セロリ

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セロリ(セルリー、セレリィ)
W serori4051.jpg
セロリの花
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: オランダミツバ属 Apium
: セロリ(広義)A. graveolens
変種 : セロリ A. g. var. dulce
学名
Apium graveolens L.
var. dulce (Mill.) DC. (1830)[1]
和名
オランダミツバ
英名
celery
店頭で販売されるセロリ
セロリの種
セロリ、生
100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 67 kJ (16 kcal)
2.97 g
糖分 1.83 g
食物繊維 1.6 g
0.17 g
飽和脂肪酸 0.042 g
一価不飽和脂肪酸 0.032 g
多価不飽和脂肪酸 0.079 g
0.69 g
トリプトファン 0.009 g
トレオニン 0.02 g
イソロイシン 0.021 g
ロイシン 0.032 g
リシン 0.027 g
メチオニン 0.005 g
シスチン 0.004 g
フェニルアラニン 0.02 g
チロシン 0.009 g
バリン 0.027 g
アルギニン 0.02 g
ヒスチジン 0.012 g
アラニン 0.023 g
アスパラギン酸 0.117 g
グルタミン酸 0.09 g
グリシン 0.021 g
プロリン 0.018 g
セリン 0.02 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(3%)
22 μg
(3%)
270 μg
283 μg
チアミン(B1)
(2%)
0.021 mg
リボフラビン(B2)
(5%)
0.057 mg
ナイアシン(B3)
(2%)
0.32 mg
(5%)
0.246 mg
ビタミンB6
(6%)
0.074 mg
葉酸(B9)
(9%)
36 μg
ビタミンB12
(0%)
0 μg
コリン
(1%)
6.1 mg
ビタミンC
(4%)
3.1 mg
ビタミンD
(0%)
0 IU
ビタミンE
(2%)
0.27 mg
ビタミンK
(28%)
29.3 μg
ミネラル
カルシウム
(4%)
40 mg
鉄分
(2%)
0.2 mg
マグネシウム
(3%)
11 mg
マンガン
(5%)
0.103 mg
セレン
(1%)
0.4 μg
リン
(3%)
24 mg
カリウム
(6%)
260 mg
ナトリウム
塩分の可能性あり)
(5%)
80 mg
亜鉛
(1%)
0.13 mg
他の成分
水分 95.43 g

成分名「塩分」を「ナトリウム」に修正したことに伴い、各記事のナトリウム量を確認中ですが、当記事のナトリウム量は未確認です。(詳細

%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

セロリ: celery、学名: Apium graveolens var. dulce)は、セリ科植物

概要[編集]

オランダミツバ清正人参(きよまさにんじん)、セルリーセレリィ、塘蒿とも呼ばれ、コーネル、トールユタなどの品種がある。中国で改良されたキンサイ芹菜、英: Chinese celery)は、広東セロリ(カントンセロリ)やスープセロリとも呼ばれる。、ほぼ全ての部分を食用にできる。独特の強い香りがある。セロリアック、セルリアックなどの名称で呼ばれる根菜は同種の別変種

特徴[編集]

色は、淡緑、黄白などで淡色野菜に分類される。品種が色によって黄色種、緑色種、中間種に大別される。茎の高さは約30 - 75cm。

歴史[編集]

ヨーロッパ中近東の広い地域にわたる冷涼な高地の湿原が原産といわれる。古代ローマギリシャにおいては食用にせず整腸剤、強壮剤、香料として利用された。食用に使われるようになったのは17世紀に入ってから。

日本

加藤清正文禄・慶長の役の際に日本に持ち帰ったという説がある。そののち、1800年頃にオランダ船により運ばれたが、独特の強い香りのために普及しなかった。盛んに栽培されるようになったのは戦後、食生活が洋風化していってからのことである。

利用[編集]

食用[編集]

茎・葉は生食されるが、その他にも漬物佃煮スープシチューなど肉料理の香味野菜として使用される。キンサイは炒め物にもよく使われる。

その他[編集]

を炒ったものや、種から搾取したも食べられるが、この油は子宮を刺激する作用を持ち、流産早産の危険性があるので、妊婦が油を大量に摂取することは避けるべきである。 また、蒔種用に栽培するものは食べることを想定せずに農薬を使用していることが多いので食用は避ける。

搾油のほか、実は乾燥させて香辛料、薬用としても使用される。セロリの種から製した香辛料は「セロリシード」と呼ばれ、ピクルススープなどに用いられる[2]。このセロリシードの粉末と食塩とを混ぜたものを「セロリソルト」と呼び、やはり香辛料として用いられる[2]

生産[編集]

現在、日本で食用として栽培されている物のほとんどは、アメリカで作られた品種を元にしているが、キンサイの栽培も行われている。日本に輸入される割合は、アメリカ産のものが一番多い。また、輸入品の場合検疫の関係で葉より上部の部分は全て切り落とされ、茎より下の部分のみであるため、国産品と輸入品の見分けが付きやすい。

生産国[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Missouri Botanical Garden. “Apium graveolens var. dulce (Mill.) DC.”. Tropicos. 2012年7月29日閲覧。
  2. ^ a b 大辞林松村明編、三省堂2006年、第3版、1415頁。ISBN 978-4-385-13905-0