へうげもの

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へうげもの
ジャンル 歴史漫画
漫画
作者 山田芳裕
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表期間 2005年 -
巻数 既刊14巻
アニメ
原作 山田芳裕(10話まで。それ以降は原案)
監督 真下耕一
シリーズ構成 川崎ヒロユキ
脚本 川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン 津幡佳明、山下喜光
音楽 大谷幸cro-magnon
アニメーション制作 ビィートレイン
製作 NHK
放送局 NHK BSプレミアム
放送期間 2011年4月7日 - 2012年1月26日
話数 全39話
その他 字幕放送
データ放送
コピーライト表記 ©山田芳裕・講談社/
NHK・総合ビジョン
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

へうげもの』(読みはひょうげものラテン文字表記はHyouge-mono)は、山田芳裕による日本漫画作品、それを原案としたアニメ。講談社刊『モーニング』にて隔号連載中。

目次

[編集] 概要

戦国時代織田信長豊臣秀吉に仕えた古田織部を主人公として描いた作品である。雑誌掲載時の欄外のあらすじでは毎回「これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である」と紹介されている。

この時代を舞台にした作品は合戦などの「武」を描いたものが多いが、本作は茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代の「美」「数奇」に重きを置いた作品である。数奇だけでなく、豪快かつ奇抜でコミカルな描写と緻密な時代考証により、当時の天下の動勢や戦国武将たちの生き様も描かれている。

タイトルにもなっている「へうげる(ひょうげる)」は「剽げる」とも書き、「ふざける」「おどける」の意。「へうげる」は「剽」の字音仮名遣いからきている。各話のサブタイトルは楽曲のタイトルを捩ったもの(元ネタは単行本に収録されている)。

の端に「この物語はフィクションにて候」「実在の人物・団体名とは無関係にて候」と記されている。この定型文に、掲載内容にちなんだ一文(例:「天正大判はほぼ実物大にて候」[1])が付記されるのが定番となっている。

第32回講談社漫画賞一般部門ノミネート。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。

2011年平成23年)春にNHK BSプレミアムにてアニメ化。

[編集] 登場人物

古田織部(初めは古田左介)
- 大倉孝二
本作品の主人公。正式には「古田織部正重然」。あだ名は「古左」「古織」。
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将。その一方で出世や武人としての本分も全うしようと考え、「武」をとるか「数奇」をとるか、物欲との間で葛藤する。気に入った物を“お救いする”と称して頻繁に盗む、他人の弱みにつけ込んで借金を申し込むなど、その図々しいまでの発想・行動には底が見えない。戦働きは不得意だが、数寄の方面と共に交渉術を成長させていく。特に気に入った名物を目の前にすると、金時殿が目を覚ますという癖を持つ。また名物を評するときは独特な擬音で表現する。
己の生き方をどう定めるか悩む中で、主君である天才・信長から壮大な世界性を、師となった茶聖・千利休から深遠な精神性を学ぶ。当初は信長の影響から華に魅せられていたが、信長没後は自然物や素朴な縄文土器、利休の影響によるわびを好み始める。信長の死後は数寄の天下を獲ることを目標とし「己の欲しいものは己で作るしかない」として美濃の陶工たちを後援する立場に回る。試行錯誤・七転八倒・紆余曲折の末、利休に次ぐ数奇者と天下に知られるようになった。小田原征伐以降は「己が何者であるか」を模索していく。秀吉と利休の間を取り持とうとするが、秀吉に懇願され師である利休の介錯人を務める。そして利休の最期の言葉により己の本質が「笑い」であることを悟った。
利休死後は豊臣家筆頭茶頭となり、秀吉に新しい価値を創ることを命じられる。「一見のみで腹よじれる器」の作製を目指し朝鮮に密航、歪んだ器の作製を成功させる。秀吉の死後は古田織部助重然と称して隠居。天下が関ヶ原の戦いへと向かう中で、緑釉の器の作成に想いを滾らせる。
好きな色:グリーン&パーシモン。

[編集] 利休一門

千利休(初めは千宗易)
声 - 田中信夫
日本史上最も有名な茶人にして稀代の数奇者。「茶聖」と称される深遠な精神性と、「茶鬼」と称される凄まじいまでの業を併せ持つ。本作では史実の背の高さがかなり強調されている。主人公・織部の茶の師匠であり、大きな影響を与える。
日本を己の数奇に基づく理想国家へと作り変えたいという「」から秀吉を見込み、信長殺しを持ちかけ暗躍、実行する。豊臣政権の樹立後は筆頭茶頭となりその天才的な創意を振るうも秀吉との摩擦が多くなる。
一時は己の中で温故知新を果たし穏やかな心を得るが、宗二斬首への憎悪と絶望をきっかけに更なる業に己を染めていく。織部を巻き込まぬため絶縁を申し渡し、自らが作った豊臣政権を滅ぼすため再び暗躍するが、家康に光秀の最期を教えられ、自らの過ちを知って死に臨む。介錯を務めた織部に志を託し切腹した。
著者はこの作品を描くにあたって最初は千利休から調べ始めたが、利休の宗教的・求道的ストイックな厳しさは自分には描ききれないと感じ、物欲の強さやエンターテインメント性に親近感が沸き、調べていくうちに面白くなっていった古田織部を主人公に据えたと述べている[2]
好きな色:ブラック。
細川忠興
声 - 川島得愛
名門細川家の当主。血の気が多く直情径行な行動が多い一方で、抜けている面も多々見られる。光秀の娘、玉子(後世に言う細川ガラシャ)を妻としている。千利休の弟子としてわび数寄を学ぶが、解釈がストレートすぎて相手が途惑うこともしばしば。父・幽斎と衝突することが多く、喧嘩では互いに凄まじい格闘術を駆使する。本作では父親に似ず愛嬌のある顔立ちであり、性格のスキの多さもあって、左介に弄ばれることもある。利休切腹より織部とは不仲になってしまうが、歪んだ器により和解した。
好きな色:ネイビー。
高山右近
声 - 三木眞一郎
織部の妹を娶っており(ただし、史実での妻は黒田氏の娘であり、この部分は本作での創作)、同じ利休の弟子でもあることから、織部を義兄上と呼び、親しくしている。キリシタン大名で南蛮文化にも造詣が深い。ハートマークや食肉などの南蛮文化を織部に教える。本作では、左介が「織部」の官職を選んだきっかけは、右近が見せた襦袢の色「オリーベ」からである。秀吉が切支丹伴天連(キリスト教)を禁じた際、棄教せず大名の地位を捨てて出奔する。本作では、それは宗教的抵抗よりも、南蛮趣味の数寄者としての意地を通すことの方が大きかったと描写されている。後に前田利家の客将となり、北条攻めで織部と再会。性格的にひょうげたところが多くなった。
好きな色:アクア・ブルー。
蒲生氏郷(初めは蒲生賦秀)
声 - 酒巻光宏
千利休の弟子で織部の数寄仲間でもある。信長の娘婿であり、北野大茶湯では信長拝領の茶器で茶席を開き、義父を偲んでいた。自分ほど信長を敬う者はいないと自負、同じく信長に憧れる伊達政宗とは犬猿の仲。利休切腹より織部とは不仲になる。死の直前に、洋間の茶室を造り自らもベレー帽に洋服を着こんで政宗を招き、生き方を認め信長の遺志を託す。
好きな色:クロームシルバー
山上宗二
声 - 大林隆介
利休の高弟。利休と同じく堺の町衆である。良く言えばひたむき、悪く言えば理想主義・排他的なため、言動が人の反感を買いやすい。権力や権威におもねって己の価値観を曲げることを良しとしない性分。自分たち商人の数寄こそ至上と自負し、実家が武士の掠奪で零落したため、武士が茶の湯を取り仕切る(そして自分たちも協力せざるを得ない)現状に不満を覚えている。後に利休とも決別し、世間とのしがらみを振り捨てて高野山に出奔する。流浪の末に相模北条家に招かれるが、彼らの一心にわび数寄を求める姿勢に感銘、武人に対する偏見を払拭する。しかし小田原征伐で三成に過去を咎められ秀吉に謙ることもできず斬首となる。
好きな色:グレー。
織田有楽斎(初めは織田長益)
声 - 磯部勉
信長の弟。優れた茶人で織田家の人間らしく華を好む。一見貴公子然としていながら要領がよく、過酷な戦国時代を巧みな処世術で生き延びてゆく。衣装の数がたいへん多く、アクセサリー類を好み、ターバンを巻いたり、チェック柄のロングシャツを着たりと大変なお洒落。そのうえ好色。
物事に束縛されるのが嫌いな性格で、わび数寄・南蛮趣味のみならず織田家や武門にもこだわらず、ついには権勢を振りかざす姪の茶々に反抗、武士をやめて出家してしまう。織部とは悪友のような間柄で行動を共にし、織部の朝鮮密航の間は筆頭茶頭の代理を務めた。出家・剃髪後も派手好きは変わらず、ピアスやファーの付いたローブなどを身につけている。
好きな色:ビリジアン・グリーン。
伊達政宗
声 - 中井和哉
奥羽の大名。天下取りを狙う。よく歌舞伎役者のような見得を切り、独特の口調で喋る。「D」の刺繍の入った眼帯を使用。田舎出身であるため、上方で見くびられない様に常に意識しており、小田原参陣の際に知り合った織部らから度々アイディアを授かっている。利休死後は織部に弟子入りするが、独自の伊達ぶりをみせんとし、尊敬する信長の娘婿の蒲生氏郷や長年の宿敵・佐竹義宣をライバル視し殴り合いを展開する。
好きな色:スカーレット
おりき
声 - 滝沢久美子
利休の妻。秀吉と対立を深める利休をなだめようとするも聞き入れられずに泣き崩れていた。
お吟
声 - 山口理恵
利休の娘として登場。秀吉も目を奪われた美貌の持ち主。秀吉と対立を深める利休と共謀し秀吉暗殺を謀るも、茶々によって阻止される。その後自害。

[編集] 織部の関係者

[編集] 古田・中川家

おせん
声 - 豊口めぐみ
左介の妻であり中川清秀の妹。ものに動じないおっとりした性格で、武よりも数寄に目が行ってしまう夫に、「それでいい」と言ってくれる得難い女性。よく出来た嫁であると万人に認められている。左介自身も信頼と愛情を注いでいる。織部が柳英子との回春をバカ正直に告白された時は流石に哀しみ一時別居したが、慶長伏見地震の後に和解。
古田重定
声 - 仲木隆司
織部の実父。茶人よりも武士らしい性格で、織部には「頭が古い」と陰口をたたかれている。秀吉の死に際して殉死する。
古田重嗣
声 - 坂東孝一
織部の嫡男。秀吉死後に家督を譲られる。その際、数寄三昧の隠居暮らしをしようとする父を羨んでおり、織部の息子らしさをのぞかせた。
古田重継
声 - 佐々木啓夫
作中では言及されていないが、織部の養父(伯父)である古田重安の子。織部の長女・千と結婚し、織部に代わって中川家の補佐役を命じられる。
声 - 山本麻里安
織部の長女。母親似の顔立ちをしている。織部の義弟・古田重継に嫁ぐ。
藤柴耕吉郎
声 - 坪井智浩
古田家臣。名前はアニメオリジナル。合戦時の人足確保や織部の護衛、金策の助言など様々な面で織部を補佐している。
中川清秀
声 - 家中宏
左介の妻おせんの兄。生真面目な武人であり戦傷が絶えない。義弟左介を信頼しつつも、数奇に傾倒することには不安を抱いている。自身は数寄はまったく判らぬと宣言しており、必要な場合は左介を頼っているようである。作中では描かれていないが賤ヶ岳の戦いの前哨戦において戦死。
好きな色:アイボリー。
中川秀政
声 - 原田喧太
清秀の嫡男。父の没後、若年にして家督を継承する。織部やおせんからはその武者振りを高く評価された。朝鮮出兵の際、鷹狩り中のところを襲われ死亡。
中川秀成
秀政の弟。兄の死後、家督を継承する。改易の危機を織部の取りなしによって救われる。

[編集] 弟子・その他

加藤景延
声 - 田中完
美濃の陶匠。釜大将を務める。織部とは古くから親交があり、美濃の窯元を集めた「織部十作」の指揮を任される。古田織部の朝鮮密航にも同行した。
好きな色:ブリリアントレッド。
上田宗箇(初めは上田左太郎)
声 - 金山一彦
無骨な若武者だったが、織部の悪影響を受けて数奇に傾倒、よく行動を共にするようになる。根は武人であり、節約を心がけ、槍の腕前を誇りとしている。先祖は信州人だと述べている。織部については、それまでの自分の人生では全く縁のなかった経験をさせてくれる「胸躍らせる怪人」と評している。利休死後は正式に織部に弟子入り、織部の数奇の何たるかを理解しだし悪巧みにも協力している。
元は丹羽家の家臣であったが、豊臣政権下で直臣となり越前の大名に取り立てられている。関ヶ原の戦いに際して、大谷吉継の調略により領地を接する諸大名が石田派に組み込まれてしまい、孤立を避けるため師・織部と敵味方になった。
好きな色:チョコレートブラウン。
長谷川等伯
声 - 篠原大作
千利休の紹介で織部の知己となる絵師。狩野派に押され、生活に苦労している。大名となった織部から聚楽第の屋敷の襖絵を依頼される。織部の好みを独自の解釈で表現して織部を激怒させるが、利休には絶賛されたため事なきを得た。利休死後は一門を構えるまでに至り己の侘びを見つける。
小堀作介(後の小堀遠州)
声 - 勝杏里
豊臣秀長の小姓おかまのようなしゃべり方をする。元服前から独自の美意識をもっており、明智光秀によって白く塗られた安土城がその原点と述懐している。石垣山城の築城に提案したアイデアが織部に褒められたことを喜び、元服し弟子入りしてからも盲信気味に織部を尊敬している。
本作では家康が居住する大坂城西の丸天守建立を任されるが、政治的なことを深く考えずに華麗な白塗りに仕立て、本丸天守すなわち豊臣家より目だつもの、家康が豊臣家をないがしろにするかのようなものを建ててしまう。
好きな色:スノーホワイト。
本阿弥光悦
声 - 四宮豪
刀砥ぎ職人。小田原の役に登場して織部の刀の手入れについて駄目だししていた。彼もまた数奇者で、織部の新作を心待ちにしている。織部の元に出入りするうち織部の悪巧みに翻弄されることもしばしば。朝鮮密航にも同行。
好きな色:セピア
岩佐又兵衛
血気盛んで我の強い若き絵師。荒木村重の子。有岡城の戦い一族郎党殺されるが乳母に助け出され奇跡的に生き残る。家より名物を選んだ父を理解できず、武家の者を嫌う。長谷川等伯の紹介で織部と出会う。朝鮮密航にも同行するが、己の過失で織部の部下を死なせてしまう。
好きな色:ブラッドオレンジ。
浦井新兵衛(後の有来新兵衛)
声 - 鈴木琢磨
織部プロデュースの店「瀬戸屋」を任されている商人。織部から五芒星型の看板を託され困惑する。瀬戸屋は慶長伏見地震で倒壊するが、徳川家康から資金の援助を受けて再建。以後、家康に接近してゆく。
柳英子(ユウ・ヨンジャ)
朝鮮慶尚道法基里(ポッキリ、現在の梁山市)の村はずれに住む女陶工。身の丈六尺を超す大女。両班の子だったが捨てられ、法基里の老陶工に拾われる。そのせいか、両班向けの景徳鎮よりも朝鮮独特の雑器を好む。朝鮮窯術を学びに密入国し、法基里にやって来た織部の誘いで日本に渡り、名前をおえいと改め作陶に励む。
佐竹義宣
常陸の大名。織部の朝鮮密航を密かに援助し、織部の帰国後、ひずんだ茶碗に魅せられて思わずお国言葉で「いがっぺぇ」と感嘆し弟子入りする。若くして織部流の「数寄の根っこ」を理解する人物。伊達政宗とは犬猿の仲。
好きな色:イエローオーカー。

[編集] 織田家

織田信長
声 - 小山力也
豪壮な芸術文化を好み、奨励する天下人。派手な南蛮服を愛用しピアスもつけている。その天才的な物質・精神両面の世界は左介ら同時代の武将・茶人達を魅了する。その一方で親族を可愛がりすぎるきらいがあり、有力家臣の反感を買っている。壮大なスケールで世界制覇を目指し、「風雲躍り華咲き乱るる世」を築こうとする。死後もその影響は強く残る。左介の数寄者ぶりを高く評価し、驚いた顔を見るのを楽しみにしている。
本作では本能寺の変において自害したのではなく、羽柴秀吉に殺害されている(表向きは史実通り“光秀の謀叛によって死んだ”ことになっている)。秀吉の野心に薄々気づいていたものの、それでも最後まで秀吉の器量をかっていた。
好きな色:レッド&ブラック。
柴田勝家
声 - 柴田秀勝
織田家家臣筆頭。秀吉の実力と時代の流れを理解しつつも、織田家中のけじめとして秀吉に立ち向かう。数寄への理解は皆無であり、信長の死の直後、織田長益も「(自分が)織田でなければ明智に付いた」と発言したほど。また、長益は彼を「肉体馬鹿」との表現もしていた。本人もそれは自覚しているが、意外にひょうげた面もあり、織田家の継承問題でピリピリしていたお市の方を、自分をタネにした冗談で笑わせている。
丹羽長秀
声 - 佐々木啓夫
織田家臣。数寄に疎く、左介に内心で甲冑姿を馬鹿にされていた。信長追悼のハートの幟を掲げることにも難色を示し、家臣の上田左太郎が自分が掲げたいと進言したのを叱っている。
滝川一益
声 - 金光宣明
織田家臣。甲州攻めで信忠の副将を務め、信長から真の功労者と労われる。その恩賞として名物「珠光小茄子」を所望するも認められず、結局上野一国と信濃二郡を与えられる。左介に慰められたが「都落ち」と自嘲しており、本作では功を正当に評価されない「外様の功労者」として描かれている。
弥助
声 - 黒田崇矢
信長の従者として仕える黒人。本作ではマイルス・デイヴィス似の容貌をしている。大きな体と身体能力を生かした無類の強さを誇り、度々織部を救っている。ゾウにまたがる信長をハンニバルになぞらえて、警戒を促した。義に篤い性格で、信長を殺した秀吉を目撃していたため、山崎の合戦では秀吉の陣に乱入しようとして取り押さえられた(合戦の場で、左介に信長の死の真相を伝えている)。彼の忠義は織田家に対してではなく、あくまでノブ(信長)個人に対するものであった。本能寺の変の後は解放され、国外へ去った模様。
織田信忠
声 - 鷹嘴翼
信長の嫡男。信貴山城攻め、甲州攻めでは父に代わって大将を務める。本能寺の変の際に二条城にて自害した。
織田信雄
声 - 家中宏
信長の次男。大山崎の戦いの後に安土城へ入るが、宗易の勧めに従って天主を焼き払う。小田原攻め後の国替えを拒否したため改易・蟄居処分を受けたが、後に許され出家し茶々に仕える。
織田信孝
声 - 田尻浩章
信長の三男。父の死後は秀吉と合流して明智光秀と戦う。
お市
声 - キタキマユ
信長の妹。兄の死後は柴田勝家に接近し、天下簒奪を目論む秀吉に対抗しようとする。茶々の実母にあたる。
織田長孝
声 - 柿原徹也
長益の長男。父親に良く似た顔立ちをしている。北野の大茶湯での織部の茶室を見て織部に心酔するが、長益に一喝される。
森乱
声 - 宮田幸季
信長の小姓。若輩ながらも冷徹な性格で、規律に厳しい。本能寺の変で戦死するが、その直前において信長に警備の薄さを指摘していた。

[編集] 明智家

明智光秀
声 - 田中秀幸
家臣や民、日本の行く末を案じる織田家重臣。野心家や強欲な人物が多い本作において、珍しい無私の人として描かれている。このため清貧を旨とする家康からは好意を持たれ、秀吉からは「偉いやつだが世間からは理解されまい」と評される。数奇者としてはわびを好み、数寄への理解は深い。民を第一に考え「波風立たぬ泰平かつ淡麗な世」を造ろうとする。死後もその影響は強く残る。左介の忠義と数寄者ぶりを気に入っており、思うままに数寄にのめり込む生き様を密かに羨んでいた。
信長の暴走を止め世を正さんと決起したが、それは秀吉と利休の謀略によって追い込まれたものであった。史実の定説である小栗栖では死なず、比叡山上層幹部の誘いを受けて進路を洛北にとり逃走を図る。居城である坂本城付近で、光秀を心よく思わない比叡山の僧兵から襲撃を受けた随風を庇って深手を負い、まもなく息を引き取った。今際の際に下の句の存在しない辞世の句を残しており、それが晩年の利休に深い衝撃を与える事となる。
原作では『昭和ブルース』(ドラマ『非情のライセンス』主題歌)の歌詞をバックに本能寺へ進軍していたが、アニメ版では明智光秀役の田中が歌う昭和ブルースのアカペラが流れた。
好きな色:パープル。
明智秀満
声 - 坪井智浩
明智家臣。左介と口論した際に光秀から窘められたため、左介をよく思っていない。坂本城が落ちる時名物を秀吉側に引き渡したが、目利きに派遣されていた左介に、明智最高の名物八角釜を思い切り投げつけて憂さを晴らした。
斎藤利三
声 - 仲木隆司
明智家臣で副将にあたる人物。光秀が信長を討つと宣言した際は、感動のあまり落涙した。山崎の合戦では敗北を悟りつつ光秀のために奮戦する。
溝尾勝兵衛
明智家臣。山崎から敗走する光秀に従うが、重傷を負った同僚のために小来栖に留まる。後にその同僚の首級を光秀のものと偽って介錯したことが語られる。
煕子
声 - 幸田夏穂
光秀の妻。坂本城に籠城する明智秀満に対し、光秀の集めた名物群だけはこの世に残しておくように懇願する。光秀は死の間際、煕子を題材に歌を詠んで絶命した。

[編集] 豊臣(羽柴)家

豊臣秀吉(初めは羽柴秀吉)
声 - 江原正士
信長の下で出世に励んでいたが、天下を取る野心のため千利休や弟・秀長と共に、明智光秀を主犯に見せかけた主君・織田信長の殺害を画策、実行した。
愛嬌の下で冷徹な計算を働かせ、手を見るだけで人を見抜くほどの眼力をもつ。酷薄な所業も多いが、自身の権威の下に天下を秩序をもって治めんと努力しているためであり、それ故に誰よりも孤独を味わっている。数奇に対するセンスは乏しく、織部らに内心で酷評されることが多い。極度の女好き。織部とは信長が美濃に進出した頃からの付き合いであり、後に大名に取り立て織部正の官位を与えたが、以後も一貫して「左介」と呼んでいる。
天下人となってからは「箔」をつけるため信長をなぞるように華を重んずるようになり、わびを貫く利休とは距離が生じ始めていきながらも、心底は利休を頼りにしていた。服装も派手好みで奇抜なファッションを愛用し、付け髭を付けている。信長殺しを決意して以降は日焼けし色黒な顔立ちをしていたが、利休切腹後は通常の肌色となった。己の手で殺めた信長の意志を継ぐため世界進出を狙う。
最晩年は朝鮮出兵の難航と、自身の最大唯一の理解者だった信長を殺してしまったが故の孤独に憔悴しきってしまうが、臨終寸前に織部たちによる最後の宴の「瓜畑遊び」で笑みを取り戻し、おねの膝枕で安らかに永眠した。
好きな色:ゴールド。
豊臣秀長(初めは羽柴秀長)
声 - 石丸博也
秀吉の異父弟。常に兄の影のように付き従い、その覇業を補佐する。秀吉も他の重臣たちには明かさない陰謀を彼だけには打ち明けることが多いなど、兄から絶対の信頼をおかれている。また、兄に比べ利休のわびの美学への理解も深い。やや病弱であり、作中の時間経過とともにやつれていく。大和郡山城にて黒田如水の毒の一言にて憤死した。
好きな色:シルバー。
石田三成
声 - 関俊彦
秀吉の側近。当初は眉毛のないのっぺりとした顔立ちで、ほとんど無感情な人物として描かれていたが、徐々に成長して人間味を見せる。
主君である豊臣の権威を重んじ、豊臣の世を受け継ぐことを己が使命としており、それを侵すと判断した者には容赦が無い。偽りを言わないため秀吉には信任されていた。が、周囲からは融通の利かない堅物と批判され、秀吉のかわりに憎まれて命を狙われたことさえあり、秀吉亡き後は臣下・淀君・そして家康を敵に回して孤立している。そのため兄の石田正澄からは、無愛想で角の立つ性格を心配されている。
細かな数字にこだわり、数寄に対しても感覚より理屈で理解しているため、茶がつまらないと評されている。また、数寄を解せず、したがって数寄大名たちを味方につけることもできない己の不甲斐なさへの憤りを見せたこともある。
織部とは衝突することも多いが、忍城攻め以降、織部に対する評価も上がっている。織部にとっては利休を死に追い詰めた仇敵でありながらも、豊臣政権下における重要な後ろ盾でもあり、またその冷酷に見えて実は生真面目な空回りぶりに己に通じるものを感じて複雑な感情を抱いている。
典型的な「理系」の人間で、徹底して秩序を追い求め情実が絡むことには無頓着ゆえに、秀吉には情に流される自分を律する意味も含めて上級官僚として重宝されるが、反面臣下には人情を解さない人間と反感を買っている。
好きな色:特になし。
茶々
声 - 小笠原亜里沙
信長の姪。母お市の死後、天下人となった秀吉の側室となる。派手好みのじゃじゃ馬で、地味にしていることが我慢ならない。秀吉のお手付きになってからは、豹柄の打掛を纏い、唐人風に髪を結うなど派手さに磨きがかかった。秀吉の体力的な衰えを身を持って知っており、秀吉死後は「織田の世」復活を狙う野心家として描かれている。家康からも危険視されている。己の子、すなわち織田の血族が天下を束ねるためには手段を選ばない女傑。
好きな色:バイオレット。
おね
声 - 柚木涼香
秀吉の正室。純朴な人柄で貧しい頃の気持ちを忘れず、夫が天下人となってからも下働きをし、動きやすく地味で汚れてもよい衣服を好む。飾らない物の言い方をしおおらかな性格だが、洞察力は高く規律に厳しいところがある。その豊かな母性に家康から恋心を抱かれている。
好きな色:スカイブルー。
大政所
声 - 森ひろ子
秀吉、秀長、朝日の母。秀吉が唯一頭の上がらない存在。利休に惚れており、利休を筆頭茶頭から降ろそうとする秀吉に釘を差した。
加藤清正
声 - 具志堅用高
秀吉子飼いの武将。大の虎好きで、何でも虎に例えたがる傾向があり、城造りにおいても虎の美しさを手本としている。本作では元プロボクサーの具志堅用高似の容貌をしており、「ちょっちゅね」などの独特の口調や、シャドウボクシングをする姿も描かれている。アニメ版では容姿はそのままに具志堅本人が声優を務めた[3]
「力がある者が欲しいものを得る」を信条にしていたが、朝鮮出兵の際に野生の虎と戦って初の敗北を味わい、政や数奇の必要性を悟る。
好きな色:イエロー
福島正則
声 - 坪井智浩
秀吉子飼いの武将。加藤清正と共に北野大茶湯の門番をつとめた。酒癖が悪く母里太兵衛と呑み取り騒動を起こすが、織部に取りなされた後は、戦国武者らしい潔さと強かさを見せた。
前田利家
声 - 飛田展男
豊臣政権の重鎮。小田原に参陣した伊達政宗と秀吉の取次役として初登場。同じ言葉を繰り返していい加減な相槌を打ち、自分の方針をまともに示さない風見鶏だが、その適当さはある種の人徳と老獪さになっている。余興の場では激しい踊りを見せ、一同の笑いを取ることに成功している。
黒田如水(初めは黒田孝高)
声 - 藤城裕士篠原大作(第11話のみ)
秀吉の軍師。頭巾を被り杖を使用。利休に本能寺の変の「真相」のあらましを聞かされてからは、己の下克上を狙う。
小西行長
明・朝鮮の交渉を任されている。高山右近曰く、本性は商人であり唐入りで儲けようとしているとのこと。明の沈惟敬と共に南蛮と組んで「商いの独立大国」を目指す。
島左近
声 - 玄田哲章
元々は秀長の家来だったが、主の死後、利休切腹をきっかけに三成に仕え忠誠を誓う。
石田正澄
三成の兄。「瓜畑あそび」の瓜を栽培するなど、弟の影で裏方仕事をこなす実直な人間。
関が原の戦いにおいては、どうしても数寄を解せず苦悩する弟の代わりに数寄を引き受け、数寄大名たちの気をひいて味方につけるという大きな裏方仕事を引き受ける。
大谷吉継
越前敦賀の大名。悪瘡の病を患っており、上杉討伐の時点で視力を失っている。
当初は徳川派だったが、三成の身体を張った茶席に一笑を受け「笑って死ねる」という理由で石田派に転向し西軍の調略面を担当する。
前波勝秀
声 - 竹内良太
豊臣家臣。小田原での茶会や政宗に石垣山城を案内する秀吉に同行した。その際、不遜な態度をとる政宗に警戒感を抱くが秀吉に一蹴される。
蜂須賀正勝
声 - 田尻浩章
黒田孝高(如水)と共に秀吉の補佐官として中国攻めに従っていた武将。信長殺しを決断した秀吉に不審を抱くが、真意に気付くことはできなかった。
堀秀政
声 - 酒巻光宏
山崎の戦い後、明智光秀の居城である坂本城攻めに従軍。守将だった明智秀満から名物を受け取る役目を織部に任せる。

[編集] 徳川家

徳川家康
声 - 鶴見辰吾
三河の大名。福耳の持ち主で眉毛が太く、緊張すると便意を催す癖がある。正義と質素倹約を何より重んじ、家臣や領民のみを思って政治を行うべきと考える情熱的で生真面目な人物。その質実さに家臣たちは惚れており、結束力は非常に高い。必要以上の贅沢には怒りを露にし、華やかな安土城や大坂城の雰囲気に不快感を抱く。一方利休のわび茶には得体のしれないものを感じ、純朴さを失わず女たちを統制する秀吉の正室・おねや、万民のために決起した光秀らには好印象を抱く。よくも悪くも田舎者で垢抜けておらず、贅沢の意味を勘違いした「質より量」の接待で使者を迎えたこともある。本能寺の変の際に光秀を助けるため出兵、その最期を看取って以後は「正義のためなら腹黒い狸にもなろう」と決意し行動している。若い頃は痩せていたが、朝鮮出兵時の名護屋滞陣のころには肥満体となっている。
織部には安土城での意表をついた饗応に激怒したこともあったが、その後幾度かの交流を経て親しくなった。織部の歪んだ器に対してはその価値を認めつつも、それが故に危険視をしている。
好きな色:そんなものはない。
南光坊天海(初めは随風)
声 - 佐々木啓夫
光秀を延暦寺に匿おうとした僧侶の一人。結果的に味方の僧兵たちの裏切りに遭い、致命傷を負った光秀の最期を看取ることになった。自身も間一髪の所を徳川の者に救われる。その後は家康と共に光秀の理想の実現を目指す。
酒井忠次
声 - 田中完
徳川四天王の一人。光秀より贈られた「初花」を小汚いといい、価値を疑って痰を吐きかけた。その後、光秀に加勢しようとした家康を強く諫めている。「海老すくい」という踊りを得意としており、小牧・長久手の戦いでの和睦の宴で舞って織部の爆笑を誘った。したたかになりつつある主君を見て、他の家臣ともども嬉し泣きをすることもある。
本多忠勝
声 - 金光宣明
徳川四天王の一人。光秀より贈られた「初花」を「こんな物があるから迷うのでござる!」と割って捨てようとしたことがある。頬骨が高く眉毛のないいかめしい顔つきで、甲冑も容姿も肖像画に忠実である。織部に「本多様とそれがしとは仲睦まじきこと夫婦が如し!」(世田谷城の調略時)と勝手に言われる。
榊原康政
声 - 酒巻光宏
徳川四天王の一人。徳川の使者として大阪城に赴き、その後千利休の仲立ちで石川数正と対面した。利休が家康に贈る茶器を見て「武人には妙味は不要」と感想を述べ、家康の家臣らしいところを見せる。
石川数正
声 - 浦山迅
徳川家臣。総髪、鯉の形をした兜を着用。利休の調略によって秀吉のもとに出奔した。豊臣の臣下となってからは数寄に傾倒しているようで、出奔を非難する榊原康政に「毎年の桜の花」を例にして語り、自らの信念で出奔したことを告げる。
徳川秀忠(初めは長丸)
徳川家康の嫡子。父親似の顔立ちをしている。織部と細川忠興は、長丸に教養や都の作法の伝授を家康から依頼される。織部はその第一歩として自作の茶杓を贈ったが、長丸は数寄に興味を示さず、父親と似た贅沢への反発があり、排他的な面が目立つ。
結城秀康
家康の次男。秀吉の元に養子に出され徳川家を離脱している。その為か、父・家康や弟・秀忠に対して家臣として振る舞う。豊臣家の元で過ごしてきた為数寄に理解がある。
柳生宗矩
徳川家臣。剣豪・柳生石舟斎の息子。父に推挙されて徳川家の剣術指南を勤める。異様な目つきをしている不気味な男。織部とは別の形で天下一を目指すと語る。
服部半蔵
声 - 酒巻光宏
徳川家臣。出自が伊賀方面であったため、本能寺の変直後の伊賀越えで重要な役割を果たす。
朝日の方
声 - 棟方真梨子
家康の妻。豊臣秀吉の妹ですでに夫がいたが、政略のために離縁させられて家康の元へ嫁がされる。

[編集] その他の人物

松永久秀
声 - 飯塚昭三
第1席(第1話)に登場。降伏の使者として現れながら、交渉そっちのけで名物「平グモの釜」に目を奪われる左介に対し、武か数寄か、自分の生き方をいずれ決めねばならないと諭す。羽柴秀吉にそそのかされ、爆薬を仕掛けた平グモの釜と共に自ら爆死した。傷のある髭面で老練な顔立ち。カツラを使用しており、爆死の際にそのカツラが宙高く吹き飛んでいる。
荒木村重(後に荒木道糞)
声 - 広瀬正志
織部以上の物欲の権化。信長に反旗を翻したものの、敗色濃厚となるや己の収集した名物群を携え、家臣や家族を見捨てて逃亡する。その後は名を変え、秀吉に取り入って茶の湯三昧の生活をしていた。業病に冒され余命幾ばくもなくなってもその強欲ぶりはまったく衰えることはなかった。信長に反逆した際一族は皆殺しにされていたが、奇跡的に一児(後の岩佐又兵衛)が生き延びたことを知り、死期を悟った道糞(村重)は、織部を呼び出し、その子に己の生きざまを伝えてくれと依頼したが、その席でさえ見苦しい強欲さを見せまったく恥じ入ることはなかった。松永久秀と共に、織部に自分の生き方やあり方を考えさせるきっかけになった人物である。
細川幽斎(初めは細川藤孝)
声 - 小林修堀勝之祐[4]
冷静沈着で読みの深い人物。この時代屈指の教養人なのは史実同様。息子の忠興を折檻するために武芸の腕前を披露する場面が多い。若き日の織部に歌や書を教えていた。
数寄者としては古典を重視し、わび数寄もあまり評価していないが、これは芸術性の評価というよりも、新しい権威となったわび数寄と権力者の軋轢から距離を置こうと冷静に判断しているためである。このため秀吉と利休の離間に気づいたときも、「忠興を巻き込むな」と利休に釘を刺すのみであった。
本作では子孫の細川護熙似の顔に描かれている。そのためモーニング2010年19号では作者と細川護煕との対談が行われた。アニメ版では微妙にキャラクターデザインが変更されている。
松井康之
細川家家臣。忠興の名代として諸大名との交渉を行う。薄い山羊髭が特徴。
著名な茶人でもあるが、本作では立場上、ほとんどが客としての描写である。
今井宗久
声 - 鈴木清信
堺の商人で、利休らとともに信長の茶頭。信長の大安宅舟を数寄ではなく機能面で褒め称える。
今井宗薫
声 - 酒巻光宏
宗久の息子。茶の湯衆として秀吉に仕えている。後に伊達政宗に接近し対外貿易を行う。
津田宗及
声 - 千田光男
堺の商人。利休・宗久と共に信長に仕えていた茶人。秀吉の九州攻めにも同行。楢柴の蓋がすり替えられたことに気付きかけていた。
神谷宗湛
声 - 田尻浩章
博多の豪商。本能寺の変に居合わせた。豊臣秀吉に利休に代わる茶頭筆頭候補に挙げられたが断った。織部の黄金の茶器や縄文式茶席に感銘を受けていた。
島井宗室
声 - 酒巻光宏
博多の豪商。本能寺の変に居合わせた。楢柴の持ち主だったが、秋月氏に奪われた。
丿貫
声 - 石田太郎
利休の兄弟子。色黒でひょうきんな顔立ちをしている世捨て人の好々爺として描かれている。相手をリラックスさせてもてなすことを信条としており、茶席では半ば強引ともとれる手法で客の緊張を解きほぐす。利休をして「一番のわび数奇者」「野点の趣向では自分以上」と評するほどの超一流の数奇者である。素朴で飄々とした性格で、身の丈にあった慎ましい暮らしをよしとする。北野大茶湯で秀吉によって日本一の数奇者と認められ、扶持米と高い身分を送られそうになるが、富さえもわびを楽しむには邪魔と拒絶する。一方で、自らの野心(業)の為にひた走る弟弟子利休を諌めた。最期は自らの茶道具、記録、自邸に至るまで焼き払って生涯を終え、利休は「お見事な死に様です」と感嘆した。
好きな色:カーキ。
長次郎
声 - 千田光男
陶工。宗易の求めに応じて黒染めの椀を焼き、宗易の絶賛を受けた。
茶屋四郎次郎
声 - 家中宏
京都の商人。本能寺の変の際は家康と行動を共にしていたため、一緒に伊賀越えを果たして三河に赴く。光秀が家康に贈った「初花」を破棄しようとする家臣団を制止するなど、数寄にも詳しい。
正親町天皇
声 - 酒巻光宏
朝廷の主。利休の提案に乗った秀吉によって毒を盛られそうになったが、成り上がりの自分を「我らの一員」と認めた器量の大きさに魅せられた秀吉が躊躇したため難を逃れた。この件をきっかけに秀吉と利休との間に溝が生じるようになる。
後陽成天皇
声 - 酒巻光宏
父である誠仁親王が病死したため皇太子となり天皇に即位。秀吉の聚楽第へ御幸した。
古渓宗陳
声 - 糸博
大徳寺住持。禁中での茶席に参じるための「宗易」に代わる「利休」の居士号を選ぶ。一時期利休とともに豊臣政権転覆を狙った。
秋月種実
声 - 田中完
九州の大名。ナマズのような髭をはやしている。織部に娘を拉致され、島井宗室から奪った楢柴との交換を強要されるが、蓋だけは手元にとって置こうと偽物を差し出し、織部に見破られて一喝されている。やがて降伏の印として剃髪して秀吉に拝謁し、娘と無事に対面した。
秋月竜子
声 - 儀武ゆう子
秋月種実の娘。織部に誑かされて城を抜け出し、人質として秀吉に引き渡される。秋月氏の降伏後に父と無事に対面した際、その場に居合わせた織部に強烈な一撃をお見舞いした。
真田信繁
声 - 佐々木啓夫
世にいう「真田幸村」。数多の間者を使い山の神の申し子と呼ばれる調略の名手。手柄以上に楢柴が欲しい織部に懇願されて間者を貸し、そのおかげで秋月種実の姫を奪取する功を挙げさせた。なお、織部は秀吉からの褒賞を約束通り信繁と等分している。
北条氏直
声 - 稲田徹
北条家当主。宗二の歯に衣着せぬ言動を怒るどころか大いに気に入り、家臣たちにわび数寄を指南するよう乞う。宗二を悟らせた人物。
北条幻庵
声 - 八木光生
北条早雲の息子で北条家五代を補佐してきた重鎮。北条家の中で最も数寄に通じており、自身の死後、数寄の芽が絶えることを案じ、宗二を相模国に呼び寄せた。
吉良氏朝
声 - 矢部雅史
北条家臣で世田谷城の城主。開城交渉の際、織部の造った茶碗と引き換えに城を明け渡そうとしたが、欲を掻いた織部が吉良家家宝の「武蔵鐙」をも取り上げようとしたため激怒。茶碗を叩き壊し織部を斬り捨てようとしたが、織部のハッタリに騙され降伏した。
片倉景綱
声 - 家中宏
政宗の家臣。主君こそが天下の覇者たるべしと信じている。無茶をやらかそうとする主君を度々諫める。
毛利輝元
声 - 檜山修之
毛利元就嫡孫中国地方120万石の大名。井戸茶碗を所有し、満潮の厳島神社より引き潮の姿が好みと言っている。利休に天下盗りを唆された。
関ヶ原の合戦では不本意ながら西軍の総大将を務めるが、政よりも数寄へ傾ける刻を欲し始めている。
おとく
声 - 槙口みき
北政所の従姉妹で秀吉の仲介により上田左太郎のもとに嫁ぐ。夫婦仲は円満なようである。
おくに
声 - かないみか
「ややこおどり(女歌舞伎)」を踊る女。伊達政宗に魅せられている。政宗を追いかけ蒲生氏郷屋敷に忍び込んだところ名古屋山三郎と出会い情事に及んでしまう。その後、政宗に鞍替え。従軍時に鎧を纏って兵の鼓舞をしたのがきっかけで男装に目覚める。
黄允吉(ホァン・ユンギル)
声 - 矢部雅史
朝鮮通信使。日本を統一した秀吉に祝辞を述べに来たが、その場で明侵略の先兵になることを要求されこれを拒絶。秀吉に「王たる前に礼節を学べ」と言い放ち秀吉の怒りを買う。
沈惟敬(チェン・ウェイジン)
明の使節として日本との戦の和睦交渉を行う。小西行長と共に南蛮と組み「商いの独立大国」を目指していたが、欺瞞交渉が露見したため逃亡。後に捕えられて処刑された。
李舜臣(イ・スンシン)
朝鮮軍の将軍。義勇兵たちの要請に応え軍船を提供した。秀吉の死後、朝鮮から撤退する日本軍を追撃中に流れ弾を受け戦死。

[編集] 登場する名物・業物

作品中における読み仮名と簡単な紹介を記す。
茶釜

  • 平グモ(ひらぐも)
  • 八角釜(はっかくがま)
  • 宗達平釜(そうたつひらがま)
  • 藤波平釜(ふじなみひらがま)

茶入

  • 九十九髪茄子(つくもなす) - 茄子形の茶入天下三茄子のひとつ。アニメ版では付藻茄子(つくもなすび)。
  • 新田(にった) - 肩衝形の茶入。天下三肩衝のひとつ
  • 初花(はつはな) - 肩衝形の茶入。天下三肩衝のひとつ
  • 楢柴(ならしば) - 肩衝形の茶入。天下三肩衝のひとつ
  • 朝倉肩衝(あさくらかたつき) - 肩衝形の茶入
  • 珠光小茄子(しゅこうこなす)
  • 万歳大海(まんざいたいかい) - 大海の茶入
  • 勢高肩衝(せいたかかたつき) - 肩衝形の茶入
  • 円座肩衝(えんざかたつき) - 肩衝形の茶入
  • 青木肩衝(あおきかたつき) - 肩衝形の茶入

茶碗

  • 志野茶碗(しのぢゃわん) - 美濃の窯大将が作った茶碗
  • 荒木高麗(あらきこうらい) - 大名物の染付茶碗
  • 唐物熊川形青色茶碗(からものこもがいなりあおいろぢゃわん)
  • 黒茶碗(くろぢゃわん) - 千宗易の依頼で長次郎が作った今焼の茶碗
  • 大覚寺天目茶碗(だいかくじてんもくぢゃわん)
  • 高麗茶碗(こうらいぢゃわん)
  • 松本茶碗(まつもとぢゃわん)
  • 引拙茶碗(いんせつぢゃわん)
  • 珠光茶碗(しゅこうぢゃわん)
  • 霜夜天目茶碗(しもよてんもくぢゃわん)
  • 織部十作

茶杓

  • 珠徳の茶杓(しゅとくのちゃしゃく) - 珠徳作の茶杓
  • 珠徳象牙茶杓(しゅとくぞうげちゃしゃく) - 珠徳作の茶杓
  • 竹茶杓(たけちゃしゃく) - 茶杓

火箸

  • 鉄羽の火ばし - 文字通り火箸
  • 高麗火箸(こうらいひばし) - 火箸
  • 紹鷗鉄火箸(じょうおうてつひばし) - 火箸

花入・花生

  • 砧の花入(きぬたのはないれ) - 花入(今で言う花瓶
  • 蕪無花入(かぶらなしはないれ) - 花入
  • 貨狄花入(かてきはないれ) - 花入
  • 古銅花生桃尻(こどうはないけももじり) - 花生
  • 瓢形青色花生(ふくべなりあおいろはないけ) - 花生

掛軸

  • 馬麟の雀絵(ばりんのすずめえ) - 馬麟作・雀が描かれた絵の掛軸
  • 牧谿の夏椿図(もっけいのかちんず) - 牧谿作・椿の絵の掛軸
  • 空海千字文軸(くうかいのせんじもんじく) - 空海が書いた掛軸

その他

  • 蘭奢待(らんじゃたい) - 香木
  • 関の孫六兼元(せきのまごろくかねもと) - 業物の刀
  • 南蛮漆器蒔絵箱(なんばんしっきまきえばこ) - 小箱
  • 尼崎の天目台(あまがさきのてんもくだい) - 天目茶碗を置くための台
  • 七台(ななつだい) - 天目台
  • 松島茶壺(まつしまちゃつぼ) - 茶壷
  • 三日月茶壺(みかづきちゃつぼ) - 茶壷
  • 芋頭の水指(いもがしらのみずさし) - 水指
  • 落葉の大壺(らくようのおおつぼ) - 壷

[編集] その他

荒縄の味噌汁
芋茎とは、サトイモの茎である。生のものを「ズイキ」、干したものを「イモガラ」と区別する場合もある。作品中のように合戦に携行する際には保存が利くように干して乾燥させ、長くつないで縄状にしたものを携行したため「荒縄」と呼ばれている。
作品中では味噌で味付けをして味噌汁にしているが、最初から芋茎に味噌を塗って乾燥させ、味噌味の染み込んだ縄を作ることもあった。この場合は適度な長さに切って湯に浸すだけで簡単な味噌汁が出来上がる。
2010年にNHK BS2の番組『熱中スタジアム』の中で、漫画に登場する「マンガ料理」を再現する主婦が紹介された際に、この荒縄の味噌汁が題材として選ばれ、当時の材料を調達して料理する様が放送された[5]
鉄甲船について
史実の鉄甲船は「全長12~13間(約24m)、幅7間(約12.6m)の1500石積み(約417総トン)、船体に厚さ3mmの鉄板を張り、大砲3門と多数の大鉄砲を積む」とされている(出典『多聞院日記』。ただしこのままだと寸胴すぎるため、実際は全長30~50m程と考えられている)。
本作に登場する鉄甲船は更に巨大に(周辺の建物や船と比較すると大砲の直径が人の背丈ほどもある)アレンジされて描写されている。
「へうげもの」の出典
本作にも登場する九州博多の豪商、神谷宗湛が著した茶会記『宗湛日記』に、慶長4年(1599年)2月8日に古田織部の茶会に招かれたときの様子が記されている。
セト茶碗ヒツミ候也。ヘウケモノ也」(瀬戸茶碗ひずみ候なり。ひょうげものなり)
これが本作品のタイトルの由来となっている[6]
光秀の辞世の句について
作中での光秀の辞世の歌「月さびよ 明智が妻の 咄せむ」は下の句を省いた連歌として登場するが、実際は江戸時代に松尾芭蕉が光秀の妻熙子による内助の功の美談に感動して詠んだ俳諧である。

[編集] 書籍

[編集] 単行本

[編集] テレビアニメ

2011年4月から2012年1月にかけて、NHK BSプレミアムにて放送された。全39話。漫画版の利休切腹(第9巻)までをアニメ化している。

2011年4月30日に本作の主題歌を担当していたジャズバンドcro-magnonメンバーの小菅剛大麻所持で逮捕されたのを受け、同年5月2日にバンドが解散[7]。そのため、5月5日放送の第5話よりオープニングテーマが変更となった。

また、開始当初は山田芳裕の漫画が「原作」とされていたが、途中から「原案」となり、オープニングでのテロップも第11話より変更となった。モーニング編集部による「へうげもの公式facebook」では「なお、アニメ版との関係は原作から原案に変更となりました。原作者&編集部は一切関知していません。お問い合わせにはお答えしかねますんでそこんとこヨロシクお願いします[8]とあり、理由は不明。ただし、第11話以降も細かい部分のアレンジはあっても漫画に忠実な内容となっている。

[編集] スタッフ

  • 原作→原案 - 山田芳裕
  • 監督 - 真下耕一
  • シリーズ構成 - 川崎ヒロユキ
  • キャラクターデザイン - 津幡佳明、山下喜光
  • 美術監督 - 海野よしみ
  • 色彩設計 - 小島真喜子
  • 撮影監督 - 堀内美咲
  • 編集 - 黒澤雅之
  • 音楽 - 大谷幸、cro-magnon(第4話まで)
  • 音響監督 - なかのとおる
  • アニメーションプロデューサー - 来本克弘
  • 制作統括 - 斉藤健治、柴田裕司
  • アニメーション制作 - ビィートレイン
  • 制作 - 総合ビジョン
  • 制作・著作 - NHK

[編集] テーマ曲

2011年8月の一挙再放送では「Ebi Sukui」が第1話よりオープニングで使用されている。

オープニングテーマ「Bowl Man」(第4話まで)
作詞 - Kohei Sakama / 作曲・編曲 - cro-magnon / 歌 - IKZO
オープニングテーマ「Naghol Jumping」(第5話から第10話)[9]
演奏 - quasimode(アルバム「Magic Ensemble」に収録)
オープニングテーマ「Ebi Sukui」(第11話から)
作曲・編曲・演奏 - ☆Taku Takahashim-flo
エンディングテーマ「KIZUNA」
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 澤近泰輔 / 編曲 - cro-magnon / 歌 - 斉藤由貴(第4話まで)
作詞 - 大森祥子 / 作曲・編曲 - 澤近泰輔 / 歌 - 斉藤由貴(第5話から)

[編集] へうげもの名品名席

本編終了後に放送される5分間番組。番組中に登場した名品を一品選び、古美術鑑定家の中島誠之助が解説する。ナレーションはNHKアナウンサーの北郷三穂子が担当。監修は永青文庫館長竹内順一

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 へうげもの名品名席
第1話 君は物のために死ねるか!? 川崎ヒロユキ 真下耕一 真下耕一
澤井幸次
山下喜光
佐々木睦美
津幡佳明 唐物茄子茶入“付藻茄子
第2話 茶室のファンタジー 石山タカ明 平田豊 遠藤大輔 - 草花文染付茶碗“荒木”
第3話 天界への階段 山本秀世 高田昌宏 佐々木睦美 津幡佳明 瀟湘八景図 尾垂釜
第4話 カインド・オブ・ブラック モリヲカヒロシ 天﨑まなむ - 黒樂茶碗“面影”
第5話 決意のかけひき 澤井幸次 竹上貴雄 津幡佳明 唐物肩衝茶入“初花”
第6話 武田をぶっとばせ 黒川智之 遠藤大輔 山下喜光 井戸茶碗“細川”
第7話 mt.(マウント)富士スカイライン 山本秀世 平田豊 才木康寛 津幡佳明 古伊賀水指“破袋”
第8話 今宵(こよい)はイートイット 石山タカ明 高田昌宏 佐々木睦美 山下喜光 茶菓子と器の世界
第9話 非情のライセンス 川面真也 ふくだのりゆき 津幡佳明 唐物茶壺“松花”
第10話 哀(かな)しみの天主 モリヲカヒロシ 紋地笙 山下喜光 黒織部沓形茶碗“わらや”
第11話 孤立のメッセージ 澤井幸次 竹上貴雄
佐々木睦美
津幡佳明 唐物肩衝茶入“勢高”
第12話 ホワイトキャッスルブルース 山本秀世 平田豊 遠藤大輔 山下喜光 古銅細口花入“大曽呂利”
第13話 スキヤキ 黒川智之 佐々木睦美 津幡佳明 御庭焼茶碗“さても”
第14話 哀(かな)しみのミッドナイト・パープル 石山タカ明 高田昌宏 才木康寛 山下喜光 灰被天目“虹”
第15話 時代は変わる 澤井幸次 ふくだのりゆき 津幡佳明 茶室“待庵”
第16話 別離のつぶやき モリヲカヒロシ 紋地笙 山下喜光 古伊賀耳付花入
第17話 チェンジング・マン 黒川智之 遠藤大輔 津幡佳明 瀬戸黒茶碗“小原木”
第18話 世界で一つだけの華(はな) 石山タカ明 平田豊 佐々木睦美 山下喜光 割高台茶碗
第19話 ウーマン・フロム・ナゴヤ 澤井幸次 竹上貴雄 津幡佳明 黒樂茶碗“ムキ栗”
第20話 わびの大穴 山本秀世 高田昌宏 ふくだのりゆき 山下喜光 利休の名品
第21話 初恋 モリヲカヒロシ 肥塚正史 津幡佳明 唐物肩衝茶入“新田”
第22話 悪魔のささやき 黒川智之 遠藤大輔 山下喜光 茶杓“ゆがみ”
第23話 カモナ・マイ・聚楽(じゅらく) 澤井幸次 才木康寛 津幡佳明 青磁輪花茶碗“鎹”
第24話 私を北野に連れてって 山本秀世 平田豊 佐々木睦美 山下喜光 珠光青磁茶碗“初花”
第25話 一から出直します 石山タカ明 高田昌宏 ふくだのりゆき
遠藤大輔
津幡佳明 白天目茶碗
第26話 呪われし夜 モリヲカヒロシ 肥塚正史 山下喜光 会席と器の世界
第27話 アナーキー in 日の本 黒川智之 遠藤大輔 津幡佳明 赤楽茶碗“太郎坊”
第28話 古田織部とファイヤーズ 山本秀世 平田豊 紋地笙 山下喜光 志野茶碗“広沢”
第29話 関東サーヴァイヴ 澤井幸次 佐々木睦美 津幡佳明 御本立鶴茶碗
第30話 EDOフロンティア 石山タカ明 高田昌宏 才木康寛 山下喜光 古瀬戸肩衝茶入“横田”
第31話 無口で御・免 モリヲカヒロシ 肥塚正史 津幡佳明 無地刷毛目茶碗“千鳥”
第32話 数寄者のクロスロード 山本秀世 平田豊 遠藤大輔 山下喜光 赤楽茶碗“早船”
第33話 暗黒のTea-王 前田真宏 黒川智之 竹上貴雄
佐々木睦美
津幡佳明 染付雲堂手茶碗“紀三井寺”
第34話 日輪のクライベイビー 澤井幸次 佐々木睦美 山下喜光 祥瑞蜜柑水指
第35話 新・ギルティパートナー 石山タカ明 高田昌宏 才木康寛、佐々木睦美 津幡佳明 御所丸黒刷毛茶碗「夕陽」
第36話 本命はお前だ モリヲカヒロシ 肥塚正史 山下喜光 狂言袴茶碗「ひき木」
第37話 「世界」を割った男 石山タカ明 平田豊 遠藤大輔、佐々木睦美 - 黄金天目茶碗
第38話 淀川、黄昏 黒川智之 山下喜光 青磁香炉「千鳥」
第39話 わびスキーが、お好きでしょ。 澤井幸次 佐々木睦美 津幡佳明 茶杓「泪」

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
日本全域 NHK BSプレミアム 2011年4月7日 - 2012年1月26日 木曜 23時00分 - 23時25分
日曜 25時00分 - 25時25分(再放送)

[編集] タイアップ企画

2011年7月5日から9月25日までの日程で「東海3県10館合同展覧会」として、愛知・岐阜・三重にある10ヶ所の博物館で『織部・大数寄・コレクション』と題する企画展示が行なわれた[10]

[編集] 脚注

  1. ^ 『モーニング』2007年49号より引用。秀吉が諸大名に金配りをする内容だった。
  2. ^芸術新潮』2007年4月号 speak low 山田芳裕「織部は茶席でギャグを狙っていたと思う」P148
  3. ^ 原作者側の強い希望による人選とのこと(へうげもの公式facebookより)。
  4. ^ 2011年6月に小林が死去したため。
  5. ^ マンガ料理、ありマス。無限のレシピ(2010年10月16日放送)
  6. ^ 参考:桑田忠親「古田織部の茶道」
  7. ^ メンバー逮捕のクロマニヨンが解散(日刊スポーツ、2011年5月2日)
  8. ^ 2011年6月13日22:49の発言
  9. ^ quasimodeニュース2011年6月9日(EMIミュージック・ジャパン公式サイト)
  10. ^ NHKアニメワールド 「へうげもの」織部・大数寄・コレクション

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