醍醐湯

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醍醐湯
種類
発祥国 朝鮮
原料 烏梅沙仁白檀草果蜂蜜
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醍醐湯
各種表記
ハングル 제호탕 [tɕe.ɦo.tʰaŋ]
漢字 醍醐湯
発音 ジェホタン
日本語読み: だいごとう
ローマ字 jeho-tang(2000年式
cheho-t'ang(MR式
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醍醐湯(ジェホタン、: 제호탕)は、蜂蜜韓医学で用いられるいくつかの生薬を使って作られる伝統的な朝鮮の冷たい飲み物である。使われる生薬としては、烏梅(オメ、오매; 燻した未熟な梅の実)、沙仁(サイン、사인; シュクシャ)、白檀香(ベクダンヒャン、백단향)、草果(チョグァ、초과)がある[1]。粉末にされた生薬は蜂蜜と水と混ぜ合わされ、次にこれを煎じる[2]。これが冷えた後、冷水で薄める[2]朝鮮王朝宮中料理英語版では最もよい夏の飲料と考えられた[2][3]

出典[編集]

  1. ^ jeho-tang” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 2017年4月25日閲覧。
  2. ^ a b c jeho-tang” (朝鮮語). Doopedia. Doosan Corporation. 2017年4月25日閲覧。
  3. ^ 김, 춘련. “jeho-tang” (朝鮮語). Encyclopedia of Korean Culture. Academy of Korean Studies. 2009年12月3日閲覧。

関連項目[編集]