フリーメールサービス

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フリーメール から転送)

フリーメールサービス (free mail) とは、インターネット接続サービスに加入していなくても、必要な事項(希望のメールアドレス、パスワードなど)を入力すれば無料で電子メールアカウントが取得できるサービスのこと。こういったメールアカウントの事をフリーメールという。また、同サービスで取得したメールアドレスのことを、不要になった際すぐに捨てる(使用を放棄する)[1]こともできるため(ポイ)捨てメアド」などと揶揄されることもある。但し、有料サービスに加入すれば、一定期間Webメールへのアクセスが行われなくても自動的に抹消されることがない。

目次

[編集] 特徴

主にポータルサイトを提供している多くの会社がこのサービスを提供している。こういったメールのメールアカウントは、多くがWebメールを用いているためインターネットに接続出来る環境であればどこからでもメールのやり取りできるが、本人確認を行わなくても簡単に取得できるため匿名性が高くなり、犯罪やいたずらなどで悪用される危険が高くなる。それらの危険を避けるために以下のような制限を課されることが多い。

  • フリーメールのアドレスでは十分な本人確認ができないため、インターネットオークションなどへの出品ができない。
    • サイトによってはオークションの入札すらできないこともある。
  • 大手企業のホームページで開設されている掲示板にて、メールアドレスによる認証を取り入れている場合、フリーメールを用いての書き込みができない[2]
  • 送信先のPCにある電子メールクライアント(メールソフト)の設定によっては、フリーメールによるメッセージの受信を拒否され、削除される可能性が高い。
  • サーバがダウンするか、アクセスの殺到によりメールが全て消えたり、受信が遅延するなどの障害が発生しても、提供者は一切の責任を負わない。
  • 図書館役所など公共の施設に設置されたPCからでは、フィルタリングでアクセスできないよう設定されることが多い(これはISPWebメールでも同様である)。

多くのフリーメールサービスは、送信するメールの末端に企業の広告が自動挿入される。但し、有料サービスに加入すると、広告が消去される。

[編集] セキュリティ

フリーメールサービスを提供する大手企業のフリーメールのセキュリティは一定の信頼を置くことができるが、フリーメールのIDやパスワードを不正に入手しようと試みるフィッシングサイトが存在するため、利用には注意を払う必要がある。

また、フリーメールを提供する会社のシステムアドミニストレータは利用者のメールを覗き見ることも可能であり、社外秘の情報をフリーメールサービスに転送するのは情報漏洩のリスクも存在する。

近年では利用者のメールを解析して広告を挿入する事業者も出てきたが、広告の挿入だけに留まらず、メールの中身を事業者側で検索可能な状態に置いているケースもあり、機密情報の漏洩を防ぐため、社員によるフリーメールの利用を制限しようと試みる企業も出てきた。

また、アカウント廃止後に同名のアカウントを別のユーザが取得できることもあり、定期的にメールが配信されるサイトの場合、そこの会員であることが判明してしまう。リマインダ機能の仕様によっては、そのサイトに登録していた住所・氏名・電話番号などの個人情報も分かる可能性があり、漏洩の危険が高くなる。

[編集] データ消滅の可能性

大部分のフリーメールは、一定期間(1ヶ月~6ヶ月程度)ログインしないと、アカウントの削除や保存されているメールの全消去を行っている。これは、POP受信が可能なフリーメールの場合、ウェブでログインしなければ、OEなどのメールソフトでPOP送受信をしていても「ログインをしていない」とみなされることがあるため注意を要する。但し、有料サービスに加入をすればアカウントの削除や保存メールの消去が免除される。

特に検索エンジン系大手フリーメールで、そういった規約がない時期に入会したユーザーに対しても、規約変更後は一律にそのシステムを適用した例があり、まめに規約を確認していなければこのトラブルに見舞われることがありえる。

なお、この期間制限は、目立たない箇所に表記しているプロバイダが多く、意識的に探さなければ分からないことが多い。まったく表記していないプロバイダもある。

また、中小のフリーメールなどでは、事前にユーザーにまったく告知をせずにサービス廃止をすることもあり、送受信はもとより保存されていたメールも消滅してしまう。

このため、定期的にバックアップを取っておくか、POP受信もしてそれをバックアップ代わりにするなどの対策が求められる。

[編集] 主なフリーメール

メールアドレスの「****」の部分は、ユーザが一定の範囲で任意に選択することができる。@以下はサーバー名で、ユーザーは自由に選択できない。

[編集] フリーメールの有料サービス

一部のフリーメールには、年間又は月間の料金を払う事で、受信容量の増大やアカウントの無期限保持や広告の消去が可能であり、一部サービスでは短縮ドメインが取得できる。

[編集] 主な有料サービス

  • gooメール:gooメールアドバンス(月額200円)
    • メールアドレス:hoge@goo.jp(hoge@mail.goo.ne.jpも受信可能)
    • 容量アップ(25MB→2000MB)・アカウント保持(6ヶ月→無期限)・メーラーでの受信
  • Windows Live Hotmali:Windows Live Hotmail Plus(年額2520円)・MSN 9 Premium(月額1344円)
    • 容量アップ(5GB→10GB)・アカウント保持(120日→無期限)・メーラーでの受信・広告消去
  • Yahoo!メール:Yahoo!プレミアム(月額294円)
    • 容量アップ(1GB→1.5GB)・広告消去

[編集] その他

Yahoo!メールについては、Yahoo!BBにプロバイダー加入しているとYahoo!プレミアムと同様のサービスが受けられ、かつ、hoge@yahoo.co.jpのほかにhoge@ybb.ne.jpのドメインも付加される。@niftyメールでは、@niftyへのプロバイダー加入でISPメール同等の扱いになると思われる[要出典]

[編集] 脚注

  1. ^ フリーメールの場合、一定期間(1ヶ月~6ヶ月程度)Webメールへのアクセスが行わなければ、自動的にアカウントが抹消され、使用できなくなる。
  2. ^ かつてセガアクアプラスなどゲームメーカー数社のHPで開設された掲示板にこのような認証を取り入れていたことがあり、フリーメールや携帯電話のメールアドレスでは認証されない仕様が実装されていたが、現在はサービスを終了している。

[編集] 関連項目