シッケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
シッケ
松の実を浮かべたシッケ
各種表記
ハングル 식혜
漢字 食醯
発音 シッケ
ローマ字 Sikhye
テンプレートを表示

シッケ식혜)は朝鮮半島伝統の発酵飲料である。日本甘酒に似る。

概要[編集]

炊いたもち米麦芽粉から抽出した水に入れて発酵させてから砂糖を入れて短時間火にかけ、冷たくしてから、干しナツメ松の実柚子の皮、あるいは石榴の実を浮かべて飲む。 シッケは発酵飲料であり、他にも水正菓(スジョングァ)や花菜(ファチェ)などと呼ばれる飲むデザートがあるが、これらは発酵を必要としないためシッケとは異なる。

シッケの隠し味に生姜柚子茶を入れることもある。地方のバリエーションに、大根唐辛子粉が入る慶尚道の安東シッケ、江原道蓮の葉シッケ、京畿道カボチャシッケ、もち米の代わりにトウモロコシを使ったトウモロコシシッケ、江華島高麗人参シッケなどがある。

非常にポピュラーな伝統の飲み物であったが、現代の韓国では若者離れも進む。正月の茶菓膳や酒席などの後に デザートとして飲まれる。缶やビンに入った物を日本の韓国食品店でも購入することができる。

麦芽に含まれるアミラーゼ加水分解作用でもち米のデンプンが分解され、甘味物質に変換される。アルコール分はほとんどない。

参考文献[編集]

関連項目[編集]