河下水希
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| 河下水希 | |
|---|---|
| 生誕 | ????年8月30日 |
| 国籍 | |
| 職業 | 漫画家 イラストレーター |
| 活動期間 | 1992年 - |
| ジャンル | ラブコメ・恋愛漫画・ボーイズラブ |
| 代表作 | 『りりむキッス』 『いちご100%』 『初恋限定。』 |
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河下 水希(かわした みずき、女性、8月30日 - )は、日本の漫画家。静岡県出身。A型。代表作に『りりむキッス』(全2巻)や『いちご100%』(全19巻)、『初恋限定。』(全4巻)などがある。かつては桃栗 みかん(ももくり みかん)のペンネームで活動していた。
目次 |
[編集] 来歴
1992年、『JUNE』内コーナー「竹宮惠子のお絵描き教室」へ作品を投稿した事をきっかけに『小説JUNE』No.58(1992年12月号)の表紙イラストの執筆より「桃栗みかん」のペンネームでイラストレーターとして活動を始める。以降、イラストレーターとしては主に『小説JUNE』『JUNE』(マガジン・マガジン刊)などの雑誌や集英社、角川書店から発行されたライトノベルで表紙、挿絵を手掛ける。デビュー当初は会社員との二足の草鞋で活動していた。
1993年に友人の星崎龍が主宰する同人誌サークルから、星崎と共同で漫画を発表。同人活動は1997年まで続く。1994年秋、『オフィスユー』(集英社)で『高校男子-BOYS-』(原作:花衣沙久羅)の連載を開始し漫画家として本格的にプロデビューを果たす。1997年に『空の成分』を発表。以降の作品は基本的に原作から全て手掛けるようになる。この頃まではJUNE系作家(現在で言うボーイズラブ作家)の1人としての側面が強い。
1998年からは、『ぶ〜け』(集英社)やその増刊誌『ぶ〜けデラックス』にて『あかねちゃんOVER DRIVE』『かえで台風』などの少女漫画を発表。雑誌に合わせて低年齢層向けにコメディ色の強い作風に一新するが、妙に女の子のお色気シーンが多いなど現在に通じる少年誌向けの作風ものぞかせている。またこの頃と前後して同人活動、イラストレーターとしての活動は少なくなり1999年から2007年までは商業誌での漫画作品、及びその関連作品の執筆に専念していく。
2000年春からは『週刊少年ジャンプ』(集英社)に活動の場を移すと同時にペンネームを河下 水希に改め、『りりむキッス』を発表(同年秋、連載作品化)。2001年に読切「夏色グラフィティ」を発表した後、2002年より連載を開始した『いちご100%』は好評を博し2005年までの約3年半という週刊少年誌のラブコメ作品としては稀に見る長期連載を誇る出世作となった。他、2005年末に読切「氷姫奇譚」を発表。
2006年は、フルカラー8ページ仕様の読切「彼女と夏と僕」「秋色妄想日和」を発表。1年の充電期間の後、2007年10月から2008年5月まで『初恋限定。』を連載。2008年6月に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のグラビア企画「制コレ」のムック写真集「制コレISM GP」コラボレーション企画に参加し、1Pコミックを執筆。また『ジャンプスクエア』(集英社)8月号にて読切「曾根崎心中!」を発表し、12月には「私立エルニーニョ学園伝説 立志篇」(著:SOW)でイラストを担当。この年は他にも『ヘタッピマンガ研究所R』にて取材協力するなど、改名以来ほとんど自身のオリジナル漫画に専念していた状況から変化の年となった。
2009年には再び『週刊少年ジャンプ』に戻り、7月より『あねどきっ』を連載中。
[編集] 作風・人物など
- 発表した作品のジャンルは細かく分けるとボーイズラブからTSF、エブリデイ・マジック、学園漫画など多岐に渡り読者層の異なる雑誌に二度移籍した経歴から掲載誌も女性向け漫画誌、少女漫画誌、少年漫画誌と様々。しかし、どの作品も共通してラブコメディ・恋愛漫画の類であることが特徴的。
- 繊細なタッチの作画が特徴で、現在は少年漫画向けのお色気シーンを前面に押し出したコメディテイストと少女漫画の流れを汲むシリアスな心理描写・演出を併用する両性的な作風(「キャラクターの内面を描くとどうしても暗くなる」らしく本人としてはシリアスな展開よりも明るい内容が好みであり、「『感動した』と言われるより『面白かった』と言われる方がいい」と語っている[1])。特に、これらを活かして描かれる魅力的で可愛らしい女性キャラクターは高い人気を集める。本人も「可愛い女の子を描くのは楽しい」と語っている。また、「ちょっとぽっちゃりした娘の方が好き」で「お尻を描くのが一番難しい」とのこと[1]。女性キャラのお色気シーンを描く際にはグラビアアイドルの写真集[1]やフィギュア[2]などを参考にすることもある。
- 読切作品「曾根崎心中!」と同日発売の『初恋限定。』3巻では女性キャラの乳首が初めて描かれた。ただし、桃栗みかん時代を含めるとそれまでにも既に描かれている作品がある[3]。
- 『小説JUNE』でのインタビューによると旧名の由来は「桃栗三年柿八年」の諺、『みかん』は語呂の良さで選択。ただしどちらも特に思い入れがある訳でもなく、本人曰くデビューのきっかけとなった作品を投稿した際に「じっくり考える時間もなく付けた」もので「もっと普通の名前が良かった」との事。「10年後もこのような仕事していたらこのペンネームは使っていないと思う」とも語っており、後に河下水希に改名したことで現実となった[4]。
- 『週刊少年ジャンプ』移籍後はその作風とやや中性的なペンネームからか男性と思われたり、女性である事に驚く新規読者も多い。新人の内から発掘→育成→起用という流れに乗った“生え抜き組”が多い同誌では珍しい“移籍組”であり、かつお色気ラブコメを基調の作風とする女性作家という点では同誌契約作家陣の中でもかなり異色である。
- 牡蠣、焼肉が好物で納豆が大の苦手。カラオケや長電話がストレス解消手段。かつてはアシスタント募集時の触れ込みに入れていた事などから料理も趣味の模様だが特に大のテレビゲーム好きで、デビュー当初からしばしば公言している。
- 座椅子に体育座り、もしくは椅子に座ってスケッチブックをひざに乗せその上に原稿を置いて描くという一風変わった姿勢で作画を行う。本人曰くこれが描きやすいとの事[5]。また、村田雄介の見解によると速筆家として同業者の間でも有名らしい[6]。
- 桃栗みかんと河下水希の両者が同一人物であることについては、そのことを示唆する内容を作品中に織り交ぜたりしている点[7]から見ても隠している訳ではない。が、特にはっきり公表した訳でもなく桃栗みかん時代については漫画作品の単行本が改名後も重版される程度で、集英社からの扱いは形式的には別人に近い。
- 村田作兼主人公の漫画家漫画『ヘタッピマンガ研究所R』に、ゲストとして登場、女性の描き方について解説した。容姿は中性的に描かれている。
[編集] 作品リスト
[編集] 漫画
[編集] 桃栗みかん名義
単行本ごとに分類。
- 高校男子-BOYS-(原作:花衣沙久羅、全1巻、YOUコミックス)
- 空の成分(全1巻、YOUコミックス)
- かえで台風(全1巻、ぶ〜けマーガレットコミックス)
- 同時収録「気ままに女子高生」
- あかねちゃんOVER DRIVE(全2巻、ぶ〜けマーガレットコミックス)
- 同時収録「催眠戦士アキラくん」(1巻)、「other side A girl」「目覚めのKISSとテディベア」(2巻)
[編集] 河下水希名義
作品ごとに分類。読切作品は全て単行本化未定だが、集英社マンガカプセルからケータイコミック版で全作品が配信されている。
- りりむキッス(読切版:『週刊少年ジャンプ』2000年19号掲載・連載版:全2巻、ジャンプコミックス)
- 夏色グラフィティ(『赤マルジャンプ』2001年夏号掲載の読切作品・41P)
- いちご100%(全19巻、ジャンプコミックス)
- 氷姫奇譚(『週刊少年ジャンプ』2006年4・5合併号掲載の読切作品・45P)
- 彼女と夏と僕(『赤マルジャンプ』2006年夏号掲載の読切作品・袋とじオールカラー8P)
- 秋色妄想日和(『ジャンプ the REVOLUTION!』2006年号掲載の読切作品・袋とじオールカラー8P)
- 初恋限定。(全4巻、ジャンプコミックス)
- 曾根崎心中!(『ジャンプスクエア』8月号・SUPREMEシリーズ読切作品・64P)
- あねどきっ(『週刊少年ジャンプ』2009年32号 - 連載中)
[編集] イラスト
[編集] 桃栗みかん名義
- 『炎雷のレジェンド』シリーズ(全5冊/著:青木弓高)
- 『貝殻にウォークマン』(著:松岡なつき)
- 『暗黒呪歌伝』シリーズ(全2冊/著:小山真弓)
- 『時の竜と水の指環』前編・後編(全2冊/著:樹川さとみ)
- 『爆走ボーイズ』シリーズ(全3冊/著:須和雪里)
- 『アル-ナグクルーンの刻印』シリーズ(全5冊/著:響野夏菜)
単発では『小説JUNE』、『JUNE』で表紙・挿絵の掲載多数。他に雑誌『Cobalt』、『月刊ウィングス』など。
[編集] 河下水希名義
原作のメディアミックス作品でのイラスト担当を除く。
- Kamedas2 - イラストとコメントの寄稿
- こちら葛飾区亀有公園前派出所(第142巻) - 同上
- 超こち亀 - 同上
- 制コレISM GP 2008 - 「恋に恋したオンナノコ」川原真琴 担当[8]
- 私立エルニーニョ学園伝説 立志篇(著:SOW) [9]
[編集] アシスタント
[編集] 注釈・出典
- ^ a b c 『ジャンプスクエア』2009年8月号『河下水希インタビュー』より
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2008年48号-村田雄介著『ヘタッピマンガ研究所R』Step7
- ^ 「空の成分」-p.60
- ^ 『小説JUNE』No.66(1994年6月号)『ペーパートーク』
- ^ 『いちご100%』第1巻p.174『作者近況』
- ^ 『週刊少年ジャンプ』'08年44号-村田雄介著『ヘタッピマンガ研究所R』Step6
- ^ 例えば両時代通じて「古河屋」という和菓子屋がよく登場していたり、『いちご100%』で『あかねちゃんOVER DRIVE』の登場人物を示唆する名前が記載されているなどが挙げられる。
- ^ 制コレメンバー原作による1Pコミックを漫画家が執筆するコラボレーション企画に参加したもの。3コマ漫画があるが殆どイラストの寄稿に近いので便宜上こちらに含める。
- ^ 自身原作のノベライズを除けば『アル-ナグクルーンの刻印』以来約10年ぶり、河下水希名義としては初となる小説挿絵。
- ^ 星野桂著D.Gray-man公式ファンブック「灰色ノ聖櫃 -グレイアーク-」p.196-座談会で「河下水希先生のところへアシスタントに入ったとき」という記述あり。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2001年20号にてアシスタントの彼女の作品を手伝っているとの水希の巻末コメントあり。
- ^ a b c 「いちご100%」第2巻p.188-189『いちご四コマ漫画劇場』


