西尾維新

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西尾 維新
(にしお いしん)
ペンネーム 西尾 維新
(にしお いしん)
誕生 1981年????
日本の旗 日本 
職業 小説家
漫画原作者
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 立命館大学政策科学部中退
活動期間 2002年 -
ジャンル ミステリ
伝奇
ライトノベルなど
代表作 戯言シリーズ
〈物語〉シリーズ
刀語
めだかボックス』(漫画原作)
主な受賞歴 2002年:第23回メフィスト賞受賞。
(『クビキリサイクル』)
処女作 クビキリサイクル
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西尾 維新(にしお いしん、1981年 - )は、日本小説家漫画原作者。男性[1]ミステリーライトノベルに属する作品を主に著している。立命館大学政策科学部中退。血液型はB型。

目次

[編集] 概要

2002年に『クビキリサイクル』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。当時20歳だったこともあり、キャッチコピーは「京都の二十歳、西尾維新」であった。ちなみに西尾維新というペンネームはローマ字(訓令式)で書くと「NISIOISIN」、Oを中心に点対称・かつ回文となっている。

同作の主人公を語り手とする「戯言シリーズ」で男性を中心とした若年層に高い人気を博し、『このライトノベルがすごい!2006』において1位にランクインした。文芸誌『ファウスト』で活躍し笠井潔森博嗣京極夏彦清涼院流水上遠野浩平らに影響を受けたことを同誌面上にて公言している(西尾は彼らを「五大神」と呼ぶ)。また乙一佐藤友哉奈須きのこ辻村深月ら『メフィスト』や『ファウスト』の若手執筆陣との交流がある。

趣味は、旅行とその行った先で「本屋巡り」をすること。

もともと漫画好きで漫画家を志していたが、まったく絵が上達しなかったために(活字なら印刷の良し悪しに関わらないと考え)小説家を目指すようになったと語っている[2]。漫画の中では『ジョジョの奇妙な冒険』の熱烈なファンであり、作者の荒木飛呂彦との対談が実現した際には「全人類に読んで欲しい漫画」として同作を挙げた。なお2011年には、上遠野浩平・舞城王太郎らと並びジョジョシリーズの公式ノベライズ企画「VS JOJO」へも参加している。

漫画原作も手がけており、2009年より、『週刊少年ジャンプ』掲載の『めだかボックス』で漫画原作者として連載デビューした。同誌での自画像は「2時40分」を指しているデジタル腕時計

[編集] 作風

文体は影響を受けた作家たちとは対照的に軽妙で淡白である。ダジャレ的ですらある様々な言葉遊びや掛け言葉を駆使した台詞回し、漫画特撮・時事ネタなど幅広い分野のパロディが特徴的。また作中で用いられる銃器やナイフ、兵装、車両などは実在するものが多く、直接の固有名詞で挙げられることがままある。作品冒頭で小説の一文を引用することも多い。

およそ実在しえないであろう奇妙な名前や極端な愛称・通称を持つ登場人物、漫画アニメなどでステレオタイプ化された「お約束」のキャラ属性を過剰なほど強調した登場人物が作中に数多く登場する。本人曰く、執筆中のキャラクターにヴィジュアルイメージは存在せず、あくまで活字の文字だと話す[3]

物語執筆の際に取材を行うと、その時点で満足してしまうという理由から執筆時に取材は行わない[4]

なお、「戯言シリーズ」においてはクロスオーバーやリンクを行わないという方針を公言している。これは尊敬する上遠野浩平が得意とする手法であったため、それとは逆のスタイルを貫こうと決めているためであるが[5]、「人間シリーズ」に関しては、上遠野の著書における「ブギーポップシリーズ」と『ビートのディシプリン』の関係性のオマージュとして書き始めたため、例外であると答えている[5]。現在も一定の執筆ペースを維持し複数のシリーズを同時展開するが、作品間において世界観を共有する「リンク」などは行なっていない。

[編集] 作品リスト

[編集] 戯言シリーズ

全9作で2005年11月に完結。イラストレーション。シリーズ3作目「クビツリハイスクール」は、講談社ノベルス創刊20周年「密室本」として刊行された。関連作品として「人間シリーズ」がある。発行は全て講談社ノベルス。また2008年4月から2009年6月まで隔月で西尾維新文庫から発行された。

[編集] 人間シリーズ

戯言シリーズと同一の世界を舞台とするスピンオフ作品。「零崎シリーズ」、「零崎一賊シリーズ」とも呼ばれる。イラストレーションは同じく竹。発行は講談社ノベルス。『零崎双識の人間試験』は「ヒトクイマジカル」と「ネコソギラジカル」の間、以後は戯言シリーズ完結後に発行された。『零崎双識の人間試験』以外の作品には、付録として、でっち上げトレーディングカード「零崎一賊の人間コロシアム」が付属している。

[編集] JDCトリビュート

清涼院流水の作品に登場するJDC(日本探偵クラブ)の設定を借りて小説を書く企画「JDC TRIBUTE」の作品の1つ。一冊で独立しており、「JDCシリーズ」を読まなくても問題なく読むことができる。他に舞城王太郎などもこの企画に参加した。

[編集] 世界シリーズ

ノベルス版のイラストレーションはTAGRO。ノベルスとハードカバー(講談社BOXピース)で刊行。

  • きみとぼくの壊れた世界(講談社ノベルス、2003年11月5日ISBN 4-06-182342-6 / (講談社BOXピース、2007年10月9日ISBN 978-4-06-214331-8
    • 『メフィスト』に掲載された「もんだい編」に書き下ろしの「たんてい編」・「かいとう編」・「えんでぃんぐ」を加えたもの。シリーズ第2作の刊行と同時にハードカバー化。西尾作品として初の複数形態のリリースになる。
  • 不気味で素朴な囲われた世界(講談社ノベルス、2007年10月9日ISBN 978-4-06-182557-4 / (講談社BOXピース、2007年10月4日ISBN 978-4-06-214332-5
    • 当初シリーズ化の予定はなく冗談でタイトルを発表していた[6]。ノベルスはハードカバー発売の5日後に発売。
  • きみとぼくが壊した世界(講談社ノベルス、2008年7月7日ISBN 978-4-06-182600-7
    • 『メフィスト』2008年5月号に掲載された。
  • 不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界(講談社ノベルス、2008年12月4日ISBN 978-4-06-182626-7
    • 『メフィスト』2008年5月号でタイトルが発表された。
  • ぼくの世界
    • 『メフィスト』2008年5月号でタイトルが発表された。刊行未定。シリーズはこの巻で完結する。

[編集] 新本格魔法少女りすか

現在、文芸誌『ファウスト』に連載中。イラストレーションは西村キヌカプコン)。単行本は講談社ノベルス。

[編集] 〈物語〉シリーズ

イラストレーションは台湾出身のVOFAN。発行は講談社BOX

[編集] 刀語

講談社BOXより2007年1月から大河ノベルと称し12か月連続刊行。イラストレーションは竹。

[編集] 真庭語

刀語』のサブキャラクター「真庭忍軍」の初代頭領にスポットを当てた関連作品。維新曰く「特に『刀語』を未読でも構わない作りとなっております」とのこと。

  • 真庭語 初代真庭蝙蝠
    • 『パンドラ』Vol.1 side-Bに掲載。
  • 真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺(2008年12月1日ISBN 978-4-06-283687-6

[編集] ノベライズ

[編集] 漫画原作

[編集] その他の単行本

[編集] 単行本未収録作品

なこと写本シリーズ
  • させられ現象 - 『ユリイカ』2004年9月増刊号(青土社
  • ある果実 - ファンブック『西尾維新クロニクル』、イラスト:日本橋ヨヲコ、2006年春
  • 栄光の仕様 - 「戯言シリーズコンプリートBOX」内豆本に収録、2006年9月
  • ヨウ素の皮肉 - KOBO CAFE限定特別小冊子(講談社)、2008年6月
  • 〆に最初 - アニメ化物語オフィシャルガイドブック、2009年6月
蹴語(シュウガタリ) - イラスト:赤衣丸歩郎
  • SIDE-A - 『パンドラ』Vol.2 SIDE-A
  • SIDE-B - 『パンドラ』Vol.2 SIDE-B
  • NO-SIDE - 『パンドラ』Vol.3
ぼくの世界
  • 第いち問「日替わり席替え問題」- 『メフィスト』2009 Vol.2
  • 第に問「しーちゃんお財布盗難事件」- 『メフィスト』2009 Vol.3
哀川潤の失敗
  • Miss/ion1.4321枚の落書き - 『メフィスト』2010 Vol.1
  • Miss/ion2.仲間割れ同好会 - 『メフィスト』2010 Vol.2
  • Miss/ion3.死ぬほど幸せ - 『メフィスト』2010 Vol.3
  • Miss/ion4.デジタル探偵との知恵比べ - 『メフィスト』2011 Vol.1
  • Miss/ion5.不敗のギャンブラーと失敗の請負人 - 『メフィスト』2011 Vol.2
探偵都市伝説
  • 第一回「探偵取締法」 - 『メフィスト』2011 Vol.3
その他
漫画原作
  • 放課後、七時間目。 - 作画は高河ゆんが担当。『コミックファウスト』2006年8月号
  • うろおぼえウロボロス! - 作画は小畑健が担当。『週刊少年ジャンプ』2008年6・7合併号
  • めだかボックス(読切) - 作画は暁月あきらが担当。『週刊少年ジャンプ』2009年10号

[編集] 解説担当

[編集] 関連書籍

[編集] 翻訳

  • 英語
    • 戯言シリーズ:『クビキリサイクル』
    • その他:『xxxHOLiC』、『DEATH NOTE』
  • 中国語(簡体字)
    • 刀語:4巻まで
  • 中国語(正体字)
    • 戯言シリーズ:『ネコソギラジカル(下)』まで
    • 零崎シリーズ:『零崎双識の人間試験』、『零崎軋識の人間ノック』
    • JDCトリビュート:『ダブルダウン勘繰郎』
    • りすかシリーズ:2巻まで
    • きみとぼくシリーズ:『きみとぼくの壊れた世界』
    • その他:『xxxHOLiC』、『DEATH NOTE』
    • 刀語:4巻まで
    • 物語シリーズ:『化物語(上)』、『化物語(下)』、『傷物語』まで
  • 韓国語
    • 戯言シリーズ:『ネコソギラジカル(下)』まで
    • きみとぼくシリーズ:『きみとぼくの壊れた世界』
    • その他:『xxxHOLiC』、『DEATH NOTE』
  • その他
    • 『DEATH NOTE アナザーノート』のドイツ語版、タイ語版が刊行されている。

[編集] その他関連商品

  • 戯言シリーズスクールカレンダー(2004年)
  • 戯言シリーズスクールカレンダー 2006 - 2007(2006年)
    • 戯言シリーズの竹のイラストを使用したカレンダー。
  • 戯言シリーズコンプリートBOX(2006年) ISBN 4-06-278852-7
    • 戯言シリーズ全10冊(辞典含)を収録可能な特製BOX。講談社より発売。
    • 戯言Tシャツ(フリーサイズ)、戯言ティッシュ、しおり(プラスチック製全5枚セット)、豆本(書き下ろし小説)、戯言ポストカード(全12枚セット)、零崎人識タトゥーシール、タグ(西尾維新による直筆サイン&シリアルナンバー入り)がオマケでつく。
  • 西尾維新スターターパック(2007年10月) ISBN 978-4-06-278853-3
    • デビュー5周年記念。
    • 戯言シリーズ第1作『クビキリサイクル』、刀語第1話『刀語 第一話 絶刀・鉋』が特製プラスチックしおり(10枚)、スペシャルシールとともに竹描き下ろしイラスト入り特製袋に入れられたスペシャルキット。

[編集] 脚注

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  1. ^ TVアニメ『化物語』の「あとがたり つばさキャット篇」において、神谷浩史が「西尾維新はこの世の誰よりもあとがたりを聴いている男」と発言している
  2. ^ 『西尾維新クロニクル』企画、荒木飛呂彦との対談で明かした。
  3. ^ かーず (2009年6月26日). “【かーずSP】 西尾維新先生に訊く 「化物語」アニメ化記念インタビュー・前編” (日本語). アキバBlog. 2009年11月13日閲覧。
  4. ^ファウスト』Vol.7
  5. ^ a b 講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 スーパートークセッション
  6. ^ 『ザレゴトディクショナル』p.281-282

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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