日本における携帯電話
日本における携帯電話(にほんにおけるけいたいでんわ)では、日本の携帯電話事情について解説する。本項目のほかPHSの項目も併せて参照のこと。
目次 |
[編集] 定義
日本国内の電気通信役務の区分では、かつての自動車電話から発展した電話網を指す。無線設備規則の用語では「携帯無線通信」と定義されている。また、鉄道事業者の沿線にある回線に接続して使う携帯型の有線電話機も携帯電話機という[1]。
なお、各種の公的な統計などで、第二世代デジタルコードレス電話を起源として異なる発展をしたPHSを扱う場合には、通例「携帯電話・PHS」と併記し、「携帯電話」にはPHSを含まない。また各種電波法令上では、無線局免許状が必須の「携帯電話端末」を使う携帯電話と、免許不要局で小電力無線設備となる「PHS端末」を使うPHSとして、両者は明確に区別されている。もっとも、無線局免許状は事業者が管理するため、利用者が違いを意識する事は無い。総務省の資料などでは繰り返し「携帯電話・PHS」と併記するのを避けるため「携帯電話(PHSを含む)」と一度だけ表記し、後は「携帯電話」とのみ表記する場合が多い。携帯電話不正利用防止法の用語では、携帯電話・PHSによる音声通信が「携帯音声通信」と定義されている。
なお、通信衛星による自動車・携帯電話に関しては衛星電話の項を参照のこと。
[編集] 歴史
日本で初めて登場した携帯電話機は、1985年9月にNTTがレンタルを開始した「ショルダーホン」の100型である。ショルダーホンは車外でも使用できる自動車電話という位置づけであり、電話機の重量も約3kgと重かったため、携帯時はショルダーバッグのように肩にかけて持ち出す必要があった。
1987年にNTTは日本初のハンディタイプ携帯電話機TZ-802を世に出した。当時は市販の受信機で誰でも会話の内容を傍受できるアナログ式であった。1993年には会話の内容を傍受することが困難で、周波数使用効率にも優れたTDMA方式の第二世代携帯電話 (2G)(PDC方式)サービスがNTTドコモにより開始された。そして、2000年10月以降は、すべてデジタル式となっている。
1979年の旧・日本電信電話公社による自動車電話サービス事業の開始から、電電公社と事業を引き継いだNTTが自動車電話事業を独占していたが、1988年から1989年にかけて、旧・IDOや旧・DDIセルラー新規参入を果たし、初期費用や通話料金などの価格の引き下げ競争が始まった。それまでの自動車電話のユーザーは企業の経営幹部層(エグゼクティブ)などにほぼ限られていたが、土木工事現場の連絡用などにも使われ、ビジネスユースに広がるようになった。
その中で、1989年、画期的な小型携帯電話「マイクロタック」が発売され、NTTドコモ(1992年NTTから分離独立)も同様の小型携帯電話「mova」を開発して対抗した。
1994年には、自動車・携帯電話機の買取制度(携帯電話機の売り切り制)の導入とともに、初期費用、回線利用に必要な料金の大幅な値下げが行われ、通信業界全体の大きなターニングポイントとなった。NTT移動通信網(NTTドコモ)系9社、第二電電 (DDI) 系セルラーグループ8社、日本移動通信 (IDO) に、新規参入の第二弾であるデジタルホングループ(現ソフトバンクモバイル)とツーカーグループの参入のほか、端末機の供給でも家電メーカーなどが加わり、20社近くが名乗りを上げた事もあり、競争はさらに加速され、結果、携帯電話が広く一般に普及する下地が作られた。日本国内の1992年での携帯電話機・自動車電話の稼働台数は約170万台。全人口に対する普及率は約1.4%にあたる。
翌1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、有線インフラに壊滅的被害が発生した中、無線の強さを発揮した面もあるものの、当時の携帯電話は一部地区を除いて119番への接続が出来ず、また被災地周辺では繋がりにくい状態が発生する、など、後にも述べられる複数の問題点も露呈している。
同年には携帯音声通信サービスPHSが始まり、通話料の安さと携帯電話に先駆けて始まったSMSの一種・Pメール(旧・DDIポケットによる)がヒットしたこと等で若年層を中心に普及した。当初は携帯電話との相互通話が不可能という制限があったことや、携帯電話各社の値下げなどにより、逆に携帯電話の普及に弾みがつく結果となり、携帯音声通信サービスの日本国内市場では近年、契約者数ベースでは携帯電話がPHSの10倍以上を占有し続けており、支配的となっている。
また、文字転送サービス及び携帯電話でのE-mailの普及も相まって1986年頃から始まりバブル経済期に一世を風靡した無線呼び出し(ポケットベル)は、1999年頃から急速に携帯電話に取って代わられることになった。
携帯電話・PHSの契約数を多く獲得する目的で、購入時の端末価格を抑えるために、月々の基本料金から販売店へのバックマージンを支払うというビジネスモデル(インセンティブ制度)により、1円から数百円など端末原価を大幅に下回る価格で端末が乱売される事もあったが、その反面、中途解約に対して違約金を請求される「縛り」という問題もある。
2000年前後から、各キャリアの契約者数が増え、以前のように「無線の強さ」よりも、限られた電波帯域を奪い合う弊害の方が目立つようになった。とりわけ大きな地震が起きるようになると、一番手軽に対外情報を確認できるツールとして一斉に携帯電話を使うのが当たり前になってきている。そのたびに携帯電話会社の設備容量を超える発着信が発生し発信規制を敷くなど、1995年の兵庫県南部地震の頃とは状況が変わってきている。携帯電話会社や機種によって、通話と通信の両方が同時に規制される場合と、どちらかが規制される場合がある。最大手のNTTドコモは、大規模地震の時の発信数は通常時の数十倍と発表している。公共インフラ機関など、災害復旧に通信を必要とする利用者向けに、発信規制時も優先的に接続できるサービスが提供されたり、効率的に情報をやりとりできる臨時伝言板サービスが設けられるなど対応が細やかになってきている。
2005年にはツーカーグループのKDDIへの吸収合併、2006年にはボーダフォンの日本からの撤退に伴う同社日本法人のソフトバンクによる買収、2007年にはイー・モバイルの新規参入など、業界の再編も発生している。
また、海上の船舶での利用が、当初禁止されていたが解禁されて、遭難の救助要請なども行われている。尖閣諸島に基地局を建設して、実効支配を示すべきだという意見もある。
[編集] 年表
- 1985年 NTTが初の民生用可搬型無線電話機[2]「ショルダーホン」発売
- 1987年 NTT、「ショルダーホン」より小型化した携帯電話機発売
- 1988年 日本移動通信(IDO、現au)及び関西セルラーなどDDIセルラーグループ各社(現au)が新規参入。NTTの独占体制が終わる。
- 1989年 DDIセルラー(現au)が初の超小型携帯電話機「モトローラ・マイクロタック」発売
- 1992年 1993年 NTTよりNTT移動通信網各社(現NTTドコモ)へ移動体通信事業移管
- 1993年 NTTドコモ、初のデジタル方式(PDC)携帯電話開始
- 1994年 携帯電話機の売り切り制開始
- 1994年 デジタルホングループ(当時・現ソフトバンクモバイル)、ツーカーグループ新規参入
- 1997年 デジタルホングループ、携帯電話初のショートメッセージサービス「スカイウォーカー」導入
- 1998年 DDIセルラー、初のCDMA方式cdmaOne開始(IDOは1999年に開始)
- 1999年 1月1日午前2時をもって携帯電話・PHSの番号11桁化 (0x0-yz→090-xyz・070-xyz)
- 1999年 NTTドコモとIDO(現au)、アナログ(ハイキャップ)方式終了
- 1999年 デジタルホン・デジタルツーカーグループが統合しJ-フォングループに。社名も「J-フォン」を冠したものに変更
- 1999年 携帯電話からのインターネット接続サービス(携帯電話IP接続サービス)「iモード」、「EZweb」、「J-スカイ(現Yahoo!ケータイ)」開始
- 2000年 DDIセルラー・IDO、アナログ (TACS) 方式終了。これによりアナログ方式は全キャリアでサービス終了
- 2000年10月1日 KDD・DDI・IDO合併によりKDDIが発足(発足の少し前の7月に、DDIセルラーグループとIDOの全国統一ブランド「au」を導入)
- 2000年 沖縄セルラーを除くDDIセルラーグループ各社が株式会社エーユーに統合(関西セルラーを存続会社として合併したため、本社は大阪にあった)
- 2000年 J-PHONE(現ソフトバンクモバイル)から携帯電話では初のカメラ付き携帯電話が発売される。
- 2001年 KDDIが株式会社エーユーを吸収合併
- 2001年 NTTドコモ、自社開発の第三世代携帯電話であるW-CDMA方式「FOMA」開始
- 2002年 携帯電話の番号に、「080」が追加される。
- 2002年4月1日 KDDI・沖縄セルラー (au)、cdmaOne方式の発展型第三世代CDMA2000 1xMC方式「CDMA 1X」開始
- 2002年 J-フォングループの持株・事業会社をJ-フォン株式会社に一本化
- 2002年 J-フォン、第三世代携帯電話であるW-CDMA方式「ボーダフォングローバルスタンダード (VGS)」(現SoftBank 3G)を開始
- 2003年 J-フォン株式会社、ボーダフォン株式会社に社名変更
- 2003年 KDDI・沖縄セルラー (au)、PDC方式終了
- 2003年11月28日 KDDI・沖縄セルラー (au)、CDMA2000 1x EV-DO方式「CDMA 1X WIN」開始
- 2005年3月31日 NTTドコモ、プリペイド式携帯電話の新規受付を終了
- 2005年10月1日 ツーカーグループ3社(株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン関西)がKDDIと合併。事実上、KDDI への吸収
- 2006年1月28日 モバイルSuica JR電子マネー「Suica」対応開始
- 2006年4月1日 1セグメント放送「ワンセグ」開始
- 2006年4月1日 携帯電話不正利用防止法が全面施行
- 2006年6月30日 KDDI ツーカーが新規受付を終了
- 2006年8月1日 ドコモHSDPA(いわゆる3.5世代)を開始
- 2006年10月1日 ボーダフォン株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社に社名変更および、HSDPA運用開始
- 2006年10月24日 番号ポータビリティ制度開始
- 2007年3月31日 13年ぶり新規参入のイー・モバイルが定額データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」を開始
- 2007年 4月以降 携帯電話事業者が新規に提供する第三世代携帯電話端末は、110番通報や119番通報のレスポンスタイムを固定電話並に向上するため、原則としてGPS測位方式による位置情報通知機能に対応
- 2008年3月31日 KDDI ツーカー事業がサービス終了
- 2008年3月31日 ソフトバンクモバイルがPDC(第2世代)サービスの新規受付を終了
- 2008年7月1日 NTTドコモグループが統合し全国一社体制になる。
- 2010年3月31日 ソフトバンクモバイルがPDCサービス終了
- 2010年12月24日 NTTドコモが3.9世代通信サービスXi(クロッシー)をLTE方式で提供開始[3]
- 2012年3月31日 NTTドコモがPDC方式のサービスを終了する予定
- 2012年7月22日 KDDI・沖縄セルラー電話 (au)、旧800MHz帯エリアの停波、およびcdmaOne・CDMA 1Xの各サービスを終了予定
[編集] 端末
日本の音声通話端末は、1990年代は、ストレート型やフリッパー型が主流で、折りたたみ型はほとんど存在しなかったが、メールやカメラ機能などが充実するにつれ、2000年頃からは大画面化に有利な折りたたみ型が主流となり、ストレート型は少なくなった。ビジネスユースが主流だった時代は携帯電話機の本体色に使われる色は黒色系がほとんどを占めていたが、パーソナルユースの普及率の増加に従いカラー・バリエーションが展開されるようになった。2003年頃からは、折りたたみ型の画面側が回転する回転2軸ヒンジ型の形状や、メインディスプレイが常に外側を向くスライド型、回転型(リボルバー型)が増え、2006年にはワンセグ対応機種の登場にともないサイクロイド型も現われた。また、上記の基本形状の他にも、サブディスプレイや外部アンテナの有無、バッテリーの位置などさまざまな形状がある。音声通話端末でも、別売りのケーブルを使う事で、多くの端末でデータ通信も行う事が出来る。
以前は音声通話に適した端末が主流だったが、データ通信に特化した形状の端末も利用者が増えている。そのような端末で音声通話を行う時は、ほとんどパソコンやPDAに専用ソフトを入れてヘットセットを使い通話、又は音声通話に対応していないのも存在する。通信端末は、PHSの方が先行して発展している。第2世代移動通信システムが主流だった頃は、9.6kbpsや28.8kbpsなど、2010年現在では低速で通信料金も従量制が主流だったが、第3世代移動通信システムが主流になってからは3.6Mbpsなど、モバイルブロードバンドと呼ばれる高速な通信が主流になり、通信料金が定額制なのが主流になっている。その反面、意図的に速度を抑える事で安価に提供するのも存在する。
また、通信モジュールも存在し、モジュール単体では使わず、自動販売機などに組み込んで使う。取り外しを考慮していないのが多いが、PHSにはW-SIMの様に差し替えて使う事を前提としたのも存在する。
[編集] 携帯電話端末形状
[編集] 音声通話端末形状
| 形状 | 画像 | 特徴 |
|---|---|---|
| ストレート型 | 本体に大がかりな可動部分の無い、最も簡単な構造のもの。折りたたみ型が主流になってからは、少数であり、何らかのデザイン的な意図のある場合での採用がみられる。画面の大きいタッチパネルを有するスマートフォンもこの分類に入る。
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| フリッパー型 | ストレート型のキー部分にカバー(フリップ)を付けた構造のもの。フリップ型と呼ばれることもある。構造的にあまり差異がないためストレート型に含まれることもある。カバーの部分がスライドする端末も存在する。
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| 折りたたみ型 | 中央部で折りたためる構造のもの。その形状から、日本国外では「クラムシェル(貝殻)」とも呼ばれる。2010年現在、最も多いタイプ。折りたたんだ時にも情報を表示できるように、背面にサブディスプレイをもつものが多い。また近年は、1軸ヒンジの単純な折りたたみ式で、薄型の機種も出てきた。
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| スライド型 | 2枚構造の本体が、縦または横方向にスライドする構造のもの。広い画面とある程度使いやすいダイヤルキー部分を両立できる。ただし、クリアキーが可動側にある機種だと、段差で文字入力時の操作をしにくい。また、最近はフルスライダー型端末もある。
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| 回転型(リボルバー型) | 2つに分かれた本体が、回転するようにスライドする構造のもの。 | |
| 回転2軸ヒンジ型 | 折りたたみ型の構造に折りたたみ用ヒンジの軸と直交する軸を持つヒンジを加え、折り畳んだ時にメインディスプレイが内側だけでなく外側にも向くように180度回転できるもの。本体(キー側)・開閉ヒンジ・回転ヒンジ・ディスプレイ部、という構造。 | |
| サイクロイド型 | 折りたたみ型の構造に加え、ワンセグ視聴のために、メインディスプレイが横向きに90度回転するもの。(現在では右方向のみに回転する)回転した後もディスプレイ中心線と端末の中心線は一致する。 | |
| スイング型 | 折りたたみ型の構造に加え、ディスプレイ側ボディを横向き回転させることができるもの。サイクロイド型に似ているが、左右90度ずつ回転でき、横向きにしたときの位置が中央ではなく左右にずれている。
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| デュアルオープン型 | 通常の折りたたみ型は縦方向に開閉するものだが、横方向にも開閉できるもの。本体の側面に、開閉ヒンジを支える別の回転ヒンジがついている。なお、方向は排他式で、縦と横で同時に開く事は出来ない。
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| 爪切り型 | 回転型(リボルバー型)の構造に回転軸と直交する軸を持つ折りたたみヒンジを加え、折りたたみ型のような開閉も可能なもの。画面側が爪切りのてこ部のように可動する。回転2軸ヒンジ型に似ているが、スイング型のようにディスプレイを横に90度回転させて使うこともできる点が特徴。本体(キー側)・回転ヒンジ・開閉ヒンジ・ディスプレイ部、という構造。 | |
| PDA型 | QWERTYキーボード型、タッチパネルとQWERTYキーボードの2つの機能をもったスライド型の2種がある。PDAとして利用できる、スマートフォン。データ通信以外にも音声通話機能も有している。
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| BlackBerry型 | ストレート型の下部にQWERTYキーボードを備えたスマートフォン(機種によっては更にタッチパネルを備える)。データ通信以外にも音声通話機能も有している。
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| リバーシブルスタイル型 | 画面が360度回転する折りたたみ型。 | |
| セパレート型 | PDA型とスライド型の折衷で、合体させた状態ではスライド型として、操作部を分離させた状態ではPDA型として振舞う。
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| デジタルカメラ型 | デジタルカメラとPDA型携帯電話を表裏一体にした形状。 |
[編集] データ通信専用端末(無線モデム)形状
| 形状 | 画像 | 特徴 |
|---|---|---|
| PCカード型 | データ通信に特化した構造で音声通話機能を省略したもの。PCカードスロットを内蔵したノートパソコン・PDAなどのモバイル機器向け。
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| CFカード型 | PCカード型と同様、データ通信に特化した構造で音声通話機能を省略したもの。CFカードスロットを内蔵した小型モバイル機器向けで、アダプタを利用することでPCカードスロットにも装着できる。 | |
| ExpressCard型 | PCカードに代わる小型カード型インターフェース、およびその規格による拡張カード。PCカード型と同様、データ通信に特化した構造で音声通話機能を省略したもの。ExpressCardスロットを内蔵した小型モバイル機器向けで、アダプタを利用することでPCカードスロットにも装着できる。
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| ドングル型(USBスティック型) | PCカード型と同様、データ通信に特化した構造で音声通話機能を省略したもの。USBポートを内蔵した小型モバイル機器向け。PCカードやCFカードやExpressCardスロットが無いネットブックと併用する場合が多い。
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| SDIO型 | SDIOカードとしてデータ通信用PHSカードが市販されている。 | |
| モバイルWiFiモデムルーター型 | 他の通信用端末と異なり、通信端末とパソコンなどを有線で接続せず、無線LANを用いて接続し通信を行う物。
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| モバイル型 | インターネットテザリングでiPhoneやAndroid-Phoneなどのスマートフォン端末、携帯電話端末などをモデムとして使用し、携帯電話回線を通じてインターネットに接続する。 |
[編集] データ通信端末(ラップトップ・PDA端末)形状
| 形状 | 画像 | 特徴 |
|---|---|---|
| ノートパソコン型 | 小型ノートパソコン(ネットブック)やスマートブックにデータ通信機能及び音声通話機能を備えたもの。音声通話は別にヘッドセット(有線又はBluetooth)が必要。
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| ハンドベルド型・PDA型 | タッチパネル型とQWERTYキーボード型、タッチパネルとQWERTYキーボードの2つの機能をもったスライド型の3種がある。PDAとして利用できるが、音声通話機能は備えていない。
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| タブレット型 | PDA型のデータ通信端末を一回り大きくした形状。
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[編集] プラットフォーム
プラットフォームに関しても、日本は独自の発展をしてきた。
[編集] OS
日本の携帯電話のOSには長くリアルタイムOSのTRONシリーズが採用されてきたが、高機能化に伴い、汎用OSが採用されるようになった。その代表格であるSymbian OSやLinux、BREWなどを携帯電話に搭載する動きは世界的な傾向になっている。なお、日本以外の携帯電話では、iTRONの採用は、最初からほとんどない。
[編集] 日本語入力
日本の携帯電話特有の機能として、日本語入力に関連するソフトウェアが挙げられる。書き出しの文字(ひらがな)は「1」のキーに五十音図のあ行の文字、「2」のキーにか行の文字がなどが割り当てられ、この文字入力に従って入力した文字列を変換するかな漢字変換と辞書や過去の入力履歴から入力を省力化できる入力予測の組み合わせで搭載されている。ジャストシステムのATOK+、オムロンのWnnシリーズ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのPOBox(Wnnシリーズとの組み合わせ)などがある。過去には東芝のMobile Rupo、シャープのケータイShoin(基幹エンジンは富士ソフトのFSKAREN)などワープロ機に由来するものもあった。
またフォントも、字体の多様な日本語にとっては重要である。代表的な製品としては、シャープのLCフォント、NECのFont Avenue等がある。
[編集] サービス
2001年には通信速度の高速化、電波利用効率の更なる改善、通話・通信品質の向上、国際ローミングサービスの拡充などを目的としたCDMA方式の第三世代携帯電話 (3G)(FOMA、W-CDMA方式)サービスがNTTドコモにより開始された。2002年にはKDDIがCDMA2000 1xのサービスを開始。
なお、日本以外ではアナログ式が残る地域(例・北米)も存在する。
日本での携帯電話事業者は、2011年現在
である。日本では、携帯電話事業者は、当初地域ごとに別の会社でなければならなかった。その後各社ともに全国地域会社を統合している。
当初、BBモバイル(ソフトバンク)、イー・モバイル(当時は、イー・アクセス傘下の企業)が1.7GHz帯・W-CDMA、アイピーモバイルが2.0GHz帯(TDD)・TD-CDMA方式による新規参入を表明、2005年9月に基地局の免許を申請し、フィールドテストなどが行われた。同年11月にはこの3社に対し総務省が参入の認定を行い免許を交付した[4]。
その後、BBモバイルは当初、2007年4月1日にサービスを開始する予定であったが、ボーダフォンを買収し、その既設施設と割り当て周波数帯を利用するため、2006年4月ソフトバンクに交付された免許の返上を申し出た。そして2006年10月、ボーダフォンをソフトバンクモバイルへ商号変更・ブランド名をソフトバンクとし事業を展開した。
イー・モバイルはHSDPAにより2007年3月31日にデータ通信専用型サービスを開始した。
[編集] 電話サービス
日本国内では、料金制度として、月額基本料に無料通話分を含んだパック料金がある(ソフトバンクモバイルのホワイトプランなどを除く)。また、料金前払いのプリペイド式携帯電話もある。国外では、固定電話よりも普及の早い発展途上国もあり、時間貸しの公衆電話としての利用もある。
日本の場合、電報、コレクトコール、ダイヤルQ2、ナビダイヤル等、テレドーム等は、全部または一部の事業者から利用できないものがある。また、フリーダイヤル等は掛ける先(着信)側での契約がされていないと掛けられない。新幹線の公衆電話(秋田・山形新幹線を除く)からはNTTドコモ以外の事業者には発信できない。
また、留守番電話・転送電話機能やキャッチホン機能を備えたサービス・端末が一般的である。
[編集] 料金形態
音声通話の場合は通話時間、データ通信の場合は通信時間またはデータ量で算出される。 また、世界的に早い時期にデータ通信(パケット通信)の定額制を導入している(NTTDoCoMo:パケ・ホーダイ、au by KDDI:EZフラット(2004年8月からダブル定額/ダブル定額ライト)、ソフトバンクモバイル:パケットし放題(旧Vodafone時代のデュアルパケット定額))。
最近では、音声通話の定額制も一部で始まっており、大々的にCMを行ったため話題を呼んでいる。
欧米の事業者は、周波数使用権をオークションで購入する費用、日本の事業者はインセンティブに多額の費用を負担しており、両者の料金を単純に比較することはできない。
[編集] デジタル化後の動向
現代の携帯電話端末では着信の際、発信者が非通知設定・通知不可能・公衆電話発信の回線等でない限り、ディスプレイに発信者番号が表示される(固定電話のナンバーディスプレイと同等の機能)。また、端末の電話帳機能に登録している番号に合致した場合には、登録した名前も表示できるものもある。 この機能を悪用した、ワン切りという問題がある。
着信音に用いる音楽を着信メロディ[5]、操作しない状態でディスプレイに表示されている画面を待受け画面と呼ぶ。最近では着信音を歌唱音声を含めた音楽データ(着うた)に設定できる機種もある。現代では着信番号に連動して、着信時の演奏曲を設定できる機能がほとんどの端末にある。
2000年頃からの携帯電話は多機能化しており、インターネットに接続できる機種(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイなど)や、デジタルカメラを内蔵して静止画を撮影可能な機種(写メール、iショット、フォトメールなど)、さらには動画撮影ができる機種(ムービー写メール、iモーション、ムービーメールなど)、アプリケーションをダウンロードして実行できる機種(iアプリ、S!アプリ、EZアプリ(Java)、EZアプリ(BREW)(現・EZアプリ(B))、オープンアプリプレイヤー(のちEZアプリ(J)に発展) など)も多い。一部、テレビ電話も出来るようになった (FOMA/SoftBank 3G/CDMA 1X WIN)。
一方、多機能化により2003年頃から、電話機に組み込まれたソフトウェアの不具合(バグ)が頻発しているが、キャリアショップへの持込みによるソフトウェア書き換えの導入や、エアダウンロードによるネットワーク経由でのソフトウェア更新技術の導入により端末の回収、全交換に至るものは減少している。 ただし、ソフトウェアの書き換えに失敗した場合、移動機内部のデータ消失や起動不可能になるケースもあり、万全の準備をして手順どおり書き換えを行うべきである。
2006年にワンセグ放送が始まったのに伴い、ワンセグ対応端末も発売された。放送開始時はP901iTV・W33SA・905SHの3機種が販売された。
なお、2002年頃からの動向としては以下があげられる。
[編集] SIMロックと解除
総務省は、2010年4月に主要携帯電話4社(NTTドコモ,KDDI/沖縄セルラー電話連合,ソフトバンクモバイル,イー・モバイル)、消費者団体、端末製造業界代表、MVNO1社を呼び、SIMロック解除についての公開ヒアリングを行った。さらに、SIMロック解除についてのガイドライン案を5月に発表し、これに対するパブリックコメントの受付を行った。そして、6月30日には、SIMロックの解除についてのガイドラインを発表した[6]。これによると、通信事業者の自主的取り組みにより、2011年4月より、SIMロックの解除を行う、というものであり、法的な強制力の伴わない規制となっている。
[編集] 多機能化
日本の携帯電話は着信メロディやボイスレコーダーなどの音声機能、動画再生やデジタルカメラなどの映像処理機能、スケジュール管理をはじめとするPDA的な機能など様々な機能が搭載され、ネット端末としての機能も強化を続けている。その多くは携帯電話に特化した仕様で、スマートフォンを除いてパソコンやPDAとは互換性がないことがしばしばある(携帯専用サイトなど)。日本の携帯電話はワンセグ・着うた・おサイフケータイといった日本特有のサービスに対応し、日本独自の発達を遂げている(日本の携帯電話が日本国外と隔絶した形で多機能化を続けたため、半ば揶揄的にガラパゴスケータイと称されることがある)。携帯機器の項目も参照。
メインディスプレイの大きさや解像度が他国のものを大きく凌いでいるのも特徴である。2008年現在、日本と韓国以外の地域では音声端末で2.0インチ前後のQVGAクラス、スマートフォンでは3.0インチ前後のハーフVGAからVGAクラスが主流であるが、日本国内では、3.0インチ以上でかつフルワイドVGAクラスが主流になっている。
- cHTMLメール対応(デコメール、デコレーションメール、アレンジメール等)
- 時計代わりの利用(目覚まし時計)
- パーソナルコンピューター的な利用
- PIM機能
- ゲーム機
- ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジーなどの有名RPGの搭載
- 携帯ゲームの大容量化、高画質化
- 音声や音楽、画像や映像の録画や再生等
- 音楽をダウンロードして再生(着うた、着うたフル
- auでは、サービス開始後WIN全機種にau Music Player(現・LISMO Player)を搭載。
- 携帯音楽プレーヤー(MP3プレーヤー、SD-Audio、メモリースティックオーディオ等)
- ビデオクリップの再生(音楽DVD等)
- サウンドレコーダー
- デジタルカメラ
- ムービーカメラ
- GPSによるナビゲーション
- 位置情報サービス
- 地上波テレビ・ラジオ (FM・AM) 放送の視聴等(ワンセグ対応を含む)
- テレビ電話搭載
- 非接触型ICカード(FeliCa等)の搭載による、電子マネーサービスや、各種認証機能の搭載
- 防犯ブザー・緊急通報装置の搭載(現代の世相を反映して、2005年ごろから、携帯電話に搭載されている防犯ブザーあるいはボタンを操作すると、同時に指定された連絡先にメール等によって緊急事態の発生と位置情報が通知されるという機能を備えるタイプを各社が販売中であり、小学生を中心に急速に普及が進んでいる。)
- 歩数計機能の搭載
- 音声読み上げ装置
- タッチパッドの搭載
- その他(傾向、技術)
- 高機能化に対して高齢者・学童向けのシンプル機能
- PDAライクで操作できるモデルなどの出現(例:SoftBank 922SH、SH-04A)
- Bluetooth搭載で、無線音楽プレーヤーとしての利用や、自動車運転中のハンズフリー通話
- 記憶データ等の個人情報対策として指紋・顔認証機能搭載
- HDD搭載携帯電話
- 無線LANを搭載しモバイルセントレックスサービス対応
- Symbian OSやLinux、BREWなど、汎用OS搭載によるソフトウェア開発の短縮化
- 有名ブランドなどを冠した端末の登場(例:AQUOSケータイ、ウォークマンケータイなど)
- バーコード・QRコード読み取りの他、撮影した名刺からアドレス帳へ登録する為の簡易OCR機能
[編集] ビジネスモデル
日本の携帯電話のビジネスモデルは垂直統合モデルと呼ばれる。これは通信事業者が指導的立場に立って端末やサービスの仕様を決定し、端末メーカーやコンテンツプロバイダはこれに従うというものである。端末やコンテンツが事業者ごとに囲い込まれるため、新機能や新サービス、またそれを生かしたコンテンツを足並みをそろえて速やかに普及させることができる。
また、端末は事業者を通じて販売され、その後の料金収入を当て込んだ多額のインセンティブによって端末販売価格の大幅な値引きが可能となるため高機能端末の普及も促進される。しかし、利用者が事業者と端末の組み合わせを自由に選ぶことはできない(番号ポータビリティで自由化したのは電話番号と事業者の関係である)し、ある事業者のもとで提供されているコンテンツ(たとえばJavaアプリ)を他の事業者で利用することも難しい。
このようなビジネスモデルの違いにより、日本と世界では端末やサービス、ひいては携帯電話を取り巻く文化に至るまで、ガラパゴス化ともよばれる大きな違いが生じている。
一方、近年の日本ではインセンティブに頼る端末販売政策の限界(市場の飽和による新規契約数の頭打ち傾向)や矛盾(SoftBank 3G端末のSIMロック解除目当ての短期解約や転売)、寡占構造による市場構造の固定化などの弊害にかんがみ、2007年、総務省はモバイルビジネス研究会という諮問グループを設置し、市場活性化についての答申を行わせた。モバイルビジネス研究会は2007年9月に最終報告書をまとめたが、その報告書において、従来型の端末販売奨励金を中心とした販売の見直しの必要性を指摘した[7]。
この答申結果にもとづき、総務省は2007年10月に端末販売奨励金つきの従来型契約と端末販売奨励金なしの端末費用と通信費用の分離型の契約の2つをユーザーが選択出来るようにするべきであるというガイドラインを打ち出した。この総務省ガイドラインを受けて、ドコモおよびKDDIの2社は新しい料金プランを発表した。ソフトバンクモバイルは、総務省方針にさきがけ端末費用を月賦払いできるようにしていた。
[編集] 仮想移動体通信事業者
仮想移動体通信事業者 (Mobile Virtual Network Operator=MVNO) は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のことであり、2001年日本通信を皮切りに始まった。現在では携帯電話の3社独占を危惧した総務省でもその競争促進のためにMVNOを促している。2009年3月には日本通信がNTTドコモのFOMAハイスピード網において、レイヤー2でのMVNO契約を取り交わし、MVNOから他のMVNOへ回線の再々販といったこともおき始めている。当初はPHSのMVNOが多かったが、現在では3.5世代携帯 (HSDPA) 網を利用したMVNOが増えてきている。主にMVNOはインターネットサービスプロバイダが多かったが象印マホービンのポットの利用状況遠隔監視のみまもりホットラインや高級携帯電話VERTUといった、既存の携帯電話事業者では提供できないようなサービスが始まっている。
2009年7月1日時点で42社がMVNOとなっている。
[編集] 端末市場の縮小と業界再編
新しい料金プラン(分離型プラン)は、月々の通信費用負担を抑えるかわりに、端末が必要なら端末の実勢価格を払う、あるいは、端末代金の月賦払いを伴うものである。2008年は、3大キャリアのいずれもが、端末販売奨励金を廃止した分離型プランと、端末販売奨励金付きの従来型プランを並行して販売したが、大多数のユーザーは、分離型プランを選択したと報じられている。この為、必然的に、ユーザーの端末調達コストは跳ね上がり、分離型プランの2年縛り条項とあわせて、端末の買い替え間隔は、従来より大幅に伸びている。このため、既に飽和に近い携帯電話保有率と併せて、ここ数年、5000万台弱前後で推移してきた国内年間販売台数は、2007年をピークとして、以降減少に転じ、MM総研の調査データによると、2008年度3578万台、2009年度3440万台を記録した[8]。
このような市場環境の変化にともない、将来展望が描けないことから、下位端末メーカーの中には、携帯電話製造からの撤退を発表するところも出てきた。2008年4月には、京セラが三洋電機の携帯電話事業を427億円で買収した[9]。また、2008年3月には、三菱電機が携帯電話事業からの撤退を発表した[10]ほか、ソニー・エリクソンが端末納入計画を見直していると発表された[11]。さらに世界市場首位のノキア(当時日本でのシェア1%程度)も、世界金融危機による世界的な端末需要の減退、スケールメリットと市場将来性の見込めないことなどを理由として日本市場に見切りをつけ、超豪華端末ブランドのVertuを除く、NOKIAブランドの日本市場向け端末開発から撤退することを、2008年10月に発表した[12]。また、モトローラも2007年以降の業績不振により2009年2月27日をもって日本国内向け携帯電話事業から撤退している[13]。また、東芝は日本国内での携帯電話市場の将来性が見込めないことから、2009年10月以降は携帯電話の国内生産からの撤退することを2009年5月に発表し、端末納入計画を見直すこととなった[14]。
さらに端末メーカーの業界再編の流れは続き、2009年12月に、NEC、日立製作所、カシオは、それぞれの携帯電話事業を統合する事を発表した。新会社、NECカシオ モバイルコミュニケーションズは、2010年6月に発足した。続いて、2010年6月には、富士通と東芝が同じく携帯電話事業を統合すると発表した[15]。富士通と東芝の事業統合が発表どおりにすすむとすると、かつては10社以上存在した国内携帯電話メーカーは、シャープ、富士通+富士通東芝、NECカシオ、パナソニック、京セラ、ソニー・エリクソンの6社に集約されることになる。
[編集] 文化
詳細は「日本の携帯電話文化」を参照
日本語で携帯電話は、文字通りに「携帯電話」と呼ばれるが、しばしば略された「ケータイ」という名称で一般に知られている。日本に在住する人口の多くが携帯電話を所有し、その大部分は現在ではカメラ機能をはじめとする拡張機能が備わっている端末である。このように多機能化した携帯電話を大部分の人口が有する日本の事情から、国際的に見ても特異な携帯電話文化が日本には生まれた。
[編集] スマートフォン
詳細は「スマートフォン」を参照
日本では特異な携帯電話文化が発達する中、W-ZERO3シリーズなどWindows Mobileベースの日本独自のスマートフォンも開発されたが、操作が煩雑、日本特有の携帯コンテンツに対応していないなどの理由からスマートフォンはニッチ市場と言われていた。しかし、米アップル社のiPhoneがソフトバンクモバイルより発売されると、一躍大ヒット製品となりスマートフォンに注目が集まることとなった。iPhoneの後を追って、Touch Pro、BlackBerry Bold、TG01、HTC Magicといった世界モデルのスマートフォンが日本でも発売された。ただこれらの商品は注目はされたものの、大ヒットとまではいかなかった。しかし2010年4月に発売されたソニーエリクソン製のXperiaが発売されると、デザイン、高画質カメラ、音楽再生といった点が注目され、iPhone以来の大ヒット商品[要出典]となった。
[編集] データ通信
詳細は「モバイルブロードバンド」を参照
今までは携帯電話(音声端末)を主軸においており、かつてはデータ通信はPHSが主流でかつ一部のマニアが利用する程度であったが、イー・モバイルの3Gデータ通信参入と低価格ネットブックの日本国内市場参入と併せて、USBスティック型データ通信端末とネットブックのセットが、携帯電話販売店や家電量販店でインセンティブにより非常に安価に購入できる状況で、一部の一般ユーザーを取り込んでいる。また、NTTドコモもイー・モバイルへの対抗策として同等の手法をとっており、2社の間でのデータ通信シェア争いとなっている。[要出典]
また、ニンテンドーDSやPSPやiPod TouchなどのWi-Fi携帯機器の登場により、Wi-Fiが普及した為、ウィルコムとイー・モバイル、ドコモがモバイルWi-Fiルーターを発売した(ソフトバンクモバイルは、イー・モバイルMVNO契約との抱き合わせの形で、イー・モバイル向け端末のソフトバンクモデルとしてリリース)。
[編集] 政治
詳細は「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」を参照
青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律が2008年6月11日に成立し2009年4月1日に施行された[16]。法の施行後はその定めにより18歳未満の青少年が携帯電話を契約する場合、インターネット接続機能の付いた端末には予めフィルタリング(有害サイトアクセス制限)を導入する事が義務づけられた。フィルタリングは18歳未満の者は解除の申請が出来ず保護者が申し出た場合のみ解除する事が出来る。
[編集] 業務区域
| 地域 | NTT移動通信網 | セルラー / IDO | デジタルホン | ツーカー |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | NTT北海道移動通信網 | 北海道セルラー電話 | デジタルツーカー北海道 | |
| 東北地方 | NTT東北移動通信網 | 東北セルラー電話 | デジタルツーカー東北 | |
| 新潟県 | NTT移動通信網 | |||
| 関東甲信地方 | 日本移動通信 | 東京デジタルホン | ツーカーセルラー東京 | |
| 東海地方 | NTT東海移動通信網 | 東海デジタルホン | ツーカーセルラー東海 | |
| 近畿地方 | NTT関西移動通信網 | 関西セルラー電話 | 関西デジタルホン | ツーカーホン関西 |
| 北陸地方 | NTT北陸移動通信網 | 北陸セルラー電話 | デジタルツーカー北陸 | |
| 中国地方 | NTT中国移動通信網 | 中国セルラー電話 | デジタルツーカー中国 | |
| 四国地方 | NTT四国移動通信網 | 四国セルラー電話 | デジタルツーカー四国 | |
| 九州地方 | NTT九州移動通信網 | 九州セルラー電話 | デジタルツーカー九州 | |
| 沖縄県 | 沖縄セルラー電話 | |||
| 地域 | docomo | au | SoftBank | EMOBILE |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | NTTドコモ | KDDI | ソフトバンクモバイル | イー・アクセス |
| 東北地方 | ||||
| 新潟県 | ||||
| 関東甲信地方 | ||||
| 東海地方 | ||||
| 近畿地方 | ||||
| 北陸地方 | ||||
| 中国地方 | ||||
| 四国地方 | ||||
| 九州地方 | ||||
| 沖縄県 | 沖縄セルラー電話 |
[編集] 周波数帯域利用状況
詳しくは第3世代移動通信システムを参照のこと。
| 周波数帯域 | サービス |
|---|---|
| 800MHz帯 | NTTドコモ : mova (PDC) au : cdmaOne、CDMA 1X (CDMA2000 1x)、CDMA 1X WIN (CDMA2000 1x/EV-DO) |
| 800MHz帯(新) | NTTドコモ : FOMA(W-CDMA、プラスエリアのみ) au : CDMA 1X WIN(CDMA2000 1x/EV-DO、W47TおよびDRAPE (W46T) を含み、2007年以降の一部を除くWIN端末) |
| 1.5GHz帯 | ソフトバンクモバイル : SoftBank 3G (W-CDMA) の新帯域として、2010年春モデル以降の一部機種で、従来の2GHz帯とのデュアル利用 |
| 1.7GHz帯 | イー・モバイル:W-CDMA (HSDPA) NTTドコモ : FOMA(W-CDMA、東名阪地域のみ、902iS以降の一部機種) |
| 2GHz帯 (FDD:上り1.9/下り2.1) |
NTTドコモ : FOMA(W-CDMA、プラスエリア除く)、Xi(LTE) au : CDMA 1X(CDMA2000 1x、A5515Kのみ)、CDMA 1X WIN(CDMA2000 1x/EV-DO、W02Hを含み、一部を除く2006年以降のWIN端末) ソフトバンクモバイル : SoftBank 3G (W-CDMA) |
[編集] その他
- 日本の携帯電話通信周波数も韓国や中国よりも一足早く3.9世代通信(NTTdocomo クロッシィ)に参入しており2013年には、音声通話サービスにも参入する予定である。
- 日本の携帯電話会社(PHS含む)で大手5社では機種を一括購入が出来ない人の為に分割24回まで組めるようになっている。(クレジット審査をする会社も存在する)
- 日本の携帯電話会社大手5社(PHS含む)では、加入審査、分割審査(機種を一括で購入する場合は加入審査のみ)を実施する。他国携帯電話会社の審査と全く異なり日本の場合審査の基準が異常に厳しい[要出典]。(未納者や踏み倒しが多発している為。厳しいと言っても他社延滞が無ければ加入審査のみパス出来る。)
- 日本の携帯電話は、アメリカ、中国、韓国、ロシアの携帯電話端末と機能面では日本の方が進歩している[要出典]が、価格面では日本の方が圧倒的に高い。(ソフトバンクモバイルの一部機種では10万円を超える機種も存在する。)
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ TL-1042-JA携帯電話機
- ^ 警察無線の世界ではこれ以前から、完全複信式の無線電話が実用化されていた。“移動警電”こと移動警察電話。
- ^ LTEサービス「Xi」(クロッシー)
- ^ 最初の参入計画では、BBモバイルはTD-CDMA、イー・モバイルはTD-SCDMA (MC) の各方式での参入を計画し実証実験も行っていたが、会長による「現実的な選択肢」をとったことから、最終的にW-CDMA方式で事業展開することとなった。
- ^ 略称の着メロはYOZAN(関東地区でASTELサービスを提供していた元PHS事業者)の登録商標・登録番号第4194385号
- ^ SIMロックの解除についてのガイドライン
- ^ “モバイルビジネス活性化プラン”. 総務省 (2007年9月20日). 2011年9月4日閲覧。
- ^ 2009年度国内国内携帯電話出荷概況(MM総研)
- ^ 京セラが三洋電機の携帯電話事業を買収
- ^ 三菱電機、携帯電話事業から撤退――B2B事業に注力
- ^ ソニー・エリクソンがドコモ向け端末事業を見直し、縮小の公算
- ^ ノキア、日本の事業展開の見直し
- ^ 携帯電話のサポート終了について
- ^ 東芝、携帯電話の国内生産から撤退-45億円のコスト削減:日刊工業新聞
- ^ 富士通と東芝、携帯電話事業の統合で基本合意
- ^ 青少年ネット規制法が成立--フィルタリングサービス義務化:ニュース - CNET Japan
[編集] 外部リンク
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