一休さん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 文学 |
|---|
![]() |
| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
| お知らせ |
| このテンプレートの解説ページができました。使用されるべき記事が決まりましたので一度ご確認ください。 |
一休さん(いっきゅうさん)は臨済宗の禅僧一休宗純の愛称。主に、その生涯に様々な説話を残した事から江戸時代に説話が作られ、頓知で有名となる。
昭和の中頃まで、絵本の童話の題材、紙芝居の題材として良く用いられていた。特に、屏風の虎退治などの話は有名。
目次 |
[編集] 代表的な説話
殆どが江戸時代に作られた物で、実在の一休が周建を名乗っていた幼少時代に時代が設定される。
[編集] 屏風の虎退治
足利義満が一休に出した問題の一つ。 「屏風絵の虎が夜な夜な屏風を抜け出して暴れるので退治して欲しい」と義満が訴えたところ、一休は「では捕まえますから虎を屏風絵から出して下さい」と切り返し、義満を感服させた。
[編集] このはし渡るべからず
桔梗屋が一休に出した問題の一つ。 店の前の橋を一休さんが渡ろうとすると、「このはしわたるべからず(『この橋を渡るな』の意)」と書いてある。しかし一休は、「この端(はし)渡るべからず」と切り返し、橋の真ん中を堂々と渡った。
後日談で、同じ問題に加えて”真ん中も歩いては駄目”と難題を出されたが、“橋に乗らねばよいのだろう”と敷物を敷いてその上を歩いて渡ってきた。
[編集] 実在の一休
一休の史実については、「一休宗純」の項を参照のこと。
アニメは一休をモデルとする『一休咄』などの頓智咄(とんちばなし)を原作としている。ただし、『一休咄』は作者不詳で、世に出たのは一休の遷化から200年余り後の江戸時代前期・元禄年間である。『一休咄』は民衆の願いを歴史上の人物に仮託した読み物で、一休の事績の他に、一休になぞらえた民間説話や登場人物を他の高僧から一休に置き換えた伝説が数多く挿入されており、史実とは言い難い。
[編集] TVアニメの『一休さん』
1975年10月15日から1982年6月28日まで、NETテレビ(日本教育テレビ、本放送中の1977年よりテレビ朝日)系列で全296話が放送された。中央児童福祉審議会推薦番組。
制作は東映動画(現東映アニメーション)。東映および東映アニメーションが製作してきたシリーズでない単体のアニメ作品としては、2007年に「ONE PIECE」に記録を塗り替えられるまで、長らく最長の話数を誇っていた。
もともとは1クール(3ヶ月)の予定だった[1]とされる。 裏番組には、「ほんものは誰だ?!」(日本テレビ)、「ブラザー劇場」→「人生ゲームハイ&ロー」(TBS)、「クイズグランプリ」「スター千一夜」→「いじわるばあさん」(フジテレビ)等があり、さらにはNHK総合テレビすら1978年からは科学情報番組「ウルトラアイ」を投入した。強力なバラエティ・クイズ・ドラマなどが並ぶ裏番組の強い時間帯で、長期間の放映を成し遂げた。
初期は日本船舶振興会(会長が笹川良一の時代)の一社提供番組で、間のCMは山本直純作曲「火の用心のうた」がよくOAされていた。当初は水曜19:30からの放送だったが、半年後に月曜19:30に移動した。放送末期のスポンサーはハウス食品の一社提供となっていた。
1960年代末に日本の民話をアニメ化する企画がこのアニメの原案である。その際、他の物語が数案あったが、最終的にこの物語に決定した。しかし、衣装の古さや仏教色の強さなどから、作品が日の目を見るには、本放送期間並みの年月を要することになった[2]。
禅僧一休宗純の子供時代をモチーフにしている。 禅寺の安国寺(あんこくじ)を舞台に、一休がとんちを使ってさまざなな問題を解決していく。登場するキャラクターをユーモア豊かに描きつつも、南北朝の騒乱さめやらぬ混乱した時代背景を織り交ぜて展開する。
なお、大半の期間は一休の事件解決の痛快さが売り物だが、初期については南北朝の動乱直後の問題の深さ故に失敗する話や、伊予の局と会えずに悩む話(後の作品では一休に会って助言する話もある)など、痛快とは言い難い話もある。また、一休が武家同士の利己的な戦乱に蹂躙される庶民の姿に心を痛めたり、同じく将軍の命に忠実に従って出陣する新右衛門を複雑な表情で見送るなど、頓智咄の枠に収まらないシリアスな描写もみられる。中期以降は頓知話の種が尽きて、古今東西の物語を翻案したエピソードが多い。
番組初期の20話に、母親の伊予の局の厳しい言葉に衝撃を受けた末に、琵琶湖へ身を投げる(自殺未遂)。21話の冒頭で救われるが、本放送では時間帯が移動しておりかつ特別番組の放映で20話と21話の間が数週間開いている。これは成人後のエピソードの翻案とも考えられるが、当時の児童層の視聴者には酷な展開だったとも言われる。
最終回は一休が安国寺を去り修行の旅に出る話で、レギュラー登場人物一同が別れを惜しみ一休の旅の無事を祈るという設定である。ハッピーエンドの結末であるとともに一休(史実のこの時の名は周建)の子供時代の終わりと成長そして高僧への道を暗示した内容となっている。 最終回は普段の一休さんと全く違ったテイストを出しており、”ユーモア”が全く無い真摯な雰囲気になっている。
毎回、話の終わりに一休さんが『はぁ~い。面白かったぁ?じゃぁ~ねぇ~。』とのセリフがある。これは、虎や橋の話等、ユーモアのある笑い話系ではこの終わり方で、政治や人権、道徳に関するシビアな話、または感動系の終わりには、『はぁ~い。どうだった?じゃぁ~ねぇ~。』に変わる。 第74話のみ、一休さん不在の際に外観和尚がとんちを考える話で、その回は中間の『慌てない慌てない』アイキャッチも含めて和尚が務めた。
平均視聴率は24.2%、最高視聴率は1976年3月10日放送の27.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
このアニメは日本国外でも放送された。特に仏教国のタイでは教育的な内容から好まれ、Dr.スランプやドラえもんが放映されるまではもっとも人気のあるアニメだった。中国でも人気があり、孫佳星が歌った主題歌が100万枚を超えるヒットになった[3]。2006年7月から、ハワイの日本語ケーブルテレビ局、NGN(Nippon Golden Network)で、英語字幕つきで放送されている。
[編集] キャラクター・キャスト
- 一休(藤田淑子)
- 本作品の主人公で実在の人物一休宗純をモデルとする。幼名は千菊丸(せんぎくまる)。安国寺では一番の後輩。正義感が強く心優しい、聡明な小坊主。史実では「周建」の時代と推測される。
- 苦手なものに蜘蛛、カミナリ、露姫(やんちゃ姫)、どちて坊やなど。
- 後小松天皇の庶子であることがアニメでは少しだけ触れられている。
- さよちゃん(桂玲子)
- 一休の友達。安国寺境内の裏手に祖父の吾作と一緒に暮らしている。両親とは死別しており、どちて坊やとの会話で、戦に巻き込まれて犠牲になった事が語られている。懐に母の形見の櫛を持っている。
- 秀念(しゅうねん)(はせさん治)
- 安国寺では一番年長の兄弟子。兄貴風を吹かすものの、調子に乗りやすい面がある。桔梗屋の弥生に惚れている。初期は一休を小生意気と辛く当たることもあったが、弥生とのある一件を境に和解し、以降は良き兄貴分となる。
- 哲斉(てっさい)(清水マリ5話まで → 神谷明6・7話→ 井上和彦22話以降)
- 安国寺の小坊主。 出家しているものの、将軍に敵対する南朝方の新田家ゆかりの人物。7話で一時還俗し戦いの世界へ戻るが、22話で再び寺へ戻ってくる。初めは生真面目で頑なな性格だったが、やがて皆と打ち解けていく。絵を描く事が趣味。
- 珍念(ちんねん)(鈴木富子)
- 安国寺の小坊主。 太っちょで食いしん坊。「トンカツ食って馬勝った」の名台詞は、実は彼の発言。おっとりしてマイペース。
- 黙念(もくねん)
- 安国寺の小坊主。背丈は一休くらいで、ちょっとおっちょこちょい。
- 哲梅(てつばい)(中野聖子)
- 安国寺の小坊主。 地味であまり目立たない。そばかすが特徴。
- 外観和尚(がいかんおしょう)(宮内幸平)
- 貧乏寺である安国寺の住職。小坊主達を厳しく時に温かく見守っている。将軍さまが一休をへこましたいがために度々難題を持ちかけてくるのを「義満公にも困ったものじゃ」とぼやく。一方で将軍さまや桔梗屋等の相談に乗ることもある。
- 実在の住職は像外集鑑で、これから一文字ずつ頂き、字を変えたと見られる。安国寺も室町幕府が後援している寺院であり貧乏寺ではない。
- 吾作(山田俊司)
- さよの祖父。貧しい寺男。大根作りの名人である。
- たま
- さよが飼っている猫。
- 性別は不明確で、回によってはメス猫の前で張り切るタマがオスとされたり、将軍様の可愛がるメス猫”ルリ”に焼きもちを焼くシーンでさよに「お姉さんなんだから」とメス扱いされたりと、まちまちである。
- てるてる坊主
- 普段は安国寺の渡り廊下前の木にぶら下げられている、てるてる坊主。
- 時折、悩んだ一休が母に見立てて相談をしたりする。表情豊か。
- どちて坊や
- なにかにつけて「どちて?」と聞く。このため多くの者が回答に窮する。やんちゃ姫さえ寄せ付けず、ある意味、この物語における最強の人物。実は戦災孤児で、南北朝争乱によって両親を失っている。
- 蜷川新右衛(ヱ)門(にながわしんえもん)(野田圭一)
- モデルは実在の人物である蜷川親当(にながわ ちかまさ)か、その父蜷川親俊か。寺社奉行という幕府の高官で武芸の達人でもある。普段は将軍の命により、天皇の御落胤という出自を持つ一休の周辺を監視している。云わばお目付け役だが一休とは非常に仲がよく、平素から将軍のわがままに手を焼いているため一休に助けを請うこともしょっちゅうである。彼が「いっきゅうさ~ん!一大事でござる~!」と安国寺に駆け込んでくるパターンはこのアニメの王道。末姫に惚れているが、自らが末姫に惚れられていることには気付いていない。
- 風貌は、髷が長髪、など、どこか放送当時の青年を思わせる姿にデザインされている。
- 実際の蜷川氏は山城守護および政所執事を世襲した伊勢氏の親族であったため、伊勢氏の下で山城守護代および政所代として軍事・警察および財務・訴訟を司る一族として活躍した。また幕府の奉公衆でもあり、隣国丹波に所領を与えられ有事の際には軍事力を提供した。
- 実在の人物として蜷川新右衛門という連歌師がいるが、一休宗純の連歌の弟子であり、頓智の弟子ではない。歴史上では一休が壮年になってからの関係であり一休より歳若である。また、「寺社奉行」は史実では室町幕府には存在せず、江戸幕府の老中の次の高官である。
- K-1ファイター武蔵は、彼の子孫とされている。
- 将軍さま(山田俊司)
- 室町幕府の第三代将軍足利義満。南朝側の母を持つ一休の行動を警戒している。と同時にいつかは賢い一休をへこましたいと思っており、しばしば呼び寄せては無理難題をふっかけるのだが、大抵一休のとんちに一杯食わされて地団駄を踏むはめになる。非常に子供っぽい反面、素直に一休さんに対して負けを認めるあたりは、器量が大きく潔いとも言える。実際に作中でも、将軍さまの息子が一休さんの頓智を認めず、負けを認めないのをたしなめるエピソードがある。わがままで戦も頻繁に行い、民の生活を顧みない事が多いが、時には正義感から仁政を行う事もある。ただしこれも、一休さんの頓智に負けた結果による事も多い。露姫が苦手で、遊びに来たときには新右衛門や一休に面倒を見させている。
- 実在の人物だが、史実の足利義満は、一休が生まれた時には既に将軍職を息子の足利義持に譲っており、金閣寺も義満の隠居所である。一休の時代においては「将軍さま」ではなく、「前将軍さま」か「太政大臣さま」が正しいのだが、番組スタッフがあえて将軍として登場させたという。史実でもアニメの描写に輪をかけてわがままな性格と言われるが、室町時代の全盛期を築いた有能な人物だった。
- 桔梗屋利兵エ(ききょうやりへい)(緒方賢一)
- 幕府御用達の商人。本職は米問屋らしいが、色々と手広く商売をやっている。豪商の常でお金に目が無く、度々阿漕な商売をして痛い目にあうか一休にとんちでとっちめられるが、懲りない。一休に嫌がらせをする事もしょっちゅうだが、困り事は一休に泣きついて相談を持ちかける。根は悪い人ではなく、将軍にはもちろん、安国寺にも度々つけ届けをしており、案外信心深い。
- 桔梗屋弥生(ききょうややよい)(小山まみ→吉田理保子)
- 桔梗屋利兵エの美人で我侭な一人娘。父の商いの手伝いをしている。一休への嫌がらせも自ら行うが、困り事は父親同様一休さんに泣きついて相談を持ちかける。一休の兄弟子秀念さんが、秘かに想いを寄せている。
- 伊予の局(いよのつぼね)(坪井章子→増山江威子)
- 一休の母。公家の娘で天皇の女官。将軍に敵対していた南朝側の公家の出身であったため、将軍によって一休と引き離され小さな家に暮らしている。将軍は後にこれを恥じ、一休と住めるように大きな家を建てるが、一休はこれを断る。息子の身を日々案じ、修行を重ねて立派な僧になって欲しいと願っている。なお、作中のナレーションも同じ声優がしている。
- 五条露(ごじょうつゆ)(白石冬美)
- モデルは大名の七条家(赤松氏)と思われるが五条家の末娘となっている。将軍さえも恐れぬその性格からやんちゃ姫と呼ばれ、その扱いには一休ですら手を焼いている。本来は心優しいところもあるが、あまりのやんちゃぶりにそういった印象は希薄である。また、ロマンチストな一面もあるらしく、自身が飼う番いの小鳥の雄に「秋の日の 鳥の鶏冠の 藤三郎」と(一休原案の「籐三郎」に無理やり、雅やかにして欲しいと)名づけさせたりしている。ちなみにこれも名付け親は一休であるが、雌の名は「ぴぴ」である。
- 末姫(すえひめ)
- 大大名大内家の娘。淑やかで美しい姫。新右衛門とは実は相思相愛だが、女心に疎い新右衛門はその想いに気付いていない。一休さんも(時には新右衛門に頼られて)何とか仲を取り持とうと画策するが、外観和尚から子供が大人の色恋沙汰へ介入すべきでないと、叱られる羽目になる。
[編集] とんち
このアニメでは度々とんち勝負や様々な問題のために、一休が頓智(知恵)を使って解決させる。
頓智を働かせるときには、まず胡座をかき両手の人差し指を舐め、その指で側頭部に2回ほど円を描いてから座禅を組み、ポク、ポクという木魚の音をバックに考える。 その後、閃いたときにはチーンという仏鈴の音がする。何も浮かばない時には一休は黙想をやめ「だめだ…」と溜息をつく。細部は省略されることもある。
一休以外の者が同じことをする場合は音が変だったりして、失敗したりすることが多い。例えば新右衛門の場合は木桶の底を叩いたような音が、桔梗屋や将軍の場合は盥に水滴が落ちたような音がする。
とんち勝負の出題時には毎回、出題者が「そもさん(什麼生)」と問い、回答者が「せっぱ(説破)」と返し、「汝に問う!」で始まる問答が入る。
「ポクポクポク…チーン!」は様々な分野でネタとして使われている。FUJIWARAの原西孝幸はこれを元に「ポクチンダンス」というギャグを編み出している。
[編集] スタッフ
- 製作:今田智憲
- 企画:坂梨港、高見義雄、栗山富郎
- 脚本:辻真先、山崎忠昭、田代淳二、大川久男、田村多津夫、松岡志奈、高森マオ、福澤晃、山崎大助、斉藤千恵子、福澤見、山本真帆、石田悠、金春智子、藤川桂介、山浦弘靖、雨宮雄児、筒井ともみ、金子武郎、白石幸男、小柳順治、田中理絵子、駒田博之
- 音楽:宇野誠一郎
- 製作担当:吉岡修、菅原吉郎
- キャラクターデザイン監修:我妻宏
- 総作画監修:石黒育
- 作画監督:端名貴勇、石黒育、荒木伸吾、山口泰弘、小暮輝夫、我妻宏、永樹凡人、富永貞義、進藤満尾、森英樹、山本福雄、森利夫、新田敏夫、鈴木幸雄、白土武、松本清、細田義男、石黒めぐむ、菊池城二、上村栄司
- チーフディレクター:矢吹公郎
- 演出:矢吹公郎、今沢哲男、新田義方、古沢日出夫、生瀬昭憲、山本寛己、永樹凡人、遠藤勇二、吉田健次郎、寒竹清隆、影山勇、吉沢高志、白土武、鈴木幸雄
- NET→テレビ朝日プロデューサー:宮崎慎一、碓氷夕焼
- 原画:山本福雄、高橋昇、金田伊功、布告文、福山映二、篠田章、鈴木幸雄、高橋道子、南波一、小暮輝夫、今沢哲男、永樹龍博、多賀一弘、田代和男、石山卓也、小林義輝、高木三枝子、遠藤克己、山崎勝彦、進藤満尾、宇田八郎、富永貞義、山口泰弘、柴田晃子、松本清、野館誠一、的場茂夫、金山通弘、他
- 動画:湊和良、桧田久美子、小湊昇、上梨一也、柴田晃子、高橋愛緒、菊地弘子、古沢由美、西山里枝、池田輝雄、飯岡真理子、成川裕子、森田幹夫、長沼寿美子、今川よしみ、山田みよ、高木敏夫、叶内孝行、桑原礼子、若山豊子、今井正彦、飯島正勝、鍋島修、平田かほる、増渕文夫、原田薫、村本四郎、浅倉要、多賀一弘、豊永みちる、竹村ひろみ、斉藤弘行、岩瀬よし子、増谷三郎、坂野隆雄、薄田嘉昭、小林敏明、加藤隆文、石井儀一、小林正義、他
- 背景:襟立智子、小坂橋かよ子、伊藤雅人、浅野礼子、永島幸雄、丸田智恵子、佐貫利勝、阿久津文雄、牧野光成、丸森俊昭、窪田忠雄、他
- 撮影:白井久男、森下成一、相磯嘉雄、目黒宏、佐野禎史、細田民男、平尾三喜、武井利晴、町田賢樹、福井政利、藤橋秀行、片山幸男、鈴木啓司、池田重好、清水政夫、山田順弘、吉村次郎、他
- 編集:鳥羽亮一
- 録音:神原広己、今関種吉
- 効果:大平紀義
- 選曲:賀川晴雄
- オーディオディレクター:小松亘弘
- 製作進行:佐々木章、永丘昭典、高山秀樹、佐藤しげ子、小林正義、寒竹清隆、福島和美、竹沢裕美子、伴亨、広川和之、小野忠、他
- 現像:東映化学
- 美術:影山勇、福本智雄
- 制作:NETテレビ(日本教育テレビ)→テレビ朝日、東映動画
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 『ははうえさま』
- 作詞:山元護久 作曲・編曲:宇野誠一郎 歌:藤田淑子
- 歌詞は一休が書いた母宛の手紙になっている。
- EDのフィルム映像は、安国寺のてるてる坊主が四季の風景を背景に描かれる。
- 挿入歌
- 『鐘がごんとなりゃ』
- 一休達が作中よく歌っている曲。
[編集] ネット局
- 同時ネット
- NETテレビ(日本教育テレビ)(本放送中にテレビ朝日に社名変更)(キー局)
- 北海道テレビ
- 東日本放送
- 福島放送
- 新潟総合テレビ
- 静岡県民テレビ(現・静岡朝日テレビ)
- 名古屋テレビ
- 朝日放送
- 瀬戸内海放送
- 広島ホームテレビ
- 九州朝日放送
| 時差ネット | |
|---|---|
本放送終了後、首都圏では、テレビ朝日や他の在京キー局、独立U局なども含めて、再放送は見られないようである。首都圏以外では、本放送終了後も盛んに再放送された。この他、東日本放送のように、本放送中に初期作品の再放送を行った例もある。
首都圏では本放送中にフジテレビが1979年6月29日から1ヶ月間午前6:00~6:30の枠で初期作品の再放送を行っていた。4大キー局の一つが他キー局で本放送中の番組の再放送を行った数少ない例である。
現在、CSではアニマックスで放送されている。過去にはファミリー劇場でも放送されていた。また、NHK-BSの「衛星アニメ劇場」や、WOWOWなど、CS放送以外の衛星放送での放送例は、2007年4月4日よりBS朝日で再放送が始まるまではなかった。
| NET系 水曜19:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
一休さん
(1975年10月 - 1976年3月) |
水曜スペシャル
※19:30 - 21:00 |
|
| NET→テレビ朝日系 月曜19:30枠 | ||
|
一休さん
(1976年4月 - 1982年6月) |
||
[編集] テレビドラマ
いずれもフジテレビ系列で放映
- 『一休さん』1985年8月12日・月曜ドラマランド、主演:富田靖子
- 『一休さん』1986年11月17日・月曜ドラマランド、主演:浅香唯
- 『えなりかずきの一休さん』2004年1月、主演:えなりかずき ※室町時代の話ではなく、一休さんが現代にやってくるというタイムトラベルもの
[編集] CMキャラクターとしての一休さん
頓智噺から「親しみやすい小坊主さん」という一般的イメージを得ている事から、しばしば仏壇店・墓石店など仏教に関係する業種のコマーシャルにオリジナルのアニメーションやイラストで登場する。長野県長野市の仏壇・石材店である「株式会社一休さんのはなおか」が権利を持ち(「一休さん」を商標登録している)、一休さんとタヌキ・ウサギが登場するCMシリーズが知られる。各地の同業者でも同社と契約を結んで店名部分を入れ替えた同一内容のCMを流している。
- 一休さんのはなおか(長野県)
- 丸辰(愛知県)
- かじそ(福井県)
- 米永仏壇(石川県・富山県)
- 開運堂(山梨県)
- ほこだて仏光堂(宮城県)
- 大黒堂(福島県)
- ほうりん(岡山県・香川県)
- 小林朱雲堂(岡山県・香川県)
- ヨシムラ石材店(高知県)
[編集] その他の映像作品
幼少期の一休の物語を扱った作品は、上記の他にも存在する。
アニメでは、「まんが日本昔ばなし」(1976~1994年、グループ・タック)をはじめ、ウォーカーズカンパニーが製作したOVA「ビデオ絵本」やピーエスジーが販売するOVA「よい子のアニメ館 日本のおとぎ話」、アミューズビデオが製作したDVD「日本のめいさくどうわ」などで「一休さん」のタイトルで扱われた。また、「まんが偉人物語」(1977~1978年)では「一休」のタイトルで扱われている。
[編集] 脚注
- ^ ラジオ番組「大アニメ博覧会」に一休役の藤田が出演した時のトークより
- ^ 「テレビ ヒット番組のひみつ 「ジェスチャー」から「おしん」まで」(志賀信夫/著)、日本放送出版協会
- ^ 人気アニメ視聴率ランキング完全版、テレビ朝日、2004年8月22日放送。


