ベストエフォート

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ベストエフォート(best effort, 最善努力)とは、最大の結果を得られるよう努力することをいう。通常、委任契約等における受任者の負うべき義務を規定する場合に使われる用語で、そのような努力がなされないときは債務不履行責任を負うものの、そのような努力がなされたうえは、結果に対する責任を負わないことを定める際に用いられる。

コンピュータおよび通信の世界では、技術用語としてもベストエフォートの語が用いられる。この文脈では、ベストエフォートとは、利用者からシステムに送られる要求がその能力を超えても、それに対して明示的な対処をしない方式を意味する。通常、能力を超えた要求は、エラーの通知も再処理もされず、黙って捨てられる。

通信事業者のインターネット回線品質がベストエフォート型を標榜する場合、網の能力を超えたトラフィックが入力された場合に超過分が捨てられる仕組み(及び、そのために、個別のインターネット回線に品質保証がないこと)を意味することが多い。いわゆるブロードバンド接続などに関連して、これを拡大解釈して「通信事業者がいかなる意味でも品質に関する義務を負わないこと」と解する傾向がある。