カルダモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| カルダモン | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カルダモン
|
||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Elettaria cardamomum (L.) Maton (1881)[2] | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| cardamon [2] |
カルダモン(英: cardamon, cardamom、学名:Elettaria cardamomum)は、ショウガ科の多年草である。和名は小荳蒄(ショウズク、「小豆蒄」とも書く)。
紀元前2世紀ごろにはすでにインドからヨーロッパに輸出されていた、最も古いスパイスのひとつ。ユーカリ油、樟脳、そしてレモン油の香りが入り混じったような樹脂系のさわやかで上品な香りがあり、「スパイスの女王(the queen of spices)」と呼ばれることがある。「高貴な香り」と形容されることも多い。
現在市場に流通しているカルダモンにはマイソール、マラバール、セイロンの3タイプがある。
利用 [編集]
種子の乾燥品は香辛料として用いられ、カレー料理にはかかせないスパイスのひとつとされる。その他に肉料理の匂い消しやパン、ケーキの風味付けに用いられる。チャイの香りづけにも、クローブ、ジンジャー、シナモンとともにかかせないスパイスである。また、中近東ではコーヒーにカルダモンの精油や種子の粉末を加えたカルダモンコーヒーが好まれている。
種子は生薬「小豆蒄」として日本薬局方に収録されており、芳香健胃作用(インドでは体力増進のためにカレーのスパイスとして用いられる)がある。
完熟して開裂する前に収穫した実を乾燥させ、水蒸気蒸留することで精油をとる。
脚注 [編集]
- ^ 米倉浩司 『高等植物分類表』 北隆館、2010年、重版。ISBN 978-4-8326-0838-2。
- ^ a b Missouri Botanical Garden. “Elettaria cardamomum (L.) Maton”. Tropicos. 2012年8月19日閲覧。