青汁
青汁(あおじる)とは、緑葉野菜(ケールなど)を絞った汁のこと。
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概要[編集]
健康食品として飲用される。多くの場合、粉末の状態で商品化されている。色が緑なのに「青」汁としているのは、野菜を「青菜」などと表現する日本語古語での用法の名残である。
まずさで有名になったが、その一般化と共に品質改良や多種化が進み、最近は大麦若葉・小松菜・ヨモギ等を使い味を改善したものが増えている。また最近バラエティ番組の罰ゲーム用品としては、味への慣れや多用などによりインパクトが弱くなっている面もあり、新たなものの開発(ノニジュースなど)が一部行われている。
また、栄養価が高いことからペット(特に草食・雑食の爬虫類など)の常用食や病気療養食(液状のためスポイトやシリンジを使っての強制給餌にも使い易い)として使う者もいる。
歴史[編集]
味のまずさから、長年一部の健康に強い関心がある人や九州地方でのみ知られるマイナーなものだった。しかし1990年代に全国区のバラエティ番組で罰ゲーム用品として使われたことをきっかけに注目される。同時にそれまで九州限定だったキューサイのCMでの、八名信夫の「あーっ、不味いーっ!もう一杯」発言(台本通りではなく、撮影時あまりの不味さに思わず出た発言が採用された)もインパクトを持って全国に知られるようになる。以降、バラエティ番組の罰ゲームの常連となり[1]、宴会等の罰ゲームとしても用いられるようになった。また折からの健康ブームに乗り、一般的に消費されるようになった。味がまずいと言っても別に吐くほどのものではなく、その味はどちらかと言うと海苔にかなり近いので、一度飲みなれたら特に気にかける事もなくなる。サンプルを牛乳に溶かして飲む人もいる。
摂食上の注意[編集]
青汁はカリウム、リン、ビタミンAを多く含んでおり、人工透析をおこなう患者には健康状態を悪化させることがあるため摂取には注意が必要である[2]。またビタミンKを多く含むため、循環器系の疾患対策の薬剤を飲用している場合効果が弱くなることがある[3]。ニューキノロン系抗菌剤の薬理効果を阻害することがある[4]。
研究[編集]
青汁投与により、総コレステロールとLDLコレステロールの低下、n-3系多価不飽和脂肪酸の構成比率とn-3/n-6多価不飽和脂肪酸比率の増加、α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の増加が見られた[5]。またNK細胞活性の上昇、血液中のインターロイキン2(IL2)が増加した[6]。
製造・販売者[編集]
○・大麦若葉主体●・ケール主体
- やずや○
- キューサイ●
- アサヒ緑健○
- ファンケル●
- グリーンハウス●
- サントリー○
- 田辺食品●
- ヤクルトヘルスフーズ●○
- 森下仁丹○
- 遠藤青汁●
- 遠赤青汁●
- 増田採種場●
- ダイショー●○
- 青汁春秋●
- FAN SHOP●
- シャイン株式会社○
脚注[編集]
- ^ たとえば、森田一義アワー 笑っていいとも!では、1コーナー「真夏(恐怖)のドカン大作戦」で罰ゲームとして使用されていた。(おいなりーず「青汁ファイト!」という曲に合わせて一気飲み)脳内エステ IQサプリでも、罰ゲーム用の「スッキリジュース」として登場した。
- ^ 臨床透析2008Vol24No.13(日本メディカルセンター)[1]
- ^ 知多ファーマシューティカルケア研究会[2]
- ^ 「薬物相互作用および有害作用の予測・回避対策に関する医療薬学的研究」角田昌彦(福岡大学薬学部疾患管理学教室)[3]
- ^ 蒲原聖可『サプリメント事典』(平凡社、2004)p.181
- ^ 瀬川至朗『健康食品ノート』(岩波新書、2002)p.47