてソニーモバイルコミュニケーションズよりグローバルモデル発表。この時点で日本国内での販売も予告されていた[6]
  • 2017年5月24日 - NTTドコモより公式発表。
  • 2017年6月16日 - 発売開始。
  • 2017年10月18日 - NTTドコモより新色のRossoを追加すると公式発表。
  • 2017年10月27日 - 新色のRossoを発売開始。
  • 2017年12月18日 - Android OS 8.0のアップデートを配信開始。「3Dクリエイター」機能などを追加。
  • 2018年7月下旬頃 - 後継機種であるSO-04Kの発売に伴い販売が終了。
  • 2019年2月5日 - Android OS 9のアップデートを配信開始。

脚注[編集]

  1. ^ あるいはエクスズィー等とも呼べる。
  2. ^ ただし色はDeepsea Blackのみとなり、対応周波数が本機より追加している。また背面パネルのロゴの配置が本機と異なることも相違点。
  3. ^ 受信時:788Mbps/送信時:50Mbps
  4. ^ 受信時:150Mbps/送信時:50Mbps
  5. ^ 受信時:14.4Mbps/送信時:5.76Mbps
  6. ^ Mobile World Congress 2017出展について - ソニーモバイルコミュニケーションズ (プレスリリース) 2017年2月27日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代
SO-03H
ソニーモバイル
Xperia Premiumシリーズ
SO-04J
G8188
次代
SO-04K
SOV38