モバイルブロードバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

モバイルブロードバンド (Mobile broadband) とは、モバイルブロードバンド専用に作られた小型携帯端末をモデムネットワークアダプタとして使用し、携帯電話回線を通じてラップトップパソコンゲーム機等をワイヤレスブロードバンドインターネット接続することである。

またPDA端末やスマートフォン端末、携帯電話端末などをモデム・ネットワークアダプタとして使用し、携帯電話回線を通じてインターネットに接続する場合は、インターネットテザリングと呼ばれる。

これらのデータ通信端末と3G・LTEや公衆無線LANの普及、ネットブックなど比較的安価で小型軽量なラップトップの普及で外出先でもいつでも簡単に高速なデータ通信が可能になった。

無線によるブロードバンド回線は、モバイルブロードバンド (Mobile broadband)と呼ばれ、 有線によるブロードバンド回線は、ホームブロードバンド (Home broadband)と呼ばれ、その対語として用いられている。

端末の種類[編集]

モデム・ネットワークアダプタ(以下、モデム等)として使用される端末として、代表的なものを以下に挙げる。

形状 画像 特徴
PDA端末タイプ PDA型 PDA端末などをモデム等として使用し、携帯電話回線を通じてインターネットに接続する。
スマートフォン端末タイプ及び、携帯電話端末タイプ モバイル型 インターネットテザリングでiPhoneやAndroid-Phoneなどのスマートフォン端末、携帯電話端末などをモデム等として使用し、携帯電話回線を通じてインターネットに接続する。
USBメモリタイプ(ドングルと呼ばれる)
USBスティック型
データ通信に特化した構造で音声通話機能を省略したコンピュータに接続する小さな装置。
コンパクトフラッシュ(CFカード)タイプ CFカード型 (PHS) CFカードとしてデータ通信PHSカードが市販されている。
PCカードタイプ及び、ExpressCardタイプ
ExpressCard型
カード型インターフェース、およびその規格による拡張カード
SDIOタイプ
SDIOカード型
SDIOカードとしてデータ通信PHSカードが市販されている。
モバイルWi-Fiルーター
USBスティック型
WiMAX等の無線WANと無線LANの間でルーティングを行うワイヤレス・ルーター。(D25HWなど)

日本の主なサービスプロバイダー[編集]

サービスプロバイダー[編集]

2013年現在


またこれ以外に仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供されているサービスも多数存在する。

他の仮想移動体通信事業者[編集]

公衆無線LAN[編集]

有料サービス

フレッツ・スポット(NTT東日本NTT西日本)
docomo Wi-FiNTTドコモ
ホットスポットNTTコミュニケーションズ
ソフトバンクWi-Fiスポットソフトバンクモバイル
BBモバイルポイント(ソフトバンクテレコム)
au Wi-Fi SPOTワイヤ・アンド・ワイヤレス
Wi2 300(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)
livedoor Wirelessライブドア
eoモバイル(ケイ・オプティコム
UQ Wi-Fi(UQコミュニケーションズ

無料サービス

FREESPOT(FREESPOT協議会)
みあこネット(Kyoto-Inet
eoスポット(ケイ・オプティコム
FON(日本法人はフォン・ジャパン
Wi-FineNTT-BP
FreeMobileタケショウ

世界におけるモバイルブロードバンドの現況[編集]

2011年第一四半期アカマイ・テクノロジーズによって行われた調査で、モバイルブロードバンドの通信速度が世界で最も高いのはヨーロッパポーランド共和国であることが判明した。[1]

端末供給メーカー[編集]

日本メーカー

海外メーカー

通信規格[編集]

モバイルブロードバンドで使われる通信規格として代表的なものを以下に挙げる。

脚注[編集]

  1. ^ Polish Mobile Network Offering World's Fastest Mobile Broadband Speeds Cellular News July 27, 2011

関連項目[編集]