パセリ

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パセリ
Parsley Curled.jpg
パセリ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: オランダゼリ属[1] またはオランダミツバ属[2]
Petroselinum
: オランダゼリ P. crispum
学名
Petroselinum crispum
和名
オランダゼリ[1]
オランダミツバ[2]
英名
parsley
パセリ
パセリの露地栽培

パセリparsley、学名: Petroselinum crispum)は、セリ科の1種の二年草野菜として食用にされる。和名はオランダゼリ(和蘭芹)。フランス語名はペルシ (persil)、漢名は香芹(こうきん、拼音: xiāngqín シアンチン

品種改良によって葉が縮れているものがよく使われ、カーリーパセリ (curly parsley) とも呼ばれる。イタリアンパセリ(学名:P. neapolitanum)は同属別種。中国パセリ(コリアンダー、学名:Coriandrum sativum)は同科別属。

特徴[編集]

地中海沿岸原産。草丈は15–25cmで、さわやかな香りを持ち、あざやかな緑色をしている。古代ローマ時代より料理に用いられており、世界で最も使われているハーブの1つでもある。地質や気候への適応性に優れ、栽培が容易なため世界各地で栽培されているが、乾燥には弱い。なお葉が縮れているものは人間の品種改良によって生み出されたものであり、自然界では不利になる形質である[3]

用途・効果[編集]

日本では主に料理の付け合わせや飾り(デコレーション)として使われるが、他にもそのまま食用としたり、ブーケガルニなどにして香りづけに用いたり、におい消し、飲用など多種多様の形で利用されている。また、パセリは精油成分を多く含むハーブの1つでもある。 パセリは油分を中和する働きがあるとされているが、分解はされずそのまま吸収される。

精油[編集]

独特の香りは、アピオールなどの精油成分によるもので、口臭予防、食欲増進、疲労回復、食中毒予防効果などがある。

種子[編集]

種子の抽出液は肌のシミをとる効果があり、肌の手入れに用いたりもする。ただし大量に用いると、血圧低下、麻痺などを起こすことがある[要出典]

食用[編集]

パセリ、生
100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 151 kJ (36 kcal)
6.33 g
糖分 0.85 g
食物繊維 3.3 g
0.79 g
飽和脂肪酸 0.132 g
一価不飽和脂肪酸 0.295 g
多価不飽和脂肪酸 0.124 g
2.97 g
トリプトファン 0.045 g
トレオニン 0.122 g
イソロイシン 0.118 g
ロイシン 0.204 g
リシン 0.181 g
メチオニン 0.042 g
シスチン 0.014 g
フェニルアラニン 0.145 g
チロシン 0.082 g
バリン 0.172 g
アルギニン 0.122 g
ヒスチジン 0.061 g
アラニン 0.195 g
アスパラギン酸 0.294 g
グルタミン酸 0.249 g
グリシン 0.145 g
プロリン 0.213 g
セリン 0.136 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(53%)
421 μg
(47%)
5054 μg
5561 μg
チアミン(B1)
(7%)
0.086 mg
リボフラビン(B2)
(8%)
0.098 mg
ナイアシン(B3)
(9%)
1.313 mg
(8%)
0.4 mg
ビタミンB6
(7%)
0.09 mg
葉酸(B9)
(38%)
152 μg
ビタミンB12
(0%)
0 μg
コリン
(3%)
12.8 mg
ビタミンC
(160%)
133 mg
ビタミンD
(0%)
0 IU
ビタミンE
(5%)
0.75 mg
ビタミンK
(1562%)
1640 μg
ミネラル
カルシウム
(14%)
138 mg
鉄分
(48%)
6.2 mg
マグネシウム
(14%)
50 mg
マンガン
(8%)
0.16 mg
セレン
(0%)
0.1 μg
リン
(8%)
58 mg
カリウム
(12%)
554 mg
ナトリウム
塩分の可能性あり)
(4%)
56 mg
亜鉛
(11%)
1.07 mg
他の成分
水分 87.71 g

成分名「塩分」を「ナトリウム」に修正したことに伴い、各記事のナトリウム量を確認中ですが、当記事のナトリウム量は未確認です。(詳細

%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

栄養価は極めて高く、ビタミンAβカロチン)、ビタミンB1ビタミンB2ビタミンC など多くのビタミンを含み、カルシウムマグネシウムなどのミネラルも野菜の中でも屈指である。他にも食物繊維葉緑素カリウムなども含み、これら栄養素の含有量は、野菜の中でもトップクラスである。

ただし、日本では料理の飾りとして使われるパセリをあまり食べない人が多いと言われている。

言葉[編集]

日本国内の新聞社が、結婚適齢期を過ぎ去った女性に対し「誰にも手をつけられず残ったもの」という意味を込め「パセリ」と呼ぶことがある。という自説を掲載したことがある[4]

注釈[編集]

外部リンク[編集]